Bibliographyについて

Bibliographyについて

- mitsubishi mistuo の投稿
返信数: 6

TeX超初心者です。美文書作成入門第5版pp.161f.について質問させてください。

1.投稿先(英文)から、「BIBTeX」を使え、と命令されて、上掲書pp.167f.の作業を試みたのですが、p.170のpBIBTeXの起動の所で挫折しました…。

2.そこで、pBIBTeXは諦めて、上掲書pp.161-166のthebibliography環境の下、手作業で、文献表を作成し始めました。(投稿先でBIBTeXの形に変えてくれるというので。)一通り、こなすことはできたのですが、趣味の問題で、Bibliorgraphyの後に枚挙される文献の示され方を、どうしても変えたいと思っています。具体的に言うと、普通、

Bibliography

[1] Knuth, D. Mathematical Writing...

[2] Knuth, D...

のようにしめされますが、これを、

Bibliography

Knuth, D. [1989], Mathematical Writing...

------------[1990],...

という形で示したいのです。これは私の趣味でもあるのですが、同時に、投稿先から「apacite styleを使え」と言われたことも理由に成っています(「apacite style」がこれと類似の表示方法、より正確には、Knuth, D. (1989),... を指定しているのです)。

自分の力では、上掲書p.166の方法で、

Bibliography

[Knuth 1989], Knuth, D. Mathematical Writing...

[Knuth 1990],...

とする所まではできたのですが、どうしても名前「Knuth」を外に出して、

Bibliography

Knuth, D. [1989], Mathematical Writing...

------------[1990],...

とすることができません。

3.最終手段として、thebibliography環境を使わずに、完全に手書きにする、という方法もあるのですが、それをすると、投稿先が、BIBTeXに変換するのに苦労すると思われます。

2の点について、何か、よい方策はあるでしょうか…?

mitsubishi mistuo への返信

Re: Bibliographyについて

- 匿 名 の投稿
> 1.投稿先(英文)から、「BIBTeX」を使え、と命令されて、上掲書pp.167f.の作業を試みたのですが、p.170のpBIBTeXの起動の所で挫折しました…。

とのことですが,どのように「挫折」されたのでしょうか? 一応後述のようなことを試みてはみましたが,やはり bibtex を使われたほうがよいと思います.

> 投稿先から「apacite styleを使え」と言われた

というのは,bibliography の書式として「apacite」に倣ってほしいという意味と,より具体的に,apacite.sty を使ってほしいという意味ではないでしょうか? 私は使ったことはありませんが,CTAN: biblio/bibtex/contrib には apacite というパッケージがあるようです(ただし,sty や bst の形では収録されていないようですので,dtx と ins でファイルを取り出さないといけません).

私の手許の texmf フォルダ以下を見てみましたら,apalike.sty というものが含まれていました.コマンドプロンプトで

kpsewhich apalike.sty

としてみてパスが表示されれば,mitsubishi mistuo さんがお使いの TeX にも含まれているはずです.LaTeX2.09 の頃からのもののようで,ドキュメントは apalike.doc という名前のテキストファイルです.

これを利用して以下のようにすると,bibtex を使わなくともお望みの形式になりそうな感じです(本来は apalike.sty も bibtex と共に使うものです):

-----
\documentclass{article}
\usepackage{apalike}
\begin{document}

Blah blah blah~\cite{Knuth199104}.
Blah blah blah~\cite{Formulae1969}.
Blah blah blah~\cite{Knuth1968}.

% 書誌は適当にアマゾンから拾ってきました.
\begin{thebibliography}{}
\bibitem[Knuth, 1968]{Knuth1968}
Knuth, D.~E. (1968),
{\em Fundamental Algorithms: Volume 1 The Art of Computer Programming
(Addison-Wesley series in computer science and information processing)}.
Addison-Wesley Pub. Co.

