質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。

TeXユーザの集い2015開催のおしらせ

- きえだ ゆうすけ の投稿
TeXユーザの集い2015実行委員会の
木枝祐介と申します.

下記概要のようにTeXユーザの集い2015を開催いたします.

詳細は概要内記載のwebサイトやtwitter上等で順次おしらせしてまいります.

# 概要
日付:2015年11月7日(土)全日予定
会場:東京大学大学院数理科学研究科 大講義室
住所:東京都目黒区駒場3-8-1
主催:TeXユーザの集い2015実行委員会
web:http://texconf15.tumblr.com
問い合せ先:texconf15{\atmark}googlegroups.com
twitter:texconf15(ハッシュタグ:#texconf15)
# 目的
TeXとその周辺に関する知見を共有する
組版・出版とその周辺に関する知見を共有する
ユーザ間交流
# 懇親会
会の終了後,会場近隣での懇親会開催も予定しております.

各種申し込み
各種申し込み受け付けは準備が整いしだい開始します. 準備が整いましたらwebサイトおよびtwitter等でお報せいたします.

***

TeX ユーザの集い 2015 実行委員会(五十音順,*:代表)
木枝祐介*
斎藤新悟(九州大学基幹教育院)
高村正志(東京大学大学院数理科学研究科)
寺田侑祐(鉄緑会)
山本宗宏(株式会社Green Cherry)

luaLaTeXでemath

- liki の投稿

\documentclass[lualatex,ja=standard,fleqn]{bxjsarticle}
\usepackage{emath}
\begin{document}
$ a \neqq b$
\end{document}

これをlualatexでコンパイルするとemath関連ファイルで下記のエラーがでます。

! Text line contains an invalid character.

emath関連ファイル(jis)をすべてutf-8に変換してコンパイルすると、今度は

(c:/texlive/2015/texmf-dist/tex/latex/oberdiek/grfext.sty
(c:/texlive/2015/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/kvdefinekeys.sty)
! Illegal parameter number in definition of \reserved@b.
<to be read again>
1
l.253 \kv@define@key{Gin}{AppendGraphicsExtensions}
{%
? e
You want to edit file c:/texlive/2015/texmf-dist/tex/latex/oberdiek/grfext.sty a
t line 253

となります。

\documentclass[uplatex,ja=standard,fleqn]{bxjsarticle}

と変更して、uplatexでコンパイルするとemathファイルの文字コードに関係なく、エラーはでずにdvipdfmxでpdfにできます。


TexLive2015です。

emathっていろいろと便利なので、できれば使いたいのです。

TeX Wiki「LaTeX 入門」で使うべき文書クラス

- aminophen の投稿
TeX Wiki の「LaTeX 入門」の件で、相談したいことがあるのでここで書きます。
問題は「いま初心者ユーザにすすめるべき文書クラスはなにか」という点で、既に編集合戦が行われている
ようなのですが、いまのものはなんだか急進的すぎないかと不安です。

6月に(主に私が)LaTeX 入門を改訂していたのですが、そのときは pLaTeX + dvipdfmx で処理することを
想定した構成としました(一時期 upLaTeX ベースになっていたけれど戻しました)。
そのときは「最初の例」のページの“論理構成”を次のようにしました:

1. まず吾輩は猫であるのソースを使い、jsarticle のソースが pLaTeX で正常に処理できることを確認させる
(インストールが成功したかどうかの確認も兼ねている)
2. 次に「新しい環境なら upLaTeX というものが入っています」という説明をし、メリットを解説して推奨
3. それ以降のページでは pLaTeX 用のソースを示すが、upLaTeX が気に入ったならそっちを使ってねと勧める

いま見てみると、bxjsarticle を使って upLaTeX するソースに置き換わっていて、それでいて上の論理構成の
残骸が残っているのでちぐはぐです。

1. まず吾輩は猫であるのソースを使い、bxjsarticle v1.0 用ソースupLaTeX で正常に処理できることを確認させる
2. 次に「新しい環境なら upLaTeX というものが入っています」という説明をし、メリットを解説して推奨
(ここで upLaTeX が入っていない環境への配慮は皆無
3. それ以降のページでは一貫して upLaTeX 用の BXjscls ソースを示す

編集合戦は
「私が書いた pLaTeX → BXjscls で upLaTeX → pLaTeX に戻った → 再び BXjscls で upLaTeX に戻った」
と推移しているようですね。
(しかもタイムスタンプを更新せずこっそりと大胆な改訂をしているっぽい

さすがに BXjscls v1.0 は今月 CTAN に出たばかりで、TeX Live 2014 (v0.3a) ではいま例示されているソースすら
書式が違って通らない(dvipdfmx オプションが NG)という状況です…
これはいくらなんでも急進的すぎると思っています。

いったん「LaTeX 入門」の項目の一部で \documentclass を明示しないように変更してみたのですが、最初の例で
示すべきソースはどうすべきでしょうか。LuaLaTeX を使うのは LuaTeX がまだ beta なので早急でしょうし、
仮に upLaTeX 中心にするにしても pLaTeX しかない環境への配慮は要るでしょう。
「BXjscls が入っていないことがあります」より致命的な
「BXjscls が 2015/08/06 より古ければ通りません」
も重要でしょう?

