質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。

TeX Live 2021 でローカルのレガシーなフォントが利用できない

- ひとみ さん の投稿
当方 macOS Big Sur の TeX Live で LuaLaTeX を利用しています。

TEXMF-LOCAL に Optima (Classico) をインストールして、それを利用
しようとし、次のソースを lualatex でタイプセットしました。

\documentclass{article}
\begin{document}
\usefont{T1}{uop}{m}{n}Optima
\end{document}

ところが、TeX Live 2021 では PDF ファイルが出力されませんでした。
TeX Live 2020 の lualatex を絶対パスで指定して実行したところ、PDF
は出力され、Optima フォントも利用されていました。ふたつの場
でのログファイルは添付のとおりです。

どうしてこのような問題が起きるのでしょうか。

# トピックを書いているうちに、「Optima を(数式でも)使いたい」
# という目的は、fontspec を利用することで解決、特に数式で使う
# 場合は、
\newfontfamily{\optimafont}{URWClassico}[NFSSFamily=optima]
\DeclareMathAlphabet{\mathrm}{\encodingdefault}{optima}{m}{n}
# とすれば解決できるとわかったのですが、やはりレガシーなフォント
# が利用できないのは疑問なので、質問いたします。

TeX用エディタWinefishについて

- 若松 久仁光 の投稿
血圧が上がる様な事柄が多いこの頃の情勢ですが
皆様は如何おすごしでしょうか?
衣替えの季節になり、気分転換にとTeXWiKi でのTeX用エディタの
関連リンクの「Comparison of text editors」を眺めていたら
「Blufish」という面白い名前に惹かれてクリックしてみました。
特にLaTeX用のエディタの機能は見つからなかったのですが、
「Blufish」をで紹介していたサイト
『LaTeX専用のエディタを使うには - @IT』
「https://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/a112winefish.html」
には『Winefishは、BluefishというHTMLエディタをベースに開発された
オープンソースのLaTeXエディタだ。』と書かれていました。

早速、LaTeXエディタの一覧から外されている
「Winefish」というLaTeXエディタをMac OS 10.14.6 Mojaveに
インストールしてみました。(上の記事ではFedora10へInstall)
手順は(上記サイトと同じ手順で)
1. [ Winefish - LaTeX Editor für Profis ]
(https://www.berlios.de/software/winefish/)
にアクセスして、Download と書かれた左側にある
SOURCRFORGEサイト
[ https://sourceforge.net/projects/winefish.berlios/ ]から
winefish-1.3.3.tgzをダウンロードして手に入れる。
2. ダウンロードしたファイルを解凍し、解凍してできたフォルダーに
移動し「./configure」----->> make ------>> make install を実行。
$ tar zxf winefish-1.3.3.tgz
$ cd winefish
$ ./configure
$ make
$ sudo make install
#パスワード: ←rootのパスワードを入力
3. Mac Terminal から「winefish」を入力してアプリを呼び出す。
4. 画面の文字etcが小さすぎるので「メニュー・バー」の右端に
表示されている「?」をプルダウンすると「Preferences」が
1番下にあるので、選択クリック。
5. Editor > Font > [ Courier 18 ]に変更(小生の場合)
6. その他は特に変更しなくても問題ない。
7. F2のショートカットで「PDFLaTeX」のコンパイルが使える。
8. TeXWiKiでの以下の例文を使用してテスト。
\documentclass[pdflatex,ja=standard]{bxjsarticle}
\begin{document}
吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたかとんと見当がつかぬ。
何でも薄暗いじめじめした所で
ニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
吾輩はここで始めて人間というものを見た。
\end{document}
9. 無事にTeX関連のファイルが作成され
「pdf」からお馴染みの文章の変換が読み取れます。
10. latexによるコンパイルは未だ試しておりません。
ので振る舞いについては不明です。
以上ご報告のみにて。若松久仁光拝

