SILE

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- 匿 名 の投稿
返信数: 31
TeX とは直接関係ないのですが、SILE という Lua で書かれた組版エンジンがあります。

http://www.sile-typesetter.org/

最新のバージョンでは日本語のサポートも開始したそうです。

Windows 8.1 (MinGW) でビルドしようとしてるのですが、うまくいってません。
Linux や Mac で試された方いますか?
匿 名 への返信

Re: SILE

- 前田 一貴 の投稿
試してみました.Gentoo Linux (x86_64) です.
左メニューの Download から sile-0.9.1.tar.gz を取得して展開しました.
私の環境には HarfBuzz や Lua などは既に入っていたのですが,
他に Lua のライブラリの lpeg と luaexpat が必要みたいなので入れました.
./configure; make で sile というバイナリができたので,
Manual の Getting Started にある例を試してみました.出力を添付します.
前田 一貴 への返信

Re: SILE

- 匿 名 の投稿
MinGW/Windows 8.1 でもなんとか動かせました。
libtexpdf のソースとかにいろいろと修正が必要で、configure & make
ですんなりいかずいくつか手動でコンパイルしましたが。
匿 名 への返信

Re: SILE

- カズンズ サイモン の投稿
サイモンです。試してくださってありがとうございました。

Windowsの環境は、僕にはないので、そこで開発はできかったけど、
Windows版に頼まれました。ソース修正がまだありましたら、
パッチやpull requestを送ってくれると大変助かります。

そしてやはり日本語サポートについてのコメントや意見を持つ人は
ぜひ連絡してください。割と簡単ですので、SILEをインストールしなくて
TeXわかる人がこれもわかると思います。
カズンズ サイモン への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿
MacOSX10.7でコンパイル出来ました。
Manual の Getting Started にある例に日本語を少し入力。
未だ日本語の設定が出来ていないので、日本語は「豆腐文字」です。
http://www.sile-typesetter.org/images/sile-0.9.1.pdfの
説明に有った
brew install harfbuzz fontconfig libpng lua luarocks freetype 」では私の環境では
「luarocks」がインストール出きませんでした。
其の為、Sile 0.9.1本体のconfigureがすんなり実行出来ませんでした。
単体で予めインストールし、Luarocksを使用してのLuaLibrary一覧の「stdlib」「lgi」「lpeg」「luaexpat」「inspect」「luaepnf」「luarepl」「cassowary」8項目。を
入れ直しました。
マックで「brew」を使ってインストールした時の問題に直面。

「brew link fontconfig --force」「brew link libpng --force」と問題に成った物の

シンボリックを「--force オプション」で改めて作成し直したら、

無事sileのインストールも出来、PDFファイルも作成されました。

LaTeX以外の世界も知りたくて、門外漢の音楽家が

無謀にも「sile」に挑戦してみました。

Mac使いには「sile」をインストールする以前の環境の整備に

苦労するのでは無いでしょうか?

今後の「日本語」環境整備に期待しております。

匿 名 への返信

Re: SILE

- 匿 名 の投稿
MinGW/Windows 環境での構築が何とかできそうなのでちょっと試してみました。大きな問題はなさそうなので作者の方に修正を入れてもらえれば Windows でも結構手軽に使えそうです。

SILE で書かれたマニュアルの一部の日本語訳を載せてみます:

http://github.com/shirat74/SILE-doc_ja

まだ色々と細かい不備はありますがどうでしょう。
匿 名 への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿
SILEでの日本語表示が未だ出来ません。
貴君のマニュアルの日本語訳には「\font[size=10pt, Xlanguage="ja", family="Yu Mincho", style="Light"]」が
指定されていますが、当方のMacOSX10.7環境下には、此のフォントが有りませんので、別のフォント指定を試していますが「豆腐文字」に成ってしまいます。
フォントを呼びに行く場所は何方なのでしょうか?
試しに使用してみたのは「HiraMinPro-W3」「hiragino」「osaka」「IPAMincho」「Ricty-Regular」「Menlo-Regular」「HiraMaruProN-W4」等です。
日本語表示の正しい「指定」の仕方を
御教授頂ければ幸甚です。若松久仁光拝

