biblatexでのfootciteのstyle

biblatexでのfootciteのstyle

- アラカザム の投稿
返信数: 13
添付した画像のようにbibletexを用いて日本語文献と英語文献が混ざった状態で脚注に注を付けたいと思い自分で色々調べましたが、どのようにすれば臨んだ結果が出るのかわかりません。

以下疑問点・解決したい点を列挙します。
・参考文献で日本人の著者名を「姓・名」の順に出力したい。
・脚注や参考文献で日本語の表題が太くなってしまうのを通常の太さにしたい。
・複数著者の場合「and」の文字がなぜか出てきてしまう。
・文献の表示順は「著者・タイトル・出版年・出版社」の順にしたい。


環境は
・VScodeを用いてtexの編集とコンパイル
・texlive2021
・Windows10 ver.21H2
です。

以上よろしくお願いいたします。

p.s.このスレッドに変身する形で今回使用したtexファイル、bibファイル、pdfを入れたzipファイルを添付いたします。

添付 20220308_135610_2.JPG
アラカザム への返信

Re: biblatexでのfootciteのstyle

- Takeda Shiro の投稿
武田といいます。

biblatex パッケージは基本的に日本語文献のことは考慮していないので、日本語文献をそのままの biblatex パッケージで扱おうとしてもいろいろ問題が生じます。姓名の順序が逆になるだとか、名前の区切に and が利用されてしまうという問題はその一例です。

以下の場所にある biblatex-japanese パッケージは日本語の文献を扱うことも考慮して作成されていますので、これを使うことでお望みのことの一部はできるようになります。

https://github.com/kmaed/biblatex-japanese


biblatex-japanese パッケージを利用した例を添付します。

sample-japanese.tex は sample.tex とほぼ同じですが、

\usepackage[style=verbose-ibid,sorting=nyt]{biblatex-japanese}

というように biblatex-japanese パッケージを読み込みこんでいます。スタイルには verbose-ibid を利用してます。

bib ファイルには sample-japanese.bib を利用しています。これも sample.bib と基本的に同じですが、日本語文献の場合

・landid = {japanese} を追加
・sortname フィールドで読みを追加

としてあります。

以上のようにすることで

・参考文献で日本人の著者名を「姓・名」の順に出力したい。
・複数著者の場合「and」の文字がなぜか出てきてしまう。

は解決できます。また、

・脚注や参考文献で日本語の表題が太くなってしまうのを通常の太さにしたい。

という問題もほぼ解消しますが、一部まだ太字になってしまう部分があります(同じ文献を同じページで二回引用した場合の脚注など)。


・文献の表示順は「著者・タイトル・出版年・出版社」の順にしたい。

biblatex-japanese パッケージ + verbose スタイルを使うと「著者・タイトル・出版社・出版年」の順になってしまいます。「著者・出版年・タイトル・出版社」の順には簡単に変更できますが、「著者・タイトル・出版年・出版社」の順は簡単にはできないと思います。


biblatex-japanese パッケージは現時点でも十分実用に足るのではないかと思いますが、細かい部分はまだ不具合があるかと思います。

Takeda Shiro への返信

Re: biblatexでのfootciteのstyle

- アラカザム の投稿
武田様
ご返信ありがとうございます。

質問があります。
biblatex-japanese パッケージを使用するとのことでしたが、上記パッケージはtexliveにもともとインストールされているものなのでしょうか。

当方外部のパッケージは導入した経験がなくやり方がわかりません。
教えて頂いたGithubのURLのdocフォルダ内にあった「biblatex-jap.pdf」を見てみましたが、3頁、2章冒頭『bibtexlatex-japanese一式をTEXMFツリーの適切な場所に配置してうえで』という部分の「TEXMFツリーの適切な場所」がわからずに詰まっていしまいました。

また、重ねて質問なのですが、Githubのpdfでは
\usepackage[backend=biber]{biblatex-japanese}となっているのに対し
sample-japanese.texでは
\usepackage[style=verbose-ibid,sorting=nyt]{biblatex-japanese}となっていてbackend=biberオプションがないようでしたが、こちらのオプションは必要ないのでしょうか。

