追加情報の提供依頼
- ログは texworks のコンソールロフではなく、 「beamer-tamesi.tex」と同じディレクトリにある「「beamer-tamesi.log」を投稿画面に貼り付けるのではなく、「添付ファイル」としてアップロードしてください。
- このファイルにはコンソールに表示されないスタイルファイルのバージョン情報などが記録されています。それらを手掛かりに検証を行いたいのでよろしくお願いします
beamerとなると、タイプセットができません
- 提示された「beamer-tamesi.tex」は
ptex2pdf -l beamer-tamesi.tex
で処理できますし、texworks のタイプセットでも問題なく処理できます。 c:/texlive/2024/texmf-dist/tex/latex/beamer/beamerbaseoverlay.sty
を修正されているように見受けられますが、このようなことをやってしまうと更なるエラーが出ると思います。- 同様の修正などをされていますでしょうか?
- 提示された「beamer-tamesi.tex」は
ありがとうございます。
同じフォルダにあるファイルを添付しました。
以下のファイルで大丈夫でしょうか?
修正したところはもとの状態に戻してあります。
それ以外は特に手を加えていません。
確認をしていただけると助かります。
宜しくお願いします。
c:/texlive/2024/texmf-dist/tex/latex/beamer/beamer.cls
をいじっていませんか?
この 369 370 に記述されいるはずの次の二行を読み込んだ形跡がありませんので推測です。
369 \RequirePackage{pgfcore}
370 \RequirePackage{xxcolor}
Y Ueno さんの環境でテストする必要がありますので、c:/texlive/2024/texmf-dist/tex/latex/beamer/beamer.cls の代わりに利用するため、 添付の beamer.cls を bemar-tameshii.tex と同じディレクトリに置いてタイプセットしてみてください。
これで log ファイルに pgfcore.sty xxcolor.sty が記録されていれば c:/texlive/2024/texmf-dist/tex/latex/beamer/beamer.cls がおかしいことになります。
.log ファイルをメモ帳などで開き、pgfcore.sty
や xxcolor.sty
を検索してみてください。
見つかれば、そのほかにも何かが変わっているかもしれない、TL2024 を一旦アンインストールし、再インストールしてください。
よくわからなければ、その .log ファイルをまた添付でアップしてください。
「pgfcore.sty」は読み込んでいますが、「xxcolor.sty」はlogファイルにはなさそうです。
logファイルを添付します。
まだtexlive2024 のアンインストールはしていません。
宜しくお願いします。
再インストールをしました。
インストール後、前に掲載したファイルを使い、texworks にて
タイプセットをしましたが、やはりエラーが出てきました。
「install-tl.log」と「beamer-tamesi.log」を添付します。
なお、beamerでない通常のプリント作成のファイルは
タイプセットできます。
宜しくお願いします。
提供されたログファイルから
- インストールログ
- ざっとみた限り、最後のほうにユーザ環境変数 Path に C:\texlive\2020\bin\win32 が含まれているヨってな警告がある程度で問題はなさそうですね。
- Path の設定も問題なさそうですね。
- beamer-tamesi.log
- beamer-tameshi.tex と同じディレクトリに置かれた beamer.cls は削除してください。
- あくまでシステムの beamer.cls に修正が加えられているか否かを確認するためでしたので
- beamer-tameshi.tex と同じディレクトリに置かれた beamer.cls は削除してください。
texworks の設定の問題か否かを切り分けるために試していただきたいこと
- コマンドプロンプトかターミナルのコンソールで、手動でタイプセットしていただけませんか
- 手順
- コマンドプロンプトかターミナルを起動
cd
コマンドを利用して beamer-tameshi.tex のあるディレクトリに移動ptex2pdf -l beamer-tameshi.tex
- 生成される .log を添付してください
- 手順
をみると、
(c:/texlive/texmf-local/tex/latex/graphics/color.cfg
File: color.cfg 2016/01/02 v1.6 sample color configuration
というものが、182行目と240行目に現れています。
c:/texlive/texmf-local/tex/latex/
にあるgrahicsというフォルダーは不要かと思います。一度、ゴミ箱に入れ、コマンドプロンプトから
mktexlsr
を実行され、再度、beamer-tamesi.texを処理してみてください。
ご指示通り、beamer-tamesi.texについてはタイプセットでき,pdfは作成されました。
一方で、現在作っている授業プレゼンのファイルのタイプセットだとまた違ったエラーがでてきます。
そのlogファイルも添付します。
ただファイル名が日本語になっているので、
その影響もあるかもしれませんが。
宜しくお願いします。
出力もできていません。
「1setu-1takousiki-pre.log」を添付します。
Package hyperref Message: Stopped early.
