章が多いので、ベースとなるファイルを作って、\includeで各章を作成しているのですが、forestを使用した図を含めた章のみ、PDFにコンパイルした際、他のpngファイルが表示されなくなりました。対処法がわからず、困っております。
回答してくれようとしている人が容易に追試できるように,
最低限のソースを示してください.
とくに,forest.styが珍しく,それが原因だと疑っておられるのですから,
その使い方を一から回答者に調べさせるのは不親切です.
pngファイルは,TeX Wiki:エラー報告用の標準データセット を使うように
すれば,再現性も確保しやすいでしょう.
KUROKI Yusuke さま
現在、ベースとなるファイルには以下のusepackageを組み込んでいます。
\documentclass[a4paper,11pt,oneside]{jsbook}
\usepackage{amsmath,amssymb}
\usepackage{bm}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage{verbatim}
\usepackage{wrapfig}
\usepackage{ascmac}
\usepackage{makeidx}
\usepackage{multirow}
\newcommand{\acknowledgmentname}{Acknowledgment}
\usepackage{times}
\usepackage{array}
\usepackage{udline}
\usepackage[tone,extra,safe]{tipa}
\usepackage{url}
\usepackage{lscape}
\usepackage{longtable}
\usepackage{booktabs}
\usepackage{multirow}
\usepackage{forest}
\usepackage{tikz-cd}
\usepackage{tikz}
\usetikzlibrary{automata,positioning}
また、プリアンブルに
\forestset{sn edges/.style={
for tree={
parent anchor=south, child anchor=north,
calign=fixed edge angles,
calign primary angle=-65, calign secondary angle=65,
align=center, base=t},
delay={
where content={}{shape=coordinate,
for parent={for children={anchor=north}}}{}}
}}
も記入してきます。
該当ページには、
\begin{figure}[ht]
\begin{center}
\begin{tabular}{cc}
\begin{minipage}{0.5\hsize}
\begin{center}
\begin{forest}
[1 [2 [3] [4] ][5]]]
\end{forest}
\caption{ほげほげ1}
\end{center}
\end{minipage}
\begin{minipage}{0.5\hsize}
\begin{center}
\begin{forest}
[1 [2 [3] [4] ][5]]]
\end{forest}
\caption{ほげほげ2}
\end{center}
\end{minipage}
\end{tabular}
\end{center}
\end{figure}
があり、これらは表示されています。
しかし、これらの上部に記入している
\begin{figure}[ht]
\begin{center}
\includegraphics[width=70mm]{A.png}
\caption{ほげほげA}
\end{center}
\end{figure}
の画像は表示されません。
和田と申します。
提示されたサンプルを元に読み込みパッケージを少しづつ取り込むように検証したところ tikz を読み込んだあとだと dvipdfmx の処理で
Current input buffer is -->em: A.png, ...
という警告が表示され、イメージが表示されなくなりました。
これをもとに検索すると
が検索でき、その内容によると color パッケージを読み込むようにとのこと。
私は OSX 10.10.5 TeXLive 2015 で実施したのですが、
\usepackage{color}
で警告メッセージも消え、イメージも表示できるようになりました。
なお、上記 URL では [dvipdfm] のオプションを追加しろと書かれていますが前述したように 2015 でやっているので異なるバージョンであれば dvipdfmx などのオプションを追加してみてください。