\usepackage{amsmath,amssymb,okumacro}
\usepackage[margin=1cm]{geometry}
と入力してタイプセットすると,
This is ptex2pdf[.lua] version 0.9.
Processing �x�N�g��.tex
This is e-pTeX, Version 3.14159265-p3.7-160201-2.6 (utf8.sjis) (TeX Live 2016/W32TeX) (preloaded format=platex)
restricted \write18 enabled.
entering extended mode
(./ベクトル.tex
pLaTeX2e <2016/11/29> (based on LaTeX2e <2016/03/31> patch level 3)
Babel <3.9r> and hyphenation patterns for 83 language(s) loaded.
(c:/texlive/2016/texmf-dist/tex/platex/jsclasses/jsarticle.cls
Document Class: jsarticle 2016/12/13 okumura, texjporg
(c:/texlive/2016/texmf-dist/tex/platex/jsclasses/jslogo.sty))
(c:/texlive/2016/texmf-dist/tex/latex/amsmath/amsmath.sty
For additional information on amsmath, use the `?' option.
(c:/texlive/2016/texmf-dist/tex/latex/amsmath/amstext.sty
(c:/texlive/2016/texmf-dist/tex/latex/amsmath/amsgen.sty))
(c:/texlive/2016/texmf-dist/tex/latex/amsmath/amsbsy.sty)
(c:/texlive/2016/texmf-dist/tex/latex/amsmath/amsopn.sty))
(c:/texlive/2016/texmf-dist/tex/latex/amsfonts/amssymb.sty
(c:/texlive/2016/texmf-dist/tex/latex/amsfonts/amsfonts.sty))
(c:/texlive/2016/texmf-dist/tex/platex/jsclasses/okumacro.sty)
(c:/texlive/2016/texmf-dist/tex/latex/geometry/geometry.sty
(c:/texlive/2016/texmf-dist/tex/latex/graphics/keyval.sty)
(c:/texlive/2016/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/ifpdf.sty)
(c:/texlive/2016/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/ifvtex.sty)
(c:/texlive/2016/texmf-dist/tex/generic/ifxetex/ifxetex.sty)
! Package keyval Error: No value specified for papersize.
See the keyval package documentation for explanation.
Type H <return> for immediate help.
...
l.992 \ProcessOptionsKV[c]{Gm}
%
?
というエラーが出ます.よろしくお願いいたします.
でウェブ検索したところ、同じ問題についての質問スレッドが見つかりました。
https://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/33501-34000.html
ここの
33951: 2005-01-24 13:24:17 jsarticle の papersize オプションと geometry.sty
から始まるスレッドが この問題のようです。
このうち、トノさんによる 33958 に解説があります。
メモを兼ねて
update mdl_forum set intro='質問用フォーラムです。ご質問の前に<a href="https://texwiki.texjp.org/?%E8%B3%AA%E5%95%8F%E3%81%AE%E3%81%97%E3%81%8B%E3%81%9F">質問のしかた</a>をご覧ください。' where id=2;
値が指定されていないのでエラーが出ているようです.
(他の方:これって既によく知られた問題でしたっけ?)
用紙サイズの \special を出す機能は geometry にもあるので,
geometry 側で指定するのが一つの手でしょうか.
mag の影響を避けるために truedimen もつけます.
\documentclass[11pt]{jsarticle}
\usepackage{amsmath,amssymb,okumacro}
\usepackage[b5j,truedimen,margin=1cm]{geometry}
\begin{document}
あああ
\end{document}
JIS B5用紙において、左右マージンをそれぞれ10mm取ると、
きれいなベタ組みの箱組になりません。
結論から申し上げますと、margin=31.1436truept ぐらいを与えると、
見た目で分からない程度に期待した箱組になると存じます。
(※31trueptでも0.1mm程度の誤差なので、見た目として十分かもしれませんが…。
とにかく、geometryパッケージもとい、
基本版面は正しく計算して設計しないと、ガタガタでビヨーンビヨーンと間延びします。)
%#!ptex2pdf -l
\documentclass[11pt]{jsarticle}
\usepackage{amsmath,amssymb,okumacro}
\usepackage[b5j,truedimen,
margin=1truecm%%<= これをコメントアウトして、
% margin=31.1436truept%% このコメントアウトをはずして、比較してみてください。
]{geometry}
\begin{document}
JIS B5用紙サイズ:横182\,mm $\times$ 縦257\,mmにおいて、
左右のマージンを10\,mmずつ取るので、
\begin{equation*}
((182 - 2 \times 10)/0.3514) \div 10.1253555
= 45\text{文字 余り約}2\,\text{mm}
%461.0130904952/10.1253555=45.5305584574
%162-160.1122465215=1.8877534785
\end{equation*}
となる。
jsarticleがベタ組みのままであるから、下に示すように、
45文字以下の段落は、右側に約2\,mmほど余分な空きが生じる。
一方、46文字以上の段落は、45文字の各行において、
44箇所の文字間に約2/44\,mmほどの空きを補うことで、
左右マージンが10\,mmになるように調整される。
したがって、この基本版面では、
jsarticleが想定したベタ組みによる箱組となっておらずに、
きれいな組版と言えない。
それゆえ、ベタ組みの箱組になるように、
マージンをあらかじめ計算した上で\texttt{margin}に適切に与えるべきだと思う。
例えば、左右マージンに31.1436\,ptぐらいを与えれば、
(見た目で分からない程度にほぼ)ベタ組みで1行に45文字が収まる。
\vspace{\baselineskip}
\setlength{\parindent}{0mm}
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\end{document}
> 次の設定ではだめですか?
左右中央は、大丈夫ですね。
いま、初めて geometry.sty の該当コード \textwidth を読んで確認しました。
すみません、わたしの回答でも抜けているんですけど、
版面の位置を左右天地中央におくのであれば、 vmargin=1truecm だと、箱の底に大きなアキが残ってしまいますね。
また、現状の指定ですと、ノンブルが用紙からはみ出てしまっています ;-)
さすがにノンブルがはみ出るのはアレなので、妥協して安直に行数 lines=37 にして、
\usepackage[b5j,truedimen,textwidth=45zw,lines=37]{geometry}
とするのが良さそうでしょうか。
また、版面を左右天地中央に置くのであれば、centering も入れて、
\usepackage[b5j,truedimen,textwidth=45zw,lines=37,centering]{geometry}
としても良さそうです。
\iffalse
言い訳:
普段、クラスファイル内で
Q(本文級数)W(1行文字詰め(文字数))L(行数)H(行送り)
のインターフェイスで基本版面の設計をやるのに慣れてしまっているので、geometry パッケージでそれを行うのが余計に難しく感じてしまいます、とほほ。
\fi