1.目次を別ページで作成する方法 と 2.ページレイアウトの変更 についての質問

1.目次を別ページで作成する方法 と 2.ページレイアウトの変更 についての質問

- yata の投稿
返信数: 10
こんにちは。ここでたびたび質問させていただいているyataです。

このたびは2点お伺いいたしたくて書き込みをさせていただきました。

現在、私は、『LATEX2 美文書作成入門(第6版)』を参考に作成しています。

さっそく質問なのですが、

1.目次を別ページで作成する方法

現在、

\tableofcontents

を用いて目次を作っています。

その時、

\title{}
\author{}
\date{}

のすぐ下に目次が表示されます。

そこで質問なのですが、この目次を2ページ目に独立して表示させたいのですがどのようにすればいいでしょうか。
どなたかお詳しい方、どうかご教授お願いいたします。

つぎに2つ目の質問ですが、

2.ページレイアウトの変更

いま、
・A4サイズ
・40字×30行
・横書き
・上余白および左右余白20㎜、下余白25㎜

のレイアウト設定をしようとしており、美文書の14章を参考に作成しております。

そこで、

\documentclass[11pt]{jsarticle}
\usepackage{newtxtext}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage{array,booktabs}
\setlength{\textwidth}{40zw}
\setlength{\textheight}{30 \baselineskip}

\setlength{\oddsidemargin}{-5.4truemm}
\setlength{\topmargin}{-5.4truemm}


\begin{document}

と書いています(レイアウトと関係のないものまでのせていますが)。

そのとき、表示されたものは左寄りになっていました。中央から左右均等に(文章が中央になるように)して、先にあげましたレイアウトの条件を課したいのですが、どのようにすればいいのでしょうか。

この2点を今回質問させていただきたいと思います。

どちらか一方だけでもかまいませんので、お詳しい方、どうかお知恵をかしてはいただけないでしょうか。

長くなってしましましたが、よろしくお願いいたします。
yata への返信

Re: 1.目次を別ページで作成する方法 と 2.ページレイアウトの変更 についての質問

- 帯田 木偶太 の投稿

》 1.目次を別ページで作成する方法

\newpage なり \clearpage なりを置けば済む話では?

》 2.ページレイアウトの変更

私の Web ページ(http://obiterdicta.web.fc2.com/)に
そんなときのためのテンプレートを置いていますが
参考になるかしらん。

帯田 木偶太 への返信

Re: 1.目次を別ページで作成する方法 と 2.ページレイアウトの変更 についての質問

- yata の投稿

帯田さん、お返事ありがとうございました。

1と2の両方、無事解決することができました。

2では、帯田さんのwebページを活用させていただきました。

プリアンブルでの命令が苦手な身としては、本当に助かりました。
ありがとうございました。


私の質問した内容は帯田さんのおかげで解決できましたので、今回の質問は終わらせていただこうと思います。

お目汚し失礼いたしました。
yata への返信

Re: 1.目次を別ページで作成する方法 と 2.ページレイアウトの変更 についての質問

- 帯田 木偶太 の投稿

》 2では、帯田さんのwebページを活用させていただきました。

役立てていただき、ありがとうございます。

差し支えなければ、テンプレートを使ってみての感想などお聞かせいただけると
ありがたいです。あのテンプレートにとって yata さんが初めてのユーザーと
いうことになると思いますので…。

帯田 木偶太 への返信

Re: 1.目次を別ページで作成する方法 と 2.ページレイアウトの変更 についての質問

- yata の投稿

帯田さん、ご連絡ありがとうございます。

私が使ってみての感想を以下に述べさせていただきます。
tex関係に詳しい方にとっては冗長に感じると思いますが、ご容赦ください。

〈使用者:私について〉

・tex関係は素人
・プログラミングの知識は特になし(平成生まれの文系とだけ)
・美文書での文書作成を勧められ、『LATEX2 美文書作成入門(第6版)』を頼りに文書を作成するようになった
・『美文書』を見よう見まねで作成し、作成できたものにはとても満足している
・図表の挿入など(私には少々複雑に感じるもの)になると、命令の内容はよくわからないが、結果としてはできているので深く考えてはいない

