美文書作成入門4版からインストールして1ヶ月くらいのものです。
数式はtxfontsを使っているのですが、記号変えたかったのでとりあえずプリアンブルは、
\documentclass{jsarticle}
\usepackage{txfonts}
\let\iint\relax
\let\iiint\relax
\let\iiiint\relax
\let\idotsint\relax
\usepackage{amsmath}
このようになっています。
ここでギリシア文字だけfourierGUTembergのフォントにしたいのですが、どうすればいいんでしょうか。
ギリシア文字の定義だけ
fourierGUTe`n'berg
からもってくれば基本はOK.
ただし,fourierは
複数のギリシア文字を持ってるから
どれを使うかで変わってくるし,
ギリシア文字の類がどのように定義されているかを
知っている必要はあります.
\documentclass{jarticle}
\usepackage{amsmath}
\usepackage{txfonts}
\DeclareFontEncoding{FML}{}{}
\DeclareFontSubstitution{FML}{futm}{m}{it}
\DeclareSymbolFont{fslletters}{FML}{futmi}{m}{it}%
\DeclareMathSymbol{\fslalpha}{\mathord}{fslletters}{"0B}
\DeclareSymbolFont{fupletters}{FML}{futm}{m}{it}%
\DeclareMathSymbol{\fupalpha}{\mathord}{fupletters}{"0B}
\begin{document}
TX $\alpha$
fourier (sloped) $\fslalpha$
fourier (upright) $\fupalpha$
\end{document}
fourierGUTe`n'berg
からもってくれば基本はOK.
ただし,fourierは
複数のギリシア文字を持ってるから
どれを使うかで変わってくるし,
ギリシア文字の類がどのように定義されているかを
知っている必要はあります.
\documentclass{jarticle}
\usepackage{amsmath}
\usepackage{txfonts}
\DeclareFontEncoding{FML}{}{}
\DeclareFontSubstitution{FML}{futm}{m}{it}
\DeclareSymbolFont{fslletters}{FML}{futmi}{m}{it}%
\DeclareMathSymbol{\fslalpha}{\mathord}{fslletters}{"0B}
\DeclareSymbolFont{fupletters}{FML}{futm}{m}{it}%
\DeclareMathSymbol{\fupalpha}{\mathord}{fupletters}{"0B}
\begin{document}
TX $\alpha$
fourier (sloped) $\fslalpha$
fourier (upright) $\fupalpha$
\end{document}
>fntguideも見てみましたが、まだよく分からないことが多いです。
それはそうでしょうね.
インストールして 1 箇月かそこらでは,
・フォント(というよりもむしろ個々の文字の字形)にこだわる前に学習すべきことが山ほどある
状態でしょうから.
フォントいじりに手を出す前に
・LaTeX 自身の機能の概要の把握
・ごく基礎的なマクロ・プログラミングの習得
%%% 単に「すでに TeX で利用可能なように整備されているフォント」を
%%% 使うだけなら難しいプログラミングは要りませんが,
%%% 万一,\DeclareRobustCommand あたりを見たときに
%%% 首をかしげることがあったりしたらフォントいじりに
%%% 必要となる作業の遂行に困難を感じると思われます.
・TeX とその周辺のソフトウェアとの関係
%%% フォントに絡むところで言えば
%%% 「tfm 名と実フォント名の対応(map ファイル)」,
%%% 「『フォント名・文字コードの組』の変換
%%% (仮想フォント,各種 dviware の「リエンコード」機能)」
の把握
くらいは行っておくことになるでしょう.
%%% さらに,「TeX で利用可能にはなっていないフォント」を TeX で
%%% 利用可能なように整備したうえで用いるハメに
%%% なったらさらに多くのことをふまえる必要があります.
(別に,フォントいじりに手を出すこと自体をどうこう言う
気はありませんので),然るべき解説書(解説文書)を
地道に学習して,ここで言及したような必要な知識を
身につけるとよろしいでしょう.
それはそうでしょうね.
インストールして 1 箇月かそこらでは,
・フォント(というよりもむしろ個々の文字の字形)にこだわる前に学習すべきことが山ほどある
状態でしょうから.
フォントいじりに手を出す前に
・LaTeX 自身の機能の概要の把握
・ごく基礎的なマクロ・プログラミングの習得
%%% 単に「すでに TeX で利用可能なように整備されているフォント」を
%%% 使うだけなら難しいプログラミングは要りませんが,
%%% 万一,\DeclareRobustCommand あたりを見たときに
%%% 首をかしげることがあったりしたらフォントいじりに
%%% 必要となる作業の遂行に困難を感じると思われます.
・TeX とその周辺のソフトウェアとの関係
%%% フォントに絡むところで言えば
%%% 「tfm 名と実フォント名の対応(map ファイル)」,
%%% 「『フォント名・文字コードの組』の変換
%%% (仮想フォント,各種 dviware の「リエンコード」機能)」
の把握
くらいは行っておくことになるでしょう.
%%% さらに,「TeX で利用可能にはなっていないフォント」を TeX で
%%% 利用可能なように整備したうえで用いるハメに
%%% なったらさらに多くのことをふまえる必要があります.
(別に,フォントいじりに手を出すこと自体をどうこう言う
気はありませんので),然るべき解説書(解説文書)を
地道に学習して,ここで言及したような必要な知識を
身につけるとよろしいでしょう.