よろしくお願いします。
アラカザム への返信

Re: biblatexでのfootciteのstyle

- Takeda Shiro の投稿
アラカザム さん

武田です。

> 質問があります。
> biblatex-japanese パッケージを使用するとのことでしたが、上記パッケージはtexliveにもともとインストールされているものなのでしょうか。

パッケージと呼びましたが、biblatex-japanese はまだ CTAN にも TeX Live にも含まれていませんので、自分でインストールする必要があります。

https://github.com/kmaed/biblatex-japanese/tree/master/latex

から

biblatex-japanese.sty
biblatex-japanese.def
japanese.lbx

の3つのファイルをダウンロードしてください。本来、この3つのファイルを適切な場所に置いておくのが望ましいかと思いますが、とりあえずは編集している tex のファイルと同じ場所に置けば利用できます。


> また、重ねて質問なのですが、Githubのpdfでは
> \usepackage[backend=biber]{biblatex-japanese}となっているのに対し
sample-japanese.texでは
> \usepackage[style=verbose-ibid,sorting=nyt]{biblatex-japanese}となっていてbackend=biberオプションがないようでしたが、こちらのオプションは必要ないのでしょうか。

backend の指定は省略すると bibier が指定されるはずですので、明示的な指定は必要ないと思います。

Takeda Shiro への返信

Re: biblatexでのfootciteのstyle

- 和田 勇 の投稿

CTAN 管理外のパッケージの置き場、今回は主にスタイルファイルについて書いてみました。

CTAN 経由でインストールできない追加パッケージの置き場所

  • LaTeX 次の四種類のカテゴリで分けられるものに登録されている情報源から documentclass に指定されているクラスファイル、usepackage で指定された スタイルファイルを探し出してきます。

    1) カレントディレクトリ 2) TEXMFHOME で指定されたディレクトリ 3) TEXMFLOCAL で指定されたディレクトリ 4) TEXMF で指定されたディレクトリ群

  • TEXMFHOME や TEXMFLOCAL とは

    入力コマンド 出力結果
    kpsewhich -var-value TEXMFHOME C:/Users/i-wada/texmf
    kpsewhich -var-value TEXMFLOCAL C:/texlive/texmf-local
    kpsewhich -var-value TEXMF
  • 四つのカテゴリの用途

    1) カレントディレクトリ

    - とりあえずお試し
    - 他のドキュメントでは使用しないスタイルファイルなど
    

    2) TEXMFHOME

    - ユーザ限定で利用する場合
    

    3) TEXMFLOCAL

    - 他のユーザと共用利用する場合
    

    4) TEXMF で指定されたディレクトリ群

    - CTAN 由来のものを置く場所と考えて良い
    - 主に texlive/2021 などリリース年度のディレクトリ
    
  • TEXMF vs ( TEXFHOME or TEXMFLOCAL )

    TEXMF は主にリリース年度毎のものが配置されていると考えてください

    CTAN 以外のものはリリース年度に依存しないので例えば 2022 がリリー スされても TEXMFLOCAL または TEXMFHOME に置いておくことで、 2022 への移行しても特段の処置は不要です。

  • TEXMFHOME vs TEXMFLOCAL

    • 共同作業する必要がなければ TEXMFHOME TEXMFLOCAL どちらでも良いです
    • 一台のコンピュータで複数ユーザで共同作業する場合は TEXMFLOCAL だと思います
    • TEXMFLOCAL に新たにパッケージをおいた場合、検索データベース更新のため、設置後「mktexlsr」コマンドを実行する必要があります
  • TEXMFHOME や TEXMFLOCAL 直下に設置が必要な補助ディレクトリ(ここ重要

    • TEXMFLOCAL には必要なディレクトリは既に作成されているので参考にしてください
    • TEXMFHOE の場合、今回のケースでは「tex」補助ディレクトリが必要ですので存在しなければ作成してください

      mkdir -p %USERPROFILE%/texmf/tex

  • 追加パッケージの置き場所

    • 今回のケースですと biblatex-japanese.sty biblatex-japanese.def japanese.lbx を上記 tex ディレクトリ直下においても良いですが...

