質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。

newenvironmentの空白について

- Fuwa Roco の投稿
お世話になっております。
\newenvironmentを利用してequation環境を以下のコマンドで簡略化を試みたところ、出力結果の方程式の下に空白ができてしまいます。

コマンド
------------------------------
\newenvironment{eq}{\begin{equation}}{\end{equation}}
\begin{eq}
{F = ma.} \label{equation of motion}
\end{eq}
------------------------------

もとのequation環境を保ったまま簡略化(「eq」)したいのですが、空白は必ず入ってしまうのでしょうか?
方法がありましたら、ご教授お願い致します。

宜しくお願い致します。

\defにおけるオプション引数について

- 斎藤 漁火 の投稿

pxruburicaパッケージとLuaLaTeXにおいて任意の1文字をコマンドのように扱うことができるnewunicodecharパッケージ、それに\defにおけるパターンマッチ風引数の取り方を組み合わせて、青空文庫の注記方式(|親文字《ルビ》という記法)に似たルビの 振り方ができるのではないかと思い付きました。

そこでこのようなマクロを作ってみました。
https://gist.github.com/hakuoku/3e235ef4a14282095e41e4ef30770a80

質問したいのは、ここから\x@my@rubyマクロにオプション引数を設定するにはどうしたらいいかということです。
最終的には|郭公《かっこう》[Jf]を、\ruby[Jf]{郭公}{かっこう}という形に展開したいです。(第三引数は省略可能)
原始的に

\def\x@my@ruby#1《#2》{\@ifnextchar[{\x@my@ruby@a}{\x@my@ruby@b}}

\def\x@my@ruby@a#1《#2》[#3]{\ruby[#3]{#1}{#2}}

\def\x@my@ruby@b#1《#2》{\ruby{#1}{#2}}


とするだけでは、

Argument of \x@my@ruby has an extra }.
<inserted text>
\par
l.36 |郭公《か���こう》

というエラーが出てしまいました。
省略可能なオプション引数を設定する方法について、ご教授頂けましたら幸いです。

(環境はWindows、質問時で最新のTeX Live、TeXWorksでLuaLaTeXを走らせています)

箇条書きについて.

- math の投稿
箇条書きをする際に,description 環境を使っていますが,うまくいきません.
ラベルは自分で任意のものを環境ごとに指定でき,つまり,\item[ほげほげ]のようにして,ラベルの直後は一文字分の空白にしたいのですが,descriptionだとラベルの直後の空白が大きくなってしまいます.

理想は

① ほげほげほげほげ・・・ ←※①とほげほげの間に空白が一つある
ほげほげほげほげ ←※ほげほげの前に空白が一つある
② ほげほげ・・・

のようにして,①の直後に空白は一つあり,二行目以降は,①の下に一つ空白があるように見えるようにしたい,つまり,①の直後の空白の直後の「ほ」の真下に二行目の最初のげが来るようにしたいです.

tabular環境とminipageを併用して,ラベルの後ろの文章の部分をminipageに入れても,ラベル部分のあとの文章(上記では,ほげほげの部分)が長くなるとラベルが(相対的に)下がってしまいます.

箇条書き環境にこだわらなくても,上の理想のようになればどんな環境でも構いません.

ただ,何の環境も使わずに

①\quad ほげほげほげほげ・・・\\
\quad ほげほげ・・・

のようにその都度改行を入れて\quad を入れて調整しなくてもうまく行くような方法を教えていただければと思います.よろしくお願いいたします.

※上記の理想はうまく表示されていないため,←部を補って読んでください.

pdfに出力された和文のフォントについて

- math の投稿
美文書作成入門第7版のTeXLIVE2016でインストールしたTeX環境を使っているのですが,pdfに出力された和文のフォントを変更したいのですが,

①デフォルトで設定されている明朝体のフォント名
②他に明朝体のフォントでどんなものがあるか(サンプルもあればありがたいです)

以上3点を教えてください.
ちなみに,②については最終的には,winshell でコンパイルしてdvioutに出力されるフォントに変更したいと思っているのでdvioutに出力されるフォントが知りたいです.

それから,コマンドプロンプトで
kanji-config-updmap-sys hiragino
などとフォントを変える命令を打ってから,タイプセットしなおしてもpdfに出力されるフォントが変わった気配がありません.pdfに出力されるフォントを変えるためにはほかの(たとえばプリアンブルに)命令が必要なのでしょうか?


Bxjsartcleでpxcjkcatとparagraphを一緒に使えない

- Nakata Masato の投稿
macでuplatexを使っているのですが,documentclassをbxjsarticleにするとパッケージpxcjkcatを使うと\paragraphでエラーが出て困っています.

