非数式環境下での弓括弧の場合分け

非数式環境下での弓括弧の場合分け

- あ い の投稿
返信数: 3
TeX初心者です。
非数式環境での
{
(弓括弧)を用いた場合分けの出力方法について質問です。


\bow{ factor a\\factor b\\factor c}

と打ちfactor a,b,c が縦に並列されるという結果が目標で,色々と調べ試してみましたが,なかなかうまく行きません。

コンテンツは以下で,MacBookAirで出力しました(コンパイラはpLaTeX)。

\documentclass[dvipdfmx,fleqn]{jsarticle}
%preamble
\usepackage{amsmath,empheq,amsthm}


(例1)

\begin{empheq}[left={\text{bagin}\empheqlbrace}]{align}
\text{factor a}\\\text{factor b}\\\text{factor c}
\end{empheq}


(例2)

\begin{align*}
\text{begin}
\begin{cases}
\text{factor a}\\
\text{factor b}\\
\text{factor c}
\end{cases}
\text{end}
\end{align*}


しかしそれぞれに問題点があります。

(例1)
  • 括弧の大きさが歪
  • 場合訳の後に文字を置けない(もしかしたら置けるかも)
  • 調べてみたところ非推奨のコマンドである
  • freqnでも完全に左には寄らない
(例2)
  • frqnでも完全に左には寄らない

圧倒的に例2の方が使いやすそうなのですが,更に例1,2に共通して
  • 全ての文に\text{}をつける必要がある
  • 場合分けの前後の文章の出力が面倒
という問題点があります。

まとめると,
  1. 日本語の文章内で場合分けできるコマンドがほしい
  2. 場合分けの前後の文には干渉しなくて良い(指令を出す必要がない)設定にしたい
  3. \text{}などをわざわざ打たないようにしたい
を満たす弓括弧の場合分けを得たいです。

知識のある方々ご教示願います。
よろしくお願いいたします。
あ い への返信

Re: 非数式環境下での弓括弧の場合分け

- 帯田 木偶太 の投稿
こんなのでしょうか?

\documentclass{jsarticle}
\newcommand*{\bow}[1]{%
        \ensuremath{%
                \left\{\begin{tabular}{@{}l@{}}#1\end{tabular}\right.%
        }%
}
\begin{document}
私は\bow{男性\\中性\\女性}です。
\end{document}
帯田 木偶太 への返信

Re: 非数式環境下での弓括弧の場合分け

- あ い の投稿
Level 32様,帯田 木偶太様,返信ありがとうございます。
今のところは帯田 木偶太様のご提案を試してみますが,そのうちbigdelim.styにも手を出したいと思います。
お二人ともありがとうございました!