powerPCでOSは10.5.8という、少し古い環境です。
texliveとbibunsyoを/usr/localの下に展開。
TeXShopをインストール。
内部設定のパスを、美文書p.349のラスト2行の通りに古いPPC Macの設定に。
詳細の設定も本の通りにやりました。設定を変えたので、TeXShopを一旦終了しました。
念のため、p2009/bin/powerpc-apple-darwin8.11.0のところにあるmktexlsrを実行してls-Rファイルも更新。
その後、
\documentclass[12pt, a4paper]{jarticle}
で始まる文書をTeXShopからタイプセットすると、jarticle.clsがnot foundだというメッセージが出ます。
まさかと思って確認したのですが、/usr/local/texlive/p2009/texmf/ls-Rに、jarticle.clsが書かれています。
jarticleをarticleに書き換えてタイプセットすると、documentclassの部分は通過するようですが、そのかわり、\begin{document}が無い、というメッセージが出て止まります。
p2009ではなく2009の方でもやってみましたが結果は同じでした。
同じファイルを、美文書5版のi386の方で使っている私の環境(Intel、OS10.6.8)でタイプセットすると何の問題もなくタイプセットできます。
次に、
¥documentclass[12pt]{article}
¥begin{document}
¥title{test}
¥author{test}
¥date{test}
¥maketitle
これはテストです。
¥end{document}
だけの小さなファイルをTeXShopで作ってそのままその院生の環境でタイプセットすると、testが3つ出力されますが、日本語の「これはテストです。」が出ません。
難しいインストールでもない筈なのにどうしてこんなことになるのかわからず、困っています。他のパソコンに美文書5版の付録から入れた時は何の問題も起きていないのに……。何からチェックしたらいいのか見当がつきません。どうしたらいいのでしょうか。