以前の質問から日本語と中国語の併用はpxbabelパッケージで使えるようになったのですが,ピンインを入力すると間延びしてしまいます.
ピンインを表示できるマクロを作ってみました。
数学の記号を使っていますので、”amsmath.sty”を読みこむことが必要です。
四声のそれぞれを表す2字の英字からできています。
基本的に、{ }のなかに、a,e,u,oを入れればそのままピンイン表示になり
ますが、ただ「i」の字だけは、上についている点は必要ないので、点を
省略した「i」を表示するために 「\i」を使っています。
詳しくは、添付画像をごらんください。
実例として簡単な例をあげておきます。
\documentclass{jarticle}
\usepackage{amsmath}
\makeatletter
\newcommand{\PH}[1]{%平声
$\Bar{\textrm{{#1}}}$}%
\newcommand{\PJ}[1]{%上声
$\Acute{\textrm{{#1}}}$}%
\newcommand{\PK}[1]{%去声
$\Breve{\textrm{{#1}}}$}%
\newcommand{\PN}[1]{%入声
$\Grave{\textrm{{#1}}}$}%
\makeatother
\begin{document}
\fontsize{14pt}{22pt}\selectfont
波瀾 b\PH{o}l\PJ{a}n(\verb+b\PH{o}l\PJ{a}n+)
和平 h\PJ{e}ping (\verb+h\PJ{e}ping+)
定数 d\PN{\i}ngsh\PH{u}(\verb+d\PN{\i}ngsh\PH{u}+)
女人 n\PK{u}r\PJ{e}n \verb+n\PK{u}r\PJ{e}n+)
\end{document}