Windows での otf パッケージのインストール

Windows での otf パッケージのインストール

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匿 名 への返信

Re: Windows での otf パッケージのインストール

- Z. R. の投稿

「後から otf を追加した」ということですが、元の TeX 一式はいつどこからインストールしたものでしょうか。

dvipdfmx のバージョンは何でしょうか。("dvipdfmx" だけで実行するとわかる。)

あと、C:\tex\share\texmf\dvipdfmx (x 付き)というディレクトリが存在しているでしょうか。

Z. R. への返信

Re: Windows での otf パッケージのインストール

- 匿 名 の投稿
ご返信ありがとうございます。

元のTeX一式は今朝、http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~abenori/mycreate/mysoft/kakuto3_0_71.zip から得て、解凍してインストールしたものです。

dvipdfmxは、
C:\Documents and Settings\hoge>dvipdfmx
No dvi filename specified.
This is dvipdfmx-20080607 by the DVIPDFMx project team,
an extended version of dvipdfm-0.13.2c developed by Mark A. Wicks.

Copyright (C) 2002-2008 by the DVIPDFMx project team

です。

また、C:\tex\share\texmf\dvipdfmx (x 付き)というディレクトリは存在しています。

匿 名 への返信

Re: Windows での otf パッケージのインストール

- Z. R. の投稿

最近の dvipdfmx では、設定ファイルのディレクトリの名前が dvipdfmx に変更されています。なので、

  • $TEXMF/fonts/map/dvipdfmx/cid-x.map の中の hminr-h 等の項目を書き換える; または
  • $TEXMF/dvipdfmx/config/dvipdfmx.cfg の末尾に "f cid-x-local.map" を加えて、
    $TEXMFLOCAL/fonts/map/dvipdfm(x)/cid-x-local.map に hminr-h 等の項目を書く

のが正解になります。(最後のディレクトリ名だけ dvipdfm も可。)

あと、追加の CMap は $TEXMFLOCAL/fonts/cmap 直下に置くのがいいと思います。

Z. R. への返信

Re: Windows での otf パッケージのインストール

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匿 名 への返信

Re: Windows での otf パッケージのインストール

- Z. R. の投稿

> C:\tex\share\texmf\fonts\map\dvipdfmx\ には cid-x.map というファイルはないので、
> (C:\tex\share\texmf\fonts\map\dvipdfmx\base\cid-x.map はありますが)

.../base/cid-x.map が正しいパスでした。すみません。

> 吉野家の吉(正確には土の下に口)が「・」となっていました。

いくら頑張ってもフォントにない字は出ないので 笑顔
もう少し詳しくいうと: \CID{...} の字形を正しく出すためには 「Adobe-Japan1 の CID」に対応したフォントが必要です。そうでない場合、Unicode を使って処理しようとするので、異字体を区別するために \CID{...} を使っても結局正しい字体にならなかったりします。例えば XP の MS 明朝では \CID{7652} (葛)は正しい字体になりません。「ツチ吉」は U+20BB7 となり「吉(U+5409)」とは区別されますが、結局このコードの文字がなければ表示できません。(警告メッセージ中の「0xd842dfb7」は U+20BB7 の UTF-16 表現。)

フォントを埋め込まずに Adobe Reader で見ると付属の「小塚フォント」が使われ、これは CID 対応ですから完璧な表示になります。勿論、このフォントを埋め込むことも技術的には可能なんですが、ライセンスの問題が………。