TeX Live 2013のアンインストールについて

TeX Live 2013のアンインストールについて

- soba の投稿
返信数: 4
新しいPC(Windows8.1 64bit版)にTeX環境を作ろうとしたのですが,.texファイルからのpdfの作成はできるものの,うまくいっていない部分があります(後述)。TeX Live 2013を再インストールして最初からやり直そうかと考えているのですが,アンインストールができません。
コントロールパンネルの「プログラムのアンインストール」からアンインストールしようとしても,「エラーが発生しました。既にアンインストールされている可能性があります」と出てしまいます。TeX Live 2013をアンインストールしないまま再インストールしても大丈夫でしょうか。そもそもインストールできるのでしょうか。

アドバイス頂けると助かります。


インストールしたTeXの環境は次の通りです(インストールした順)。

・ TeX本体(TexLive2013)とImageMagick( 「美文書作成入門」第6版付属DVDより)
・ Labeditor8.03
・ Ghostscript9.14+GSview5.0
・ ActivePerl5.16.3(64bit版)
・ emath(本体とその他のファイル)


「うまくいっていない部分」は次のような内容です

[1] C:\texlive\2013\bin\win32のexeファイルが起動しない
(divout.exe,texworks.exe,dvi_view.exeなど。「アプリ」画面のアイコンをダブルクリックしても起動しないので,ファイルの場所に行って直接やってもダメ。
C:\texlive\texmf-local\tlpkg 内のdivout.exe,texworks.exeは起動する)
「アプリ」のTeX Live Managerも起動しません。

[2] dviout(C:\texlive\texmf-local\tlpkg 内)で英数字が出ない
 *「1.」のことがあり,設定をいじってしまったのでそのせいかもしれません。
 
[3] dvipsでdviからpsファイルを作ると,日本語が文字化けする
 以前に別のPCで作ったファイルは日本語入りでも文字化けせずに表示されます(GSviewsで表示)。dvipdfmxでpsを経由せずに作ったPDFファイルは文字化けしません。


#[2][3](特に[3])を解決して(解決できればですが。いろいろ調べたのですがよくわかりません…)そのまま使うという方法もありますが,[1]はやっぱりおかしいですよね…。

#TeX本体(TexLive2013)を「美文書」のDVDで再インストールし,他はそのままで,と考えています。

soba への返信

Re: TeX Live 2013のアンインストールについて

- KUROKI Yusuke の投稿
[1] はおかしいですね.C:\texlive\2013 以下を丸ごと削除してしまって,もう一回フルインストールすればよいと思います.ただし,保険のため,C:\texlive\abtlinst_log.txt と C:\texlive\2013\install-tl.log は別の場所にコピーして取っておくことをお薦めします.

[2] は C:\texlive\texmf-local\ 内のものに関しては,美文書6版のDVDやTeX Liveの素のインストーラで導入したものではない(その場所はユーザの領域とするお約束)ので,今の情報からではコメントできません.

[3] は,美文書6版で導入したシステムでは,IPAex埋込みになっているので,設定が不十分なPS解釈ソフトでは読めないということです.美文書6版で導入した,Windowsのスタートメニューから辿れるPS_Viewなどで見てください.
なお,ほかの確認方法としては,rungs hoge.ps とコマンドプロンプトで実行して見られるようなら,設定としては意図通りです.
KUROKI Yusuke への返信

Re: TeX Live 2013のアンインストールについて

- soba の投稿
返信ありがとうございました。

texliveフォルダを削除(+texliveのPath)の削除をして再インストールしてみました。
dviout,PS_View等のソフトも起動し,うまくいったようです。
C:\texlive\texmf-local\tlpkg  の中は何も入ってないんですね。再インストール前の同じフォルダにはたくさんのフォルダやファイル(dviout.exeなども含まれる)が含まれていたのに…。どういうわけか C:\texlive\2013\tlpkg と同じものが入ってしまっていたようです。コピーを入れた記憶はないのですが,うっかりやってしまったのかもしれません。初歩的なミスでお騒がせしてすみませんでした。

[2]に関しては,コンパイル直後は同様に英数字が抜けた状態ですが,後からdviファイルを開いてみるとちゃんと入っていました。文書作成中のdviファイルの表示は必ずしも必要ではないし,pdfは最初からきちんと表示されるので,とりあえずはこれでもよさそうです。

[3]に関しては,再インストールでPS_Viewが起動できるようになったのでpsファイルやepsファイルを見てみたところ,日本語も正しく表示されていました。
コマンドプロンプトでのrungs hoge.ps を実行でも正しく表示されました(再インストール前はコマンドプロンプトでも日本語が文字化けした状態でした)。
GSview5.0で見ると日本語が文字化けするのですが,GSview5.0でPS→EPSして得たepsを読み込ませて作ったpdfファイルは文字化けしてないようなので,図の入った文書の作成もなんとかなりそうです。
♯ PS_Viewは,画面が見づらいのとディレクトリに日本語が含まれると使えないので使いづらいです。epsファイルへの変換をどうするかもわからないし。これまでGSviewを使っていたので慣れていないせいもあるでしょうが。


…というわけで,問題は概ね解決し,図や文書の作成ができるTeX環境ができたようです。ありがとうございました。

soba への返信

Re: TeX Live 2013のアンインストールについて

- KUROKI Yusuke の投稿
> 再インストール前はコマンドプロンプトでも日本語が文字化けした状態でした)

何かしらインストールに失敗していたのでしょうね.とにかく概ね解決したということですのでよかったです.

[3] について,わざわざ GUI で EPS 化するのには何か理由があるのかもしれませんが;PS ファイル foo.ps を `ps2pdf foo.ps`(TeX Live のPATH がご自身で入れた Ghostscript のPATH より優先されるようになっていることを信じます)で PDF へ変換し,`pdfcrop foo.pdf` とすれば,ほぼ全自動で余白の切取りはできるはずです.このワークフローなら,TeX Live で用意した Ghostscript を統一して使っていることになるので,変なことは起こりにくいと期待されます.
KUROKI Yusuke への返信

Re: TeX Live 2013のアンインストールについて

- soba の投稿
TeXを使い始めたのは2005年ごろなのですが(「美文書」第3版などを参考にしました),GSviewでeps化するのは,単に, TeXに図を入れるなら,epsにしなければ!(他の形式もできるみたいだが,面倒そうだし)というのと,最初に知った方法がこれで,わかりやすかったし困ることもなかったのでそのままというわけです。以前は基本的にdvi形式でしか出力しなかったですし(現在は少なくとも最終的にはpdfにしています)。コマンドプロンプトでの処理は面倒で怖いイメージがあり,敬遠しがちです…。

教えていただいた方法でやってみたら,余白が切り取られたpdfができて,
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}で図を読み込んだpdfを作ることができました。
こんな方法もあるのですね。ありがとうございました。この方法も使ってみようと思います。

♯TeX LiveのPATH(C:\texlive\2013\bin\win32)は最後(c:\gs\gs9.14\libの後)になっていたので,先頭に移動してみました。