\bibitem[Knuth, 1969]{Formulae1969}
Knuth, D.~E. (1969),
{\em The Art of Computer Programming, Volume One 1: Fundamental
Algorithms f}.
Addison-Wesley, 2nd printing edition.

\bibitem[Knuth, 1991]{Knuth199104}
Knuth, D.~E. (1991),
{\em 3 16 Bible Texts Illuminated/Poster}.
A-R Editions, poster edition.
\end{thebibliography}
\end{document}
-----

ところで,投稿先が指定する以外のパッケージを使ってもいいのですか?
匿 名 への返信

Re: Bibliographyについて

- mitsubishi mistuo の投稿

ご返信ありがとうございます。

>> 1.投稿先(英文)から、「BIBTeX」を使え、と命令されて、上掲書pp.167f.の作業を試みたのですが、p.170のpBIBTeXの起動の所で挫折しました…。

>とのことですが,どのように「挫折」されたのでしょうか? 一応後述のようなことを試みてはみましたが,やはり bibtex を使われたほうがよいと思います.

おっしゃる通りです。

その後、やはりBIBTeXを使うことに気持ちを切り替え、何度かチャレンジしています。

1.私が挫折したのは、美文書作成入門p.170の次の叙述の箇所の所です。

「さて、いよいよpBIBTeXを起動しましょう。(中略)…と打ち込んでpBIBTeXでtest.auxを処理します。」

というこのステップに他なりません。

2.一応、該当箇所の「コマンドプロンプト」を上掲書p.17の意味に理解し、コマンドプロンプトを立ち上げ、真っ暗い画面の「>」の後に「pbibtex 自分のファイル名(もちろん「.aux」を抜かす)」と打ち込んでいます。

3.しかし、そうすると、

「I couldn't open file name '自分のファイル名.aux'」

というメッセージが出て跳ね返されてしまうのです。

4.これは、上掲書pp.169-170の作業を辿った時も同様で、

「I couldn't open file name 'test.aux'」

と出てしまいます。(ただし、内容は少々違います-添付ファイルをご参照お願いします。)

5.しかし、この4の場合は、なぜか、「test.bbl」と「test.bleg」は生成しており、上掲書p.171のtest.auxの残りの項目「\bibcite」{・・・}{・・・}を打ち込むことで、上掲書p.171までの過程を再現することができました。

6.しかし、肝心の自分のファイルでは「.bbl」と「.bleg」のファイルが生成しません。事の原因は、すべて上述1、2のステップの躓きにあると思われます。

ながながとすみませんが、救いの手を差し伸べていただけないでしょうか。また、

> 投稿先から「apacite styleを使え」と言われた

という私の質問に関する返答も、ありがとうございました。参照させていただきます。




mitsubishi mistuo への返信

Re: Bibliographyについて

- Akira Kakuto の投稿

> 「I couldn't open file name '自分のファイル名.aux'」
> というメッセージが出て跳ね返されてしまうのです。

欧文の場合は、pbibtex である必要はなく、bibtex で
よいと思います。
コマンドプロンプトのウインドウを開いて、
bibtex filename
としただけでは、普通はファイルを見つけることができません。
cd コマンドで、ファイルを保存しているディレクトリに
移動します。現在のディレクトリにどのようなファイルが
あるかを見るには
dir
とします。

Akira Kakuto への返信

Re: Bibliographyについて

- mitsubishi mistuo の投稿

ご返信ありがとうございます。なんとか、一通りの過程を通すことができましたが、まだ、出力されたものが納得行かない形になっています。

1.bibtexをコマンドプロンプトで起動させることは、教わった手順により何とかできるようになりました。ありがとうございます。

2.また、「匿名」さんに教わったやり方で、

kpsewhich apalike.sty

をパスさせることもできました。

3.上記2の後、

\bibliographystyle{apalike}

\bibliography{myrefs2}  ←添付ファイルを参照してください。

により、作成中の文章に参照を入れ始めたのですが、Referencesも含めて、

[Hempel, 1948] Hempel, C.G. & Oppenhein, P. (1948). Studies in the Logic of Explanation.
Philosophy of Science, 15(2).

