TeXを使えば、全盲でも数式やある程度の図形を自力で書けることは存じていました。
私は、数学はよくわかりませんが、
\[\sin^2 x + \cos^2 x = 1\]
を印刷して、晴眼者に見てもらって、きちんと書けていると聞いた時には心から感動しました。
それで、今、表題のパッケージの使い方を読んで試してみたところです。
\usepackage{tikz}
\usetikzlibrary{intersections, calc, arrows.meta}
\begin{tikzpicture}
\draw (0,0)--(2,0);
\draw (1,1)--(3,1);
\end{tikzpicture}
\begin{tikzpicture}
\draw(0,0) circle (1);
\draw(1,1) circle (2);
\end{tikzpicture}
こちらを印刷して確認してみました。線や円はできているようです。
上の線はx軸に沿って支店が1ずれた直線が2本。もう一つは、原点と半径が異なる円(半径が倍)が重なっていることを想像しています。
まず、この想像は正しいでしょうか。それと、0,0から0,1と指定したときの長さはどのように規定されるのでしょうか。
図形は左寄せで印字されているようです。中央に寄せたり、比率を変えて拡大して表示させることもできるでしょうか。
自力で図形が描ければ、専用の立体コピー機で印刷することで、視覚障碍者のための教材として利用できると思います。
立体コピー作成機 ピアフ(PIAF)
http://www.amedia.co.jp/product/braille/embosser/piaf.html
◆作図結果は想像されていた通りです
◆中央に寄せ
以下のように \begin{center} と\end{center} で tikzpicture 環境を囲んで下さい。
\begin{center}
\begin{tikzpicture}[
\draw (0,0)--(2,0);
\draw (1,1)--(3,1);
\end{tikzpicture}
\end{center}
◆長さの規定や比率変更
標準では一目盛 1cm になっています。
1mm にするためには それぞれの描画域の開始時に以下のようにして下さい。他にもやり方はあるかもしれませんがとりあえずの方法です。
\begin{tikzpicture}[x=1mm, y=1mm]
この情報はtikz マニュアルの「25.2 The XY- and XYZ-Coordinate Systems」(現在の版では375 page から)に記載されています。
「XYZ-Coordinate」で検索すると容易に到達できます。
マニュアルの在処
インターネット http://mirrors.ctan.org/graphics/pgf/base/doc/pgfmanual.pdf
またtexlive にはこのマニュアルをインストールされていれば
ターミナルで 「 texdoc tikz 」とすることでローカルで表示検索できます。
目次・索引を含め 1300 ページを超える大作です。
◆中央に寄せ
以下のように \begin{center} と\end{center} で tikzpicture 環境を囲んで下さい。
\begin{center}
\begin{tikzpicture}[
\draw (0,0)--(2,0);
\draw (1,1)--(3,1);
\end{tikzpicture}
\end{center}
◆長さの規定や比率変更
標準では一目盛 1cm になっています。
1mm にするためには それぞれの描画域の開始時に以下のようにして下さい。他にもやり方はあるかもしれませんがとりあえずの方法です。
\begin{tikzpicture}[x=1mm, y=1mm]
この情報はtikz マニュアルの「25.2 The XY- and XYZ-Coordinate Systems」(現在の版では375 page から)に記載されています。
「XYZ-Coordinate」で検索すると容易に到達できます。
マニュアルの在処
インターネット http://mirrors.ctan.org/graphics/pgf/base/doc/pgfmanual.pdf
またtexlive にはこのマニュアルをインストールされていれば
ターミナルで 「 texdoc tikz 」とすることでローカルで表示検索できます。
目次・索引を含め 1300 ページを超える大作です。
返信ありがとうございます。
なるほど、拡大縮小できるような方法が、やはりあるのですね。
盲学校では、当時強度弱視でしたが、三角関数は勉強しました。今、あらためて基礎からやってみると、三角比の意味が、おぼろげながらわかったような、数学にはまる人の気持ちが少し理解できた気になります。
半径1の円を点線で書いて、さらに直角三角形を描く。これくらいは私にもできそう。
一年前に、触る博物館で、太陽系と、北斗七星、アポロ13と思われるロケットを触りました。映画の副音声と太陽系のイメージが重なり、宇宙への思いが強まります。
TeXを覚えた当時、[12pt]という意味がよくわかりませんでした。相対的にサイズが変わるのですね。印刷されるイメージを大まかに触ってみたら、理解はより簡単だったと思います。
なるほど、拡大縮小できるような方法が、やはりあるのですね。
盲学校では、当時強度弱視でしたが、三角関数は勉強しました。今、あらためて基礎からやってみると、三角比の意味が、おぼろげながらわかったような、数学にはまる人の気持ちが少し理解できた気になります。
半径1の円を点線で書いて、さらに直角三角形を描く。これくらいは私にもできそう。
一年前に、触る博物館で、太陽系と、北斗七星、アポロ13と思われるロケットを触りました。映画の副音声と太陽系のイメージが重なり、宇宙への思いが強まります。
TeXを覚えた当時、[12pt]という意味がよくわかりませんでした。相対的にサイズが変わるのですね。印刷されるイメージを大まかに触ってみたら、理解はより簡単だったと思います。