質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。

\subsection 等で改行せずに本文を続ける方法

- 匿 名 の投稿
現在大学で出題されたレポート問題を解いており,問題の出題形式に合わせてプリアンブルで

\renewcommand{thesection}{第\kansuji\arabic{section}問}
\renewcommand{thesubsection}{\arabic{section}.}
\renewcommand{thesubsubsection}{(\alph{subsubsection})}

としているのですが,これだと\subsection{}や\subsubsection{}で1.や(a)と出力された後に改行されてから解答本文が始まる形になります。
この改行をなくして設問番号を書いた後に改行せずに解答本文が続くような形式に変更したいのですが,プリアンブルにどのような記述を加えればよいでしょうか?

あと,(a),(b)の番号を\subsectionを跨ぐ毎に(a)に戻したいのでこちらもプリアンブルに

\makeatletter
\@addtoreset{subsubsection}{subsection}
\makeatother

としたのですが,上手くいきません。こちらはどうすればよいでしょうか?

2点になって恐縮ですが,よろしくお願いします。

upLaTeX + dvipdfmx で波ダッシュ「〜」(U+301C) が 全角チルダ「~」(U+FF5E) で表示される

- 匿 名 の投稿

W32TeX [2014-01-15] を使用しています.
以下の様な wave_dash.tex を upLaTeX + dvipdfmx で処理しようとすると
波ダッシュ「〜」(U+301C) が 全角チルダ「~」(U+FF5E) で表示されます.

\ifdefined\kanjiskip
  \ifdefined\ucs
    \documentclass[uplatex]{jsarticle}
  \else
    \documentclass{jsarticle}
  \fi
\else
  \ifdefined\directlua
    \documentclass{ltjsarticle}
    \usepackage[ms]{luatexja-preset}
  \else
    \documentclass[xelatex]{bxjsarticle}
    \usepackage{zxjatype}
    \setjamainfont{MS Mincho}
  \fi
\fi
\begin{document}

波ダッシュ「〜」(U+301C)

全角チルダ「~」(U+FF5E)

\end{document}

以下のように uplatex でタイプセットして dvipdfmx で処理するときに MS-Mincho を埋め込みました.

uplatex wave_dash.tex
dvipdfmx -f msmingoth.map wave_dash.dvi

upLaTeX で出力された DVI ファイルを dviout で表示してみると波ダッシュは正しく表示されているようです.
pLaTeX で出力された DVI ファイルは dviout で表示してみると波ダッシュが全角チルダで表示されていました.
XeLaTeX, LuaLaTeX で出力された PDF ファイルは波ダッシュが正しく表示されました.
upLaTeX + dvipdfmx で波ダッシュを表示するにはどのようにしたらいいのでしょうか?
よろしくお願いします.

TeXworks の初期設定カスタマイズ(美文書第6版DVD)

- 土 村 の投稿
Windows7 に美文書第6版DVDを使ってインストールして、もちろんほとんど正常に動作しています。ちょっとマイナーな使い方をしていてハマってしまったので、お助け下さい。

TeXworks の初期設定ですが、日本語処理に便利なように ptex2pdf や pBibTeX なんかが登録されていますけれども、これをシステム設定にするにはどうしたらよいでしょうか。

インストールしたユーザの
C:\Users\myuserid\.texlive2013\texmf-config\texworks\configuration\tools.ini
に、この設定が書き込まれていることはわかったのですが(あべのり的設定のおかげ?)、新規ユーザ(=このファイルが存在しない場合)だと、TeXworks がこのファイルを作成して、その内容が ptex2pdf 抜きになってしまいます。どこかに元ファイルがあるかと思って C:\texlive 以下を検索してみても、context用の内容の異なるファイルが見つかるばかりです。

大量のユーザが利用する可能性があって、しかし実際に利用するユーザはごく一部なので、全ユーザのホームディレクトリにあらかじめ tools.ini をコピーしておくことは避けたいのです。tools.ini の内容は texworks.exe に内蔵されているのでしょうか。

Texworksを使用してdviをpdfに変換するときのエラーについて

- t d の投稿
Texworksを使用してサンプルファイルをコンパイルしたところ以下のようなエラーメッセージが出てdviがpdfに変換されません.(以下がエラーに関係があると思われる部分のログです)

(guessed encoding: BINARY = jis)jfm-instructions.dvi -> jfm-instructions.pdf

[1][2][3][4GPL Ghostscript 9.10: **** Could not open the file /tmp/dvipdfmx.rtL0qK .

