\nolinebreak の使い方

\nolinebreak の使い方

- ueki ichiro の投稿
返信数: 7

Windows11の富士通ノートパソコンに23年版のTEXをのせて論文を書いています。

プリアンブルは下記の通りです。

\documentclass[11pt,fleqn,b5paper,twoside]{jsarticle}

\setlength{\textwidth}{40zw}

\setlength{\oddsidemargin}{-1cm}

\setlength{\evensidemargin}{0cm}

\setlength{\topmargin}{-1cm}

\setlength{\textheight}{19cm}

\usepackage{amsmath}

\usepackage{tabularx}

\pagenumbering{roman}

\begin{document}

論文中の目次を撮った下記のスクリーンショット「目次1」中段の「付録1」の行は、末尾の文字「腐食」だけが2行目になります。「付録1」を1行にまとめるため、下記のように「腐食」の前に\nolinebreakを挿入したところ、かえってスクリーンショット「目次2」のように「腐食」の前にあった文字「の」が2行目の先頭に来てしまいました。\nolinebreakの正しい使い方を教えてください。

「付録1.β相から種々の速度で冷却したジルカロイ-2の高温水および水蒸気中での\nolinebreak 腐食」

なおスクリーンショット「目次1」では「付録2」は「付録1」に比べると字間のスペースが小さく同じ文字数が1行で書かれています。\nolinebreakを使わずこのように「付録1」を1行にまとめることもできるのでしょうか。なお同じように書いているのに「付録2」は「付録1」に比べると字間のスペースが小さくなるのは何故でしょうか。

  植木

添付 目次1.png
添付 目次2.png
ueki ichiro への返信

Re: \nolinebreak の使い方

- 和田 勇 の投稿

無理やり \nolinebreak を使ってなんとかしようと思っても、自動で執り行われる組版の処理が 影響してしまうので、時に今回のように思うような表現ができないことがあります。

直接の回答にはなっていないと思いますが ...

tabularx を取り込んでいるので表形式でも実現はできると思いますが、 description 環境を利用するよう書き換えてみてはどうでしょうか?

目次の次からの当該部分を画像から文字化しましたので、内容的に正しいかどうか 疑わしいのですが、添付のソースおよび .pdf を参考にしてください。

さらなるご質問の際は、プリアンブル部分と、当該部分を抜き出したソースを添付してください。

和田 勇 への返信

Re: \nolinebreak の使い方

- ueki ichiro の投稿
和田様
いつもありがとうございます。問題の行は隣接行に比べて間延びしているので、\frenchspacing をプリアンブルに付け加えて、字間隔をそろえたところ、末尾の改行が無くなりました。ただプリアンブルに加えたコマンドは全文にかかるため、思わぬところに影響する可能性があります。1行だけについて文字間隔を調整するコマンドは無いでしょうか。
  植木
ueki ichiro への返信

Re: \nolinebreak の使い方

- 和田 勇 の投稿
  • お断り

    再現用のソースが添付されていないので、インターネット検索結果などを元に意見を述べています。つまり未検証なので誤りがあるかもしれません。

  • \frenchspacing はプリアンブルだけ?

    \frenchspacing の用法をインターネット検索してみた限りですが プリアンブルのみの宣言ではないように思います。

    つまりどこでも宣言可能だと思います。

  • \frenchspacing の影響範囲を特定したいとのこと

    \frenchspacing の作用を止めるには \nonfrenchspacing というものがありますので、\frenchspacing の作用を止めたいところで \nonfrenchspacing を発行すれば良いかと思います。

    またm未検証ではありますが { \frenchspacing ....} のようにブロックで 影響範囲を示すことも可能だと思います。

和田 勇 への返信

Re: \nolinebreak の使い方

- ueki ichiro の投稿
和田様

ご教示により問題の行を下記のように \frenchspacing { と } で囲んだところ、pdfで1行にまとめることができました。ありがとうございました。

\frenchspacing {付録1. β相から種々の速度で冷却したジルカロイ-2の高温水および水蒸気中での腐食}

  植木
ueki ichiro への返信

Re: \nolinebreak の使い方

- 帯田 木偶太 の投稿
その使い方では、\frenchspacing はその記述位置以降グローバルに影響してしまします。
\frenchspacing は、引数を取らない宣言なので、

    {\frenchspacing 付録1. β相から種々の速度で冷却したジルカロイ-2の高温水および水蒸気中での腐食}

と記述するのが正解でしょう。
もっとも、今回の場合、\frenchspacing を使うのは、握手のように思います。
帯田 木偶太 への返信

Re: \nolinebreak の使い方

- ueki ichiro の投稿
帯田様
ご教示のとおり {\frenchspacing 付録1. β相から種々の速度で冷却したジルカロイ-2の高温水および水蒸気中での腐食}
と入力して、「付録1」の行を1行にまとめることができました。この方が\frenchspacingの影響が1行に限られるようなので安心です。
ありがとうございました。
  植木