uplatexで縦組みの本づくりをいろいろやっています。30頁くらいの短編小説などは、例えば10篇の小説を、個々のuplatexで
pdf化し(10のpdfファイル)ていますが、ページ番号が、単なる合本ですので、個々の小説ごとに1頁から始まってしまいます。通し番号でページを振りたいのですが、初心者ですので、果たして可能なのかどうか、また可能としてもその方法が分かりません。またこの場合、\tableofcontentsで、目次を付けるときの注意点なども、出来たらご教授ください。
(要は、ひとつのpdfファイルで、10篇の小説を夫々表紙付きで纏められればよいのですが……)。
◆合本について`
各冊子のデザインが同じであれば以下のような \input で各冊子を取り込む方法はいかがでしょうか?
各冊子が以下のような構成だとします。
\documentclass[uplatex]{ドキュメントクラス}
\usepackage{....} %取り込むパッケージ
% そのほかの設定
\begin{document}
冊子nの本文
\end{document}
1) 各冊子の本文を抜き出し、それぞれ article01.tex ... article10.tex のようなファイル作成
2) 以下のようなファイルを新規作成
各冊子を取り込むに当たってそれぞれをpart とか chapter そのほかで 異なりますが、chapter だとした例です。
また冊子によって取り込むパッケージが異なっている場合、取り込む順序とか機能重複がある場合は検討しなければなりませんが、通常はそれらを纏めて取り込めば良いと思います。
\documentclass[uplatex]{ドキュメントクラス}
\usepackage{....}
% そのほかの設定
\begin{document}
\tableofcontents
%%
\chapter{冊子1}
\input{article01.tex}
...
%%
\chapter{冊子10}
\input{article10.tex}
\end{document}
各冊子取り込みが二行書くのが面倒であれば以下のような簡単なマクロでも対応できます。
\def\myMacro#1#2{\chapter{#1}\input{#2}} などと
◆\tableofcontentsで、目次を付けるときの注意点\
各冊子を part で構成するか chapter で構成するか、
章番号などはどうするか
目次にする階層の深さとか
かしら
各冊子のデザインが同じであれば以下のような \input で各冊子を取り込む方法はいかがでしょうか?
各冊子が以下のような構成だとします。
\documentclass[uplatex]{ドキュメントクラス}
\usepackage{....} %取り込むパッケージ
% そのほかの設定
\begin{document}
冊子nの本文
\end{document}
1) 各冊子の本文を抜き出し、それぞれ article01.tex ... article10.tex のようなファイル作成
2) 以下のようなファイルを新規作成
各冊子を取り込むに当たってそれぞれをpart とか chapter そのほかで 異なりますが、chapter だとした例です。
また冊子によって取り込むパッケージが異なっている場合、取り込む順序とか機能重複がある場合は検討しなければなりませんが、通常はそれらを纏めて取り込めば良いと思います。
\documentclass[uplatex]{ドキュメントクラス}
\usepackage{....}
% そのほかの設定
\begin{document}
\tableofcontents
%%
\chapter{冊子1}
\input{article01.tex}
...
%%
\chapter{冊子10}
\input{article10.tex}
\end{document}
各冊子取り込みが二行書くのが面倒であれば以下のような簡単なマクロでも対応できます。
\def\myMacro#1#2{\chapter{#1}\input{#2}} などと
◆\tableofcontentsで、目次を付けるときの注意点\
各冊子を part で構成するか chapter で構成するか、
章番号などはどうするか
目次にする階層の深さとか
かしら
早速の、ご教示誠にありがとうございます。仰る『各冊子のデザインが同じであれば』の意味は、視覚上のデザインでなく、文書構造上のデザインという意味ですね?
