角藤TEXへにおけるepsファイルの貼り付け方

角藤TEXへにおけるepsファイルの貼り付け方

- 宇多 明 の投稿
返信数: 3
20年ぐらい前から試行錯誤を繰り返しながら角藤TEXを利用して参りましたが、 2018年頃のソフトの更新以降、eps画像ファイルの貼り付けを上手にできなくなりました。
先生がご執筆の-LaTeX2ε美文書作成入門を購入し、捜査上理解漏れが潜んでいないかを見直しておりますが、独力での解決に至れないため、相談いたします。

1)現在、卒論作成に利用されるTEX環境では、eps画像の貼り付けは兵十的な行為でしょうか?
2)個人のWindows10PC上でのeps画像の貼り付けの動作確認に使用可能な
サンプル事例は、何処にあたれば良いのでしょうか?
3)自分の場合、tiger.epsのサンプル虎画像でさえ、TEXへの貼り付けが困難であります。



宇多 明 への返信

Re: 角藤TEXへにおけるepsファイルの貼り付け方

- 和田 勇 の投稿
角藤TEXなるものを利用していないのですが、
まずは、お試しの latex ソースと処理した際に作成されるログを提示された方がより早い解決案が出るのではないかと思います。

とはいえ以下の様な latex ソースをコンパイルされたらどうなりますか?
1) 私は とりあえず tiger.tex と名付けて

\documentclass{jsarticle}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\begin{document}
\includegraphics[clip,scale=0.5]{tiger.eps}
\end{document}

2) tiger.eps を texlive の中を探して同じフォルダーにコピー
3) ptex2pdf -l tiger とコマンドを実行してみました
あるいは platex tiger と dvipfgmx tiger でも良いです。

うまくいかなければ、 3) を実行した後 tiger.log が作成されていますので添付してください
和田 勇 への返信

Re: 角藤TEXへにおけるepsファイルの貼り付け方

- TONE Kozaburo の投稿
角藤先生のW32TeXのユーザです。(OSは Windows10 Pro)

和田さんが示されたソースを試しましたが問題なくタイプセット出来ました。

コマンドプロンプトでのログ(成功した例)を示しておきます。

C:\Users\tony\Documents>platex tiger
This is e-pTeX, Version 3.14159265-p3.8.3-191112-2.6 (utf8.sjis) (TeX Live 2020/W32TeX) (preloaded format=platex)
restricted \write18 enabled.
entering extended mode
(./tiger.tex
pLaTeX2e <2020-04-12> (based on LaTeX2e <2020-02-02> patch level 5)
L3 programming layer <2020-06-18>
(c:/usr/local/share/texmf-dist/tex/platex/jsclasses/jsarticle.cls(guessed encoding: UTF-8 = utf8)
Document Class: jsarticle 2020/02/02 jsclasses (okumura, texjporg)
(c:/usr/local/share/texmf-dist/tex/platex/jsclasses/jslogo.sty))
(c:/usr/local/share/texmf-dist/tex/latex/graphics/graphicx.sty
(c:/usr/local/share/texmf-dist/tex/latex/graphics/keyval.sty)
(c:/usr/local/share/texmf-dist/tex/latex/graphics/graphics.sty
(c:/usr/local/share/texmf-dist/tex/latex/graphics/trig.sty)
(c:/usr/local/share/texmf-dist/tex/latex/graphics-cfg/graphics.cfg)
(c:/usr/local/share/texmf-dist/tex/latex/graphics-def/dvipdfmx.def)))
(c:/usr/local/share/texmf-dist/tex/latex/l3backend/l3backend-dvips.def)
(./tiger.aux) [1] (./tiger.aux) )
Output written on tiger.dvi (1 page, 360 bytes).
Transcript written on tiger.log.
TONE Kozaburo への返信

Re: 角藤TEXへにおけるepsファイルの貼り付け方

- Akira Kakuto の投稿
最近の latex の場合,
\documentclass{jsarticle}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
だと
l3backend-dvips.def
を読み込むので,正しく
l3backend-dvipdfmx.def
を読み込むには
\documentclass[dvipdfmx]{jsarticle}
\usepackage{graphicx}
の方が良いとされています。