YosemiteからSierraへ

YosemiteからSierraへ

- 青原 彰子 の投稿
返信数: 12
論文作業中でしたので、いままでYosemiteからSierraへのアップデートをひかえていました。おかげさまでいちおう完了しましたので、YosemiteからSierraへアップデートしたく存じます。
Texshopは3.58です。すでにたくさんの方が移行なさっておられると存じますが、手順をお教えいただけませんか。
コンパイルしたときのconsoleの頭の部分の表示は以下の通りです。
----------------------------------------------------------

This is ptex2pdf[.lua] version 0.4.

Processing Smain.tex.

This is e-pTeX, Version 3.1415926-p3.4-110825-2.6 (utf8.euc) (TeX Live 2013)

restricted \write18 enabled.

entering extended mode

(./Smain.tex

pLaTeX2e <2006/11/10> (based on LaTeX2e <2011/06/27> patch level 0)

Babel <3.9f> and hyphenation patterns for 78 languages loaded.


(/Applications/TeXLive/Library/texlive/2013/texmf-dist/tex/platex/base/jbook.cl

s

Document Class: jbook 2006/06/27 v1.6 Standard pLaTeX class


青原 彰子 への返信

わからないところ

- 青原 彰子 の投稿
全然わからないので、教えてください。すでに、tex環境がありますので、Sierraにシステムをアップデートしてから、次のようにターミナルで入れるわけですね。これで果たして、texが最新まで上がるのかが疑問です。今の2013ぐらいから、最新の2017まで一気に本当にあがるのでしょうか?今の2013を一旦消してから、2017を入れたほうがいいのでしょうか?


sudo tlmgr update --self --all
青原 彰子 への返信

困った

- 青原 彰子 の投稿
今のtexが2013なのですが、2017を入れ直したほうがいいのかどうなのか、入れ直すとしたら、2013をどうやって消すのか、、、

今のまま、システムをアップデートするのではなく、作り直したほうがいいのか???

全然わからない。


青原 彰子 への返信

Re: 困った

- 和田 勇 の投稿
私はすでにベータ版ながら MacOS High Sierra に移行してしまったし、美文書や MacTeX のインストーラではなく ネットワークインストールしているので青原さんの環境と同じかと言われると自信はないのですが ...

さて 2015 年 12 月に同様の話題がありましたが参考にされたのでしょうか?
https://okumuralab.org/tex/mod/forum/discuss.php?d=1771#p10330
その時青原さんも同様の問題を抱えていたとそのスレッドで投稿されていますが、今一度ご覧になって不明な点を質問してください。

それはさておいて現時点で提案?提言?できることを列挙してみました。

1) 詳しく過去の青原さんの投稿歴を把握しているか不安ですが二台の Mac を今でも所有されているならば、一台のマシンで検証してみてはいかがですか?

2) 注意しなければいけないところは tib 文字を出力するための環境を保持すること。skt というフィルタプログラムが新しい環境で動作するか要確認。

3) どんな方法で 2013 -> 2017 にアップグレードしても環境変数 PATH を 2017 の方を先に参照するよう調整する必要はあると思います。

例えばターミナルアプリにてご利用されている ptex2pdf -v で 2017版になっていることを確認し which ptex2pdf で PATH に追加する情報を求めます。
以下は私の環境の実行結果例です。

$ ptex2pdf -v
This is ptex2pdf[.lua] version 20170622.0.

$ which ptex2pdf
/usr/local/texlive/2017/bin/x86_64-darwin/ptex2pdf

と表示されたら 最後の /ptex2pdf を除いたものを以下のように export PATH= に続けて記述し、さらに :$PATH としたものを $HOME/.bashrc と $HOME/.bash_profile のそれぞれの最後に追記。(PATH= 以降にスペースを入れてはダメ)

export PATH=/usr/local/texlive/2017/bin/x86_64-darwin:$PATH

# 複数のユーザで一台の Mac を強要する場合は、各ユーザで同様にするのが面倒であれば別解もあります。

4) TeXShopの環境設定においても 3) と同様 2017 の方のプログラムを参照するよう「内部設定」タブの「パス設定」の「(pdf)TeX」を /usr/local/texlive/2017/bin/x86_64-darwin とします。

#普段は TeXshop などの統合環境を使っていないので単純なテストのみで検証しただけです。


和田 勇 への返信

難しすぎる

- 青原 彰子 の投稿
>と表示されたら 最後の /ptex2pdf を除いたものを以下のように export PATH= に続けて記述し、さらに :$PATH としたものを $HOME/.bashrc と $HOME/.bash_profile のそれぞれの最後に追記。(PATH= 以降にスペースを入れてはダメ)