というエラーメッセージが出ています。
! LaTeX Error: Option clash for package graphicx.
というエラーメッセージも出ています。
1setu-1takousiki-pre.texを見ないと判断出来ないような気がします。
最後の箇所が
The package graphicx has already been loaded with options:
[]
There has now been an attempt to load it with options
[dvipdfmx]
Adding the global options:
,dvipdfmx
to your \documentclass declaration may fix this.
Try typing to proceed.
となっているので、
\documentclass[dvipdfmx]{beamer}
と書き、
\usepackage{graphicx}
\usepackage{color}
とすれば、いいのかなと思ったりしますが。
emathP.styがあるので、処理には、
platex -shell-escape 1setu-1takousiki-pre.tex
のようにされているのでしょうか。
emathのversionが古いように思われます。
http://emath.s40.xrea.com/pukiWiki/index.php
に、訂正版 240123があります。
なお、インターネットのどこかのサイトのプリアンブルをもとに、
作成したものです。
下記の部分は私が入れたものです。
\usepackage{amssymb,amsmath,ascmac,amsfonts, latexsym}
\usepackage{array} %%%array環境の拡張
\usepackage{enumerate} %%%enumerate環境の拡張
\usepackage{emathW} % 整式の割り算
\usepackage{cancel} % 約分線
\usepackage{emath,emathEy,emathMw}
\usepackage{emathP}
\usepackage{emathPh} % Henko のスタイルファイルを使う
\usepackage{emathPs}
\usepackage{hako}
\usepackage{ulem}
\usepackage{fancybox} %様々な囲みを使用可能にする
\usepackage{fancyhdr} %ヘッターフッターの定義
先にファイルを添付します。
その間に emathのバージョンを変えます。
\documentclass[12pt]{beamer}
%
\PassOptionsToPackage{dvipdfmx}{graphicx}
\PassOptionsToPackage{dvipdfmx}{color}
は、
\documentclass[12pt,dvipdfmx]{beamer}
として、
\usepackage{emath,emathEy,emathMw}
\usepackage{emathP}
\usepackage{emathPh} % Henko のスタイルファイルを使う
\usepackage{emathPs}
\usepackage{hako}
と書かれていますが、emathから利用しているのは、hyou環境だけなので、
\usepackage{emathT}
としました。
\usepackage{fancybox} %様々な囲みを使用可能にする
\usepackage{fancyhdr} %ヘッターフッターの定義
も実際には、利用されていないようです。
73ページ出力は、されましたが、
beamer.clsが内部で、hyperref.styを用いているので、
LaTeX Warning: emath と hyperref との併用は,原則としてできません。以下簡略化し
た対応となります。 on input line 29.
というエラーメッセージが出ています。
emathP.styは、perlを用いるものなので、
platex -shell-escape 1setu-1takousiki-pre.tex
を実行されたのかを伺いました。
\AddToHook{enddocument/afterlastpage} で組み込まれるものとの相性がわるいので、
\end{document} の直前でエラーになります。
emathP との関係だと諦めて、その時点で作成されている .dvi から pdf は作成できます。
なお TL2020 の texworks のタイプセットで PDF 作成できるようなのですが、設定、多少のエラーは無視して処理されているのではないのでしょうか?