P.S
SILE will eventually be driven by Harfbuzz/libtexpdf.と有るので
dvipdfm-x等も参考にしようと調べ始めています。
若松 久仁光 への返信

Re: SILE

- 匿 名 の投稿
でびまると申します。

> SILEでの日本語表示が未だ出来ません。

Linux で SILE 動かしてみたので参考になれば。
\begin[papersize=a4]{document}
の直後ぐらいに
\font[size=12pt,family=IPAMincho,language=ja,script=Japan]
のようにすると日本語表示できるようです。MacOSX だと
Hiragino Mincho ProN などかも分りません。
外してるかも分りませんが参考まで。
匿 名 への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿
アドバイス有難う御座います。
早速試してみましたが、
\font[size=12pt,family=HiraMinPro,Xlanguage=ja,script=Japan]でも
\font[size=12pt,family=kozuka-pr6n,Xlanguage=ja,script=Japan]でも
通りませんでした。
又のアドバイス、宜しくお願い致します。
取り急ぎ御礼旁、ご報告まで。若松久仁光拝

P.S
ところでLinuxは何をお使いでしょうか?
小生の所では、UBUNTU14.4なら単独で動かせますし、
Parallels Desktop 9 for Macの中ならVine Linux6や
Debian7.3も試せます。が、LaTeXを離れてSILEへの
深入りも避けたい所でも有り、複雑です。
若松 久仁光 への返信

Re: SILE

- 匿 名 の投稿
fontconfig を使っているのでその設定がいるかもしれません。

とりあえずターミナルから

fc-list

として認識されているフォントを調べてください。
匿 名 への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿
fc-listの中から適当に拾って入れてみました。
初めて日本語が表示されましたので、ご報告致します。

\font[size=12pt,family=Kozuka Gothic Pro,Xlanguage=ja,script=Japan]と
書き込みました。
文字は細過ぎて見難いですが、日本語が出力されました。
最適に表示されそうな物を再検討します。

アドバイス、有り難う御座います。若松久仁光拝

PS
\font[size=12pt,family=Hiragino Mincho Pro,style=W6,Xlanguage=ja,script=Japan]で綺麗に出力出来ました。
添付ファイルはヒラギノ明朝に修正したものです。
匿 名 への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿
お世話になります。
貴君SILE-doc_ja/sile_ja.silに書かれている
\script[src=packages/autodoc]」と言うパッケージは
「何処に?」有るのでしょうか?

インストールした「sile0.9.1」のフォルダ内には

其の様なパッケージは見当らないのですが?

又、「sile_ja.sil」の指定アプリが「sile0.9.2」に成っているのは

何か理由が有るのでしょうか? 

御教授宜しくお願い致します。若松久仁光拝

若松 久仁光 への返信

Re: SILE

- 匿 名 の投稿
こちらにある開発版のものです。

http://github.com/simoncozens/sile

autodoc の部分はコメントアウトしてよさそうです。
匿 名 への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿
有難う御座います。
「autodoc」をコメントアウトしてみます。
***********************************************************
開発版の導入をサイモンさんから勧められました。ので
GitHubからダウンロードしましたが、
「sile-master」からOSX10.7に「./configure; make install」を実行すると、インストールの時に「libtexpdf」に該当ファイルが無い。と
コメントされて途中で作業が中断されました。

「sile0.9.1.tar.gz」を展開した中に有る「libtexpdf」用のファイルを
「sile-master」の「libtexpdf」に移植してから
「./configure; make install」を実行したら無事インストールに
成功しました。
「/usr/local/share/sile/」のsile0.9.1のファイルが更新され、
hello.silに「\section{}」を書き込んでも、一応コンパイル
してくれるように成りました。
但し、他の「\code{}」や「\em{}」が有ると、エラーを吐き出すので、現在は「勝手に」怪しいと思われる命令を削除して、「sile hello」とターミナルで動作する事を確認しながら作業しています。
「sile sile」 や「sile sile_jp」では「macro.sil」が見付かりません!
とコメントされるので、此処でストップの状態です。
*****************************************************************
開発版に付属する「libtexpdf」のファイルは、
MacOSX10.7では使用出来ないタイプの物なので、
将来「MacOSX」でも使える「libtexpdf」の中身に
対応した物に更新される事を願っている所です。

