Tikz の挙動について

Tikz の挙動について

- でび まる の投稿
返信数: 3
でびまるといいます。
Tikz は大変高機能で便利なので利用していますが少し期待と違う挙動があるように思います、
正しく状況を把握できてるか自信はありませんし、ファイルを修正しての挙動なのでやや説明が
分りにくいと思いますがご容赦ください。環境は Debian/testing です。
例えば tiklua.tex を下記の内容で作成し
\documentclass{article}
\usepackage{tikz}%
\pgfrealjobname{tiklua}
\begin{document}
\beginpgfgraphicnamed{foo}
\begin{tikzpicture}
\draw(0,0)--(1,0);
\end{tikzpicture}
\endpgfgraphicnamed
\end{document}
luatex tiklua して。PDF ビューアで表示すると当然横線が表示されます。
ここで
\draw(0,0)--(1,1);
に変更してコンパイルすると斜めの線分になります。そこで
lualatex --jobname=foo tiklua
で図のファイル foo.pdf を生成してから、例えば元に戻し
\draw(0,0)--(1,0);
にして luatex tiklua してもビューアでは斜めの線分のままで修正が
反映されません。

更に
\begin{document}
% \beginpgfgraphicnamed{foo}
\begin{tikzpicture}
\draw(0,0)--(1,0);
% \draw(0,0)--(1,1);
\end{tikzpicture}
% \endpgfgraphicnamed
\beginpgfgraphicnamed{foo}
\begin{tikzpicture}
\draw(0,0)--(0,1);
\end{tikzpicture}
\endpgfgraphicnamed
\end{document}
にして lualatex tiklua すると図は二つ表示されますが
二つ目の図は縦線でなく斜め線分のままになります。どうなってるのでしょうか。
ただし
lualatex --jobname=foo tiklua
すると作成された foo.pdf は縦線になるようです。

\beginpgfgraphicnamed{...}と\endpgfgraphicnamed
で囲んだままコンパイルして最新の修正が反映されてる図が表示されて
必要な図を jobname オプションで随時取り出せるのが希望なのですが。
よろしくご教示ください。

でび まる への返信

Re: Tikz の挙動について

- Akira Kakuto の投稿
解答ではありませんが,振る舞いについてマニュアルに
次のように書いてありました:

3. After you have run TEX once for each graphic that your wish
  to externalize, you can rerun TEX on your document normally.
  This will have the following effect: Each time a
  \beginpgfgraphicnamed is encountered, pgf checks whether a
  graphic file of the given name exists (if you did step 2, it will).
  If this graphic file exists, it will be input and the text till
  the corresponding \endpgfgraphicnamed will be ignored.
Akira Kakuto への返信

Re: Tikz の挙動について

- でび まる の投稿
角藤 様
ご教示ありがとうございます。
pdf があれば該当部分を無視するという仕様にどんな意味があるのやら
良く分りませんが。
やや面倒ではありますがまあ対処できそうではあるかと思います。
ありがとうございました。
Akira Kakuto への返信

Re: Tikz の挙動について

- でび まる の投稿
でびまる です。
Tikz のマニュアルは膨大なのでやっと上記記述を見付けました。
雑音かも分りませんが参考までに:
バージョン 3.0.1 だと p.1137 になりますが
109 Externalizing Graphics
109.1 Overview
の題名のところにあります。その後にやや詳しい解説もあるようですが
明確には理解できていません。