とありますが、「さらに」以下がまったく理解できません。「 :$PATH としたもの」の意味が理解できません。
どうかお願いします。

青原 彰子 への返信

Re: 難しすぎる

- 和田 勇 の投稿
如何に回答したら良いか悩んでいます。ちょっと長くなってしまいました。悲しい

「まったく理解できない云々」に対する回答の前に ... 今回の2回目の質問で
『2013 で「sudo tlmgr update --self --all」とやって 2017 にアップグレー
ドできるか』という質問に答えておきます。基本的に「できない」と考えてくだ
さい。どうしてもというなら[Upgrade from TeX Live 2016 to 2017] を参考に
してください。

[Upgrade from TeX Live 2016 to 2017]
https://www.tug.org/texlive/upgrade.html

さて、私の回答を読み返してみました。「2017 用のプログラムを動かすために
は環境変数 PATH を調整する必要がある」ということを伝えたく説明をしていた
のですが、確かに「:$PATH としたもの」は表現としてはよくないですね。でも
そこで躓いてしまわずにその下の行にも目を向けていただきたかったです。再掲
です。

,----
| export PATH=/usr/local/texlive/2017/bin/x86_64-darwin:$PATH
`----

ところで、このフォーラムで度々話題になっている「環境変数 PATH」について
役割やその設定方法はご理解されているのでしょうか?もし理解されていなけれ
ば今一度「環境変数 PATH」でインターネット検索して調べてみてください。

今回青原さんが Yosemite から Sierra へ OS をアップグレードしつつ
TeXLive2013 を同 2017 に上げたいとのご希望でしたので、「PATH を変更しな
い場合に起こるであろう事項」を回避するために是非とも理解していただき、変
更設定していただく事項です。

PATH を変更しない場合に起こるであろう事項
------------------------------------------------------------
2013 を温存しつつ 2017 をインストールした場合、この PATH を
以前のまま利用すればtlmgr は 2013 のものが起動されます。

2013 を削除等した場合で同様に PATH を変更しなければ tlmgr:
command not found と言われ作業中断となってしまいます。

この PATH 変更に必要な情報は、2017 をどのようにしてインストールしたかに
よって異なります。

一般的には 2017 のインストールは以下のいずれかで行うことになると思います。
1) 「美文書最新版のインストールDVD入手」
2) [TeX Live] を参考に ............ https://www.tug.org/texlive/
- インストールDVD ダウンロード
- [MacTeX] ..................... https://www.tug.org/mactex/
- [TeX Live - Quick install] ... https://www.tug.org/texlive/quickinstall.html
3) そのほか

PATH 変更に必要な情報ですが 1) は /Application/TeXLive の下にあるようで
すが購入手続きをしていないので確かめられません。 2) は
/usr/local/texlive/2017/bin/x86_64-darwin です。

こうして得た情報を上に再掲したような記述方法で .bashrc や .bash_profile
の末尾に追記してください。そのあとターミナルアプリを再起動していただけば
tlmgr をはじめとするプログラムを起動できるようになります。

最後にお願いです。タイムカプセルでバックアップを取得し万が一に備えて置く
ということが前提ですが、今回のようなケースでは積極的にターミナルアプリ上
で試行してみてください。そして期待通りの表示がされなければ、試されたコマ
ンドと出力結果をコピペして質問してください。

和田 勇 への返信

ありがとうございます

- 青原 彰子 の投稿
bashrc や .bash_profileの末尾に追記してください。
の意味がわかりません。実はこちらのほうがわからなくて、先の質問を出しました。PATHを学べば理解できるようなら、申し訳ありません。

わたしの能力ではほとんど無理かなと思いかけています。

「ファインダ上のバーの「移動」>「フォルダへ移動」> /usr/local/ でファイルを削除したら、すべて削除できる。それから2017を入れる」という話を聞きましたが、そのやり方で削除ができるのでしょうか。

実はこの前はどうやったかといいますと、古いのを消すためにディスクフォーマットして、システムを0から構築してからtexを入れました。しかし、このやり方は労力がかかりすぎです。避けたいと思います。