以上が、今回感想を述べさせていただく私についてです。どのような人間の感想かによって、以下での文章の意味やニュアンスが異なるだろうと思って書かせていただきました。

〈帯田さんのテンプレートを使ってみての感想〉

帯田さんに貼っていただいたURLでそのままテンプレートのページに入らせていただきました。そこで指示のある通りに進み、今回「横書き」のものを使用させていただきました。

そこで初めにあるご説明を読ませていただいて、コピー&ペースト
でtex画面のプリアンブルの最後の方に(帯田さんのご注意にあったように)貼り付け、今回調整したい数値を設定しなおしました。

設定自体は「上」余白など見やすくなっており、数字をいじるだけでしたので私のような素人でも簡単に調整できました。無事に文書の方にも表記されたので、一安心いたしました。

私のような素人の感想としては、レイアウト設定は、『美文書』で見よう見まねでやっていた時に、プリアンブルに命令(?)として記述するものは多く(複雑に)なると思っていましたが、帯田さんがご用意されたもの(今回私が使用させていただいたもの)は予想以上に記述が多く、最初戸惑いました。ただ、わけがわからないながらも、使用者が行うことは、コピー&ペーストを行い数値を自由にいじるだけでしたので、簡単にできました。


多田さんのページに

下のコードを、ソースのプリアンブルのなるべく最後のほう(\begin{document} の直前あたり)にコピペし、……

とあったのですが、先にも申し上げた通り、「予想以上に記述が多く」私には感じられましたので、この文言のさす範囲はどこからどこまでかと戸惑いました。また、自分の無知をさらすようで恥ずかしいのですが、「コード」という言葉にも使いなれない言葉であるがゆえに戸惑いました。

ですが、texでは、記述を間違っていた場合にはエラー表示が出るので、ものは試しに全部コピペでやろうと思って実行し、無事文書の方が作成されました。ここでは準備してくださった帯田さんのものを軽視した意味ではなく、不慣れな素人が「コードという言葉の意味」・「コピペする範囲」に若干の戸惑いがあったために抱いたものだとご理解ください。

図々しい素人意見ですが、

・コピペすればいい範囲を、極端な話「ここから」「ここまで」

と明記していただければ、今後私のような人間が同様の問題に直面した時、戸惑うことなく自信をもって帯田さんのwebページに頼らせていただけるかなと思いました。

たとえば、帯田さんのコード(?)の中にあった

\setlength{\@tempdima}{%
\@tempdima / \real{\strip@pt\baselineskip}%
}%
%**** 丸め誤差でずれる可能性を考慮してちょっと誤魔化す
\advance\@tempdima by-.0001\p@
\edef\baselinestretch{\strip@pt\@tempdima}%
\selectfont

という部分に入っている日本語の文章は、利用者に対する忠告か何かなのかと思ってしまいました。こう思った時、日本語以外で書かれている記述について全く分かっていない身ですので、構えてしましました。

以上が、私が感じた率直な感想になります。

今回、帯田さんのwebページに、レイアウト設定のすべてを私はお任せした身であるにもかかわらず、出すぎたことも述べているかもしれません。その点につきましては、理解の悪い素人に当たったと思って、どうか目をつぶっていただければと思います。