**** Unable to open the initial device, quitting.


** WARNING ** Filtering file via command -->rungs -q -dNOPAUSE -dBATCH -sPAPERSIZE=a0 -sDEVICE=pdfwrite -dCompatibilityLevel=1.5 -dAutoFilterGrayImages=false -dGrayImageFilter=/FlateEncode -dAutoFilterColorImages=false -dColorImageFilter=/FlateEncode -sOutputFile='/tmp/dvipdfmx.rtL0qK' './trapped.eps' -c quit<-- failed.

** WARNING ** Image format conversion for "./trapped.eps" failed...

** ERROR ** pdf_ref_obj(): passed invalid object.


Output file removed.


(以上がログ)

dviは作成されましたが,pdfに変換するところでエラーが出ているようです.

いろいろとウェブで検索をかけて調べてみたのですが,解決しませんでしたので質問させていただきます.何かコメントをいただければ幸いです.よろしくお願いします.


textgreekの未定義コマンドエラー

- 増田 光司 の投稿
プリアンブルに
\usepackage{textgreek}
と書いて,例えば
\textalpha
等と本文に打ってコンパイルしようとしてもコマンドが定義されていない旨のエラーが出ます.
原因として考えられることを教えていただけないでしょうか.

tty input in (e)upTeX on Windows

- Akira Kakuto の投稿
ttk さんのおかげで,upTeX, e-upTeX on Windows 上でも次のように
upTeX, e-upTeX のプロンプトから TTY input ができるようになりました:

This is upTeX, Version 3.1415926-p3.4-u1.11 (utf8.uptex) (TeX Live 2013/W32TeX)
restricted \write18 enabled.
**表題.tex

\varDeltaについて

- 匿 名 の投稿
\varDeltaをdvioutで表示すると、以前dvioutで表示したものより幅が広がっています。前のように幅をせばめることはできないのでしょうか?

KANJI file name in special in dvi (uptex)

- Akira Kakuto の投稿
ttk さんのおかげにより,
set command_line_encoding.dvipdfmx=utf8
としておくと,

(e)uptex, uplatex と dvipdfmx を使う場合,

%
% test.tex for uplatex
%
\documentclass{ujarticle}
\usepackage[dvipdfmx]{graphics}
\begin{document}
\includegraphics{表題.eps}
\end{document}

のようなソースから
uplatex test
dvipdfmx test

によって,test.pdf を作成できるようになりました。
主に uptex, uplatex を使う場合には, texmf.cnf に

command_line_encoding.dvipdfmx = utf8

としておけばよいでしょう。

ただしこのときは,ptex, platex で同様のことをするには
set command_line_encoding.dvipdfmx=
のようにして,空に設定する必要があります。
デフォルトでは,ptex, platex を優先して texmf.cnf には

command_line_encoding.dvipdfmx =

と空になるようにしています。

powerdot で作ったDVIファイルを W32TeX の dvips で処理

- 匿 名 の投稿
powerdot で作ったDVIファイルを W32TeX の dvips で処理して作った PostScript ファイルを ghostscript (gs9.10 等) で表示させようとするとエラーが発生します。

最初に

Error: /undefined in InitOL

と表示され、その後空の Operand stack: が続き、更に Execution stack: の表示が続きます。

最近 W32TeX のファイルを更新してからこのようになりました。

回避策として、Cygwin の dvips を使っています。
W32TeX の dvips も Cygwin の dvips もバージョンは、5.993 です。

W32TeX だけで正しく処理するのに何か良い方法はないでしょうか。

KANJI file name in special in dvi (II) (Windows)

- Akira Kakuto の投稿
ttk さんのおかげにより,Windows 上で
set command_line_encoding.dvips=utf8
としておくと,

(e)uptex, uplatex と dvips を使う場合,

%
% test.tex for uplatex
%
\documentclass{ujarticle}
\usepackage[dvips]{graphicx}
\begin{document}
\includegraphics{表題.eps}
\end{document}

のようなソースから
uplatex test
dvips -Ppdf test

によって,test.ps を作成できるようになりました。
主に uptex, uplatex を使う場合には, texmf.cnf に

command_line_encoding.dvips = utf8

としておけばよいでしょう。

ただしこのときは,ptex, platex で同様のことをするには
set command_line_encoding.dvips=
のようにして,空に設定する必要があります。
デフォルトでは,ptex, platex を優先して texmf.cnf には

command_line_encoding.dvips =

と空になるようにしています