Errorの回避方法をお教えください

- 若松 久仁光 の投稿
Emacs 28.0.50起動時の冒頭に出てくるミニバッファ上のコメント。
「Symbol's value as variable is void: browse-url-mosaic-program」
と表示されます。
使用環境はMac OS 10.14.6 Mojave Emacs 28.0.50
(Homwbrew でインストールしたHEAD ver.)
Emacs 27.1.50では問題なく起動しLaTeXも通常通り機能。
SKKの問題なく日本語変換を実行できています。
ver.28.0.50でもLaTeXは普通に機能します。
Errorの回避方法をお教えいただければ幸甚です。
Warning (initialization): An error occurred while loading ‘/Users/kuni7/.emacs.d/init.elc’:

Symbol's value as variable is void: browse-url-mosaic-program

To ensure normal operation, you should investigate and remove the
cause of the error in your initialization file. Start Emacs with
the ‘--debug-init’ option to view a complete error backtrace. Disable showing Disable logging
直接にTeXでの相談ではないので申し訳ございません。
お知恵拝借できれば幸いです。若松拝

特定のページだけstyを無効化する方法

- Na Ta の投稿
いつもお世話になっております。

特定のページだけstyファイルを無効化することは可能でしょうか?
新たなTeXファイルを作れば済むことですが、もしページごとに使うstyファイルを選択できるような方法があれば教えていただけますでしょうか。

よろしくお願いいたします。

texlive manager fail to update

- 星野 勉 の投稿
Windows 10 proでtexlive 2021で
TeX Live Manager
を管理者として実行しました。
リポジトリを読込むとtmlgrをupdateとありましたので、
実行すると
=============================================
tlmgr.pl: package repository https://ftp.kddilabs.jp/CTAN/systems/texlive/tlnet (not verified: gpg unavailable)
tlmgr.pl: saving backups to C:/usr/texlive/2021/tlpkg/backups
tlmgr.pl: Preparing TeX Live infrastructure update...
tlmgr.pl: Backup option not implemented for infrastructure update.
DO NOT CLOSE THIS WINDOW!
TeX Live infrastructure update in progress ...
Detailed command logging to "C:\usr\texlive\2021\temp\update-self.log"
failed self update: texlive.infra (58938 -> 59199) texlive.infra.win32 (58810 -> 59060)
Rolling back to previous version ...
failed self restore: texlive.infra (58938) texlive.infra.win32 (58810)
FATAL ERROR:
Infrastructure update failed and backup recovery failed too.
To repair your TeX Live installation download and run:
https://mirror.ctan.org/systems/texlive/tlnet/update-tlmgr-latest.exe
==================================================
となり、updateできませんでした。
update-tlmgr-latest.exe
を実行すると、 フォルダをきかれますが、
どこを選んでも、 OKにはならず、Installボタンが選択できません。
ウィルスバスターで保護されているフォルダーです。
リアルタイムスキャンを止めてもupdateできません。
以前は、この状態でもupdateできたのですが、
何が邪魔をしてるのか、ヒントを頂けませんでしょうか。

タイプセットが出来なくなりました

- 橋爪 豪志 の投稿
\documentclass[a4j, 12pt, dvipdfmx, uplatex]{jsarticle}
\begin{document}
hogeほげ
\end{document}

上のような非常に単純なコードでも以下のようなエラーが出るようになり, 一切タイプセットが出来なくなってしまいました。

(c:/w32tex/share/texmf-dist/tex/latex/l3backend/l3backend-dvipdfmx.def
! I can't find file `"|extractbb --version"'.
<to be read again>
\scan_stop:
l.65 \l__sys_internal_tl

このエラーが出るようになった経緯をご説明いたします。

環境はwindows8.1, w32tex, VSCodeでpdfを作成しています。
普段は職場のNASサーバ上で作業をしています。
pngファイルなどを貼り付ける際, コマンドプロンプトからuplatex -shell-escape と実行すれば問題なくコンパイルが出来るが, VSCodeからは同じコマンドでもコンパイルができませんでした。
職場の同僚にこのことを相談したところ, NASの作業フォルダをPATHに登録すると変わるかもしれない, とアドバイスを受け, substコマンドを利用して, Q:に作業フォルダを割り当て, 環境変数を登録しました。

結果解決はしなかったので, もとに戻したのですが, そこから前述したようなエラーが発生するようになってしまいました。

環境変数の余計なところまでいじってしまったと思い, ほぼ同じ環境を構築している同僚のパソコンの環境変数を見させてもらいましたが, 間違っておらず, 関係ないと思いながらもTeXの再インストールも試しましたが変わらず, 投稿した次第です。