現在の所、未だ「LaTeX」と比較して
SILEの長所の把握が出来ておりません。
今後の進展に期待をしております。

又、アドバイスの程、宜しくお願い致します。若松久仁光拝
若松 久仁光 への返信

Re: SILE

- 匿 名 の投稿
libtexpdf は GitHub の該当ページから別途ダウンロードして中身を入れないと空の状態だと思います。

macro.sil については、sile.sil のソースを見れば分かるように、ディレクトリ documentation 以下にあることになっているので、そこになければ見つかりません。
匿 名 への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿
 アドバイス有難う御座います。
macro.silは、該当のファイルの中に有りました。
使用しよとしているファイルと同じフォルダに「documentation」フォルダとして同居させました。
お陰さまで、「macros.sil」が機能してくれました。

libtexpdfについての別な質問ですが、
「https://github.com/simoncozens/libtexpdf/tree/master」から
ダウンロードしたファイルは
此処が心配の種です。

OSX10.7でも「其の中身を」libtexpdfの中に入れれば、問題なし。
と考えれば良いと言う事で理解をしても大丈夫でしょうか?

此の辺が不安で「sile-0.9.1.tar.gz」から「libtexpdf」のファイルを
其の儘「sile-master」に入れて「./configure; make install」を実行しているのですが?

「libtexpdf-ecea7935d3e80489aa455bfaa291a25f76e9ebdf」と言う名称に成っている「libtexpdf @ ecea793」使えば良いのですね?

アドバイス宜しくお願い致します。若松久仁光拝
若松 久仁光 への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿
無事にsile-masterの最新版をMacOSX10.7に更新版をインストール出来ました。
 
不安を抱えつつlibtexpdfフォルダに[sile-master]に指示の有った
ファイルを別途ダウンロードし、其の中身を入れて
「./configure; make install」の前に「$ sh bootstrap.sh」を
実行してから件のconfigureを致しました所、
無事「SILE」も新しい「core」や「package」に更新され、
以前よりファイルのコンパイルが進行(進化?)しました。

以上ご報告迄。若松久仁光拝

追伸
sile/languageでの「ja.lua」や「core」Fileも
昨日更新された様です。
又、日本語での表示環境が改善されている事を
期待しています。
未だ未だ「LaTeX」での記述の方が小生には楽ですが。
若松 久仁光 への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿
関係者の皆様に感謝!
SILE 0.9.2に更新されました。

此れにより、日本語での使用も以前より楽に、
又、綺麗に表示される様に成っていました。

でも個人的には未だ未だLaTeXが手放せませんが。
取り敢えず、ご報告迄。若松久仁光拝
若松 久仁光 への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿
SILE0.9.2がリリースされましたが、
未だ組版で枠外に表示される等も有る為、
さらに綺麗な組版目指して改良が成されている様子です。

今回「TeXworks」の様に「MacOSX」での入力の儘でも

フランス語「 ma\^itre 」やドイツ語での「 h\"oren 」表示の為の様に、
わざわざ「\」etc. を追加記入しなくても良い事が判りました。

(\ バック・スラッシュは「命令語」が次に来ると認識するらしいので
「 ma\^itre 」や「 h\"oren 」では「使用不可」でした)

ユーロ圏の言語を多用する私にとって
ドイツ語の「Daß」やフランス語の「Maître」「être」等、
Macからの入力の儘で良く、省エネモードで良いのは、有り難い。

TeXworksで多国語を考えていた者にとって、
SILEの存在を、最近に成って知り、
目下進行中のアプリでは有りますが、
完成が楽しみな組版ソフトです。

便利な機能を有した、お勧めのアプリです。

以上 ご報告迄。若松久仁光拝
若松 久仁光 への返信

Re: SILE

- 匿 名 の投稿
でびまるです。些細のことですが、ここは参照されることも多いと思いますので、他の方からコメントないので念の為投げてみます。

まずこのスレッドで \font の設定に "language=ja"
があるのですがそれがブラウザでは単語の前に大文字の X が付加されて表示されてるようです。ひょっとして moodle のバグとかでしょうか。(ここが意図したように表示されるか心配ですが)>管理者様

