数式外で下線の下に文字を打つ方法

数式外で下線の下に文字を打つ方法

- あ い の投稿
返信数: 7
TeX初心者です。
数式外で下線の下に文字を打つ方法がわかりません。
例えばこんな感じです。↓

The news made me irritated.
(be~)「苛立った」

検索をかけると以下のようなサイトがヒットします。


しかし、数式外でも適用できるものはどこにもありませんでした。
アルファベットに下線を引いて下に日本語の説明を書き加えたいのですが、上記のサイトの方法にのっとり、数式内の斜体を解除すると、字体が全く違うものになってしまいます。
数式内の字体の設定をする必要があるのでしょうか。
それとも、どこかに解説サイトがあったり、あるいは他に簡単に実現できる方法があるのでしょうか。
ご存じの方、ご教授いただければ幸いです。
あ い への返信

Re: 数式外で下線の下に文字を打つ方法

- Murakami Keitaro の投稿
\textrm{もとの文字に戻したい文字列}
を入れてみるのはいかがでしょうか。
Murakami Keitaro への返信

Re: 数式外で下線の下に文字を打つ方法

- Murakami Keitaro の投稿
\mathrm が推奨でした。
>> https://e-v-e.hatenablog.com/entry/20150108/1420715672


\documentclass[dvipdfmx]{ujreport}
\usepackage{amsmath, amsfonts, ascmac, amssymb}
\begin{document}
The news made me $\underset{\mathrm{(be~「苛立った」)}}{\underline{\mathrm{irritated}}}$.
\end{document}

すみません、英語ができないのでよく分かりませんが、こんな感じで良かったですか?

頻繁に使われるのであれば、\newcommand するのも良いかもしれません(コマンド名はお好みで/LaTeXをよく理解していないので不適切であったら申し訳ありません。)

\newcommand{\kasen}[2]{$\underset{\mathrm{#1}}{\underline{\mathrm{#2}}}$}
\begin{document}
The news made me \kasen{(be~「苛立った」)}{irritated}.
\end{document}
hBmFkgFfj44AAAAASUVORK5CYII=
Murakami Keitaro への返信

Re: 数式外で下線の下に文字を打つ方法

- 帯田 木偶太 の投稿
》 \mathrm が推奨でした。

出力する中身(引数)が非数式である場合は、\textrm の方がいい(あるいは
本件のような場合は \mbox の方がいい)と思います。

そもそも、次のようにすれば、明に数式モードを使う必要もないかと。

        The news made me \begin{tabular}[t]{@{}c@{}}
                \underline{irritated}\\
                (be~「苛立った」)
        \end{tabular}.
Murakami Keitaro への返信

Re: 数式外で下線の下に文字を打つ方法

- あ い の投稿
Murakami Keitaro様、返信ありがとうございます。
ご提示いただいたrenewcommandをためしてみましたが、二つ問題点があります。
一つは、半角スペースが適用されないことです。
もう一つは私が完全に無知なのですが、今使っているフォントがデフォルトのものではない(おそらくどなたかのサイトを参考に丸々コピペした際にそのような設定になっていたのでしょうが、私はデフォルトよりもこっちの方が好きなので、kasenに入れたアルファベットを丸っぽいフォントに揃えたいのですが…)ので、そこについても教えて下されば幸いです。
よろしくお願いいたします。
添付 スクリーンショット_19_.png
あ い への返信

Re: 数式外で下線の下に文字を打つ方法

- 和田 勇 の投稿
  • ドキュメントクラスは、以前の投稿を参考に選びました。
  • 「means of」のように空白が入る場合ですが、帯田 木偶太さんの提案のようにすれば実現できます。
  • 帯田さんの方法だと、縦の空白が気になるので \arraystretch を調整してみました。
  • また訳の参考説明もやや小さめの \scriptsize にしてみました。
  • 以上を「\英文用ルビもどき」という簡単なマクロにしてみました。以下を参考にしてください。
  • 例ではフォントの指定はしていませんが、多分ご希望通りに動くと思います。
  • 長い英文や訳例は考慮していません。
       \documentclass{jsarticle}
       \def\英文用ルビもどき#1#2{%% 左側に余分な空白が入るのを防ぐ
           {\renewcommand{\arraystretch}{0.6}%%% http://www.psy.senshu-u.ac.jp/man/arraystretch.html
           %% arraystretch が 0.5 だとくっつきすぎ、0.7 だとやや離れ気味
           \begin{tabular}[t]{@{}c@{}}%
               \underline{#1}\\{\scriptsize #2}\\%
           \end{tabular}%
           }%% 右側に余分な空白が入るのを防ぐ
       }
       
       \begin{document}
       
       The news made me \英文用ルビもどき{irritated}{(be~「苛立った」)}.
       
       We express our thoughts by \英文用ルビもどき{means of}{〜の方法} words. 研究社 新英和中辞典から
       \end{document}

あ い への返信

Re: 数式外で下線の下に文字を打つ方法

- 伊藤 直人 の投稿
あい様
すでに和田様が解決策を提案されていますが私も解決策を考えていたので一応(?)投稿します。
私からは,pxrubricaというパッケージが提供するルビ(フリガナ)を振る機能を用いる方法を紹介します。

使い方について

使い方については,以下のサイトに詳しく書かれているので少しだけ説明します。
私が提案するのは,そのサイト中に欧文用のルビ機能atrubyを使ってあいさんが意図されている「**数式外で下線の下に文字を打つ**」を実現しようとするものです。具体的には,以下のようになります。これを使えば,半角スペースが入らないという問題は,解決できるかと思います。フォントの問題は,未確認です。ごめんなさい。下の場合は,\atruby{\underline{irritated.}}{}{(be~)「苛立った」}と書いても\kasen{irritated.}{(be~)「苛立った」}と書いても結果は,同じになるはずです。

お役に立てれば幸いです。
\documentclass[dvipdfmx]{jsarticle}
%使用法は,https://qiita.com/zr_tex8r/items/42466cbcbeb670a3a2dcを参照ください。
\usepackage{pxrubrica}
\usepackage{amsmath, amsfonts, ascmac, amssymb}
%自作コマンド
\newcommand{\kasen}[2]{\atruby{\underline{#1}}{}{#2}}
%親文字とルビ文字間隔設定です。お好みで変更してください。
\rubyintergap{0.3}
\begin{document}
The news made me\atruby{\underline{irritated}}{}{(be~)「苛立った」}.

\kasen{irritated}{(be~)「苛立った」}.
\end{document}

伊藤 直人 への返信

Re: 数式外で下線の下に文字を打つ方法

- あ い の投稿
沢山の方々、ご回答いただきありがとうございました。
帯田 木偶太様の助言は完全に見落としてしまっていました、大変申し訳ありません。
さて解決策に関してですが、帯田 木偶太様の改良版(?)の和田勇様の新コマンドで望んでいたものを出力することができました。
伊藤直人様にご提示いただいた方法は、文字の大きさが違ってきた場合にも対応できそうなので、そのときになったら試してみようと思います(下線を引いて下にルビを振るという発想はでてきませんでした…)。
本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。。。