    • 私は、提供元の情報やドキュメントを参照するため git clone したものを以下のように配置して検証しました

      実際はホームディレクトリ以下に git clone し TEXMFHOME/tex 以下にリンクしています。

       TEXMFHOME//biblatex-japanese/.git/config
       ... 省略 ...
       TEXMFHOME//biblatex-japanese/LICENSE
       TEXMFHOME//biblatex-japanese/doc/biblatex-japanese.pdf
       TEXMFHOME//biblatex-japanese/doc/biblatex-japanese.tex
       TEXMFHOME//biblatex-japanese/latex/
       TEXMFHOME//biblatex-japanese/latex/
       TEXMFHOME//biblatex-japanese/latex/
       TEXMFHOME//biblatex-japanese/test/README.md
       ... 以下省略 ...
    
  • latex から検索できるか否かは kpsewhich コマンドで確認

    • 以下のコマンドを実行(-a オプションは複数有無チェックのため)
       kpsewhich -a biblatex-japanese.def
       kpsewhich -a biblatex-japanese.sty
       kpsewhich -a japanese.lbx
    
    • 何も表示されなければ ...

      • TEXMFLOCAL の場合は mktexlsr で検索データベースが更新されていない場合が大半です。
      • TEXMFHOME の場合は、tex ディレクトリ以下に配置してるかダブルチェックしてください
    • 複数表示されている場合は、トラブルの元になりかねないので管理したいとこ以外のものは削除をおすすめ
和田 勇 への返信

Re: biblatexでのfootciteのstyle

- アラカザム の投稿
和田さん
ご返信ありがとうございます。

TEXMFLOCALに配置地たところうまくいきました。
ありがとうございました。
(最初はTEXMFHOMEに配置しようとして、「mkdir -p %USERPROFILE%/texmf/tex」を実行したら「コマンドの構文が誤っています」と出たので諦めました。)

----------------------------------------------------

何度も質問して申し訳ないのですが、「sample-japanese.pdf」で脚注の注釈では外国語文献著者の名前が「名・姓( M.C. Van Leunen)」となっているのに対して参考文献欄では姓名の順番が逆になっています。
これはこういう仕様なのでしょうか。

また、biblatex-japaneseパッケージの更新はどのように行えばよいでしょうか。

よろしくお願いします。
アラカザム への返信

Re: biblatexでのfootciteのstyle

- 和田 勇 の投稿

「コマンドの構文が誤っています」について

申し訳ない、windows の mkdir は「-p」オプションは不要でした。

ですので「-p」というディレクトリができていると思いますので、 お手数ですが エクスプローラでホームディレクトリにある r -p」を削除してください。

「コマンドの構文が誤っています」といわれたら、そのコマンドに「/?」をつけて実行すると簡単な使用方法などが表示されるので参考にしてください。「今回の場合であれば「mkdir /?」です

biblatex-japaneseパッケージの更新方法

もし git clone でダウンロードしているのなら、clone で作成されたディレクトリで「git fetch」で良いと思います。

気になるのであれば、clone したディレクトリ以下を削除して、 もう一度 clone し直しという方法でも良いと思います。

参考文献欄では姓名の順番

これから外出しなければならないのでパス

アラカザム への返信

Re: biblatexでのfootciteのstyle

- Takeda Shiro の投稿
アラカザムさん

武田です。

biblatex-japanese.sty を利用しているときでも、欧文の文献の部分は基本的に元の biblatex.sty の設定がそのまま反映されるようになっています。

ですので、引用部分では「名-姓」の順序、参考文献部分では「姓-名」の順序というのは、ここで利用している verbose-ibid スタイルの設定であり、biblatex-japanese.sty によるものではないです。

biblatex.sty による部分は

https://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/CTAN/macros/latex/contrib/biblatex/doc/biblatex.pdf

で説明されているようなカスタマイズが可能です。


「姓」、「名」の順序については、以下のような命令をプリアンプルに追加することで変更可能です。

「名-姓」の順序にしたいとき
\DeclareNameAlias{author}{given-family}

「姓-名」の順序にしたいとき
\DeclareNameAlias{author}{family-given}

第一著者は「姓-名」、以降の著者は「名-姓」の順序にしたいとき
\DeclareNameAlias{author}{family-given/given-family}

