質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。

colortblパッケージ使用時のmultirowの表示不具合について

- t bz の投稿
colortblパッケージを使用して、表の列に色をつけたところ、\multirowを使用した部分がうまく表示されません。
(下記コードの「え」の部分)
解決法をご教示ください。

\documentclass[a4j]{jreport}
\usepackage{multicol}
\usepackage{multirow}
\usepackage{colortbl}

\begin{document}
\begin{tabular}{|>{\columncolor[rgb]{.6,.6,.6}}c|c|}
\hline
あ&い\\
\hline
\multicolumn{2}{|c|}{う}\\
\hline
\multirow{2}{*}{え}&\multirow{2}{*}{お}\\
&\\
\hline
\end{tabular}
\end{document}

拡大縮小したボックスにクリッピングを施したい

- 帯田 木偶太 の投稿
graphicx パッケージの \includegraphics では、オプションで指定して、
画像を指定範囲で切り出す(範囲外をクリッピングする)ことができますが、
文字を \scalebox や \resizebox で拡大縮小したものに対して
同様のことをする方法はあるでしょうか?

Build LaTex projectを実行したい

- 西崎 晴彦 の投稿
私はtexのversionを
PS C:\Users\haruhiko> tex -version
TeX 3.141592653 (TeX Live 2022)
vscodeのversionを
PS C:\Users\haruhiko> code -v
1.68.1
を使っています。

実験のレポートでlatexを使っているのですが、エラーが出て困っています。
私が陥っているエラーは、logファイルに特に重大なエラーはないけど、Recipe terminated with errorが起こって、pdfを出力してくれないというものです。
証拠として添付ファイルを見てほしいです。
これの厄介なところは、vscodeを開いて何もコードを書かず、実行してもエラーは出ず、pdfは何も変更されていないが、エラーが絶対に起こらないところでスペースや文字、改行するだけでエラーを吐くようになります。
そして、そのままvscodeを長時間放置して実行するとなぜかRecipe terminated with errorは出なくなるが、出力されるpdfは何も変わっていないということです。
実はこのエラーは二度目で、前回はエラーの原因をネットで調べてていたら勝手に直っていました。


いま、vscodeが原因かと思ってコマンドで
platex "result.tex"
dvipdfmx "result.dvi"
と打ったらちゃんとpdf出力されていて、それになぜかvscodeも直っていました。


結果としてこのフォーラムを書いている間に自己解決しましたが、同じような現象に陥っている方や、何が原因かわかる方はいらっしゃるでしょうか?今後起きた場合に対処したいです。

文字の下に線を引っ張って説明

- あ い の投稿
写真のような出力を得たいです。

【特徴】
・最初の説明の方が後よりも下にくる
・説明が元の語句より長くても元の文の空白などが変わらない。

個人的にはtcboxをずらして左側の枠線を利用し,説明文の直前に置いた水平線とつなげようと思い立ちました。
高さ問題についてはcounterを使おうと思ったのですが,番号をリセットする場所に困ったのでtcboxの中にtcboxを入れるという構図にしようと思いました。
ところが試しに作ってみようと思ったところ問題が発生しました。

【問題点】
・単位にemを持ちているのに文字の大きさが変わった時に若干の誤差が発生する。
・自前の環境からstyファイルなしに変えたところ枠線を左だけにするという設定などにエラーが発生した。
・tcboxだと説明が長い場合に元の文に空白が開いてしまう。

どなたか解決策をごお教示いただければ幸いです。

【コード】(lualatex)

% documentclass=========================================================

\documentclass{ltjsarticle}% compiler: lualatex-------------------------

%=======================================================================


% preamble==============================================================

% 書式------------------------------------------------------------------

\usepackage{luatexja}% lualatexの日本語設定

\usepackage{tcolorbox,ulem,calc,ifthen,color,graphics}%

\newlength{\blocklength}%

\newtcbox{subblock}

{%

%enhanced,%

on line,%

%boxrule=0.5pt,%

sharp corners,%

left=0em,right=0em,top=0em,bottom=0em,%

colback=white,%

%tcbox raise=-4.5em,%

%borderline west={0.1pt}{-0.1pt}{black},%

%frame style={left color=black,right color=white,top color=white,bottom color=white}%

}%

\newcommand{\block}[2]%

{%

\settowidth{\blocklength}{\uline{#1}}%

\uline{#1}\hspace{-\blocklength+0.5em}

\raisebox{-1.7em}[1em][0em]%

{%

\subblock%

{%

\raisebox{-0.5em}[1em][0em]%

{%

\hspace{-0.5em}\sout{\quad}#2%

}%

}%

}%

}%


% document================================================================

\begin{document}%


\normalsize%

There is something \block{to}{目的} talk about.\vspace{1cm}%

 