環境は,
  • macOS 10.12.6
  • Tex Live 2017
  • uplatex -version #=> e-upTeX 3.14159265-p3.7.1-u1.22-161114-2.6 (utf8.uptex) (TeX Live 2017)
です.ミニマルなtexファイルは

% test.tex
\documentclass[autodetect-engine,dvipdfmx-if-dvi,ja=standard]{bxjsarticle}
\usepackage[prefernoncjk]{pxcjkcat}
\begin{document}
\paragraph{Hoge}
foga
\end{document}

で,これを $ uplatex test.tex とすると次の複数のエラーが出ます(各エラーはenterでスキップしています):

This is e-upTeX, Version 3.14159265-p3.7.1-u1.22-161114-2.6 (utf8.uptex) (TeX Live 2017) (preloaded format=uplatex)
restricted \write18 enabled.
entering extended mode
(./test.tex
pLaTeX2e <2017/07/29u01>+1 (based on LaTeX2e <2017-04-15>)
Babel <3.13> and hyphenation patterns for 84 language(s) loaded.
(/usr/local/texlive/2017/texmf-dist/tex/latex/bxjscls/bxjsarticle.cls
Document Class: bxjsarticle 2017/09/09 v1.6 BXJS document classes
(/usr/local/texlive/2017/texmf-dist/tex/latex/tools/calc.sty)
(/usr/local/texlive/2017/texmf-dist/tex/latex/graphics/keyval.sty)
(/usr/local/texlive/2017/texmf-dist/tex/latex/bxjscls/bxjscompat.sty)
(/usr/local/texlive/2017/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/ifpdf.sty)
(/usr/local/texlive/2017/texmf-dist/tex/latex/geometry/geometry.sty
(/usr/local/texlive/2017/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/ifvtex.sty)
(/usr/local/texlive/2017/texmf-dist/tex/generic/ifxetex/ifxetex.sty))
(/usr/local/texlive/2017/texmf-dist/tex/latex/bxjscls/bxjsja-standard.def
(/usr/local/texlive/2017/texmf-dist/tex/latex/bxjscls/bxjsja-minimal.def)))
(/usr/local/texlive/2017/texmf-dist/tex/latex/pxcjkcat/pxcjkcat.sty)
(./test.aux)
*geometry* detected driver: dvipdfm
! Argument of \bxjs@let@hchar@chr@ue@c has an extra }.
<inserted text>
\par
l.6 f
oga
?
Runaway argument?
! Paragraph ended before \bxjs@let@hchar@chr@ue@c was complete.
<to be read again>
\par
l.6 f
oga
?
! Extra }, or forgotten \endgroup.
<recently read> }

l.6 f
oga
?
! Undefined control sequence.
\jsJaChar ...bxjs@jachar \expandafter {\bxjs@tmpa
}\fi \endgroup
l.6 f
oga
?
[1] (./test.aux) )
Output written on test.dvi (1 page, 332 bytes).
Transcript written on test.log.

一応dviファイルが作られたので $ dvipdfmx test.dvi && open test.pdf で確認すると,「.Hoge fuga」とだけ書かれていました.Hogeはサンセリフ,fugaはローマンで.はドット(0x2e)です.

次に,

% case 1: without the option of pxcjkcat
\documentclass[autodetect-engine,dvipdfmx-if-dvi,ja=standard]{bxjsarticle}
\usepackage{pxcjkcat}
\begin{document}
\paragraph{Hoge}
foga
\end{document}

% case 2: with documentclass jsarticle instead
\documentclass[uplatex]{jsarticle}
\usepackage[prefernoncjk]{pxcjkcat}
\begin{document}
\paragraph{Hoge}
foga
\end{document}

% case 3: without paragraph
\documentclass[autodetect-engine,dvipdfmx-if-dvi,ja=standard]{bxjsarticle}
\usepackage[prefernoncjk]{pxcjkcat}
\begin{document}
foga
\end{document}

の各ケースとも期待通りの出力を得ました.

なぜ最初の場合のみエラーになるのでしょうか?

geometryについて

- math の投稿
美文書作成入門第7版のTeXLIVE2016でインストールしたのですが,¥usepackage[margin=1cm]{geometry}とプリアンブルに入れてもエラーになります.

美文書作成入門第7版のものには,geometry.styが入っていないのでしょうか?

図について.

- math の投稿
いままではWinTpicを使って,texファイルを作成して,それを¥input{ファイル名.tex}という命令で読み込んでいましたが,これだと図の大きさもわからないうえに思ったような位置に出力できません.

そこで,WinTpicよりもっと直感的な図を描く方法を探しています.オススメがありましたら,教えてください.また,皆様がどのようにして図を描かれているのかも聞きたいです.

図を描く目的は,主に,関数のグラフと立体などの図形です(要は中学や高校の数学のプリント作成のために図を描きます).座標軸などもきちんと描けるものが望ましいです.よろしくお願いいたします.

upTeX-1.23

- t tk の投稿
upTeXの新版1.23を今週末リリース予定です。
従来とデフォルト動作を変更する項目があるため前もってお知らせします。
以下、主な内容を3個示します。

1. U+0080以上のラテン文字のデフォルトを欧文扱いに変更
従来、U+0080以上の文字のデフォルトはすべてCJK扱い(漢字、仮名、その他記号、ハングルのうちのいずれか)としていました。
今回の版では、(非英語)欧文との親和性向上のため、デフォルトでラテン文字をなるべく欧文扱いするよう変更します。