以上のように指定すると引用部分、参考文献部分で同じ形式になります。


Takeda Shiro への返信

Re: biblatexでのfootciteのstyle

- 和田 勇 の投稿

Table of Contents

  1. biblatex だけで当初質問のカスタマイズ案を検討してみました
  2. お題とカスタマイズ案
    1. 参考文献で日本人の著者名を「姓・名」の順に出力したい。
    2. 脚注や参考文献で日本語の表題が太くなってしまうのを通常の太さにしたい。
    3. 複数著者の場合「and」の文字がなぜか出てきてしまう。
    4. 文献の表示順は「著者・タイトル・出版年・出版社」の順にしたい。
    5. \footcite の著者名を「姓」「名」の順にする
  3. 参考URLなど

biblatex だけで当初質問のカスタマイズ案を検討してみました

  • 武田さんが解答の中に書かれたつぶやきから、 texdoc bibilatex で biblatex だけで解決する案を検討してみました。

  • 姓名順に並べる方法として美文書 8版 の yomi 属性を追加したり、auther に family given あるいは sortingnamekeytemplatename の補助属性情報で の検証を行いました。

  • 添付ファイル samplerev3.zip の内容は以下の通り

    adding: sample_rev3/sample.tex (deflated 64%) ... カスタマイズ案を組み込んであります
    adding: sample_rev3/sample.bib (deflated 50%) ... カスタマイズに準じて回収
    adding: sample_rev3/sample.pdf (deflated 0%)
    adding: sample_rev3/sample.log (deflated 80%)
    adding: sample_rev3/mycustomize.tex (deflated 66%) ... 非推奨部分のカスタマイズ案
    

お題とカスタマイズ案

参考文献で日本人の著者名を「姓・名」の順に出力したい。

  • bib ファイルにてyumi 属性と日本人著者名(auther)に family given 補助属性を追加

    • yomi ….. 美文書8版 p187下部に書かれている「yomi = "きのした これお",」を参考
    • author … XXX YYY → family=XXX, given=YYY
    • カスタマイズ案

      -  author={奥村 晴彦 and 黒木 裕介},
      +  author={family=奥村, given=晴彦 and family=黒木,given=裕介},
      +  yomi  ={おくむら はるひこ,},
      
  • bib ファイルにて author 属性に 「sortingnamekeytemplatename」「family」「given」補助属性を追加

    • sortingnamekeytemplatename にはひらがなあるいはカタカナで「読み」を付記
    • author … XXX YYY → family=XXX, given=YYY
    • カスタマイズ案

      -  author={奥村 晴彦 and 黒木 裕介},
      +  author={ sortingnamekeytemplatename=おくむら はるひこ,
      +           family=奥村, given=晴彦 and family=黒木, given=裕介},
      
  • 「language = {japanese}」という属性でもできるみたい(未検証)

    http://granular.blog39.fc2.com/blog-entry-76.html?sp

脚注や参考文献で日本語の表題が太くなってしまうのを通常の太さにしたい。

  • デフォルトの定義では \mkbibemph → \emph としてタイトル名が渡るためこの動きを変更する

  • デフォルトの定義(TEXMF/texmf-dist/tex/latex/biblatex/biblatex.def) では

    \DeclareFieldFormat{title}{\mkbibemph{#1}}
    \DeclareFieldFormat{citetitle}{\mkbibemph{#1}}
    
  • カスタマイズ案1(英字はそのままイタリックで強調、和字の無強調表示)

    \DeclareFieldFormat{title}{\textit{#1}}
    \DeclareFieldFormat{citetitle}{\textit{#1}}
    
  • カスタマイズ案2(英字・和字ともに無強調表示)

    \DeclareFieldFormat{title}{#1}
    \DeclareFieldFormat{citetitle}{#1}
    

複数著者の場合「and」の文字がなぜか出てきてしまう。

  • 「and」は「著者名内」の「フィールド区切り」を示すものなのでそのまま の方が良いと思いますが …

  • デフォルト定義(TEXMF/texmf-dist/tex/latex/biblatex/biblatex.def)

    \DeclareDelimFormat{finalnamedelim}{%
      \ifnumgreater{\value{liststop}}{2}{\finalandcomma}{}%
      \addspace\bibstring{and}\space}
    \DeclareDelimFormat{finallistdelim}{%
      \ifnumgreater{\value{liststop}}{2}{\finalandcomma}{}%
      \addspace\bibstring{and}\space}
    
