LuaLaTex+uline--で禁則処理されない

LuaLaTex+uline--で禁則処理されない

by 小川 -
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\documentclass[paper=a5,jafontsize=10pt,line_length=10zw]{jlreq}

\usepackage{uline--}

\parindent=0pt

\begin{document}

1234567890、1234567890\par

\uline{1234567890、1234567890}\par

1234567890\par

\end{document}


上記コードをLuaLaTexでタイプセットすると禁則処理されず「、」が行頭にきてしまいます。

対処方法等ありましたらご教示頂きたくお願いします。

念のためログファイルも添付します。


環境

Windows10

TeXLive2022

In reply to 小川

Re: LuaLaTex+uline--で禁則処理されない

by しっぽ 愛好家 -

私の手になる uline--.sty の話でしたら,「\nobreak の類を手動で追加するといった 余分な手間を要求しない対処法」(の有無)は存じませんが, 少なくとも私自身は和文文書に関しては pTeX 系列を使用する前提で作成していました. 実際,\pfmtname が未定義なら欧文のみと仮定していましたし, 禁則処理には \prebreakpenalty,\postbreakpenalty の値を利用しています.

そのため,たとえ pTeX 系列を使用していたとしても \prebreakpenalty などが正しく読み出せていなければ,禁則処理が狂うケースがありえます.

あれの LuaTeX 対応に関しては,申し訳ありませんが (LuaTeX を仕事ではまったく用いない)私自身には期待なさらないでください. あれは,行分割可能な下線に関して一時期うるさいことを言われて頭に来ていたときに, 「私自身の仕事で困らない程度」のものをでっちあげた私家版です.

In reply to しっぽ 愛好家

Re: LuaLaTex+uline--で禁則処理されない

by 小川 -
しっぽ愛好家様

ご返信ありがとうございます。
行分割可能な下線パッケージとして非常に有用でしたので、もしかしたらLuaLaTeXで対処した方がいらっしゃればと思い質問させて頂きました。
prebreakpenalty,postbreakpenalty の値は、\ltjgetparameter で取得できるので自分なりに考えてみようと思います。