\Large%

There is something \block{to}{目的} talk about.\vspace{1cm}%

 

\LARGE%

There is something \block{to}{目的} talk about.\vspace{1cm}%


\end{document}%

添付 block.jpg

emathのyokoenumerateをlualatexで作る

- あ い の投稿
続けて質問してしまい大変心苦しいのですが,答えていただければ幸いです。

少し前に「綺麗な横向き箇条書きを作る」という旨のディスカッションが追加されたのを見て,tasksをemathのyokoenumerateのように自動調整できないかなあと思いました(lualatexだとemathが使えないので)。

流れとしては,

① \taskの効力をなくし新たに強制改行のはたらきを与える。
② task環境内の文章がアイテムごとに改行されて表示されるはずなので,その複数行の文章のうち最長のアイテムの横幅を測る。
③ 最長のアイテムの横幅によって条件分岐

を考えましたが,いくつか問題点があります。

① コマンドではなく環境にしたい
② 最大幅を測る際に\yokoenulengthmaxを定義したが,これが引数を取る形だと正常に機能しない。
(他にもあるかも)

解決策をご教示いただければ幸いです。

なお,以下のサイトを参考にしました。

https://tex.stackexchange.com/questions/593800/how-to-find-the-width-of-the-longest-line-in-multi-paragraph-text

文字コード自動判定 TeX Live 2023

- t tk の投稿
先日 TeX Live の開発版の ptexenc に入力ファイルの文字コードの自動判定機能を入れましたので紹介します。
詳細は↓で議論しています。
[ptexenc] 入力ファイルの文字コードの自動判定

入力ファイルの文字コードの自動判定機能は、土村さんが開発なさったものがあり W32TeXで採用され Windowsで利用されていました。
その実装は、nkf の文字コード自動判定を呼び出すものでした。
しかし TeX Live には導入されておらず Mac や Linux などでは利用できませんでした。
今回、自動判定ルーチン ptexenc_guess_enc() を新しく書いて TeX Live 開発版に入れました。
今後 TeX Live 2023 の配布に含まれ Mac や Linux などでも利用可能になる予定です。

使い方は、基本的に土村さん版を踏襲しています。(mendexと(u)pbibtexのコマンドラインオプションは新規)

  • kpathsearchの変数 guess_input_kanji_encoding を 1 または y または t にすると有効になる
  • (e)(u)ptex, (u)platex と mendex ではコマンドラインオプション --(no-)guess-input-enc で有効/無効が切り替わる。(kpathsearchの変数よりもこちらを優先)
  • (u)pbibtexではコマンドラインオプション -(no-)guess-input-enc で有効/無効が切り替わる。(kpathsearchの変数よりもこちらを優先)

texmf.cnf のデフォルトの設定は ptex, eptex, platex, platex-dev, pbibtex, mendex で有効としてあります。
uptex, uplatexなどUnicodeのものは入力ファイルが UTF-8 で統一されていることを想定してデフォルト無効にしてあります。

文字コードの判定は、入力ファイルごとに行われます。
文字コードの判定ルーチンは、よく知られているように 100% 完全な判定は不可能で、今回のアルゴリズムでも誤判定が出る可能性は残っています。
今回は、複数の文字コードの可能性が残る場合は file_enc を選ぶようにしました。
誤判定で不都合が生じる場合は、自動判定を無効にして、全ての入力ファイルの文字コードを統一してそれを入力ファイルの文字コードとして指定して下さい。

私見ですが、
文字コードの混在は不具合の原因になりますので、このような不安定な機能に頼ることなく、入力ファイルの文字コードを統一することを推奨します。

充分テストしたつもりですが、予期せぬ動作など、お気づきの点があればお知らせください。

language=hoge と記述すると  Xlanguage=hoge になってします

- 和田 勇 の投稿
業務連絡です。

以前「language」につづけて「=」としてこのフォーラムに投稿すると 「Xlanguage=」のように「X」が付与されて投稿されていたことがありますが、もしかしたらこのフォーラムで利用しているソフトの仕様かなと思い報告しておきます。

これは「題名」では発生していません。
「メッセージ」本文でのみ発生するようです。

「=」をつけた場合 Xlanguage=  ←X は書いていない

「=」をつけない場合 language



mendex の man ドキュメントが文字化けしている

- ワトソン の投稿
macOS Sierra + TeX Live 2016 の環境で(通常の設定の場合)

$ man mendex

をするとドキュメントの日本語部分が文字化けするようです(添付画像).
/usr/local/texlive/2016/texmf-dist/doc/man/man1 にあるソース mendex.1
のエンコーディングは UTF-8 (BOM無), LF のようでしたので環境変数 $LANG を
ja_JP.UTF-8 に設定した状態で表示を試みるなどしましたが,文字化けは
治りませんでした.さらに

$ texdoc mendex

により表示される mendex.man1.pdf の中身も同様に文字化けしており,
現状では少なくとも macOS + TeX Live の環境を使用する一般のユーザが
mendex のドキュメントを読もうと思ってもなかなか難しい状況になっています.