その意味では、論文ではなくて小説ですから全く個々バラバラで、残念ながら同じではありません。それから各冊子ごとに、表紙が\maketitleでつけていて、各冊子ごとの小説の題名、作者名、初出の時期が表示されています。
すべての冊子が、きれいに part, chapter, section, subsection, subsubsection で統一されていればよいのですが…。
実をいうと小生、後期高齢者で、視力が年齢相応に衰え、小さな字が読みにくいので、著作権期限切れの例えば幸田露伴、芥川龍之介などの小説を最近始めた上製本づくりで見やすい 14ptの本文で製作しています。300頁くらいあると1冊で仕上げますから問題なく、しかし30頁位の短編は、その都度製本するのも効率悪く…というのが事情です。以下に例文を示します。芥川龍之介の例文です。これは長編ですが短編も面倒なので同じ書式で書いています。
\documentclass[uplatex,tate,book,paper=b5,fontsize=14pt,
open_bracket_pos=nibu_tentsuki,hanging_punctuation]{jlreq}
\usepackage{bxpapersize}
\usepackage{pxrubrica}
\usepackage{sfkanbun}
\usepackage[deluxe]{otf}
\usepackage[directunicode*, noalphabet]{pxchfon}[2017/04/08]
\rubysetup{}
\ModifyHeading{chapter}{
indent=3zw,label_format={\thechapter 、}}
\ModifyPageStyle{headings}{
mark_format={_chapter={\thechapter 、#1}},
odd_running_head={_chapter},even_running_head={}}
\pagestyle{headings}
\title{\Huge\textgt{或阿呆の一生} {\normalsize(新字旧仮名)}}
\author{芥川龍之介}
\date{昭和二年六月 遺稿}
\begin{document}
\input{aru_ahouno_isshou-honbun}%{}のなかに記入する
\end{document}
その意味では、論文ではなくて小説ですから全く個々バラバラで、残念ながら同じではありません。それから各冊子ごとに、表紙が\maketitleでつけていて、各冊子ごとの小説の題名、作者名、初出の時期が表示されています。
すべての冊子が、きれいに part, chapter, section, subsection, subsubsection で統一されていればよいのですが…。
実をいうと小生、後期高齢者で、視力が年齢相応に衰え、小さな字が読みにくいので、著作権期限切れの例えば幸田露伴、芥川龍之介などの小説を最近始めた上製本づくりで見やすい 14ptの本文で製作しています。300頁くらいあると1冊で仕上げますから問題なく、しかし30頁位の短編は、その都度製本するのも効率悪く…というのが事情です。以下に例文を示します。芥川龍之介の例文です。これは長編ですが短編も面倒なので同じ書式で書いています。
\documentclass[uplatex,tate,book,paper=b5,fontsize=14pt,
open_bracket_pos=nibu_tentsuki,hanging_punctuation]{jlreq}
\usepackage{bxpapersize}
\usepackage{pxrubrica}
\usepackage{sfkanbun}
\usepackage[deluxe]{otf}
\usepackage[directunicode*, noalphabet]{pxchfon}[2017/04/08]
\rubysetup{}
\ModifyHeading{chapter}{
indent=3zw,label_format={\thechapter 、}}
\ModifyPageStyle{headings}{
mark_format={_chapter={\thechapter 、#1}},
odd_running_head={_chapter},even_running_head={}}
\pagestyle{headings}
\title{\Huge\textgt{或阿呆の一生} {\normalsize(新字旧仮名)}}
\author{芥川龍之介}
\date{昭和二年六月 遺稿}
\begin{document}
\input{aru_ahouno_isshou-honbun}%{}のなかに記入する
\end{document}
maketitle のことちょっと忘れていましたが、まとめたものとしての maketilte は必要になるのかな?、maketitle の再定義ではなく、独自マクロ内にそれに類似した出力になるようカスタマイズすれば良いかと楽観しています。
さて ....
◆各冊子の文書構造の調べ方
各冊子は、すくなくとも chapter か section で始まっているかとおもいますが、目次などを綺麗にみせるためにはどちらかに統一する必要が出るかもしれませんね。
そのためには、ちょっと難易度はあがりますが ...
どのような構成になっているか調べるのに grep というコマンドがあります。このコマンドは、Windows 10 をお使いのようですので chocoletey などのパッケージ管理アプリを導入し、それを利用してインストールできます。類似のコマンドで ripgrep (コマンド名は rg) というのが最近のおすすめです。
以下のようなフォルダ構成だとします。
作業フォルダ
+ aru_ahouno_isshou-honbun
+ 原稿ファイル...
+ 原稿ファイル-N
コマンドプロンプトや powershell のコンソール端末で以下を実行するとどのような文章構造で書かれているかの情報が抽出できます。これをみせていただければ、いろいろな人が意見を言ってくれると思います。
cd 作業フォルダ
grep -r -e part -e chapter -e section *
あるいは rg -e part -e chapter -e section
ついでですので maketitle 情報も収集するばあい。
rg -e part -e chapter -e section -e title -e author -e date
◆ maketitle 対策
\maketitle 部分に関しては独自マクロ定義でなんとかなるでしょう。
私だったら以下のように呼ぶようにします。
\myArticle%
{\textgt{或阿呆の一生} {\normalsize(新字旧仮名)}}%
{芥川龍之介}%
{昭和二年六月 遺稿}%
{aru_ahouno_isshou-honbun}
\myArticle の概略の定義はいかのようなもの。
#実際には各冊子の文書構成次第です。
\def\myArticle#1#2#3#4{
\newpage%\cleardoublepage のほうがよいかな?