いろいろ試しても解決できなかったレイアウト設定を、帯田さんのwebページ1つで解決させていただけたことには本当に感謝しています。

帯田さんのききたいことを述べることができているかはなはだ不安ですが、これでお返事とさせていただきたいと思います。

長文失礼いたしました。


yata への返信

Re: 1.目次を別ページで作成する方法 と 2.ページレイアウトの変更 についての質問

- yata の投稿

大変失礼な間違いがあったので、訂正させてください。


多田さんのページに

下のコードを、ソースのプリアンブルのなるべく最後のほう(\begin{document} の直前あたり)にコピペし、……


の箇所を、


帯田さんのページに

下のコードを、ソースのプリアンブルのなるべく最後のほう(\begin{document} の直前あたり)にコピペし、……

に訂正いたします。

大変失礼があったことお詫びいたします。すみませんでした。

あと、できた文書そのものについて先ほど触れていなかったので触れさせていただきたいと思います。

文書そのものは、帯田さんが調整してくださったおかげで、中央に均整がとれ、私が求めていた文書のレイアウトになり満足でした。
文字数・行数ともに数えて確認をしたところ、私が満たすべき書式を再現してくれました。脚注や図表との兼ね合いも、上手くいっていたように思います。



重ねて、大変失礼な間違いをしたことお詫び申し上げます。
帯田さん、本当にすみませんでした。

yata への返信

Re: 1.目次を別ページで作成する方法 と 2.ページレイアウトの変更 についての質問

- 帯田 木偶太 の投稿

貴重なご意見をいただきありがとうございます。
今後、大いに参考にさせて頂こうと思います。

》 予想以上に記述が多く、

余白と行数・文字数が先に決まっていて、それに合わせて行送り・文字間を
設定するという、pTeX にとってイレギュラーな(そして一般的な組版ルールに
違反するような)処理を、しかもユーザーには余白と行数・文字数を直截に
指定させて、それ以外の調整を TeX の機能で計算させるということをすると、
どうしてもそこそこのコーディング量になってしまうんですよ。

まず、pTeX/pLaTeX において(そして組版ルールにおいて)、和文字同士の
間はべた組み(間隔を開けない)が基本です。その上で行長(\textwidth)を
和文字の幅×文字数とし、紙幅(\paperwidth)との差を余白に持って行くと
いうのが通常の版面設計でしょう。
※  書籍や、衆目に触れることを前提としたその他の印刷物をご覧になれば、
    (何か特殊な効果を期待するような部分は別にして)和文字同士の間が
    べったりとくっついていることがおわかりになるでしょう。和文字同士の
    間を割るのは、昔の(性能的に制約の多かった)ワープロの一般的な
    処理方法に引きずられた、問題の多いやり方です。
今回のように左右の余白量と紙サイズによって決まってしまう行長の中に、
指定の文字数を配置するというやりかたは、文字間をあけることになり、
組版の基本ルールに違反しており、見苦しく、読みにくい結果となります。
今回示された要件が、もし yata さんの嗜好によるものならば、版面設計の
考え方を根本的に見直すべしと申し上げざるを得ません。
※  これが、投稿規定で決まっているとか、学校のレポートを提出するに
    あたって、先生から指定があったとかいうのなら致し方のない
    ところでしょうが。

また、このテンプレートは、指定された余白と行数・文字数に基づいて
各種のパラメーター(特に行送り、文字間に関するもの)を
テンプレート内で計算するようにしています。これらのパラメーターを、
電卓を使うなどして TeX 外で計算し、その計算結果をソース中に
ハード・コーディングするようにすれば、記述量はぐっと少なくなります。

帯田 木偶太 への返信

Re: 1.目次を別ページで作成する方法 と 2.ページレイアウトの変更 についての質問

- 帯田 木偶太 の投稿
行あたり 40 文字で、左右中央に版面をもってくるなら、
\textwidth とマージンの設定を次のようにすれば済むでしょう。
    \setlength{\textwidth}{40zw}
    \setlength{\oddsidemargin}{\paperwidth}
    \addtolength{\oddsidemargin}{-\textwidth}
    \setlength{\oddsidemargin}{.5\oddsidemargin}
    \addtolength{\oddsidemargin}{-1truein}
    \setlength{\evensidemargin}{\oddsidemargin}
帯田 木偶太 への返信

