やはり変なのですね…。
環境ですが、Ubuntu12.04にTeXLive2012を入れて使用しています。別のwindowsマシン(XP TeXLive2012)でも同じ現象が確認されました。
導入には以下のHPを参考にしています。
http://skalldan.wordpress.com/2011/08/26/ubuntu-%E3%81%A7-tex-live-2011-%E3%82%92%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%99%E3%82%8B-2/
http://blog.livedoor.jp/vine_user/archives/51909130.html
また、先程DVIファイルを確認したところこちらは正常に表示されていました。DVIからPDFにはdvipdfmxを使用しています。
どうかよろしくおねがいします。
まずは,TeXworks 以外のビューアで「up された sample.pdf」を閲覧してください.複数のOSで確かめられるならなお良いです.これでうまく見えないなら重症かもしれません.この場合には,実フォントに何が使われているか等を調べていくことになります.TeXworks のビューアのみがおかしい見え方をするなら,やはり TeXworks が実フォントとして何を用いているのか,あるいは,TeXworks のビューアの挙動を調べなければならないでしょう.
Adobe Reader(Linux版も含め)なら正しく表示されると思いますが,どうでしょうか。
IPAフォントを埋め込む設定にすればTeXworksでも正しく表示できると思います。
ちなみに,これとはおそらく別の話になりますが,dvipdfmxはフォントを埋め込まないと正しくないPDFを生成する(普通は問題なく表示できるけれども)という話が今進行中です:
PDFの作り方 - TeX Wiki
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/?PDF%E3%81%AE%E4%BD%9C%E3%82%8A%E6%96%B9
「なお、dvipdfmx はフォントを埋め込まないと仕様に違反した PDF を生成するようです。日本語版 dvipdfm にはこの問題はないようです。」
では、ptex-ipaex.map を指定して IPA ex フォントを埋め込んでいる。
奥村さんの言われる通り、Adobe Readerで読み込んでみると正しく表示されました。
また、上田さんの言われた方法を使って(参考:http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/?TeXworks%2F%E8%A8%AD%E5%AE%9A%2FLinux)TeXworksのタイプセットの設定を行なって、ptex-ipaex.mapの埋め込みをしたところTexworksのビューアでも正しく表示させることができました。
皆様、ありがとうございました。
これで、Ubuntuでの問題は一応解決したのですが、XPでの同様の問題が解決しません。
以下のURL(http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/?cmd=read&page=TeXworks%2F%E8%A8%AD%E5%AE%9A%2FWindows)のLatexmk1のタイプセットの設定を行ったのですが、タイプセットを行うと
**WARNING** Couldn't open font map file "ptex-ipaex.map"
というエラーメッセージが表示され和文フォントが埋め込まれていないようなのです。ですので、TeXworksのPDFビューアでは日本語が表示されません。Adbe Readerでは正しく表示されます。
良ければこちらの方の回答もよろしくおねがいします。
私の環境 (Windows 7 SP1 64bit) では
TeX Live の場合の Latexmk1 の設定が問題なく動作するようです.
TeXworks は引数に自動的にダブルクォーテーションを追加するみたいなので
設定の仕方に注意する必要があると思います.
設定する場合はバッチファイルやシェルスクリプトを作成して
呼び出す方がおすすめです.
Windows 版の TeXworks のビューアは poppler をビルドした時の設定によって
フォントの表示方法が変わります.
デフォルトでは win32 でビルドされます.
この場合現在の TeXworks が使用している poppler のバージョンでは
日本語のフォントを埋め込んでいないと表示されません.
poppler 0.19.2 以降を使用している場合は
埋め込んでいない場合は MS-Mincho で表示されます.
poppler を fontconfig を使うように設定してビルドした場合は
Linux と同様に fontconfig を適切に設定することによって
フォントを埋め込まなくても設定したフォントで表示することが可能です.
Windows 版の Evince も TeXworks と同様に
フォントを埋め込んでいないと日本語が表示されませんが
poppler を fontconfig を使うように設定してビルドすると
フォントを埋め込まなくても設定したフォントで表示されます.
MinGW で Evince をビルドして実際に確認しました.
今のところ TeXworks や Evince は
最新版の poppler を使用していないと思われるので
これらのビューアを使用して PDF ファイルを表示する場合は
フォントを埋め込んで使用するのがいいと思います.
%%% latexmk.1(latexmk.pdfも存在する) より引用(制御コードは削除してあります) %%%
2) The user's RC file, "$HOME/.latexmkrc", if it exists. Here $HOME
is the user's home directory. [Latexmk determines the user's
home directory as follows: It is the value of the environment variable
HOME, if this variable exists, which normally is the case on UNIX-like
systems (including LINUX and OS-X). Otherwise the environment
variable USERPROFILE is used, if it exists, which normally is the case
on MS-Windows systems. Otherwise a blank string is used instead of $HOME.]
3) The RC file in the current working directory. This file can be
named either "latexmkrc" or ".latexmkrc", and the first of these to be
found is used, if any.
%%% 引用終わり %%%
これを見ると分かるように,「latexmkrc」はカレントディレクトリのみです.
「.latexmkrc」だと,WindowsXP なら「Documents and Settings\ユーザ名\」
に置けば読んでくれるようです.まあ,latexmk の version による違いも
あるかもしれませんが.
しかし,設定ファイルを既定の場所に置けばそれで問題は解決するのだろうか...