\chapter{#1}% part にするかどうかは他の冊子とかにより検討余地あり
\centering{
#2% 中央寄せとか、日付との空き具合調整
#3
}
\input{#4}
}
提示されたソースを利用すると以下のような感じになるかと思います。
(試していないので、そのまま実行するとエラーになるかもしれません)
\documentclass[uplatex,tate,book,paper=b5,fontsize=14pt,
open_bracket_pos=nibu_tentsuki,hanging_punctuation]{jlreq}
\usepackage{bxpapersize}
\usepackage{pxrubrica}
\usepackage{sfkanbun}
\usepackage[deluxe]{otf}
\usepackage[directunicode*, noalphabet]{pxchfon}[2017/04/08]
\rubysetup{}
\ModifyHeading{chapter}{
indent=3zw,label_format={\thechapter 、}}
\ModifyPageStyle{headings}{
mark_format={_chapter={\thechapter 、#1}},
odd_running_head={_chapter},even_running_head={}}
% ここから追加
\def\myArticle#1#2#3#4{
\newpage%\cleardoublepage のほうがよいかな?
\chapter{#1}% part にするかどうかは他の冊子とかにより検討余地あり
\centering{
#2% 中央寄せとか、日付との空き具合調整
#3
}
\input{#4}
}
% まとめた情報の maketitle 情報
title{短編小説集}
\author{監修 Ohga Hajime }
% \date{}
\begin{document}
% まとめた情報の表示
\thispagestyle{empty}
\maketitle
\newpage
\pagestyle{headings}
\tableofcontents% 目次
\myArticle
{\textgt{或阿呆の一生} {\normalsize(新字旧仮名)}}%
{芥川龍之介}%
{昭和二年六月 遺稿}%
{aru_ahouno_isshou-honbun}
\myArticle%
{冊子タイトル}%
{著者名}%
{日付}%
{原稿ファイル...}
\myArticle%
{冊子タイトル-N}%
{著者名-N}%
{日付-N}%
{原稿ファイル-N}
\end{document}
さて ....
◆各冊子の文書構造の調べ方
各冊子は、すくなくとも chapter か section で始まっているかとおもいますが、目次などを綺麗にみせるためにはどちらかに統一する必要が出るかもしれませんね。
そのためには、ちょっと難易度はあがりますが ...
どのような構成になっているか調べるのに grep というコマンドがあります。このコマンドは、Windows 10 をお使いのようですので chocoletey などのパッケージ管理アプリを導入し、それを利用してインストールできます。類似のコマンドで ripgrep (コマンド名は rg) というのが最近のおすすめです。
以下のようなフォルダ構成だとします。
作業フォルダ
+ aru_ahouno_isshou-honbun
+ 原稿ファイル...
+ 原稿ファイル-N
コマンドプロンプトや powershell のコンソール端末で以下を実行するとどのような文章構造で書かれているかの情報が抽出できます。これをみせていただければ、いろいろな人が意見を言ってくれると思います。
cd 作業フォルダ
grep -r -e part -e chapter -e section *
あるいは rg -e part -e chapter -e section
ついでですので maketitle 情報も収集するばあい。
rg -e part -e chapter -e section -e title -e author -e date
◆ maketitle 対策
\maketitle 部分に関しては独自マクロ定義でなんとかなるでしょう。
私だったら以下のように呼ぶようにします。
\myArticle%
{\textgt{或阿呆の一生} {\normalsize(新字旧仮名)}}%
{芥川龍之介}%
{昭和二年六月 遺稿}%
{aru_ahouno_isshou-honbun}
\myArticle の概略の定義はいかのようなもの。
#実際には各冊子の文書構成次第です。
\def\myArticle#1#2#3#4{
\newpage%\cleardoublepage のほうがよいかな?