    \DeclareDelimFormat{finalnamedelim}{%
      \ifnumgreater{\value{liststop}}{2}{\finalandcomma}{}%
      \addspace{}\space}
    \DeclareDelimFormat{finallistdelim}{%
      \ifnumgreater{\value{liststop}}{2}{\finalandcomma}{}%
      \addspace{}\space}
    

文献の表示順は「著者・タイトル・出版年・出版社」の順にしたい。

  • 武田さんの回答にあったように、この件に関するカスタマイズはかなり難し い。今回はアドホックな方法で対処したこともあり、この項に関するものは 非推奨です。

    • 理由 : date として参照している他の箇所での参照に不具合が出る可能性がある
  • 文献表示順序に関するデフォルト定義は TEXMF/texmf-dist/tex/latex/biblatex/bbx/standard.bbxの 「\DeclareBibliographyDriver{book}」の 「\usebibmacro{publisher+location+date}」

  • 「date+publisher+location」と入れ替えれば良さそうだが … footcite でエラーになる

  • 妥協策

    • date の定義を無効化し実質 publisher+location になるようにする
    • 出版年は year から直接
  • カスタマイズ案(非推奨

    \renewbibmacro*{date}{}%%%%%%%%%%%%%%% 無効化
    \DeclareBibliographyDriver{book}{%
      ...
      \newunit\newblock\printfield{year}%%%%%% ここで出版年として出力
      \newunit\newblock
      \usebibmacro{publisher+location+date}%%% date は空っぽなので
      ...
    

\footcite の著者名を「姓」「名」の順にする

  • 武田さんの情報から \DeclareNameAlias{author}{family-given} を追加する

参考URLなど

和田 勇 への返信

Re: biblatexでのfootciteのstyle

- アラカザム の投稿
武田さん
和田さん

ご返信ありがとうございます。

ご返信を見させていただいたのですが、一読しても理解できなかったのでまた詳しい内容をご質問させて頂くかもしれません。

こちらの一方的な都合で申し訳ないのですが、火曜日まで立て込んでおりまして今は詳しい質問の内容を言語化することができません。

またこちらに伺うのでその時はどうぞよろしくお願い致します。
アラカザム への返信

Re: biblatexでのfootciteのstyle

- アラカザム の投稿
やっとで落ち着きましたのでまたこちらにお邪魔させていただきます。

武田さんの回答にあるように
-----------------------------------------------
「姓」、「名」の順序については、以下のような命令をプリアンプルに追加することで変更可能です。

「名-姓」の順序にしたいとき
\DeclareNameAlias{author}{given-family}

「姓-名」の順序にしたいとき
\DeclareNameAlias{author}{family-given}

第一著者は「姓-名」、以降の著者は「名-姓」の順序にしたいとき
\DeclareNameAlias{author}{family-given/given-family}

以上のように指定すると引用部分、参考文献部分で同じ形式になります。
-----------------------------------------------
上記の命令をプリアンブルに記述した場合は
外国語文献著者も日本語文献著者も一律「姓ー名」の順番が決定されるのでしょうか。

私が出したい結果としては
日本語文献著者→「姓‐名」
外国語文献著者→「名‐姓」
なのですが、こういった出力は不可能なのでしょうか。
アラカザム への返信

Re: biblatexでのfootciteのstyle

- Takeda Shiro の投稿
アラカザムさん

武田です。

biblatex-japanese パッケージを利用しているときには、日本後文献の著者の名前の姓名の順序は常に「姓-名」の順序です。

その上で、外国語文献の著者の姓名を「名-姓」の順序にするには

\DeclareNameAlias{author}{given-family}

↑の命令だけを追加すればよいです。

そのように設定して作成したサンプルのファイルを添付します。

Takeda Shiro への返信

Re: biblatexでのfootciteのstyle

- アラカザム の投稿
武田さん

ご回答ありがとうございます。

添付していただいたサンプルを参考にしつつ、コンパイルを行ったら注釈の参考文献がきれいに出力されました。

武田さん、和田さん
お2人ともどうもありがとうございました。