詳しいことは誰か解説して頂ければと思います。
TeXの様々な処理系についてはTeXWikiをご覧ください。
>1.PC9801で使っていた日本語LaTeXに一番近いのは、どれでしょうか?
pTeX(実際はe-pTeX)とpLaTeX2e(日本語LaTeX2e)だと思います。
>2.それを選んだ場合、インストール、使い方などは、わかりやすいですか?
自分で挙げられた書籍の付録DVD-ROMからインストール出来ますし、ネットからも入手できます。また統合環境ソフトも用意(自分は使っていません)されています。
>3.Aobe Distiller、GSviewなどに近いソフトは、どのようにしたら入手できますか?
Adobe DistillerはAdobe Acrobat(市販品)に含まれていますし、GSViewやGhostscriptはネットから入手できます。
>4.持っている*.Texを殆ど修正しないて使えますか?
若干の修正は必要ですが可能だと思います。現在のLaTeX2eに対応させるために「\documentstyle」(これは旧来のLaTeX 2.09の書式です)を「\documentclass」に変更してみて下さい。またオプションで指定していたスタイルファイルは\usepackage{スタイルファイル名}で別途読み込みます。
"LiveTeX" ではなくて "TeX Live" だと思います。"TeX Live" は、組版を行うTeX処理系とその周辺ソフトを集合した「TeXディストリビューション」です。A.Webの検索でLiveTeX、pdfLatex、LaTeX2e、日本語LaTeX2eなど、いろいろのLaTeXが存在していて、どれを選んだら良いのか迷っています。
1.PC9801で使っていた日本語LaTeXに一番近いのは、どれでしょうか?
2.それを選んだ場合、インストール、使い方などは、わかりやすいですか?
B1.[改訂第7版]LaTeX2ε美文書作成入門 (日本語) 奥村 晴彦
3.Aobe Distiller、GSviewなどに近いソフトは、どのようにしたら入手できますか?
4.持っている*.Texを殆ど修正しないて使えますか?
ご質問に対する答えは他の方の返信をご覧頂くとして、
留意事項を一点(ttk さんの返信と重なる部分も多いですが)。
》 1993-1994頃にASCII(と思います)からLaTex(日本語LaTeX?)をPC9801版を購入し
おそらく、ASCII 社から出ていた『縦書き対応パーソナル日本語 TeX』とかいう
書籍(書名はかなりうろ覚えです。「縦パ」と略称されていました)の
付属ディスクからインストールしていたということだろうと思います。
※ 私が初めて触れ(たけれど、本格的に使えるようになる前に挫折して
しまっ)たTeX でもあります。
この版の TeX は、コマンドラインでの呼び出し方が、現在一般的な TeX(TeX Live に
しろ、W32TeX にしろ)と異なります。
縦パでは、
virtex &plplain FILENAME
あるいは
virtex &jlplain FILENAME
というような形式で呼び出したと記憶しています。
※ 「virtex」ではなく「virptex」だったかな…?
このコマンドラインで、pLaTex 2.09 または jLaTeX 2.09 による
タイプセットが行なわれました。
現在の TeX では、これに対応するコマンド・ラインは
platex FILENAME
となります。このコマンド・ラインで、pLaTeX の現行バージョンである
pLaTeX2e によるタイプセットが行なわれます。
そして pLaTeX 2.09 と pLaTeX2e ではソースの書式が異なってはいますが、
ソース・ファイルが \documentstyle というコマンドで始まっていれば、
pLaTeX 2.09 用のソースであると判断され、pLaTeX2e が自動的に
互換モードで動作することによって、ほとんどの場合、pLaTeX 2.09 で
タイプセットしたのと同じ結果が得られます。
細かい部分では違いがあるかもしれませんし、凝った自作マクロなどを
使っているソースの場合は、エラーになることもあるでしょうが、
個人的な用途では、そんなに問題にはならないだろうと思います。