バージョンアップについて

バージョンアップについて

- oka ken の投稿
返信数: 15
改訂第7版のLatex2e美文書作成入門を購入し、付録A.2に従って、インストールしました。Logをみると以下でした。
This is e-pTeX, Version 3.14159265-p3.7.1-161114-2.6 (sjis) (TeX Live 2017/W32TeX) (preloaded format=platex 2020.4.13) 18 APR 2020 11:44
entering extended mode restricted \write18 enabled.
%&-line parsing enabled.
**./JMAIN.TEX
(./JMAIN.TEX
pLaTeX2e <2017/10/28>+4 (based on LaTeX2e <2017-04-15>)
Babel <3.17> and hyphenation patterns for 84 language(s) loaded.
(c:/texlive/2017/texmf-dist/tex/platex/jsclasses/jsbook.cls
Document Class: jsbook 2017/10/04 jsclasses (okumura, texjporg)

質問は、最新版(が有るとすれば)に更新するには、どこから入手し、どのようにしたら良いのでしょうか? 知っている方が居りましたら教えてください。

oka ken への返信

Re: バージョンアップについて

- m c の投稿
https://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/bibun4/
の下の方に「本書収録ソフトの最新版の入手法」というセクションがありますので,
それをご覧になるのが一番早道かと思います.
最新版はTeX Live 2020ベースになっています.

参考リンクとして
https://texwiki.texjp.org/?W32TeX
もご紹介しておきます.
m c への返信

Re: バージョンアップについて

- aminophen の投稿
bibun4 つまり第4版のサポートページを示されても古いのでは…。
ptetex3 はもう10年近く前の話ですし。

質問者の oka ken さんが持っているのは第7版で,Windows 版の TeX Live をお使いのようなので,
敢えてそこから W32TeX に変える必要はないのではと。

% 確かに W32TeX はいまでも更新されているので最新ですが,
% 設定ファイルの場所などが書籍の記述と違うと思います。
aminophen への返信

Re: バージョンアップについて

- oka ken の投稿
有難うございます。
pLtex で使っていますので、このまま使うのが良いのでしょうか?
様子を見てみます。
oka ken への返信

Re: バージョンアップについて

- aminophen の投稿
TeX Live の公式ドキュメント
https://tug.org/texlive/upgrade.html
がありますので,こちらも参考にしてください。
大まかに言えば2通りの方法が書かれています。

(1) 冒頭の "By default, please get the new TL by doing a new installation" のとおり最新版をインストールする方法。

(2) 残りの長文で説明されているアップデートの方法。

公式には(1)の方法が勧められています。つまり,お使いのコンピュータに旧版がインストールされていても,
気にせず最新版(現在は 2020)をインストールすることです。
また,Windows では(2)の方法がサポートされていないとも書かれています。

なお,(1)の方法のメリットは
「もし最新版で問題が起きても旧版がそのまま残るので,問題が解消するまで旧版を使ってしのげる」
ということです。デメリットは
「二つ同時にインストールされるため,コンピュータの容量を食う」
ということでしょう。

(2)の方法については,日本語でもブログに書かれています。この方は Linux ですね。
https://text.baldanders.info/remark/2020/04/upgrade-texlive-2020/
aminophen への返信

Re: バージョンアップについて

- oka ken の投稿
(1)に従ってhttps://tug.org/texlive/acquire.htmlを開き、
install-tl-windows.exeをダウンロードしました。
本のCDからインストールした\texliveには2017とtexmf-localが有り、
そこにこのexeをコピーしました。

pLatexを実行するに当たり質問ですが、
1)このexeを実行すると最新版2020になりますか?
2)旧版2017年版はもう使えませんか?
3)2020版をアンインストールをすると、旧版が復活できますか?

ついでに教えてください。
pLatex(Latex2.09)とpLatex2017版と違いは?
2.09 \documentstyle[a4j,11pt,ascmac]{article}
2017 \documentclass[a4paper]{jsarticle}
のみでしょうか?
宜しくお願いします。

oka ken への返信

Re: バージョンアップについて

- aminophen の投稿
> install-tl-windows.exeをダウンロードしました。
> 本のCDからインストールした\texliveには2017とtexmf-localが有り、
> そこにこのexeをコピーしました。

そのexeはどこにおいても良いですが,それは
「新しい platex」に必要なソフト一式を
インストールするためのプログラムなので,
まずはそれを実行してみてください。
1) 実行したら最新版2020になるはずですし,
2) 旧版2017も前に言ったとおり使えます。(設定を少しいじるだけでOK)
3) 2020をアンインストールすると旧版が復活します。

pLaTeX 2.09 とは…。もはや太古の遺物ですね。(1993年以前の物なので。)
美文書7版を読んで入門されたのであれば,
そのような遺物は知らなくても差し支えないものです。
aminophen への返信

Re: バージョンアップについて

- oka ken の投稿
有難うございます。言われたとおりに実行してみます。
pLaTex2.09は古いのですが、現在持っているTEXファイルは、昔PC9801で作ったもので沢山有ります。現在は新規のファイルを作っていません。古いファイルを手直ししてから、と思っております。
又困ったら教えてください。再度細かいことまで教えていただいて有難うございます。
oka ken への返信

Re: バージョンアップについて

- aminophen の投稿
> 昔PC9801で作ったもので沢山有ります。
> 現在は新規のファイルを作っていません。

と仰るのであれば,敢えて新しい TeX Live を入れる
意味はないと思います。2017→2020でも pLaTeX や
その元になっている LaTeX は少し変化していますから。
壊れていないものをわざわざ新調する手間は勿体ないです。