\chapter{#1}% part にするかどうかは他の冊子とかにより検討余地あり
\centering{
#2% 中央寄せとか、日付との空き具合調整
#3
}
\input{#4}
}
提示されたソースを利用すると以下のような感じになるかと思います。
(試していないので、そのまま実行するとエラーになるかもしれません)
\documentclass[uplatex,tate,book,paper=b5,fontsize=14pt,
open_bracket_pos=nibu_tentsuki,hanging_punctuation]{jlreq}
\usepackage{bxpapersize}
\usepackage{pxrubrica}
\usepackage{sfkanbun}
\usepackage[deluxe]{otf}
\usepackage[directunicode*, noalphabet]{pxchfon}[2017/04/08]
\rubysetup{}
\ModifyHeading{chapter}{
indent=3zw,label_format={\thechapter 、}}
\ModifyPageStyle{headings}{
mark_format={_chapter={\thechapter 、#1}},
odd_running_head={_chapter},even_running_head={}}
% ここから追加
\def\myArticle#1#2#3#4{
\newpage%\cleardoublepage のほうがよいかな?
\chapter{#1}% part にするかどうかは他の冊子とかにより検討余地あり
\centering{
#2% 中央寄せとか、日付との空き具合調整
#3
}
\input{#4}
}
% まとめた情報の maketitle 情報
title{短編小説集}
\author{監修 Ohga Hajime }
% \date{}
\begin{document}
% まとめた情報の表示
\thispagestyle{empty}
\maketitle
\newpage
\pagestyle{headings}
\tableofcontents% 目次
\myArticle
{\textgt{或阿呆の一生} {\normalsize(新字旧仮名)}}%
{芥川龍之介}%
{昭和二年六月 遺稿}%
{aru_ahouno_isshou-honbun}
\myArticle%
{冊子タイトル}%
{著者名}%
{日付}%
{原稿ファイル...}
\myArticle%
{冊子タイトル-N}%
{著者名-N}%
{日付-N}%
{原稿ファイル-N}
\end{document}
済みません。小生の知識の基本がナッテナイので、マクロ
\def\myArticle#1#2#3#4{…}の処が良く理解できません。
因みに下記のソースでコンパイルしたところエラーとなりました。
エラー内容
This is ptex2pdf[.lua] version 20180514.0.
Processing �H�열�V���Z�ҏS.tex
This is e-upTeX, Version 3.14159265-p3.8.1-u1.23-180226-2.6 (utf8.uptex) (TeX Live 2018/W32TeX) (preloaded format=uplatex)
restricted \write18 enabled.
entering extended mode
(./芥川龍之介短編輯.tex
pLaTeX2e <2018-12-01u02> (based on LaTeX2e <2018-04-01> patch level 5)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/jlreq/jlreq.cls
Document Class: jlreq 2018/09/01 jlreq
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/xkeyval/xkeyval.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/xkeyval/xkeyval.tex
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/xkeyval/xkvutils.tex
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/xkeyval/keyval.tex))))
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/everyhook/everyhook.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/svn-prov/svn-prov.sty)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/etoolbox/etoolbox.sty))
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/filehook/filehook.sty)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/base/ifthen.sty)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/jlreq/jlreq-helpers.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/oberdiek/zref.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/oberdiek/zref-base.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/ltxcmds.sty)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/infwarerr.sty)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/kvsetkeys.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/etexcmds.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/ifluatex.sty)))
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/kvdefinekeys.sty)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/pdftexcmds.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/ifpdf.sty))
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/oberdiek/auxhook.sty)))
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/oberdiek/zref-savepos.sty))
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/lm/lmodern.sty)
LaTeX Font Warning: Font shape `OT1/cmr/m/n' in size <12.59991> not available
(Font) size <12> substituted on input line 4358.
) (c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/bxpapersize/bxpapersize.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/atbegshi.sty)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/ifxetex/ifxetex.sty)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/ifvtex.sty))
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/platex/pxrubrica/pxrubrica.sty)
(c:/texlive/texmf-local/tex/latex/sfkanbun.sty
Option Style `sfkanbun' (ver1.01) [S. Fujita]
藤田眞作著「続LaTeX2e階梯(縦組み編)」所載
藤田眞作著「入門・縦横文書術」所載
(c:/texlive/texmf-local/tex/latex/jdkintou.sty
Option Style `jdkintou' (ver1.00) [SF]
藤田眞作著「LaTeXまくろの八衢」所載
藤田眞作著「続LaTeX2e階梯・縦組編」所載
藤田眞作著「入門・縦横文書術」所載
)) (c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/platex/japanese-otf-uptex/otf.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/platex/japanese-otf/ajmacros.sty))
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/platex/pxchfon/pxchfon.sty)
(./芥川龍之介短編輯.aux) (I search kanjifont definition file: . . )
(I search font definition file: . . . . . . . )
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/lm/ot1lmr.fd) 《縦組モード》
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/lm/ot1lmss.fd)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/lm/ot1lmtt.fd)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/lm/omllmm.fd)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/lm/omslmsy.fd)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/lm/omxlmex.fd) [1]
(./芥川龍之介短編輯.toc)
! Missing $ inserted.
