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均等割り(\kintou)における全角空白の扱いについて(LuaLaTeX)
\documentclass{jlreq}
\def\kintou#1#2{\leavevmode\hbox to#1{%
\ltjsetparameter{kanjiskip=0pt plus 1fill minus 1fill}
\ltjsetparameter{xkanjiskip=\ltjgetparameter{kanjiskip}}
#2}}
\begin{document}
\kintou{7\zw}{王 貞治}%王[全角空白]貞治
\end{document}
として,姓と名の間を広くしたいと考えたのですが,出力は
「王□貞□□□治」(□ は空白の長さを表します)
といった感じになります。環境はWindows10+TeXlive2020です。
このような場合の全角空白の扱いについてご教示いただければと存じます。よろしくお願いいたします。
LuaLatexでArialフォントを使いたい
- mkluatexfontdb がPCの中のどこにあるのかわかりません.もしMacで「mkluatexfontdb」コマンドを実行できる方がいましたら,「$ which mkluatexfontdb」とターミナルで実行した結果を教えていただきたいです.
- mkluatexfontdb を実行していないこと以外に,Arialフォントを利用できない理由に気づかれた方がいらっしゃいましたら,ご教示いただきたいです.
tlmgr update --self が失敗する
問題
$ sudo tlmgr update --self
/Library/TeX/texbin/tlmgr: only MacOSX is supported, not darwin 11.0 (from sw_vers -productVersion: 11.0.1)
tlmgr: package repository https://ftp.kddilabs.jp/CTAN/systems/texlive/tlnet (not verified: gpg unavailable)
tlmgr: saving backups to /usr/local/texlive/2020/tlpkg/backups
TLPDB::_install_package: unsupported container format xz
tlmgr: Installation of new version of texlive.infra failed, trying to unwind.
[1/1, ??:??/??:??] update: texlive.infra [423k] (54630 -> 56587) ... tlmgr: Restoring old package state succeeded.
done
tlmgr: action update returned an error; continuing.
tlmgr: package log updated: /usr/local/texlive/2020/texmf-var/web2c/tlmgr.log
tlmgr: An error has occurred. See above messages. Exiting.
- MacBook Air 2019
- macOS Big Sur Version 11.0.1
- TeX 3.14159265 (TeX Live 2020)
- kpathsea version 6.3.2
- zsh 5.8
japanese-otf-uptex v0.26
- \UTF{}, \UTFC{}, \UTFT{}, \UTFK{}の内部コードをUnicode化し多書体化
- 一部本文用vfの軽量化
テストでは、HaranoAji フォントの CK版 を利用させていただきました。ありがとうございました>trueroad様
- dvipdfmx (version 20200315 (2020/3/15) or later)
- dvips (TeX Live subversion r54794 (2020/4/19) or later)
% \uppercase{\set@character="#1}% (1) pLaTeX, upLaTeXともに\UTF{}に従来のsubfontを使う\uppercase{\if@otf@uplatex\set@character@\else\set@character\fi="#1}% (2) upLaTeXでは\UTF{}に新vfを使う
PDFにハイパーリンク
LaTeX2e 2020-10-01 対策について
更新内容(英語)はコマンド
$ texdoc ltnews32
を実行して読める PDF に記載されていますので読んでいただきたいのですが,
何といってもコア機能の内部実装が大幅に変更・拡張されているため
「LaTeX を更新すると予期せぬ不具合が発生する」
という懸念が(また)あります。
% 前回の事例 (2020-02-02) 並みに大きな変更だと認識しています。
ミニマムな LaTeX 文書を書いているユーザの方には問題が起きないかもしれませんが,
「LaTeX の内部実装に手を加えるパッケージを使っている場合」
あるいは
「自分でもよく分からないコードをコピペして使っている場合」
は特に,不具合が起きる可能性が十分あります。
非互換が発生すると困る方は,
10月1日(本日)以降,当面 TeX Live の更新を控えることをお勧めします。
※ 誤解のないように書いておきます。
ltnews32 を読めばわかるとおり,LaTeX2e 2020-10-01 では非常に多くの
機能追加や改良・バグ修正などがなされています。
それは非常に良い方向性で,多くのユーザにとっても利益になるものです。
(それを実現するために内部実装が変わって予期せぬ挙動が起きる,というのは表裏一体です。)
=====
なお,日本語 TeX 開発コミュニティが維持開発している pLaTeX も
「LaTeX の内部実装に手を加える」
という仕組みで実現されているため,やはり問題が起きそうな状況でしたが,
つい今しがた「致命的な欠陥は起きないであろうレベル」に持ち込みました。
多くの方のご協力をいただきました。大変ありがとうございました。
これが CTAN / TeX Live に反映されれば
pLaTeX2e <2020-10-01>
として起動するようになります。
(対応状況 → https://github.com/texjporg/platex/issues/94 も参照)
多少の非互換が起きる可能性を承知の上で,テストしてくださる方がいれば
TeX Live を更新して新しい pLaTeX を試してくださると助かります。
pLaTeX2e <2020-10-01> の更新内容は添付 (plnewsc15.pdf) のとおりです。
cjk-gs-integrate-macosとBig Sur
なお、tlmgr updateでは更新されず、またuninstall/installをしても新しいものが落ちてこないので、https://github.com/texjporg/cjk-gs-supportから直にcjk-gs-integrate-macos.plとcjk-gs-integrate.plを貰ってきて差し替えました。他のファイルは更新されていないようなので差し替えてません。
また、こちらではgsがないので--output=test付で、かつUpTeX.appに仕込んだものでの実行です。以上の条件が違えば動作も違うのかもしれません。
芳しくないというのは、旧cjk-gs-integrate-macosと新で明らかにシンボリックリンクは増える(Big Surでもcjkgs-macos-highsierra.datを読み込んだ動作をする)けれども、ヒラギノ和文フォントなどを拾ってくれていないというものです。
ひとまず手元での差分(新で拾ってくれるもの)は
OTF
HiraginoSansCNS.ttc
HiraginoSansGB.ttc
Klee.ttc
Kyokasho.ttc
ToppanBunkyuGothicPr6N.ttc
ToppanBunkyuMidashiGothicStdN-ExtraBold.otf
ToppanBunkyuMidashiMinchoStdN-ExtraBold.otf
ToppanBunkyuMinchoPr6N-Regular.otf
TsukushiAMaruGothic.ttc
TsukushiBMaruGothic.ttc
TTF
Yuanti.ttc
Libian.ttc
Baoli.ttc
Kaiti.ttc
Songti.ttc
Xingkai.ttc
です。試しにHigh Sierraのヒラギノ和文フォント群をコピーしてきてtexmf-dist/fonts/opentype以下にぶっ込んでみたりしても、やはり見つけてくれません。よってcjkgs-macos-highsierra.datに記すべきフォントの定義がBig Surのものでは変わってしまったとかでもなさそうで、ちょっと原因の検討をつけられないでいます。ヒラギノはフォントのファイル名が日本語であることはもしかしたら疑わしいかもしれません。