今の編集合戦を傍観している限り方針が読めないので、困惑しています。
求められれば私が論理構成を含めて改訂することも可能なのですが…(いまのままではちぐはぐですよね?)

質問

- 植木 一郎 の投稿
紙数節約のため両面印刷できる\documentclass{jsbook}で論文を作ったとき、本文の後に\bibliographyで参考文献リストを付けたところ、参考文献リストが必ず奇数ページから始まるため、本文が奇数ページで終わると、本文と参考文献リストの間に白紙の偶数ページができてしまいます。紙も無駄になるし、体裁も悪いので、本文と参考文献リストを続けて印刷するか、少なくとも本文が終わった次の偶数ページから参考文献リストを印刷したいのですが、その方法を教えてください。

HEVEAを使ってTeXをHTMLにしよう

- 若松 久仁光 の投稿

HEVEAを使ってTeXをHTMLにしよう  (LaTeX converters)の続編(?)に当ります。


(LaTeX to HTML translator written in OCaml)

TeXWiKi 変換ツール此の項目に有る「HeVeA」のインストールが

「HomeBrew」から可能だと言う事が判りましたので、其のメモを掲げておきます。


HeVeAのインストール迄

1。http://brew-formulas.com/formula/objective-caml

brew install objective-caml

2。objective-camlのページの右に「Hevea - The HeveaHome page」と有るのでクリック

brew install hevea」でbrew からインストールが始まる。

3。後は、作業終了まで「待つ」

4。念の為、インストールされた物の確認「hevea -v」

5。「$hevea heveaTest.tex」とタイプすると「heveaTest.html」が作られる。

が(HeVeA Warning: Label(s) may have changed. Rerun me to get cross-references right.

と言うコメントがコンパイル時に出るかも知れない。)

【注】ちなみに、http://www.w3.org/Math/wiki/Tools では「HeVeA」と表示されている。


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現在の小生の環境OSX10.7.5でLaTeX2HTMLが使えないので、

代替えのアプリを探してみたが、「plastex」以外の候補で

唯一使えそうなのが「hevea」らしい。

参考サイトをクリックして内容を観たが「インストール」迄の導入の方法は、

存の事実と言う事なのか?何も書かれていない。

直接開発元にアクセスしても手順が、いま一つ判らない。

Objective Caml が必須と有るが、OCamlも新規に成ったらしいし、

http://caml.inria.fr/download.en.html には

We do not distribute MacOS binaries any more. You should install OPAM and use it to install OCaml.

http://hevea.inria.fr/doc/manual044.html」にインストール関連の記事が有り、参照を辿っても、

同様のリンク頁に行ったり戻ったりで肝心の「hevea」のインストールの為の記事が見付からなかった。

「homebrew」からのインストールが可能と言う記事に巡り会ったのでメモとして書いてみた。

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◎「http://d.hatena.ne.jp/mzp/20090317/hevea」を参考にさせて貰った。

(上記、元ファイルにアクセスしなくても良い様に、要点を再記してみた)


a.\usepackage[utf8]{inputenc}を使って日本語も表示出来る様にする。

b.\input{fancysection.hva} を使ってセクションを「緑色」にする。

c.セクションごとにページを分けたい場合は、hachaを使用する。

$ hevea hello.tex

$ hacha hello.html

d.html以外のフォーマットも変換可能。

$ hevea -info hello.tex

$ hevea -text hello.tex

lyx 2.14 windows10 での問題

- H. Y の投稿
はじめまして、windows10 にしてからlyx からpdfファイルを作成した後のプレビューをさせるソフトが自動で開かなくなり困っています。
 AppDataフォルダに一時的なPDFファイルはできているのでこれをクリックすれば
見られるのですがとても不便です。観閲ソフトをアクロバットにしても他ものにしても
同じで dvipdfm はPDFの書き込みに成功しました。とのメッセージ後に
ファイルは開かれることなく止まってしまいます。

 windows 64 bit の環境です。何情報がありましたら 教えてください。

luatexja.styとmarvosym.styを共存させたい

- S T の投稿
お世話になります。LuaTeXjaがらみの質問です。
MWEは下記の通りです。

--- test.tex ---
%#!lualatex
\documentclass{article}
\usepackage{marvosym}
\usepackage{luatexja}
\begin{document}

\thispagestyle{empty}
{\LARGE\Smiley\FAX\Telefon}

\end{document}
---- ここまで ---

luatexja.styを読み込むとmarvosymのフォントが表示されない、またはuやTなど別の文字になります。
luatexja.styを読み込まなければ、marvosymのフォントは期待通りに表示されます。
パッケージを読み込む順番は試しましたが、変化はありませんでした。
luatexja.styとmarvosym.styを共存させる方法についてご助言を賜れば幸いです。