$
l.84 {aru_
ahouno_isshou-honbun}
?
ソースは、下記です。
% upLaTeX文書
\documentclass[uplatex,tate,book,paper=b5,fontsize=14pt,
open_bracket_pos=nibu_tentsuki,hanging_punctuation]{jlreq}
\usepackage{bxpapersize}
\usepackage{pxrubrica}
\usepackage{sfkanbun}
\usepackage[deluxe]{otf}
\usepackage[directunicode*, noalphabet]{pxchfon}[2017/04/08]
\rubysetup{}
\ModifyHeading{chapter}{% 章見出しの体裁
indent=3zw,label_format={\thechapter 、}}
\ModifyPageStyle{headings}{%片柱にする
mark_format={_chapter={\thechapter 、#1}},
odd_running_head={_chapter},even_running_head={}}
%\pagestyle{headings}
\def\myArticle#1#2#3#4{
\newpage
\section{#1}
\centering{}
\input{#4}
}
%纏めた情報の maketitle情報
\title{芥川龍之介短編輯}
\author{監修 大賀 肇}
% \date{}
\begin{document}
%纏めた情報の表示
\thispagestyle{empty}
\maketitle
\newpage
\pagestyle{headings}
\tableofcontents% 目次
myArticle%
{\textgt{芋粥} {\normalsize (新字旧仮名)}}
{芥川龍之介}
{初出 大正五年九月}
{imogayu-honbun}
{\textgt{鼻} {\normalsize (新字新仮名)}}
{芥川龍之介}
{初出 大正五年二月 『新思潮』}
{hana-honbun}
{\textgt{羅生門} {\normalsize (旧字旧仮名)}}
{芥川龍之介}
{初出 大正六年五月 阿弥陀書房}
{rashohmon-honbun}
{\textgt{戯作三昧} {\normalsize (新字旧仮名)}}
{芥川龍之介}
{大正六年十一月}
{gesakuzannmai-honbun}
{\textgt{地獄變} {\normalsize (旧字旧仮名)}}
{芥川龍之介}
{大正八年一月 新潮社『傀儡師』}
{jigokuhen-honbun}
{\textgt{藪の中} {\normalsize (旧字旧仮名)}}
{芥川龍之介}
{大正十一年一月 新潮}
{yabunonaka-honbun}
{\textgt{河童} {\normalsize (新字旧仮名)}}
{芥川龍之介}
{昭和二年三月 改造 第九巻第三号}
{kappa-honbun}
{\textgt{歯車} {\normalsize (新字旧仮名)}}
{芥川龍之介}
{昭和二年 遺稿}
{haguruma-honbun}
{\textgt{杜子春} {\normalsize (新字旧仮名)}}
{芥川龍之介}
{大正九年六月}
{toshishun-honbun}
{\textgt{或阿呆の一生} {\normalsize (新字旧仮名)}}
{芥川龍之介}
{昭和二年六月 遺稿}
{aru_ahouno_isshou-honbun}
\end{document}
\def\myArticle#1#2#3#4{…}の処が良く理解できません。
因みに下記のソースでコンパイルしたところエラーとなりました。
エラー内容
This is ptex2pdf[.lua] version 20180514.0.
