spacemacs with lualatex

spacemacs with lualatex

- 若松 久仁光 の投稿
返信数: 2
和田 勇様
色々有り難う御座います。
別スレッドでspacemacs with lualatexを作成いたしました。
今までのSpacsmacs でLuaLaTeXを実行した時の
トラブルについて
[[https://okumuralab.org/tex/mod/forum/discuss.php?d=3188]]の方で
相談に乗っていただきましたが、
SpacemacsのみのQ&Aになりかかっていましたので
新規に此方に投稿を書かせていただきます。
一部以前のファイルの部分をコピーしておきたいと思っています。
ので悪しからず。若松久仁光拝

==此処から和田 勉氏の書き込みの引用です==(一部若松が改行を施しました)======

今回の問題は、emacs でも TeXworks でも ターミナルでも発生する問題です。
結論から言うと hyperref を lualatex で使う場合のケア不足によるものだと思います。

小言っぽいのであまり描きたくないですが ... うまなく行かなかったら の対処方法

log ファイルを error warning などで検索しましょう

emacs でログファイルを開き検索するか、ターミナルで以下のようにすれば取り出せます。

grep -A3 Error 2021Emacs28.log    # ←入力コマンド ↓ 表示例

! Package hyperref Error: Wrong DVI mode driver option `dvipdfmx',
(hyperref) because pdfTeX or LuaTeX is running in PDF mode.

See the hyperref package documentation for explanation.

多くの設定では軽微なエラーは多少は無視して突っ走って実行するオプション
-interaction=errorstopmode や -interaction=nonstopmode をつけてタイプセットしてしまいます。

このオプションの意義は理解していますが、多くの方が、タイプセットできてpdf までできたけど、
なんかおかしいと騒ぎます。

それは、多くの場合、エラーを検知した後も処理を続けるためら医療のログが出力され、
エラーを見つけにくくしてしまうからだと感じています。

なので、ログを検索しましょう。

あるいは interaction オプションなど当面不要なオプションを外し
今回の場合であれば 「lualatex 2021Emacs28」でタイプセットできるエントリを
IDE 環境に作成するか、ターミナル等で手動で実行してみてください。

エラーストップしたところを適宜ブラウザにコピペして検索すると結構対策は見つかります。

気を取り直し、上記エラーメッセージ
「Package hyperref Error: Wrong DVI mode driver option `dvipdfmx'」で検索したり、
「hyperref lualatex」で検索した結果、とりあえず以下のようにするとエラーはなくなります。
ただし多数の警告がでますが。diff にも書き込んでありますが、
https://texwiki.texjp.org/?hyperref#za8c61cb を参考にしました。

--- a/2021Emacs28.tex
+++ b/2021Emacs28.tex
@@ -7,7 +7,9 @@
\usepackage[german,french,japanese]{babel}
%\usepackage{booktabs}
\usepackage{atbegshi}
-\usepackage[dvipdfmx]{graphicx,color,hyperref}
+\usepackage[dvipdfmx]{graphicx,color}
+%% see as ... https://texwiki.texjp.org/?hyperref#za8c61cb
+\usepackage[pdfencoding=auto]{hyperref} %% or \usepackage[luatex,pdfencoding=auto]{hyperref}
%\input{fancysection.hva}
%\usepackage{pxjahyper}
\usepackage{footnotebackref}


提案です。今後のspacemacs with lualatex に関しては、別スレッドにしましょう

若松 久仁光 への返信

Re: spacemacs with lualatex

- 若松 久仁光 の投稿
和田 勇様
何時も正確なご指摘を頂きます事、感謝申し上げます。
先ず良い結果についてのご報告です。
No01 : Terminal から「emacs」の入力で
  Spacemacsが起動しLuaLaTeXでPDFが表示されました。
No.02 : LyXからのLuaLaTeX機能も復活いたしました。
PDFまで表示します。
No03: TeXworks でのLuaLaTeXも復活いたしました。

『2021Emacs28』の例では、ケアレスミスでコンパイルを
実行していました。元のファイルは『lualatex』経由の
書類ではなく「ptex2pdf」で実行していたものを、
そのまま「ltjarticle」に無理やり変更していました。
おまけに以前『hevea』の為にHTMLにコンパイル
できる様な書き方の痕跡まで消し忘れていました。

扨、Spacemacs with LuaLaTeXでの問題点、
今回のTeXLive2021のフォルダー類の削除で、
和田様のご指導のもとTerminalからLuaLaTeXの
コンパイル機能が復活しただけでなく、

A01: 問題だったLyXからのLuaLaTeXがPDFまで
作成してくれます。

その後、此れとは裏腹にSpacemacsでのLuaLaTeX
が「エラー」を表示しだしました。
以前和田様からご指摘いただきました
HOME=$HOME/spacemacs open -n -a /Applications/Emacs.app
での呼び出しが問題を起こしているかもしれない。
との事でしたので、

A02 : Spacemacsを通常のEmacsと同様の場所に、
新規にDefault installationに従って
[git clone --depth 1 https://github.com/syl20bnr/spacemacs ~/.emacs.d]
で作り直しました。

A03 : 此処でもエラーが見られた為、先日の「hyperref lualatex」での
貴君の注意を書類全体に当て嵌めて読み直し
% LuaLaTeX 文書
--% \documentclass{ltjsarticle}
--%\usepackage[setpagesize=false]{hyperref}
此方の2行を、下記「bxjarticle」の様に

A04: \documentclass[lualatex,ja=standard]{bxjsarticle}
\usepackage[pdfencoding=auto]{hyperref}

修正しましたところ、以前のTeXLive2020を使用していた時同様の
コンパイル&PDF表示の機能に戻りました。
文末を借りまして改めて、貴重な時間を割いて
様々なアドバイスをお送りくださった事どに
あ厚く御礼を申し上げます。若松久仁光拝
P.S
TerminalからのLuaLaTeXコンパイル等も
順調に機能してくれております。
若松 久仁光 への返信

Re: spacemacs with lualatex

- 若松 久仁光 の投稿
org-roam v2へのバージョンアップにはご注意!!

SpacemacsでLuaLaTeX等TeX系のコンパイルを
お使いの方はorg-roamなどのパッケージを併用
される際にはバージョン選定にご注意!小生は
org-roam v1を使用していましたが、v2への
アップグレードのメッセージが頻繁にSpacemacs
起動時にバッファーの「Warning」が出されました。

org-roam v2への変更には難しいハードルがありそうで
org-roam User Forumにも再三再四v2Update不可。
という相談が書き込まれています。此のことから
アップデートには躊躇していましたが、本日午後
清水の舞台から飛び降りるつもりで実行しました。

何とか今まで使用できていたorg-roam機能を再現すべく
奮闘していましたが、大問題が発生してしまいました。

日本語入力に愛用しているddskkが『呼び出せない!!』

v1では問題なく、最悪「skk-mode」で一旦呼び出せば
何のmodeでもskkが機能していました。

しかしorg-roam v2では全く呼び出すことも出来ません。
従ってLuaLaTeXへの書き込みをしたくても不可!

余りLuaLaTeXについての話題ではありませんが
皆様には、関連事項の一つとして
参考にしていただければ幸いです。若松久仁光拝