それから、日本語ファイル名の問題ですが、
https://okumuralab.org/tex/mod/forum/discuss.php?d=3744&parent=23385 を参考に platex 用の暫定処置を施すか、
今回提供いただいたソースは uplatex でも処理できますのでエンジン変更も一考です。
あと日本語のファイル名の問題は後程、上記の内容を読ませていただきます。
通常のプリントを作成する場合の設定を今行っているのですが、
perl とtexworks の連携が他の資料をみながらやっているのですが、
上手くいっていません。
最低限、emathP.sty が使えればよいのですが・・・。
時間がかかりそうです。
pictureやzahyou環境を使うことが多いので
何とか使えるようにしたいです。
\documentclass[a4paper]{jarticle}
\usepackage{emathP}
\begin{document}
\unitlength=8mm
\begin{picture}(6,4)(-3,-2)%
\put(-3,0){\vector(1,0){6}}%
\put(0,-2){\vector(0,1){4}}%
\end{picture}
\end{document}
これはPDFできました。
ここから図を少しずつ複雑にしていくつもりです。
\begin{zahyou}[ul=5mm](-3,3)(-3,3)
\ukansan{1pt}\tyokkei
\tenretu{A(-2,2)w;B(2,-1)e}
\emDottedline{\A\B}
\end{zahyou}
など。
Y Ueno さんのソースを処理する手順
- emath perl の初期読み込みライブラリディレクトリを環境変数
PERL5LIB
に設定 - \end{dpciment} 直前にフックされる情報によるエラーは無視
platex -shell-escape -interaction=nonstopmode 1setu-1takousiki-pre
を2回実行 4.dvipdfmx 1setu-1takousiki-pre
でpdf 作成
TL2020 の texworks のタイプセット方法の移植
- TL2020 では問題はあったにせよ texworks でタイプセットはできていたんですよね
- その推察が正しければ TL2020のtexworks のタイプセットの設定を TL2024 へもってくればよいとおもいます
- TL2020 のtexworks のタイプセットの設定のありか
C:\Users\ユーザ名\.texlive2020\texmf-config\texworks\configuration\tools.ini
- 上記を C:\Users\ユーザ名```.texlive2024```\texmf-config\texworks\configuration\tools.ini にコピーでもよいですが
- タイプセットで利用していたものを探し、 TL2024 の texworks の設定画面に反映してください
- 不明であれば TL2020 の tools.ini をアップしてください
- latexmk を利用しているようでしたら後ほどその設定ファイルの提供をお願いするかもしれません
- タイプセットで利用していたものを探し、 TL2024 の texworks の設定画面に反映してください
emath の perl スクリプトに必要な設定
- TL2020 で曲がりなりにも emathP が使えているのならすでに設定されているかと思いますが
- 環境変数
PERL5LIB
に初期ライブラリの入っているディレクトリ名を指定します。- おそらく環境変数の設定で設定されているとおもいますが、わからなければコマンドプロンプトで
set
で出力される情報をファイルに書き込んでアップロードしてください。
- おそらく環境変数の設定で設定されているとおもいますが、わからなければコマンドプロンプトで
すべてのファイルをチェックしているわけではありませんが、
今のところ、emathP.sty を入れておいても、texworksでタイプセットはでき、
出力ができるようになりました。
ただ、beamer だと、添付のファイルはtexworksでタイプセットできましたが、
zahyou* の内容によっては相性が悪いものもあるようです。
「LaTeX Warning: emath と hyperref との併用は,原則としてできません。以下簡略化した対応となります。 on input line 31.」
ここまでできただけでも、こちらとしては大変ありがたいですし、
通常の作業はこれでできます。
本当に助かりました。
一応、6つのファイルを添付しますね。
tamesi.tex+logファイル(タイプセットできたもの)
tamesi(beamer).tex+logファイル(タイプセットできたもの)
tamesi(beamer)ver2.tex+logファイル(タイプセットできなかったもの)
TEXMFHOME の fancybox.sty
\usepackage{fancybox} されていますが TEXMFHOME のfancybopx.sty を読み込んでいます。
c:/Users/y.ueno/texmf/tex/platex/misc/fancybox/fancybox.sty Package: fancybox 2010/05/15 1.4
この情報から fancybox.sty のリリース日バージョンなどの情報は TEXMF と同じものと思われます。
なにか意図的にカスタマイズされたものであればその経緯をわかるようにした方が良いと思います。
たとえば myfancybox.sty にリネームし \usepackafe{myfancybox} などとするなどです。
beamer を利用するとタイプセット出来ない件
tameshi.tex でタイプセット出来たと言われていますが、platex(ptex2pdf) を利用されているのだとおもいます。
ptex2pdf はエラーを検知すると処理中断しますが、 emathP との相性でエラーが発生しているだけで、.dvi は作成されています。
ですので、dvipdfmx というツールを作成し、beamer ファイルの場合は platex(ptex2pdf) を2回実行した後 dvipdfmx のツールを使われたらどうでしょうか
dvipdfmx というツールの作成は、TeXworks/設定 の pBibtex や mendex のところを参考にプログラム名を dvipdfmx.exe にすれば大丈夫だとおもいます。
メッセージありがとうございます。
上記の回答について質問です。
「fancybox」というのが2つあるということでしょうか?
