openindiana(Solaris11) と TeXLive2020 64bit

openindiana(Solaris11) と TeXLive2020 64bit

- switch case の投稿
返信数: 5
TeXLive2020 Solaris 64bit です。(On Openindiana)
上記のp-TeXを使おうとしたら日本語ファイル名は使えないのですね。LyX2.xをインストールして利用しようとしていました。LyXはプレビューしようとすると、一時ファイルの名前を日本語ロケールの場合「日本語」で作成しp-TeXを走らせます。Windows,Mac等対応するのに必要だったのかもしれませんが。ちなみに、作成した文書をアルファベットファイル名にしてTeX出力すると、すんなりとp-TeXで通ります。TeXLive2020 Solaris版のp-TeXは日本語ファイル名OKの予定はございますでしょうか。ちなみに、LyX本家で一時ファイルの件を変えてもらうのは無理だろうと思います。
switch case への返信

Re: openindiana(Solaris11) と TeXLive2020 64bit

- 和田 勇 の投稿

Openindiana な環境が手元にないのですが「latex LyX2.x」で検索すると以下のようなものがヒットしますが、お試し・検討されたでしょうか?

LyX 2.xでUTF-8のプレーンLaTeXファイルを読みこむには
lyxにインポートした日本語Tex文書がplatexで処理されない

TeXLive2020 Solaris版のp-TeXは日本語ファイル名」の件ですが、ターミナルで platex 日本語.tex と入力して以下のように表示されれば日本語ファイル名は問題なく処理できると思います。 (この項、なんとか検証すべく OI をインストール中ですが ... 奮闘中です :-()

This is e-pTeX, Version 3.14159265-p3.8.3-191112-2.6 (utf8.euc) (TeX Live 2020) (preloaded format=platex)
 restricted \write18 enabled.
entering extended mode
! I can't find file `日本語.tex.
 日本語.tex
...
和田 勇 への返信

Re: openindiana(Solaris11) と TeXLive2020 64bit

- switch case の投稿
結果から言うと動きました。うっかりとPATHを.bashrcに書いていたのですが、.profileに設定してリビルドでOKでした。LyXのTeX走査が上手く行っていなかったみたいです。ただし、Qt4.8をパッケージで入れて32bit仕様でLyX2.2.2(IM 周りの修正を昔したので)ですが快調に動いています。それにしても OI は
Linux のようにはいきませんね^^;
switch case への返信

Re: openindiana(Solaris11) と TeXLive2020 64bit

- 和田 勇 の投稿

.bashrc .profile あるいは .bash_profile 周りは時々ケアレスミスしがちですね。

さて、LyX はまだ奮闘中ですが、 後日の備忘録として openindiana でも TeXLive が動いている 事実を残しておきます。

  • 利用したもの

    • OS OI-hipster-gui-20200504.iso
    • TeXLive は rsync://ftp.riken.jp/ctan/systems/texlive/Source/install-tl-unx.tar.gz で入手したインストーラ使用
  • TeXLive のテスト

    • LaTeX: Which kind of “LaTeX” am I using? の内容を 何LaTeX使ってるの.tex として書き込む
    • PATH を追加
    • LANG は ja_JP.UTF-8 であること確認
    • platex / uplatex / lualatex / xelatex / pdflatex でテスト
    • いずれもコンパイルし必要に応じて dvipdfmx での pdf 化も OK
    • platex のみログファイルに .aux などのファイルを扱った記録を行う際に文字化けは発生していいますが問題はなし


PS 状況から見ると解決したようですので今回の投稿はここまで

和田 勇 への返信

Re: openindiana(Solaris11) と TeXLive2020 64bit

- switch case の投稿
openindiana 2020.4 上での LyX ビルド・インストールについて
https://ameblo.jp/debianan
にまとめました。2020/9/19 - 2020/9/22 までの4回に分けて環境整備から TeXLive2020 + LyX 2.3.5.2 のインストールまでです。何とか動いていますので参考になれば。

switch case への返信

Re: openindiana(Solaris11) と TeXLive2020 64bit

- t tk の投稿
Openindiana というのはよく知りませんが、
少し前のSolarisの場合、日本語ロケールは以下の3種類が可能のようです。

  • ja もしくは ja_JP.eucJP (EUC)
  • ja_JP.PCK (Shift_JIS)
  • ja_JP.UTF-8 (UTF-8)

私の意図では以下が動くようになっているはずです。
ロケールがEUCの場合
ptex --kanji=euc 日本語.tex
platex --kanji=euc 日本語.tex

ロケールがUTF-8の場合
ptex --kanji=utf8 日本語.tex
platex --kanji=utf8 日本語.tex

ロケールがEUCの場合はずっと以前から使えているはずです。
ロケールがUTF-8の場合は TeX Live 2019 から使えるようになっているはずです。但し、日本語文字種はJIS第一、第二水準までの対応です。

LyX はよく知りません。ロケールを EUC-JP にしていると動かないかも知れません。

蛇足ですが、
ロケールがShift_JISの場合は、Windows版と異なり駄目文字対策をしていないので以下のような例では動かないような気がします。
ptex --kanji=sjis 表題.tex