柱とノンブル関連です。

柱とノンブル関連です。

- 匿名 希望 の投稿
返信数: 1
初めての投稿で不手際がありましたらご容赦ください。
こちらでお聞きしたいことが二つあります。
自分はjsbookにおいて文章を作成しており、この状況で柱とノンブルのページ番号を一緒にまとめて表示する方法はありますでしょうか?
過去のFAQにおいて似たような件があるにはあるのですが・・・・

http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/34531.html
この結果を利用してみたも、1ページにフルで文章を書くと最下段の行とページ番号が近づいてしまい、美しさからかけ離れてしまうことに気づきこれらの対策を含め、こちらで再度質問させてもらうことにしました。
もう一つというのは、章の最初のページに柱を追加する方法です。

初歩的な質問だとは思うのですが、解る方がいらっしゃいましたら、ご教授お願いします。

匿名 希望 への返信

Re: 柱とノンブル関連です。

- 匿 名 の投稿

> 初めての投稿で不手際がありましたらご容赦ください。

既に何度か同じ「匿名 希望」というハンドルで書き込みをされている方が他にいらっしゃるので,別のハンドルにされたほうがよろしいかと.

> 自分はjsbookにおいて文章を作成しており、この状況で柱とノンブルのページ番号を一緒にまとめて表示する方法はありますでしょうか?
> 過去のFAQにおいて似たような件があるにはあるのですが・・・・

「過去のFAQにおいて似たような件がある」としてリンクされている例は,「柱とノンブルのページ番号を一緒にまとめて表示する」ものではないようですので,ご希望の体裁がどのようなものであるのかが,結局分かりません…(“FAQ” ではなく “Q & A” ですね).

> この結果を利用してみたも、1ページにフルで文章を書くと最下段の行とページ番号が近づいてしまい、美しさからかけ離れてしまうことに気づき

ページ最終行とフッタの距離については,\textheight\footskip 等を適切に調整すればよいだけのように思えます.

> もう一つというのは、章の最初のページに柱を追加する方法です。

もしも、章の開始ページをそれ以外のページと同じ体裁にするだけでしたら,「pLaTeX2e 新ドキュメントクラス」のページに説明がありますよね(\textheight\footskip の設定例も同ページにあります).

とりあえず,定番の fancyhdr パッケージを使えば,それほど凝ったことをなさりたいのでなければ,うまくいくように思います(もちろん,fancyhdr など使わずに自前でページスタイルを設定されても構いません).

以下のサンプルがご希望の体裁と違っていたとしても,適宜ご変更なされば,なんとかなりませんか(fancyhdr の使い方についてはドキュメントをご覧ください).


\documentclass{jsbook}
%\setlength{\textwidth}{\fullwidth}
%\setlength{\evensidemargin}{\oddsidemargin}

\usepackage{fancyhdr}

%%% headings スタイルの別形を作成します(ご希望の体裁にしてください)
\fancypagestyle{varheadings}{%
   \fancyhf{}
   \fancyhead[EL]{\textbf{\thepage}\quad\leftmark}
   \fancyhead[OR]{\rightmark\quad\textbf{\thepage}}
}

%%% 全体のページスタイルはこの varheadings にします
\pagestyle{varheadings}

%%% 以下の設定は \pagestyle より後にするようにと fancyhdr のドキュメントにあります
%%% \headwidth は fancyhdr が導入したもので,\fullwidth は jsclasses が導入したものです
\setlength{\headwidth}{\fullwidth}
%%% headings のマークの設定を jsbook.cls からコピーします
\makeatletter
\def\chaptermark#1{\markboth{%
    \ifnum \c@secnumdepth >\m@ne
      \if@mainmatter
        \@chapapp\thechapter\@chappos\hskip1zw
      \fi
    \fi
    #1}{}}%
\def\sectionmark#1{\markright{%
    \ifnum \c@secnumdepth >\z@ \thesection \hskip1zw\fi
    #1}}
\makeatother

%%% chapter の開始ページ用に opening というページスタイルを作成します
\fancypagestyle{opening}{%
   \fancyhf{}
   \fancyhead[OR]{\leftmark\quad\textbf{\thepage}}
}

%%% \chapter を jsbook.cls からコピーし,ページスタイルを opening にします
\makeatletter
\renewcommand{\chapter}{%
  \if@openright\cleardoublepage\else\clearpage\fi
  %\plainifnotempty % 元: \thispagestyle{plain}% この行をコメントアウトして
  \thispagestyle{opening}% この行を追加します
  \global\@topnum\z@
  \if@english \@afterindentfalse \else \@afterindenttrue \fi
  \secdef\@chapter\@schapter}
\makeatother


\begin{document}

\frontmatter
\tableofcontents

\mainmatter
\chapter{はじめに}

\newpage
\section{first}

\newpage
\section{second}


\chapter{つぎに}

\newpage
\section{third}

\newpage
\section{fourth}

\end{document}