Z. R. さんのご指摘通り、私の考慮不足でした。
前回は、/usr/local/texlive/texmf-local/ に書き込まない方針でしたが、
Z. R. さんが紹介してくれた URL や「TeX Wikiヒラギノフォント(*1)」から
「macOS High Sierra 以降に付属するヒラギノフォントのセットアップ 」
→「【LaTeX】macOS Big Sur + 美文書作成入門 第8版 の環境で ヒラギノフォント」(*2)
→「①「ヒラギノフォントパッチ」を適用する」のページに紹介されている
「[改訂第7版]LaTeX2e美文書作成入門 ヒラギノフォントパッチ」(*3)を参考に し
/usr/local/texlive/ の 2022 と texmf-local にせセットアップすることにしましや。
実際の作業は、最後の「 ヒラギノフォントパッチ」を使いセットアップして検証しました。
この作業を始める前に 2022 で latex が動作するよう PATH を設定しておいてくさい。
2017 の環境を温存させるための処置です。
フォントは /usr/local/texlive/texmf-local/fonts/truetype/cjk-gs-integrate/
に配置されます。
これらを利用して ut さんの提案されたように原の味とヒラギノを使うために追加で
指定するフォントマップは、パッチ作業で更新された kanjix.map(*4)
から grep などのコマンド(*5)で取り出し、わかりやすい名前で保存、利用してください。
取り出したマップ情報は Z. R. さんげ指摘された内容が反映されているものです。
検証は、前回回答したソースと、上記で kanjix.map から抜き出したマップファイル
を利用して確認しました。
(*1) https://texwiki.texjp.org/?%E3%83%92%E3%83%A9%E3%82%AE%E3%83%8E%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%88
(*2) https://sasshi.me/archives/605
(*3) https://github.com/munepi/bibunsho7-patch
(*4) /usr/local/texlive/2022/texmf-var/fonts/map/dvipdfmx/updmap/kanjix.map
(*5) grep -i -e 'otf-c.*hira' /usr/local/texlive/2022/texmf-var/fonts/map/dvipdfmx/updmap/kanjix.map