それと
> 今回「TeXworks」の様に「MacOSX」での入力の儘でも
> フランス語「 ma\^itre 」やドイツ語での「 h\"oren 」表示の為の様に、
わざわざ「\」etc. を追加記入しなくても良い事が判りました。
> (\ バック・スラッシュは「命令語」が次に来ると認識するらしいので
「 ma\^itre 」や「 h\"oren 」では「使用不可」でした)

というのがやや意味不明な気がするのですが。
TeXworks というのでは TeX に何を使ってるか曖昧なので誤解される危険があると思います。LuaTeX や XeTeX など、それに多分 upTeX でも設定さえすれば「入力の儘」でも良いと思います。意味が違ってたらご容赦ください。
匿 名 への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿
 書き方が曖昧ですみません。

MacOSX10.7でTeXworks0.4.4(r1004)を愛用して「ユーロ圏」の言語をLaTeXしています。
他のアプリ「TeXShop」「TeXmaker」等では、「 Ma\^itre 」や「 h\"oren 」の様に記述してないと「Maître「hören」の文字としてPDFに表示して呉れませんでした。

「M\^atre」 「H\"oren」の様に一々記述しなくて良かったのが、マックで使えた「TeXworks」です。

「LaTeX2e美文書作成入門」(改訂第五版)に書かれた設定を使用した時の

状況を、記述しました。最新版での「おすすめ設定」は存じません。

++++++++++++++++++

最近はTeXShopでLuaTeXを使用する事も有りますが、文字変換の煩わしさで

「TeXworks」を使います。日本語だけの時は、専ら「Emacs24.3」ですが。


+++++++++++++++++


前後が逆に成ってしまい、申し訳有りませんが、


「SILE0.9.2」で試用した環境は、以前の”Xlanguage=ja"は使用していません。

以下が書類を排出した際の小生の設定です。

**************************************************************

\begin[papersize=a4,class=book]{document} 


\font[family=Hiragino Mincho Pro W3,language=ja,direction=TTB]%

\section{特殊文字の表記}

ドイツ語の「Daß」やフランス語の「Maître」「être」は、Macからの入力の儘で良い?


それとも「{h\"oren}」の様に記入?

*****************************************************と記述してコンパイルしたら

受け付けてくれないので、通常通り「hören」と(「ö」は「option+u」を押した後に「o」でマックの場合機能するので)、書き分けずにその儘タイプ。

此の書き方では、コンパイルが通りました。

従って、「\」(バックスラッシュ)が問題を起していると理解した訳です。

「命令」と言う単語を使用したのは「専門家」で無い音楽家が勝手に表現している。と、お考え下さい。
取り急ぎ、誤解を与えた部分のみ、少し補足してみました。若松久仁光拝

若松 久仁光 への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿
でびまる様
此方が、現在使用しているものです。
*******************************************************************
\begin[papersize=a4,class=book]{document} 
\font[family=Hiragino Mincho Pro W3,Xlanguage=ja,direction=TTB]%

********************************************************************
記述に重大な誤りをしてしまいました。御免なさい!
(xlanguage=ja)は、「Xlanguage=ja」に訂正して使用しています。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
以前、此のフォーラムで頂いたアドバイスを使用してテストした時の設定「xlanguage=ja」をコピー&ペーストしてしまいました。
++++++++++++++++++++++++++++++++++
紛らわしい補足を、再び書きます事を、お許し下さい。若松久仁光拝

PS
TeXworksでのプリアンブルの記述等は以下の様にしています。(改行は省略)

\documentclass{jsarticle}

\usepackage[utf8]{inputenc}

\usepackage[T1]{fontenc}

\usepackage{geometry}

\geometry{a4paper}

 

\usepackage[japanese,german,french]{babel}

\begin{document}

\maketitle

 

Voici un texte accentué en français!

 

日本語

Hören Sie es noch ein mal!