各バージョンは下記の通りです。
$ grep ProvidesPackage $(kpsewhich luatexja.sty)
\ProvidesPackage{luatexja}[2013/05/14 Japanese Typesetting with LuaTeX]
$ grep -A1 ProvidesPackage $(kpsewhich marvosym.sty)
\ProvidesPackage{marvosym}
[2011/07/20 v2.2 Martin Vogel's Symbols font definitions]

よろしくお願いします。

やっぱり日本語のファイル名が使いたい

- liki の投稿
TeX Live 2015のlualatexでも--cmdxが効くようなので、

lualatex --cmdx --synctex=-1 --jobname=""hogehoge 輸送" "hogehoge 輸送.tex"

としてみたけど、やっぱりsynctexのファイル名だけ文字化けしてSumatraPDFの連携ができません。

aux、log、pdfのファイル名は文字化けしていません。

やっぱり無理ですか。

MacOSとWindowsでのフォントの違い

- 土屋 勝 の投稿
これまでMacOS上で作成されていたLaTeXソースをWindows上で処理することになり,フォント名の違い?に悩んでいます.

対象となるLaTeXソースは,以前からシリーズで使われてきたもので,モリサワフォントが使われています.フォントに関してはclsファイルに

%% R
\DeclareKanjiFamily{JY1}{shingo-r}{}
\DeclareKanjiSubstitution{JY1}{shingo-r}{m}{n}
\DeclareFontShape{JY1}{shingo-r}{m}{n}{<-> s * [0.961] shingo-r}{}
\DeclareKanjiFamily{JT1}{shingo-r}{}
\DeclareKanjiSubstitution{JT1}{shingo-r}{m}{n}
\DeclareFontShape{JT1}{shingo-r}{m}{n}{<-> s * [0.961] shingo-r-v}{}
%% M
\DeclareKanjiFamily{JY1}{shingo-m}{}
\DeclareKanjiSubstitution{JY1}{shingo-m}{m}{n}
\DeclareFontShape{JY1}{shingo-m}{m}{n}{<-> s * [0.961] shingo-m}{}
\DeclareKanjiFamily{JT1}{shingo-m}{}
\DeclareKanjiSubstitution{JT1}{shingo-m}{m}{n}
\DeclareFontShape{JT1}{shingo-m}{m}{n}{<-> s * [0.961] shingo-m-v}{}
%% B
\DeclareKanjiFamily{JY1}{shingo-b}{}
\DeclareKanjiSubstitution{JY1}{shingo-b}{m}{n}
\DeclareFontShape{JY1}{shingo-b}{m}{n}{<-> s * [0.961] shingo-b}{}
\DeclareKanjiFamily{JT1}{shingo-b}{}
\DeclareKanjiSubstitution{JT1}{shingo-b}{m}{n}
\DeclareFontShape{JT1}{shingo-b}{m}{n}{<-> s * [0.961] shingo-b-v}{}
%% 太ゴB101
\DeclareKanjiFamily{JY1}{futogo-b}{}
\DeclareKanjiSubstitution{JY1}{futogo-b}{m}{n}
\DeclareFontShape{JY1}{futogo-b}{m}{n}{<-> s * [0.925] futogo-b}{}
\DeclareKanjiFamily{JT1}{futogo-b}{}
\DeclareKanjiSubstitution{JT1}{futogo-b}{m}{n}
\DeclareFontShape{JT1}{futogo-b}{m}{n}{<-> s * [0.925] futogo-b-v}{}

という指定がされています.このままだとWindows 8.1のTeX Live 2015で
platex main.tex
dvipdfmx -f morisawa main
と処理をしても

dvipdfmx:warning: Could not locate a virtual/physical font for TFM "futogo-b".
dvipdfmx:warning: >> This font is mapped to a physical font "FutoGoB101-Bold".
dvipdfmx:warning: >> Please check if kpathsea library can find this font: FutoGoB101-Bold
dvipdfmx:fatal: Cannot proceed without .vf or "physical" font for PDF output...

Output file removed.
となってPDFファイルが出力されません.

もちろんWindowsにはA-OTF-FutoGoB101Pro-Bold.otfなど必要なモリサワフォントはインストールしてあり,このclsファイルを使わない自分のLaTeXソースならば普通にモリサワフォントが埋め込まれたPDFファイルが作成されます.

フォントファイル名が違っているのではないかと,いろいろと試してみましたが,行き詰まってしまいました.どなたか助言をお願いします.

私の使用環境は
Windows 8.1
LaTeX 2015
platex,dvips,dvipdfmx
です.


bxjsclsでの目次作成について

- liki の投稿

test.tex

\documentclass[lualatex,ja=standard,fleqn]{bxjsarticle}
\begin{document}
\tableofcontents
\section{abc}
hogehoge
\section{xyz}
hogehoge
\end{document}

上記ファイルをコンパイル(lualatex test.tex)すると下記のエラーが出ます。

! Illegal unit of measure (pt inserted).

\tableofcontents を削除すると問題ありません。

どうしてなんでしょうか。