現在のPATH設定は以下の通りです。
C:\Program Files (x86)\Intel\iCLS Client\;
C:\Program Files\Intel\iCLSClient\;
C:\Windows\system32;
C:\Windows;
C:\Windows\System32\Wbem;
C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\;
C:\Program Files (x86)\Intel\Intel(R) Management EngineComponents\DAL;
C:\Program Files\Intel\Intel(R) Management EngineComponents\DAL;
C:\Program Files (x86)\Intel\Intel(R) Management EngineComponents\IPT;
C:\Program Files\Intel\Intel(R) Management EngineComponents\IPT;
C:\Program Files (x86)\CommonFiles\Roxio Shared\DLLShared\;
C:\Program Files (x86)\Common Files\RoxioShared\OEM\12.0\DLLShared\;
C:\Program Files (x86)\Roxio2010\OEM\AudioCore\;
C:\w32tex\bin64;
C:\w32tex\bin;
C:\Program Files (x86)\gs\gs9.54.0\bin;
C:\Program Files (x86)\gs\gs9.54.0\lib;
C:\Strawberry\c\bin;
C:\Strawberry\perl\site\bin;
C:\Strawberry\perl\bin;


長くなりましたが, どなたかお力添えを頂けますと幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

TeXworksの補完が起動しない

- koi chi の投稿
Windows10に、TeX Live 2020をネットワークインストーラーからインストールを行いました。
TeXworksはタイプセットからPDFのプレビューまで動作を確認できましたが、TeXworksのタブキーによる補完が起動しません(単にタブ幅だけカーソルが移動する)。

[ヘルプ]→[設定の管理]では
設定ファイルの場所
設定ファイル C:/Users/(ユーザー名)/.texlive2020/texmf-config/texworks/TUG/TeXworks.ini
データ格納先 C:/Users/(ユーザー名)/.texlive2020/texmf-config/texworks/
となっており、どちらも存在しています。
C:/Users/(ユーザー名)/.texlive2020/texmf-config/texworks/
には、completionフォルダとtw-basic等のファイルが確認でき、
C:/Users/(ユーザー名)/.texlive2020/texmf-config/texworks/TUG/TeXworks.ini
には、
autocompleteEnabled=true
の記述も確認できました。

試しに、別マシンのWindows7に、TeX Live 2020をisoイメージからインストールを行いましたが、やはりTeXworksでの補完がタブキーで起動しません。

もしお分かりの方がいらしゃいましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

restricted mode の件(お詫びと補足)

- ut の投稿

# なんか、お詫びや訂正をしてばかりのような気がしますけれど…。
#
# 元々のトピックの本題からは外れていますので、そちらには追記せずに、
# こちらに新たなトピックとさせていただきました。すいません。

昨日、

  Re: タイプセットが出来なくなりました
  2021年 05月 15日(土曜日) 11:02 - ut   の投稿
  https://okumuralab.org/tex/mod/forum/discuss.php?d=3118&parent=18630

という投稿で:

> で、現在では多くの場合 “restricted \write18 enabled.” となっているのは、texmf.cnf
> で shell_escape_commands が設定されているからですよね。

と書いてしまいましたが、ちょっと端折り過ぎというか、これでは、因果関係が
逆でした(自分では分かっていたつもりなのですが、説明がよくありませんでした)。
申し訳ありません。

restricted mode がデフォルトで、その除外リストが shell_escape_commands
ですよね…。


ちゃんと説明されている文書を探してみました:

----------------------------------------------------------------------
web2c.pdf
(Copyright 1996, 1997, 1998, 1999, 2000, 2001, 2002, 2003, 2004,
2005, 2007, 2008, 2009, 2010-2021 Karl Berry & Olaf Weber.)

5 TeX: Typesetting
5.5 Shell escapes

TeX can execute shell escapes, that is, arbitrary shell commands. Although
tremendously useful, this also has obvious security implications. Therefore,
as of TeX Live 2009, a restricted mode for shell escapes is the default mode
of operation, which allows executing only certain commands, as specified in
the texmf.cnf configuration file.