\end{document}

若松 久仁光 への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿

TeX 以外の組版・レイアウトシステム

に紹介されている「SILE」

6月26日にSILEがHomeBrewを使用してインストールが出来る様に成りました。

LaTeXではなかなか表示しにくい「対訳」形式も取り組んでいるので、
楽しみなアプリでは有ります。

SILE単体のインストールが「brew install sile」で出来る
と言う事だけだと思います。

使用する場合は「インストール」の説明の中の
sile-0.9.2.zip を取ってきます。」の所が「brew install」で出来る。

Harfbuzz やLuaRocks の導入も同時に実行してくれるのかは、小生には
不明ですが、SILEについての、近況のご報告迄。若松久仁光拝
若松 久仁光 への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿
作者のサイモンさんから返事を頂き
"brew install sile"だけで、luarocks、harfbuzzなどすべてインストールされ
ます。」との事です。

また、SILEのアプリの名称の発音は「サイル」です。

僕はmile/file/smileなどのように、「サイル」と言います。」との回答でしたので、ご報告致します。

小生の待ち望んでいる「parallelの機能」は、未完成との事でした。が
今は、もう少ししっかりと書き直しています。」と言う、添え書きが
有りましたので、併せてご報告致します。若松久仁光拝
若松 久仁光 への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿
TeX WiKi を読まれている皆様。
如何お過ごしでしょうか?

「SILE」のGitHuBのコンタクト欄に

Contact

Please report bugs and send patches and pull requests at the github repository. For questions and discussion, please join the mailing list.

日本語利用者はメーリングリストに参加してください。

と言う記事が追加されていました。

SILEに興味有る方は、GitHub同様、アクセスされては如何でしょうか?

先ずは、ご報告迄。若松久仁光拝

追伸

classesで「diglot.lua」を指定しての二ヶ国語の併記だけではなく、

classesで「triglot」を指定すれば三ケ国語での併記にも対応が可能と言う段階に成ってきました。

又、将来、見開きでの「4ヶ国語」の閲覧も可能なフォーマットも検討されている様子です。


匿 名 への返信

Re: SILE

- きた やま の投稿

TeX未経験者で、UNIXの知識もほとんどない初心者ですが、

対訳の組版をしたくて、SILE 0.9.3をインストールしました。

しかし行き詰まっており、ご教示を頂きたく投稿いたしました。

[OSは、OS X El Capitan 10.11.6です。TeX環境は導入していません。]

SILEのマニュアル

http://shirat74.github.io/SILE-doc_ja/sile_ja.pdf

に従ってbrew install sileでインストールし、インストールには成功しました。(その際、lpeg、luaexpat、luafilesystemのLua ライブラリのインストールを求められたので、インストールしました。) 


そしてマニュアルにもある、次のSILE文書、

\begin[papersize=a4]{document}

Hello SILE!

\end{document}

をデスクトップにhello.silとして保存し、実行すると、以下のようなFontconfigのエラーが出てきてしまいました。


Fontconfig error: Cannot load default config file


! Could not find requested font {direction=LTR,features=,font=Gentium,Xlanguage=en,script=,size=10,style=normal,variant=normal,weight=200} or any suitable substitutes at /Users/XXXX/Desktop/hello


解決策がないか、Fontconfig errorをネットで検索していろいろ試してみましたが、自力では上手くいきませんでした。


$ fc-list -Vで確認したところ、

fontconfig version 2.11.1

と出ています。

確かに、/usr/local/Cellar/の中に、fontconfig2.11.1はちゃんとありました。


$ fc-listをしてみたところ、やはり、

Fontconfig error: Cannot load default config file

とエラーが出てきてしまいます。


パスを通す必要があるのだろうかと思ったのですが、実際にはどうしたらわかりません。


どなたか、ご教示いただければ、幸いです。よろしくお願い致します。


きた やま への返信

Re: SILE

- 前田 一貴 の投稿
エラーの内容的に

http://stackoverflow.com/questions/35249881/octave-fontconfig-error

と同じように見えます.2通りの回答が載っていますので,試されるとよいと思います.
きた やま への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿
きたやま 様

