電子入札

11月17日,松阪市のフレックスホテルで行われたテレトピア促進協議会東海・北陸ブロック総会で講演。私の講演より松阪市の電子入札の話のほうがおもしろいかったかも。

松阪市は横須賀市のシステムを利用して電子入札を行っている。予定価格は2%の幅で乱数(コンピュータの疑似乱数ではなく物理的な「くじ」)で決めるので開札当日まで誰もわからない。野呂市長の時代に電子化されたが,三重県知事になられてからは「松阪は松阪としてのああいったやり方を取ったわけでございますけれども、県は……」と少し距離を置いた話し方をされておられる(→会議録)。

三重県公共事業電子調達システムも別のところで「電子くじ」を使っているようだ。ちなみに三重県のFAQによれば「松阪市電子入札システムと三重県電子入札システムを1台のコンピュータにインストールすると、正常に動作しなくなる場合があります」とのこと。

これらの電子入札システムを比較し,よりよいシステムを提案するのも,学生の研究課題にいいかも。