\UTF が dviout で意図どおりに出ません

\UTF が dviout で意図どおりに出ません

- 高市 和久 の投稿
返信数: 4
雯 (U+96EF) を出そうとして以下のように書き、w32tex の platex でコンパイルすると、dviout では「璟」(U+749F) が表示されます。dviout の WinJFont で見ると、otf-ujmr-h には小塚明朝 Pr6N R が割り当てられているのですが、どうしてでしょう?
dvipdfmx -f でマップファイルを指定して処理するとうまく行きます。

\documentclass{jsarticle}
\usepackage{otf}
\begin{document}
\UTF{96EF}
\end{document}

高市 和久 への返信

Re: \UTF が dviout で意図どおりに出ません

- Akira Kakuto の投稿
dviout がどの場合でも正しく表示するわけではない
ということが知られていますが,この例の場合は
こちらでは正しく表示します。
dviout 用の $user.map には
otf-ujmr-h      "ヒラギノ明朝 Pro W3"  unicode
なる記述があります。
otf-ujmr-h      "小塚明朝 Pr6N R"  unicode
でも OK です。
Akira Kakuto への返信

Re: \UTF が dviout で意図どおりに出ません

- 高市 和久 の投稿
早速ありがとうございます。

まだ『美文書』第5版のままであることも影響があるのでしょうか。
初歩的なことで申し訳ありませんが、w32tex ディレクトリ以下に
$user.map というファイルが見つからないのですが……。
高市 和久 への返信

Re: \UTF が dviout で意図どおりに出ません

- Akira Kakuto の投稿
『美文書』第5版付属のものを使用したことがないので,
設定してあるのかどうか
わかりませんんが,W32TeX 自身は dviout を含んでおらず,
dviout の設定は自分でしなければいけません。

$user.map というのは,dviout の
Font2 ---> ftt:
で指定される dviout 専用の ttfonts.map から読み込まれるもので,
ttfonts.map と同じディレクトリに置きます。
Akira Kakuto への返信

Re: \UTF が dviout で意図どおりに出ません

- 阿部 紀行 の投稿
> 『美文書』第5版付属のものを使用したことがないので,
> 設定してあるのかどうか
> わかりませんんが,W32TeX 自身は dviout を含んでおらず,
> dviout の設定は自分でしなければいけません。

dvioutのインストールと最低限の設定は行われますが,$user.mapは設定していなかったと思います.
というわけで,角藤さんのおっしゃられるようにご自身で設定をされてください.