----------------------------------------------------------------------
texlive-en.pdf
(Karl Berry, editor, July 2010)

10 Release history
10.2 Present

A related change is that execution of a very few external commands from TeX,
via the \write18 feature, is now enabled by default. These are commands are
repstopdf, makeindex, kpsewhich, bibtex, and bibtex8; the list is defined in
texmf.cnf. Environments which must disallow all such external commands can
deselect this option in the installer (see section 3.2.4), or override the
value after installation by running tlmgr conf texmf shell_escape 0.

----------------------------------------------------------------------

tlmgr(あるいはTL同梱のwget)のエラー?

- m c の投稿
以前のtlmgrができないというスレッドで,「私のところではwgetのエラーはない」とレポートして
いたのですが,今日tlmgrをかけたら発現しました(時刻は1013JST,1031JST,1051JSTの3回).
#前回かけた時(5月9日)は異常なく更新できたのですが

環境は次のとおりです:
Mac mini (Late 2014)
macOS 10.15.7 (Catalina)
install-tlからuniversal-darwinをフルインストール(4月29日)
(新規にOSをクリーンインストールしたところにインストールしたので,以前のTeXシステムはなし)

リポジトリは北陸先端大(main),山形大,KDDIを明示的に設定しています.

以下,ターミナルの記録です:
====
xxxx@xxxxx ~ % sudo tlmgr update --self --all
Password:
/usr/local/texlive/2021/tlpkg/installer/wget/wget.universal-darwin: unrecognized option '--no-check-certificate'
Usage: wget.universal-darwin [OPTION]... [URL]...

Try `wget.universal-darwin --help' for more options.
Unable to download the checksum of the remote TeX Live database,
but found a local copy, so using that.

You may want to try specifying an explicit or different CTAN mirror,
or maybe you need to specify proxy information if you're behind a firewall;
see the information and examples for the -repository option at
https://tug.org/texlive/doc/install-tl.html
(and in the output of install-tl --help).

tlmgr: package repositories
main = http://ftp.jaist.ac.jp/pub/CTAN/systems/texlive/tlnet (not verified: unknown)
kddi = http://ftp.kddilabs.jp/pub/ctan/systems/texlive/tlnet (not verified: gpg unavailable)
yamagata = http://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/CTAN/systems/texlive/tlnet/ (not verified: gpg unavailable)
For more about verification, see https://texlive.info/verification.html.
tlmgr: saving backups to /usr/local/texlive/2021/tlpkg/backups
tlmgr: no self-updates for tlmgr available
tlmgr: no updates available
xxxx@xxxxx ~ %
====

「unrecognized option '--no-check-certificate'」とありましたので,
/usr/local/texlive/2021/tlpkg/installer/wget/wget.universal-darwin --help
でヘルプを見ると,そのようなオプションは記載がありません.

tlmgrで更新できない時は時間をおいてリトライするというのは常道だと思いますが,もしかすると
tlmgrがwgetを呼び出す際のオプション指定にミスがあるかもしれず,これが影響しているのかも
しれないと思い報告させていただきました.
#データベースのチェックサムをダウンロードできていない(Unable to download the checksum of the remote TeX Live database)
#方が本質かもしれないのですが

Windows10のAtom上でコードを実行できない

- krun Sho の投稿
Windows10、Atom1.57.0、TeXLive2021という環境で行っています。
Atomのpackageは
latex,latexer,language-latex,japanese-menuです。

packageのlatexの設定は
TeX Path
C:\texlive\2021\bin\win32

Engine
platex

Opener
pdf-view

となっています。

以下実際のコードです。
\documentclass{jarticle}
\begin{document}
sampletext
\end{document}
以上です。

Ctrl+Alt+Bを押す、package>LaTeX>buildを押す、のどちらでも添付した画像のようなエラーが出ます。

コードに問題があるのかと思い、sampletextの部分を他の単語にしたり、日本語で記述したりしましたが解決しませんでした。ネット上に上がっていたコードをコピペしても同様のエラーが出たのでコードの問題ではないと思います。

エラーメッセージを検索するとパスに問題があるというようなものが見つかったので、Windowsの設定の環境変数とAtomのlatexに入力したものを確認しましたが問題はなさそうです。

何かわかる方教えてください。お願いします。
添付 スクリーンショット_2_.png