otfbetaのupTeX拡張 Ver0.10 を出しました。
upTeX/upLaTeXのページ に置いてあります。
(1) otf.sty を otfbeta 1.7b5 に追従させました。
先日話題になっていた article.cls との間で見つかった問題への対処です。
(2) upLaTeXでのぶら下げ組に対応しました。
vf,tfmの生成スクリプトは、従来の umakeotf と分離し
umakeotf_brsg としてあります。
ぶら下げ組用の vf と tfm を生成すると、16.7Mbytes 程になりました。
不必要でディスクを節約したい方は、生成しないとよいと思います。
正直に申しますと、ぶら下げ組の実装は、オリジナルのotfbetaの見よう見まねのところがあります。ubrsg-h.pl, ubrsg-v.pl のあたりは、特にそうです。
テストサンプルで見る限り、オリジナルのotfbeta on pLaTeXのぶら下げ組と同等になっているように思いますが、ご使用の際には覚悟の上でお願いします。
また、有識者の方々に見ていただけるとありがたいです。