2つあるということは、わからないまま昔、適当に入れてしまった可能性があります。
「c:/Users/y.ueno/texmf/tex/platex/misc/fancybox/」というフォルダを消せばよいでしょうか?
次の回答ですが、platex(ptex2pdf)でタイプセットをしています。
ただし、dviは作成されません。(ファイルがあるフォルダには存在しませんでした。)
dvipdfmx というツールの作成はしました。
一応、間違いないかの画像を添付します。
宜しくお願いします。
「c:/Users/y.ueno/texmf/tex/platex/misc/fancybox/」というフォルダを消せばよいか?
TEXMF の fancybox.sty と同じか否かが判定できません。
このようなテキストファイルの差異を表示する diff
というプログラムがなければ同ファイルをアップロードしてください。
platex(ptex2pdf) / .dvi が無い
ptex2pdf は .pdf まで作成できると
.dvi
ファイルを削除しますので、正常に処理できるtameshi.tex
では tameshi.dvi は処理後は存在しません。念の為 texworks の
platex(ptex2pdf)
の設定画面のスクリーンショットを開示してください
2024年 04月 16日(火曜日)21:34 - 和田 勇 の投稿 の訂正
beamer + emathP でエラーにならないように \AddToHook{enddocument/afterlastpage} を呼び出さないようなカスタマイズ が可能か検討していて、以前の投稿の記述のミスに気が付きましたので訂正し ます。
件の投稿では lastpagemodern.sty
は beamer.cls
から自動で取り込まれると書きましたが、
正しくは emathP.sty
→ emathPs.sty
→ lastpage.sty
→ lastpage2e.sty
→ lastpagemodern.sty
でした。
TEXMF TEMFLOCAL TEXMFHOME
- TEXMF
- TeXLive を利用している場合は、ユーザが直接変更などを加えないことが望ましいとおもいます
- TEXMFLOCAL に設置するか TEXMFHOME に設置するか
- TeXLive 以外の第三者のパッケージはある意味 TEXMFLOCAL が順当だと思
いますが、
一人しか利用しないパーソナル環境
においては、 『「カレントディレクトリ」「TEMFHOME」「TEXMFLOCAL」「TEXMF」』 の順に該当パッケージを探し読み込むので、私はどちらに設置しても良いと思って います。 - とはいえ、enddocument/afterlastpage に関するようなカスタマイズを必要とした場合は、
emath は TEXMFLOCAL
に、カスタマイズしたものは TEXMFHOME
にそれぞれ設置したほうがよいかとおもいます。
- TeXLive 以外の第三者のパッケージはある意味 TEXMFLOCAL が順当だと思
いますが、
本日はなかなか時間が作れず、今、確認しました。
まずは、いろいろと調べていただき、本当に恐縮です。
上記の内容ですが、私が設定に詳しくないため、
次の文章が具体的にどのようにしたらよいか、正直わかりません。
TeXLive 以外の第三者のパッケージはある意味 TEXMFLOCAL が順当だと思 いますが、一人しか利用しないパーソナル環境においては、 『「カレントディレクトリ」「TEMFHOME」「TEXMFLOCAL」「TEXMF」』 の順に該当パッケージを探し読み込むので、私はどちらに設置しても良いと思って います。
とはいえ、enddocument/afterlastpage に関するようなカスタマイズを必要とした場合は、 emath は TEXMFLOCAL に、カスタマイズしたものは TEXMFHOME にそれぞれ設置したほうがよいかとおもいます。
emathのフォルダを「C:¥texlive¥texmf-local」に移動して、mktexlsr をすれば大丈夫でしょうか?
また「TEXMFHOME」はどこにありますか?特にカスタマイズしたという記憶がないので、
そのままで良いでしょうか?