> 古いファイルを手直ししてから

とも仰りますが,とりあえず何も手直しせずコンパイルしてみてはどうでしょう。
最新または 2017 年の pLaTeX でも,昔の pLaTeX2.09 のファイルを
そのままコンパイルできる可能性は大いにあります。
(若干組版結果が違ったり,警告が出たりすることはあるでしょう。)
エラーが出てから手直しの必要性を考えても遅くはないと思います。

念のため,pLaTeX 2.09 と pLaTeX の主な違いを挙げておきます。

[1] \documentstyle[a4paper,STYファイル名]{article}
という書き出しから,
\documentclass[a4paper]{article}
\usepackage{STYファイル名}
という書き出しに変わった。

[2] 太字にするコマンドは \bf から \bfseries に,
イタリックにするコマンドは \it から \itshape に変わった。

上記はわざわざ書き直さなくてもコンパイル自体は通るはずです。
aminophen への返信

Re: バージョンアップについて

- oka ken の投稿
有難うございます。
[1][2]で教えていただいたことを注意して
2017版のままでしばらく試行してみます。
細かく教えていただいて本当に有難うございます。
oka ken への返信

Re: バージョンアップについて

- ut の投稿

# もうご覧になっていませんかね…?

> Windows10/8.1用の日本語LaTexを探しています。
> 2020年 04月 01日(水曜日) 17:37 - oka ken の投稿
> https://okumuralab.org/tex/mod/forum/discuss.php?d=2811

というご投稿で、

> 使っていた*.texの例です。

として載せてらした JCI3TB12.TEX を手元でタイプセットしてみたものを添付します。
(なんかスゴイ表ですね…)

> \input{d:/doc/def.tex}

に定義があると思われる \Eh と \phh は、ただ Eh と phh という文字列に置き換えてあります。

log で、

>          Entering LaTeX 2.09 COMPATIBILITY MODE
> *************************************************************
>    !!WARNING!!    !!WARNING!!    !!WARNING!!    !!WARNING!! 

と言われはしますが、aminophen さんがおっしゃるように、2.09 のソースのママでも、一応通ることはとおると思います。
(もちろん、絶対ではありません)

なお、若干の混乱がおありのようですけれど、先日のご投稿への ttk さんのご回答にもありますように、TeX Live 2017 とか TeX Live 2020 というのはディストリビューションのことです。

(p)LaTeX 自体はずっと、(p)LaTeX です。今で言う 2.09 しかなかったときは、(p)LaTeX というのは、今で言う (p)LaTeX2.09 のことを指していて、それが凍結されて新たに (p)LaTeX2e が登場して以降は、それまでの (p)LaTeX を (p)LaTeX2.09 と呼ぶことになり、新しい (p)LaTeX2e を一般に (p)LaTeX と呼んでいるのだと思います。
ut への返信

Re: バージョンアップについて

- oka ken の投稿
有難うございます。
例題のままで、PDFは出来ました。

参考までに/DEF.txt を添付します。
%=========================================================\DEF.TEX
%--------Computer System----------
\def\AFCR{{\sl AFCR}}
\def\DIRECTER{{\sl DIRECTER}}
\def\DISTAGL{{\sl DISTAGL}}
\def\LP3320{{\sl LP3320}}
\def\LSBF{{\sl LSBF}}
\def\MULTAN78{{\sl MULTAN78}}
\def\ORTEP2{{\sl ORTEP2}}
\def\PLUTO{{\sl PLUTO}}
\def\PLUTO78{{\sl PLUTO78}}
\def\PSL{{\sl PSL}}
\def\SEARCHER{{\sl SEARCHER}}
\def\SFFR{{\sl SFFR}}
\def\TABLES{{\sl TABLES}}

%--------Heavy-Atom Method-------
\def\I(h){I({\bf h})}
\def\Io(h){I_{\rm o}({\bf h})}
\def\F(h){F({\bf h})}
\def\Fo(h){F_{\rm o}({\bf h})}
\def\Fc(h){F_{\rm c}({\bf h})}
\def\A(h){A({\bf h})}
\def\B(h){B({\bf h})}
\def\sn2t/l2{\sin^2\theta/\lambda^2}
\def\hr{{\bf h \cdot r}}
\def\P(u){P({\bf u})}
\def\hu{{\bf h \cdot u}}
\def\hx{{\bf h \cdot x}}
\def\alpc(h){\alpha_c({\bf h})}
\def\Rw{R_{\rm w}}
\def\w(h){w({\bf h})}

%--------Direct-Method------
\def\Eh{E({\bf h})}
\def\Eo(h){E_{\rm o}({\bf h})}
\def\Ec(h){E_{\rm c}({\bf h})}
\def\Ek{E({\bf k})}
\def\Ehk{E({\bf h-k})}
\def\E3{\Eh\Ek\Ehk}
\def\phh{\phi({\bf h})}
\def\phk{\phi({\bf k})}
\def\phhk{\phi({\bf h-k})}
\def\kr{{\rm k}_{\rm r}}
\def\Khk{K({\bf h},{\bf k})}
\def\Khhk{K({\bf h},{\bf \mbox{h-k}})}
\def\t(h){t({\bf h})}
\def\hr{{\bf h \cdot r}}
\def\RKarle{R_{\rm Karle}}
\def\QDrew{Q_{\rm Drew}}

%--------Others-------
\def\hrjs{{\bf h \cdot r}_{js}}
\def\kkk{\par \noindent \hangindent=2pc \hangafter=1}

細かく対応して頂いて、有難うございます。