Processing �H�열�V���Z�ҏS.tex
This is e-upTeX, Version 3.14159265-p3.8.1-u1.23-180226-2.6 (utf8.uptex) (TeX Live 2018/W32TeX) (preloaded format=uplatex)
restricted \write18 enabled.
entering extended mode
(./芥川龍之介短編輯.tex
pLaTeX2e <2018-12-01u02> (based on LaTeX2e <2018-04-01> patch level 5)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/jlreq/jlreq.cls
Document Class: jlreq 2018/09/01 jlreq
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/xkeyval/xkeyval.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/xkeyval/xkeyval.tex
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/xkeyval/xkvutils.tex
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/xkeyval/keyval.tex))))
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/everyhook/everyhook.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/svn-prov/svn-prov.sty)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/etoolbox/etoolbox.sty))
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/filehook/filehook.sty)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/base/ifthen.sty)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/jlreq/jlreq-helpers.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/oberdiek/zref.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/oberdiek/zref-base.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/ltxcmds.sty)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/infwarerr.sty)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/kvsetkeys.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/etexcmds.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/ifluatex.sty)))
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/kvdefinekeys.sty)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/pdftexcmds.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/ifpdf.sty))
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/oberdiek/auxhook.sty)))
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/oberdiek/zref-savepos.sty))
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/lm/lmodern.sty)
LaTeX Font Warning: Font shape `OT1/cmr/m/n' in size <12.59991> not available
(Font) size <12> substituted on input line 4358.
) (c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/bxpapersize/bxpapersize.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/atbegshi.sty)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/ifxetex/ifxetex.sty)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/ifvtex.sty))
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/platex/pxrubrica/pxrubrica.sty)
(c:/texlive/texmf-local/tex/latex/sfkanbun.sty
Option Style `sfkanbun' (ver1.01) [S. Fujita]
藤田眞作著「続LaTeX2e階梯(縦組み編)」所載
藤田眞作著「入門・縦横文書術」所載
(c:/texlive/texmf-local/tex/latex/jdkintou.sty
Option Style `jdkintou' (ver1.00) [SF]
藤田眞作著「LaTeXまくろの八衢」所載
藤田眞作著「続LaTeX2e階梯・縦組編」所載
藤田眞作著「入門・縦横文書術」所載
)) (c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/platex/japanese-otf-uptex/otf.sty
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/platex/japanese-otf/ajmacros.sty))
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/platex/pxchfon/pxchfon.sty)
(./芥川龍之介短編輯.aux) (I search kanjifont definition file: . . )
(I search font definition file: . . . . . . . )
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/lm/ot1lmr.fd) 《縦組モード》
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/lm/ot1lmss.fd)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/lm/ot1lmtt.fd)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/lm/omllmm.fd)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/lm/omslmsy.fd)
(c:/texlive/2018/texmf-dist/tex/latex/lm/omxlmex.fd) [1]
(./芥川龍之介短編輯.toc)
! Missing $ inserted.
$
l.84 {aru_
ahouno_isshou-honbun}
?
ソースは、下記です。
% upLaTeX文書
\documentclass[uplatex,tate,book,paper=b5,fontsize=14pt,
open_bracket_pos=nibu_tentsuki,hanging_punctuation]{jlreq}
\usepackage{bxpapersize}
\usepackage{pxrubrica}
\usepackage{sfkanbun}
\usepackage[deluxe]{otf}
\usepackage[directunicode*, noalphabet]{pxchfon}[2017/04/08]
\rubysetup{}
\ModifyHeading{chapter}{% 章見出しの体裁
indent=3zw,label_format={\thechapter 、}}
\ModifyPageStyle{headings}{%片柱にする
mark_format={_chapter={\thechapter 、#1}},
odd_running_head={_chapter},even_running_head={}}
%\pagestyle{headings}
\def\myArticle#1#2#3#4{
\newpage
\section{#1}
\centering{}
\input{#4}
}
%纏めた情報の maketitle情報
\title{芥川龍之介短編輯}
\author{監修 大賀 肇}
% \date{}
\begin{document}
%纏めた情報の表示
\thispagestyle{empty}
\maketitle
\newpage
\pagestyle{headings}
\tableofcontents% 目次
myArticle%
{\textgt{芋粥} {\normalsize (新字旧仮名)}}
{芥川龍之介}
{初出 大正五年九月}
{imogayu-honbun}
{\textgt{鼻} {\normalsize (新字新仮名)}}
{芥川龍之介}
{初出 大正五年二月 『新思潮』}
{hana-honbun}
{\textgt{羅生門} {\normalsize (旧字旧仮名)}}
{芥川龍之介}
{初出 大正六年五月 阿弥陀書房}
{rashohmon-honbun}
{\textgt{戯作三昧} {\normalsize (新字旧仮名)}}
{芥川龍之介}
{大正六年十一月}
{gesakuzannmai-honbun}
{\textgt{地獄變} {\normalsize (旧字旧仮名)}}
{芥川龍之介}
{大正八年一月 新潮社『傀儡師』}
{jigokuhen-honbun}
{\textgt{藪の中} {\normalsize (旧字旧仮名)}}
{芥川龍之介}
{大正十一年一月 新潮}
{yabunonaka-honbun}
{\textgt{河童} {\normalsize (新字旧仮名)}}
{芥川龍之介}
{昭和二年三月 改造 第九巻第三号}
{kappa-honbun}
{\textgt{歯車} {\normalsize (新字旧仮名)}}
{芥川龍之介}
{昭和二年 遺稿}
{haguruma-honbun}
{\textgt{杜子春} {\normalsize (新字旧仮名)}}
{芥川龍之介}
{大正九年六月}
{toshishun-honbun}
{\textgt{或阿呆の一生} {\normalsize (新字旧仮名)}}
{芥川龍之介}
{昭和二年六月 遺稿}
{aru_ahouno_isshou-honbun}
\end{document}
> マクロ\def\myArticle#1#2#3#4{…}の処が良く理解できません。
質問かしら?説明必要ですか?