という様な出方がしてしまいます。私はこの、

[Hempel, 1948]

[2]

という表記に変えたいのですが(私の論文ではこの文献は「2」番目に挙げられることに成ります)、どうもこの(

[Hempel, 1948]

)出方がapalikeの特徴の様で変えることができません。

4.そこで、jplainに戻そうと思って、

\bibliographystyle{jplain}

\bibliography{myrefs2}

として保存した後、bibtex で自分のファイルを読み込ませたのですが、どうも、自分の文献データベース(添付ファイルmyrefs2.bib)がダメらしく、55のerror messagesとともに、出力されたものも混乱したものとなってしまいました。たとえば、上掲の文献は、

[2] year. Studies in the Logic of Explanation. Philosophy of Science, 1948.

などと出ています。

また、主なerror messageは、

" " is a string literal , not integrer, for entry...

というものでした。

5.上記3か4について、解決策を得たいのですが、たびたびで済みませんが、手を貸して頂けないでしょうか。真にご迷惑かけてすみません…。

mitsubishi mistuo への返信

Re: Bibliographyについて

- 匿 名 の投稿
昨日の「匿名」です.おっしゃっていることがよく分かりません.当初のご投稿では,

> Bibliography
> [1] Knuth, D. Mathematical Writing...
> [2] Knuth, D...
> のようにしめされますが、これを、
> Bibliography
> Knuth, D. [1989], Mathematical Writing...
> ------------[1990],...
> という形で示したいのです。

と書いてらっしゃったので,[1] のようなラベルがない Bibliography をお望みなのだと思いました.しかし今度は,

> [Hempel, 1948] Hempel, C.G. & Oppenhein, P. (1948). Studies in the Logic of Explanation.Philosophy of Science, 15(2).
> という様な出方がしてしまいます。私はこの、
> [Hempel, 1948]
> を
> [2]
> という表記に変えたいのですが(私の論文ではこの文献は「2」番目に挙げられることに成ります)、どうもこの([Hempel, 1948])出方がapalikeの特徴の様で変えることができません。

とおっしゃいます.

私の手許ですと,apalike.sty と bibitex を使うと,本文中では,

Blah blah blah (Hempel, 1948).

と表記され,文献リストでは,

Hempel, C.G. & Oppenhein, P. (1948). Studies in the Logic of Explanation.
  Philosophy of Science, 15(2).

となります.てっきりこの形式をお望みなのだと思っていました.「bibtex を使わずにこの形式を実現したい」,ということかと考えて,偶々見つけた apalike.sty という obsolete なファイルを持ち出してみました.

しかし,無事 bibtex を使えるようになられたようですので,もう apalike.sty などはやめて,きちんとご希望の書式に沿う(ないしは投稿先から指定されている)パッケージを導入して,そのドキュメントをお読みください.または,もっとご質問を整理されると,詳しい方からご回答いただけるかも知れません.

なお,kpsewhich は,当該ファイルがあるかどうかを検索しただけです.
匿 名 への返信

Re: Bibliographyについて

- mitsubishi mistuo の投稿

匿名様。

返信遅れてすみません。申し訳ない、以前は焦りに焦って(また混乱して)、間を端折って投稿してしまいました。

おっしゃる通り、当初は、BIBTeXを使わないつもりで、[1]etc.を使わないつもりでの質問、その後、(Akira Kakutoさんのヒントのおかげで)BIBTeXが使えるようになり「心変わりして」、BIBTeXで[1]を使いたくなった、という次第です。

いずれにせよ、それぞれの方の返答を手掛かりにして、何とか、BIBTeXでapaciteを使えるようになりました。

ごめいわくおかけしました。そして、このサイトに感謝します。