オープンコースウェア会議

KYOTO-U OpenCourseWare | グローバルコンソーシアム・オープンコースウェア会議,懇親会も終わり,帰る途中。日本のコンソーシアム設立のセレモニー的なものかと思ったら,午後からはけっこう本音の話も聞けた。コンソーシアムの定款(案)も結局出てこなかったので,三重大学として参加するかどうかはまだ判断のしようがない。

[2006-04-21追記] マスメディアでの報道は京都新聞電子版くらいか。

[同じく] eduCommonsというZopeベースのOCW用CMSが良さげ。なお,UK Open Universityの人も来ておられて,Moodleの話も聞けた。

[2006-04-22追記] 時間がないので細切れに書いて恐縮だが,会議で印象に残ったのは,これは知的所有権強化の流れに抗して知識は(オープンソースと同じ意味で)オープンであるべきというメッセージであるという米側の発言だ。帰属・非営利・同一条件許諾なCreative Commonsライセンスで提供するところに意味があり,そのための苦労も大きい。例えば教員作成の教材にall rights reservedな写真などの図版が含まれていた場合,削除すれば教材としての意味が減るが,CCライセンスで提供してくれといっても応じてもらえないケースがある。

著作権法第32条の「引用」と扱える場合は話が簡単である。