◆エラーの原因
冊子毎に\myArticle をつけていないため、「aru_ahouno_isshou-honbun」を通常の入力データとみなされているためです。通常データだと下線を表示するにはちょっと工夫がひつようですが
その工夫がないためエラー似合っています。
◆雛形を作成してみました。
1) 各冊子の本文は適当な文字を書き込んだもので作成してあります。
2) 通常使われないパッケージがありましたので、雛形作成には不要なのでからファイルで対応してあります。
3) jlreq に不慣れなので \section{} 内で字形や大きさをカスタマイズしようとするとエラーになってしまうので暫定で何もせずに出しています。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
jlreq に詳しい方可能であればサポートしてください
\section{\textgt{或阿呆の一生} {\normalsize (新字旧仮名)}}
としたいのですが \equal が未定義だとか言われてしまいますので
\section{或阿呆の一生... (新字旧仮名)}
と対処しています。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
4) 上記の対応を試みていたので myArticle のパラメータを5つにしました。ついでに横長ですが一行表示に変えました。
以上の対処をした処理結果のアーカイブを参考にしてください。
質問かしら?説明必要ですか?
◆エラーの原因
冊子毎に\myArticle をつけていないため、「aru_ahouno_isshou-honbun」を通常の入力データとみなされているためです。通常データだと下線を表示するにはちょっと工夫がひつようですが
その工夫がないためエラー似合っています。
◆雛形を作成してみました。
1) 各冊子の本文は適当な文字を書き込んだもので作成してあります。
2) 通常使われないパッケージがありましたので、雛形作成には不要なのでからファイルで対応してあります。
3) jlreq に不慣れなので \section{} 内で字形や大きさをカスタマイズしようとするとエラーになってしまうので暫定で何もせずに出しています。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
jlreq に詳しい方可能であればサポートしてください
\section{\textgt{或阿呆の一生} {\normalsize (新字旧仮名)}}
としたいのですが \equal が未定義だとか言われてしまいますので
\section{或阿呆の一生... (新字旧仮名)}
と対処しています。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
4) 上記の対応を試みていたので myArticle のパラメータを5つにしました。ついでに横長ですが一行表示に変えました。
以上の対処をした処理結果のアーカイブを参考にしてください。
あんまり何でもTeXで自動でとか考えると
目的と手段がごちゃごちゃになりますよ.
#あえて,grepとかすらせず
#なにもかも全部TeXでやる
#(grep自体もTeXで実装するとか・・・できるのか?きっとできるに違いない・・と思う)
#のも面白いのですが,
#それはTeX芸人への茨の道への一歩です.
合本が目的なら
ページの偶数奇数に注意して
手動でやったってかまわないですし,
実際の出版物の印刷も
そうやってできてるものは多いです.
縦組みなら
一つの小説が必ずタイトルページをもち,
そのページが奇数(左ページ)
という前提なら,
各小説の
開始ページのノンブルがだぶらないようにして
必要によって最後に白ページを入れたPDFをつくって
あとでPDFを束ねればいいですし,
目次なんかも,タイトルとかをコピーして
ノンブルを入力すれば簡単にできます
(目次だけ他のシステムで作ったっていい).
目的と手段がごちゃごちゃになりますよ.
#あえて,grepとかすらせず
#なにもかも全部TeXでやる
#(grep自体もTeXで実装するとか・・・できるのか?きっとできるに違いない・・と思う)
#のも面白いのですが,
#それはTeX芸人への茨の道への一歩です.
