2段組における行一致 (辞書的配列) の仕方

2段組における行一致 (辞書的配列) の仕方

- Y yuk の投稿
返信数: 4
学生でtexを使用して1年程度になるのですが、
2段組において、

文面ではうまく表示できない為、画像をご覧になっていただきたいのですが、


写真図
などといった、左側の単語に対して同じ行右側にその意味を箇条書き表示を出力させ、右側2列分占めた場合に左側単語を3列目から表示させる方法をどうにかご教授いただきたく思います。
coumnbreakを使用していたのですが、あまりに手間がかかる為、宜しくお願い致します
添付 image.jpg
Y yuk への返信

Re: 2段組における行一致 (辞書的配列) の仕方

- 和田 勇 の投稿
いろいろな回答はあるかとおもいますが以下は 一段組に切り替えて
見かけ上2段組風な表現方法での想定です。

●真ん中に線をひくなら表環境の tabular や複数ページになるなら longable を利用する
●真ん中に線をひかないなら段落ボックス parbox minipage や list 環境を利用する
●左右の幅にこだわらないのであれば箇条書きに使われる description を利用

以下は検証はしていないので参考にして下さい

◎longtable でのイメージ

 \begin{longtable}{p{.45\textwidth}|p{.45\textwidth}}
%毎ページ必要なタイトル情報を記述
息をはる & 息をこめて下腹にちからをいれる\\
息ををひく & 息を吸う\\
\end{longtable}

◎parbox でのイメージ
\parbox{.45\textwidth}{息をはる}
\parbox{.45\textwidth}{息をこめて下腹にちからをいれる}

\parbox{.45\textwidth}{息ををひく}
\parbox{.45\textwidth}{息を吸う}

  面倒であれば def や newcommand でマクロを作れば簡易表記もできます。

\newcommand{\hoge}[2]{%
\parbox{.45\textwidth}{#1}%
\parbox{.45\textwidth}{#2}%
}
  \hoge{息をはる}{息をこめて下腹にちからをいれる}

\hoge{息ををひく}{息を吸う}

◎description でのイメージ

\begin{description}
\item[息をはる] 息をこめて下腹にちからをいれる
\item[息ををひく] 息を吸う
\end{description}


和田 勇 への返信

Re: 2段組における行一致 (辞書的配列) の仕方

- Y yuk の投稿
和田勇様,こんばんは
ご回答並びにご教授いただき有難うございます。
また,私の質問に以前もお答えいただきまして重ね重ねありがとうございます。

longtableを試しに使用しまして,いい感じに自分の希望と構成が合ってくれて
嬉しく思います。有難うございます。

一点,再度的外れな質問をしたいのですが
1年経ってもtexで「自分の頭の中で表現したい構成」をうまくパッケージを探し出せないのですが,(今回であれば,longtableなど)当掲示板回答者様のように質問項目に対して,ダイレクトにパッケージを提案する・マクロを組み立てるなどといった人に教える場合,日頃から様々なパッケージを漁って,説明を読むことが大切になってくるのでしょうか
Y yuk への返信

Re: 2段組における行一致 (辞書的配列) の仕方

- 和田 勇 の投稿
手短にかこうとおもいましたが、あーだこーだと書き連ねてしまい、だいぶ削ぎ落としましたが、長〜〜い のでおヒマな時お読み下さい。

#異論ありと突っ込まれても答え辛いものが多いかとおもいます。が、炎上しない程度に可能な限り対応する所存です。

> 1年経ってもtexで「自分の頭の中で表現したい構成」をうまく
> パッケージを探し出せないのですが,(今回であれば,longtableなど)
> 当掲示板回答者様のように質問項目
> に対して,ダイレクトにパッケージを提案する・マクロを組み
> 立てるなどといった人に> 教える場合,日頃から様々なパッケージを
> 漁って,説明を読むことが大切になってくるのでしょうか

簡単なドラフトをヒントに作成・対応できるようになっていらっしゃるのは、素晴らしい事だと思います。
人に教えることで学ぶことも多々ありますが、自ら日々 LaTeX を使う努力することで自然と人に教えられるようになるのではと思います。
ですので、まぁ焦らないでね。

とはいえ、仰るようにLaTeX 関連の書籍をできるだけ多く目を通したり、いろいろな人の LaTeX ソースを見て・真似して・応用しての繰り返しかな?これに尽きるとおもっています。

これはと思う書籍に出会ったら、紙媒体のものを入手し、斜め読みしてタイトルを頭に叩き込んでおくとよいとおもいます。目的のページにたどり着く前に時々掘り出し物を見つけることができるので僕はまだ紙を捨てきれないです。

その他、いろいろあるとおもいますが、一般的な知識習得方法と同じで失敗を含む経験を重ねることだとおもいます。たとえば、インターネット検索する際のキーワードを捻り出す力は、ヒットミスした経験の数を重ねるしか身につきません。

また、いろいろなものに興味を抱き、それを LaTeX だったらどう表現するか意識する癖をつけておくのも大事かな。僕自身は PDF (+Mail) で受領可能であれば、以下のようなケースでは LaTeX で書く努力をしています。

- 年賀状(最近は書いていないけど)
- 宛名書きで郵便番号欄にうまく入れること
- 長い住所を意味あるところで改行(分かち書きしただけですが)
- 短い名前と長い名前の扱い
- 連名の場合の対応
- 名刺
- 会社の勤務表や出張報告書
- 基本「表」組みなので tabular のオンパレード
- ボランティア応募書類や参加者名簿
- 箇条書きか表組みで大体対応可能
- 官公庁への提出書類
- 項目が揃っていれば基本手書きでも受領してくれるので、
適当に改行するか itemize などによる箇条書き
(・センタリング・右寄せ)で大体表現可能
- 金銭受領書
- 捺印必要な書類の印影模倣
- 赤っぽい色・手で捺印した感じを出すため少し文字を回転
- 印影の透過画像を作成して LaTeX に張り込む
- 海外在住時代に海外の方の日本留学のための文科省提出出願書
- 郵送では申し込み期限にまにあわないことと PDF/Mail でもOK および
デザインが割と簡単だったので
- サーバシステムの設計書とか構築・設定書
- この手のドキュメントは本を書く感じと同じで様々な手法が必要
- プレゼンテーション資料

これらの作業を通して面倒なところや繰り返しが多いところをマクロ化する工夫をしています。また、僕は端末での作業をベースにしているので texlive をインストールしたディレクトリを内容検索したりファイル名そのものを検索したりして興味あるパッケージをさがすこともあります。


最後に、僕自身参加してはいないのですが、この関連のコミュニティなどに参加も検討して下さい。強者ばかりではと恐れずまずは扉を叩いてみて下さい。

おっと、もう一つ。このフォーラムの質問で答えられるものがあったら、回答することに挑戦してみてください。
和田 勇 への返信

Re: 2段組における行一致 (辞書的配列) の仕方

- Y yuk の投稿
ご回答いただき有難うございます
テストのまとめなどに偏った内容に対してのみtexを使っていなかったので
もう少し幅を広げてみようと思います。
教えていただいた内容を元に頑張ってみようと思います。

有難うございました