一応の対処法として,私の環境では

1. Homebrew で最新の groff をインストールする
2. /etc/man.conf 94行目を次のように書き換える
NROFF /usr/local/bin/groff -Dutf8 -Tutf8 -mandoc -mja -E

という手順を踏むと正しい表示となることが確認できました.ただし,以下に示す
参考文献のように JNROFF の設定のみを変更しても(これにより vim の日本語
man ページは正しく表示されましたが)本症状は改善しませんでした.
参考:http://qiita.com/yu-ichiro/items/ea9c672e2d7488416db9
添付 SS_2016-11-07_16.01.29.png

LuaLaTeX + jlreq + pxrubrica でルビ用フォント設定時の空き

- 村上 TomOne の投稿
LuaLaTeX + jlreq + pxrubrica でルビ用フォントを設定した場合、ルビの前に空きが入ります。
しかし、本文1行目を有効にした場合のように、最初にルビを使った場合には空きが入りません。
\rubyfontsetup{\rubyfamily} をコメントアウトした場合も空きは入りません。
今は最初にあえてルビを振ると誤魔化してますが、何か設定に足りない部分とかありますでしょうか?
また、
\usepackage[morisawa-pr6n,deluxe,expert,jis]{luatexja-preset}
でなく
\usepackage[uplatex,jis2004,expert,deluxe,scale=0.962216]{otf}
に切り替えて、upLaTeXでコンパイルした場合も空きは入りません。


\RequirePackage{plautopatch}

\documentclass[

tate,book,

% 括弧は段落頭二分行頭天付き, 句読点ぶら下げ有効

open_bracket_pos=nibu_tentsuki,hanging_punctuation]{jlreq}

%\usepackage{luatexja} % ltjclasses, ltjsclasses を使うときはこの行不要


\usepackage{bxpapersize}


\usepackage[morisawa-pr6n,deluxe,expert,jis]{luatexja-preset}

%\usepackage{luatexja-otf}

%\usepackage[uplatex,jis2004,expert,deluxe,scale=0.962216]{otf}



% ルビ設定

\usepackage{pxrubrica}

\rubysetup{<Hf>}

\rubyfontsetup{\rubyfamily}


\begin{document}


%\jruby{愛}{あい}してるを\jruby{知}{し}りたい。


愛してるを\jruby{知}{し}りたい。



\end{document}

lstlisting環境のcaptionを中央への配置,上下位置の調整する設定について

- 小林 コウキ の投稿
lstlisting環境のcaptionを中央への配置,上下位置の調整する設定について,質問です.

・TeXのソース
\begin{lstlisting}[caption=xyzxyz]
aaaaaa
bbbbbb
cccccc
ddddd
\end{lstlisting}%


・styでの設定
\lstset{%
language={Python},
basicstyle={\small\ttfamily},%基本書体
identifierstyle={\small},%キーワードでない文字の書体
ndkeywordstyle={\small},%キーワードその2の書体
stringstyle={\small\bf\ttfamily},
frame={tb},
breaklines=true,
columns=[l]{fullflexible},%
numbers=left,%
framexleftmargin=6mm,
xrightmargin=0zw,%
xleftmargin=6mm,%
numberstyle={\scriptsize\usefont{OT1}{phv}{m}{n}},%
stepnumber=1,
numbersep=2mm,%
moredelim=[is][\bf\ttfamily]{<\#}{\#>},%%%<#,#>で囲むと書体変更
lineskip=-0.25ex,%%行間変更
morecomment=[l]{//}%
}

と指定しています.
この形でコンパイルをすると,キャプションはセンターではなく,
左から4字下ほどの位置に出力され,罫線とキャプションが重なってしまいます.

\lstset内での設定,listings.styでの設定で,キャプションの位置の調整できる箇所,もしくは設定方法を教えていただけないでしょうか.

いつも質問ばかりで恐れ入ります.
よろしくお願いいたします.