Re: 1.目次を別ページで作成する方法 と 2.ページレイアウトの変更 についての質問

- 岩熊 哲夫 の投稿
皆さんご苦労されておられるようです。
土木学会の論文集では,当然のようにワードプロセサでテンプレート配布と JStage のワード投稿システムを利用しておりますが,比較的初期から僕が関わっていたこともあって,現在,pLaTeX 用のテンプレートも同時配布しています。そのとき事務局に対して強く伝えたのは,書式の 5 mm とか 10.5 pt とか 2 行などはすべて「およそ」を付けたものとして受理してもらうことでした。かなり紆余曲折はありましたが,現在,pdf なら受理してもらっています。したがって,土木学会論文集の場合は「1 行何文字」というのを厳密に守らなくてもいいようにしました。ワードプロセサ派の人達にはなかなかわかってもらえないのが現状ですが,出力は LaTeX の方がとても読み易いです。現在も,編集委員の一人が LaTeX の存続についてがんばっています。
科研費も LaTeX で申請できるようになってから,かなりストレスが減りました。今後もなんとかならないでしょうかねぇ。あ,愚痴でした。すみません。
岩熊 哲夫 への返信

Re: 1.目次を別ページで作成する方法 と 2.ページレイアウトの変更 についての質問

- 帯田 木偶太 の投稿

》 皆さんご苦労されておられるようです。

実は私自身としてはこういうことでの苦労というのは経験がないんです。

某メーカー企業の法務担当として、契約書の案分作成などに LaTeX を使って
来ました(最近退職)が、作文から紙出力(ないしは PDF 作成)まで
自分一人で完結するような使い方しかしたことがありません。従って、
レイアウト・パラメーターについて人様から指図を受けたことも人様に
指図したこともないのです。

で、これは想像ですが、余白と行数・文字数を指定されるというような
場面としては、学校でレポートなどを提出するにあたって、先生から指示が
あったというケースが最も多いのではないでしょうか。そして多分、
先生の主旨としては、余白量についてはきっちりその量にしろと
いうのではなく、単に充分な余白を取るようにということなのだろうと
思うのです。何も指示しなければ、学生さんは大学ノートやルーズリーフ、
あるいはレポート・パッドなどに範をとって、極端に余白の小さい
レイアウトをしがちで、ファイルに綴じたり、評点を余白に書き込んだり
するのに難儀なさるのではないでしょうか。
※  市販の二穴パンチで穴を開けて綴じるときに必要な余白量が概ね
    20 ミリくらいですよね。
従って、余白量については正確にその量にする必要はなく、大きすぎる分には
違っていてもいいという場合がほとんどだと思います。
※  行数、文字数については、文書量を計るときの目安になるので、
    きっちり指示に従った方が良さそうですが。

帯田 木偶太 への返信

Re: 1.目次を別ページで作成する方法 と 2.ページレイアウトの変更 についての質問

- 岩熊 哲夫 の投稿
もう本題とは離れてしまいましたが,文字数については原稿用紙が元にあるのかなぁと感じていました。米国ではタイプライターだったからか,一行の文字数ではなく,紙サイズとマージン指定の上で行やページの語数で規定されるのが普通のようでした。LaTeX を使うようになって,確か原稿用紙スタイルファイルというのがあって,それを使おうと思ってましたが,あまり美しくないことと,土木学会の編集には昔から裏で関与していましたので,「およそ」という緩和措置をとらせました。おかげで,論文執筆も非常に楽になった次第です。僕が学生さんに課すレポートも,A4 サイズにマージン指定して一行おきで,手書きでもワードプロセサでも可としております。50 人クラスで数年に一人くらい,LaTeX で宿題を出してくる学生さんがいました。学会論文集のワードというソフトの出力は一行の文字数を制限しているようなのですが,それが災いしてなのか,半角と全角の間にワードでも普通は入る四分空きが入らない,とても読みづらい出力になっています。