青原 彰子 への返信

追伸

- 青原 彰子 の投稿
なんでフォーマットするはめになったかというと、terminalをやっているうちになんかわけわからなくなり、macが挙動不審で、しかたなく、、、です。もちろんtimemachineでバックアップもしていたのですが、戻しても挙動不審でした。おそまつな話ですが、同じことをやった人が研究室内におられました。文系研究室はそんなものです。今回は、、そんなことやるぐらいなら、もうあきらめようか。。。

青原 彰子 への返信

Re: ありがとうございます

- 和田 勇 の投稿
わからない用語が出てきたらインターネット検索してくださいね。

三つほど質問があ流ようなので別々に回答します。

まず PATH 関連

さて、PATH は普段は意識しなくても良いですが、今回のような移行作業では意識しておいたほうが無難です。
PATH には複数の実行用ディレクトリを「:」で区切って指定します。同じファイル名のプログラムが複数のディレクトリにあった時、先に指定したディレクトリのものが起動するように制御されます。

例:dir-A と dir-B に 同じファイル名 abc があったとすると

export PATH=dir-A:dir-B

と設定して置けば abc とコマンド入力すれば dir-A/abc とみなされます。
dir-B の方を一時的に動かしたければ dir-B/abc とフルパスで実行します。

コマンドをフルパスで実行するようになっていれば PATH は不要ですが、長いパスを毎回入力したりするのはうざっといですよね。ファイル名だけだとみやすいしタイプミスも少なくなるし。。。

さて、冒頭の質問の「.bashrc .bash_profile への末尾への追記」ですが、この二つはログイン時やターミナルアプリ起動時に読み込まれるものです。

厳密にいうとそれぞれ読み込みのタイミングとかがあるので
両方に書くことに違和感を覚える人もいますが、フェイルセー
フな処置として見逃してください。

ターミナルを起動するたびに export PATH=云々 を打ち込んでもいいけど、やっぱうざいですよね。なので毎回ターミナル起動時に設定してほしいことをこれらのファイルの記述しておきます。

さて「末尾に追記」ですが、テキストエディタなどでこれらのファイルを開いて、最終行の後ろに追加でわかりますか?

エディタを使わなくても以下のようなリダイレクトなどでも可能です。

echo 'export PATH=...省略...' >> $HOME/.bashrc
echo 'export PATH=...省略...' >> $HOME/.bash_profile

ポイントは 「>」記号を二つ続けるとその直後に指定したファイルの最後に追記されます。上記を実行する前に

echo 最初の書き込み >> test.txt
echo 追記のテスト >> test.txt

とやってみてください。確認は

cat test.txt

としてください。cat なんじゃ?と思ったら「コマンド cat」で検索してください。
青原 彰子 への返信

Re: ありがとうございます

- 和田 勇 の投稿
「古いTeXLive を消したい」について

これも「TeXLive 消去」とか「TeXLive アンインストール」とかのキーワードで検索されましたか?

以下を参照してくださいね。

とりあえずディスクスペース解放が主目的であれば
http://qiita.com/tetsuo_jp/items/04a66b8f42946b5c5a5a

徹底してアンインストールしたいなら
http://doratex.hatenablog.jp/entry/20150914/1442201523


ワンポイントアドバイス
ファインダで /usr/local を開いて texlive を削除云々とありますが、私だったら
ディスクスペースに余裕があれば当面 re-name して保管しておきます。
新しいものにした後 texlive/texmf-local に必要なものがあった時などのために。

タイムマシンを使うならターミナルで open /usr/local とすると /usr/local のファインダーが開きますので、そこでタイムマシンを起動し戻したい日付を指し示して restore で大丈夫なんですけどね。
和田 勇 への返信

だいたいわかってきました

- 青原 彰子 の投稿
徹底アンインストールしてから、2017を入れる方向で行こうと思います。。
書かなかったですが、tib環境は捨てていいみたいですので。。。。
ありがとうございます。


青原 彰子 への返信

Re: ありがとうございます

- 和田 勇 の投稿
三番目は質問ではなかった感じですね。

ディスクフォーマットしてゼロからシステム構築云々ですが、私も時々「⌘+Shit+R で電源投入」としてやります。試行錯誤した時のゴミなども一掃したい時もあるので。

何もしなければ手間暇かかるだけですが、スクリプトで対応できるものはスクリプトを利用することを検討かな?とりあえず macports や homebrew でも
TeXLive は入れられるのでスクリプト化したものは提供できると思います。まだ無いけどね。
CTAN 提供の perl スクリプトのは CentOS などで時々使っていますのでこれも MacOS で使えるので提供できるようこれから準備しておきます。
後Automator.app でできないかな?