合本が目的なら
ページの偶数奇数に注意して
手動でやったってかまわないですし,
実際の出版物の印刷も
そうやってできてるものは多いです.
縦組みなら
一つの小説が必ずタイトルページをもち,
そのページが奇数(左ページ)
という前提なら,
各小説の
開始ページのノンブルがだぶらないようにして
必要によって最後に白ページを入れたPDFをつくって
あとでPDFを束ねればいいですし,
目次なんかも,タイトルとかをコピーして
ノンブルを入力すれば簡単にできます
(目次だけ他のシステムで作ったっていい).
私も、ページの問題は、
\setcounter{page}{} のコマンドを現物合わせでやってみて、けっこういけることは確認しました。それから個々の冊子の視覚的デザインも自分なりに完成しておりますのであまりいじりたくはありません。目次にしても、この程度なら別の方法で対処できることは承知しています。
しかしです、このForumで、皆様のアドバイスを受けたことはとても参考になり、TeXnicianならぬ私としても、アアこいう方法もあるのか…と、感じ入った次第です。特に、雛形をご提示していただき、その完成度がその都度完成に近づいて行く様子を、眼の当りにして感謝に堪えません。有難うございます。
\setcounter{page}{} のコマンドを現物合わせでやってみて、けっこういけることは確認しました。それから個々の冊子の視覚的デザインも自分なりに完成しておりますのであまりいじりたくはありません。目次にしても、この程度なら別の方法で対処できることは承知しています。
しかしです、このForumで、皆様のアドバイスを受けたことはとても参考になり、TeXnicianならぬ私としても、アアこいう方法もあるのか…と、感じ入った次第です。特に、雛形をご提示していただき、その完成度がその都度完成に近づいて行く様子を、眼の当りにして感謝に堪えません。有難うございます。
jlreq で chapter や section のカスタマイズの記事のことを思い出したら、ヒントは提供されたソースの中にありました。
新旧の仮名使いの情報を 「\仮名使い」に事前に格納しておいて、\section を呼び、そのカスタマイズ先でセクション名を大きな文字に、仮名使いを通常サイズで処理するようにしてみました。概略は以下の通り。
\ModifyHeading{section}{%
format={\Huge\bfseries #2 {\normalsize(\仮名使い)}},
indent=6zw,lines=4
}
\def\myArticle#1#2#3#4#5{
\newpage
\def\仮名使い{#2}
~ \vfill
\section[#1]{#1}
\hspace{9cm}#3
\hspace{9cm}#4
\vfill\vfill
\newpage
\input{#5}
}
添付の akutagawa.tex で置き換えて試してみて下さい。
なお、合本らしくみせるため、各冊子の名称など maketitle で使われていたものだけのページになるようにしてみました。ヘッダーも section 情報から取り込むようにしてみました。このようにした場合は、section ではなく chapter のほうにし、 myArticle の最初の newpage を cleardoublepage にしたほうが良いかもしれません。
この辺は適宜お好みに合わせて下さい。
新旧の仮名使いの情報を 「\仮名使い」に事前に格納しておいて、\section を呼び、そのカスタマイズ先でセクション名を大きな文字に、仮名使いを通常サイズで処理するようにしてみました。概略は以下の通り。
\ModifyHeading{section}{%
format={\Huge\bfseries #2 {\normalsize(\仮名使い)}},
indent=6zw,lines=4
}
\def\myArticle#1#2#3#4#5{
\newpage
\def\仮名使い{#2}
~ \vfill
\section[#1]{#1}
\hspace{9cm}#3
\hspace{9cm}#4
\vfill\vfill
\newpage
\input{#5}
}
添付の akutagawa.tex で置き換えて試してみて下さい。
なお、合本らしくみせるため、各冊子の名称など maketitle で使われていたものだけのページになるようにしてみました。ヘッダーも section 情報から取り込むようにしてみました。このようにした場合は、section ではなく chapter のほうにし、 myArticle の最初の newpage を cleardoublepage にしたほうが良いかもしれません。
この辺は適宜お好みに合わせて下さい。
先程お送りした添付ファイルで、『地獄變』の部分が表示がおかしいのに気づきましたので、修正版をお送りいたします。
\section*{}を\subsection*{}に変更したとき、この冊子だけ変更し忘れていたものです。
\section*{}を\subsection*{}に変更したとき、この冊子だけ変更し忘れていたものです。