初歩的な質問で大変申し訳ございません。
よろしくお願いします。
『「カレントディレクトリ」「TEMFHOME」「TEXMFLOCAL」「TEXMF」』
例えば
\usepackage{abc}
とプリアンブルに書いたとすると、platex を含む latex のプログラムはabc.sty
を探そうとします。- その探索順序は以下の通りです。
- (タイプセットしようとする .tex を含む)カレントディレクトリ
- TEXMFHOME で示されたディレクトリ
- TEXMFLOCAL で示されたディレクトリ
- TEXMF で示されたディレクトリ
- 上記4つのグループ全ての
abc.sty
が存在した場合はカレントディレクトリのものが読み込まれます。 - 複数あるか否かは、前回指摘した fancybox.sty であればコマンドプロンプトで
kpsewhich -a fancybox.sty
とすると、2と4の二つが表示されます。
- その探索順序は以下の通りです。
一人しか利用しないパーソナル環境云々
一つのコンピュータ環境で複数のユーザが例えば emath をそれぞれの TEXMFHOME に設置した場合で emath の更新情報が時間が経過すれば、差異が生じる可能性があります。
それは、同じ emath を利用していても異なる結果を生じさせる遠因になります。
ですが一人しか利用しないパーソナル環境
では、一つしかないので上述の不具合は発生しませんので TEXMFHOME TEXMFLOCAL どちらに設置しても良いと考えています。
enddocument/afterlastpage に関するようなカスタマイズを必要とした場合は云々
しかし、 enddocument/afterlastpage に関するカスタマイズは emath への改変作業になります。
で emath 本体を TEXMFLOCAL に、改変したものを TEXMFHOME に設置したらどうかしらというのが私の意見。
その際、カスタマイズしたことを忘れないためにも適当な文字列を前置・後置したファイル名に変えてコピーし、 適宜読み込みパッケージ名を変更しておくことをお勧めします。
mktexlsr
TEXMFLOCAL に設置した場合は、検索用データベースを更新しなければいけません。
TEXMFHOME やカレントディレクトリに設置した場合は不要です。
TEMFHOME はどこに?
ユーザ環境によってことなるので、
kpsewhich --var-value TEXMFHOME
で調べることができます。お手元に LaTeX 美文書作成入門があれば以下を参考にしてください。
- 第 9 版 p352-354 「B.3 TeX のデレクトリ構成」
- 第 8 版 p354-357 「B.3 TeX のデレクトリ構成」
- texmf.cnf ファイル も参考になるとおもいます
ログ調査の基本であるTEXMFLOCAL 見落としていました。
graphics.cfg とcolor.cfg のリリース日時やバージョン情報について
Y Ueno さんが TEXMFLOCAL へ設置したのち修正されているかどうかは現時点では不明ですが、記録されているリリース日時やバージョン情報を見る限り同じようですね。
修正されたか否かは TEXMFLOCAL に設置した graphics 以下をアップロードしていただかないと調べれることはできません。
- beamer-tamesi.log(Y Ueno さんの環境=TEXMFLOCAL)
182:(c:/texlive/texmf-local/tex/latex/graphics/graphics.cfg
183:File: graphics.cfg 2016/06/04 v1.11 sample graphics configuration
240:(c:/texlive/texmf-local/tex/latex/graphics/color.cfg
241:File: color.cfg 2016/01/02 v1.6 sample color configuration
- /tmp/beamer-tamesi.log(和田の環境=TEXMF)
183:(c:/texlive/2024/texmf-dist/tex/latex/graphics-cfg/graphics.cfg
184:File: graphics.cfg 2016/06/04 v1.11 sample graphics configuration
241:(c:/texlive/2024/texmf-dist/tex/latex/graphics-cfg/color.cfg
242:File: color.cfg 2016/01/02 v1.6 sample color configuration
「graphics」のフォルダに入っているものを添付します。
Y Ueno さんが TEXMFLOCAL に配置した color.cfg graphics.cfg の変更点です。
--- ./color.cfg
+++ /usr/local/texlive/2024/texmf-dist/tex/latex/graphics-cfg/color.cfg
@@ -58,5 +58,4 @@
\else
\PackageError{color}{Unexpected configuration}{}
\fi
-\DeclareOption{dviout}{\def\Gin@driver{dviout.def}} ← Y Ueno さんの TEXMFLOCAL では追加されている
\endinput
--- ./graphics.cfg
+++ /usr/local/texlive/2024/texmf-dist/tex/latex/graphics-cfg/graphics.cfg
@@ -58,5 +58,4 @@
\else
\PackageError{graphics}{Unexpected configuration}{}
\fi
-\DeclareOption{dviout}{\def\Gin@driver{dviout.def}} ← Y Ueno さんの TEXMFLOCAL では追加されている
\endinput