Ref. [upTeX] Latin-1 ブロックの分割@github

例えば、下記のような例でkcatcodeの設定が不要になります。
\documentclass{ujarticle}
%\kcatcode"C0=15 %% 従来は必要だった
\usepackage[utf8x]{inputenc}
\usepackage[T1]{fontenc}
\begin{document}
Pokémon

``?`But aren't Kafka's Schloß and Æsop's Œuvres
often naïve vis-à-vis the dæmonic phœnix's official rôle
in fluffy soufflés?''
\end{document}

実装内容としては、以下になります。
(a) "Latin-1 Supplement"ブロックの分割
kcatcodeを設定するブロックは原則的にUnicodeのBlockと同じであるものの、
"Latin-1 Supplement" (U+80..FF)については
ラテン文字(U+AA, U+BA, U+C0..D6, U+D8..F6, U+F8..FF)を
"Latin-1 Letters"として別のブロックに分離。
(b) ラテン文字のkcatcodeのデフォルト値を欧文扱いに変更
"Latin-1 Letters"と"Latin Extended-A"(U+100..17F)のkcatcodeの
デフォルト値を15(not_cjk)に変更。

今回の変更でも記号類(£,§,¶など)やスペイン語の¡,¿などについては
kcatcodeのデフォルト値は従来通り18(other_kchar)のままです。
欧文記号を含め欧文優先にしたい場合には、従来通りkcatcodeの設定が必要です。

\kcatcode`£=15
または
\kcatcode"A3=15

副作用として、
従来UTF-8で直接U+AA, U+BA, U+C0..D6, U+D8..F6, U+F8..FF, U+100..17Fの文字を記述していた場合
デフォルトでCJKの文字として印字されることがなくなる他、エラーになる場合があります。
例えばkcatcodeの設定のために次のように記述した場合エラーになります。

%% NG (À: U+C0)
\kcatcode`À=18

代わりに次のように書く必要があります。

%% OK
\kcatcode"C0=18

副作用に該当する場合は、
お手数ですが記述の変更をお願いいたします。


2. Unicode-10.0.0 対応
Unicode-10.0.0 で変体仮名が追加されたのに伴い
該当ブロック("Kana Extended-A")のkcatcodeを仮名に設定するなど
Unicode-10.0.0 対応を行いました。


3. デフォルトのフォント(VF)にBMP超えの文字を追加
upTeXの基本のフォントはuptex-fontsとしてupTeX本体とは別のパッケージとしてリリースすることになり
uptex-fonts (2018-02-11) として既にリリース済みのものです。
aminophenさんの投稿にも触れられていました。
upTeXのデフォルトフォント(upjis系)のVFは、従来BMPの範囲に制限していましたが、
今回BMP超え(UTF16ではサロゲートペア)の文字も含めるようにしました。
追加した文字は、Adobe-Japan1-6 のうちUnicodeとの対応がある文字です。

TUG 2018の紹介

- Norbert Preining の投稿
皆さま

Paulo Ceredaさんからのメールを転送します。僕自身は残念ながら参加できませんが、皆さんのご都合がよければ、是非参加してください。

よろしくお願いします。

ノルベルト

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Paulo Ceredaです。

地元委員会を代表して、ブラジルの美しいリオデジャネイロで開催される第39回TeX Users Group年次大会 (TUG 2018)にご招待したいと思います.
TUG 2018は国際議会議員会議(ICM2018)の公式衛星会議として開催されます.
南米で初めてのTUG会議であり、ブラジルのTeXユーザーを知る絶好の機会です.

第39回TeX Users Group年次大会 (TUG 2018)
会期:2018年7月20日(金)~22日(日)
会場:IMPA - Institute for Pure and Applied Mathematics
Estrada Dona Castorina 110
Rio de Janeiro RJ 22460

詳細はこちらをご覧ください https://tug.org/tug2018/
(参加申し込みを受け付けています)

なお、ご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にtug2018@tug.orgにお問い合わせください.

リオデジャネイロへようこそ! https://vimeo.com/243630927

よろしくお願いします.
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beamer でのリファレンスについて

- 佐藤 亮太 の投稿
beamer で発表用スライドをはじめて作っている者です。参考文献は、Mendeleyが作成したbibファイルを読み込み、引用した箇所に文献のラベルを使って\citeし、スライドの最後に参考文献の一覧を出力する形にしています。auxファイルはコマンドプロンプトからpbibtexしています。しかし、現在のような形式ではなく、文献を引用したスライドの下部に小さく文献の情報が表示されるような形にしたいと考えています。
https://tex.stackexchange.com/questions/356146/place-cited-references-into-the-footline-of-slide/356169#356169
を参考にして実現しようとしたのですが、うまくコンパイルできませんでした。以下にプリアンブルの一部(参考文献関連)とドキュメントの末尾を示します。どなたかご回答をよろしくお願いします。

\documentclass[dvipdfmx,12pt]{beamer}
\bibliographystyle{junsrt}

\usepackage{siunitx}

\begin{document}


....


\begin{frame}{参考文献}

\beamertemplatetextbibitems

\bibliography{library}

\end{frame}


\end{document}