OSは、OS X El Capitan 10.11.6の同様の環境で追跡してみましたが、小生の場合は
無事に「Hell SILE!」pdfをコンパイルしました。
fontconfigについても、同様に実行してみました。
$ fc-list -Vで確認したところ、fontconfig version 2.11.1と出ています。
と全く同じに表示されています。

但し、今回は、貴君とは異なり、
デスクトップにhello.silとして保存し」と言う箇所では、
一旦「SILE-test」と言うフオルダーを作成し
「アクセス権を許可」と言う項目にチェックを入れ
通常の[cd /Users/WAKAMATSU/Desktop/SILE-test]と場所を指定して
$ sile sile_test2016」(貴君とファイル名称は異なりますが)
とタイプしています。

マックのデスクトップは「フォルダー」を作成するか、別の場所にファイルを
入れてから実行しないと、何故か「トラブル」といった昔の経験から今回も
其の様にしましたが、一度試されてはいかがでしょうか?

パスに関する投稿でない事をお許しください。若松久仁光拝


追伸
老婆心ながら、SILEのファイルを一旦ご確認されては如何でしょうか?

[/usr/local/share/sile/]に
[classes][core][languages][lua-libraries][packages]のフォルダーが作成されていますか?
もちろん[/usr/local/Cellar/sile]はインストール保存されている事と思います。


若松 久仁光 への返信

Re: SILE

- きた やま の投稿
前田様
若林様
この度は、私の質問にご回答いただき、ありがとうございました。
返信が遅くなりまして、まことにすみません。
頂きましたアドバイスを参考にし、今回SILEを実行することが出来ました。
前田様に教えていただいたURL
http://stackoverflow.com/questions/35249881/octave-fontconfig-error
での回答を確認したところ、XQuartz(X11)をインストールする必要がある話になっていたので、
https://www.xquartz.org
からXQuartz(X11)をダウンロードしてインストールしました。
すると、先のURLにある通り、
/opt/X11
とインストールされ、
/opt/X11/lib/X11/fontconfig
が出来あがりました。
brew install sileで、SILEをインストールしたときに出来あがった、
/usr/local/Cellar/fontconfig
とはまた別に、fontconfigがインストールされたのかなと思いながら、その次に先のURLを参考にして、~/.bashrcに、
export FONTCONFIG_PATH=/opt/X11/lib/X11/fontconfig
と書いて、とパスを通しました。
そこまでしてから、$ fc-listをしてみたら、たくさんのフォントが表示されました。
ここで、ご質問させていただいた、
\begin[papersize=a4]{document}
Hello SILE!
\end{document}
を前回と同じように実行したところ、無事、Hello SILE!と印字されたpdfが生成されました。
いろいろサンプルを試してみようと、
https://github.com/simoncozens/sile/releases
でsile-0.9.3.tar.bz2をダウンロード解凍し、それで出来たsile-0.9.3フォルダ内のexamplesおよびtestフォルダ内にあるサンプルのsile文書を実行しました。
アラビア文字なのでしょうか、非アルファベット文字のsile文書は、以前、若林様が書き込まれていた「豆腐文字」になりますが、アルファベットはちゃんとpdfが出来ましたし、日本語も、ヒラギノで問題なくpdfが生成されました。
ただ、もともとexamplesおよびtestフォルダ内に予め用意されていた、出力pdfとは、若干レイアウトが違っていたり、日本語は縦書きの出力pdfが見本としてあるのですが、実際に生成されたpdfは横書きでした。しかしこれも、ほかのtestフォルダにあった縦書きsile文書のソースを参考にして手直ししたら、禁則処理もされた綺麗な縦書きの日本語pdfを作ることが出来ました。(ルビは、崩れてしまいました。GitHubに公開されている最新のパッケージを使えば、あるいはこういった崩れは、修正されるのかもしれませんが)
今回無事に実行が出来た訳ですが、SILEのマニュアルを見ても、「fontconfigが機能するためにはSILEにはXQuartz(X11)のインストールが必要で、.bashrcにパスを通すように書き込むこと」という文言はないと思うので、今回、前田様のご教示されたURLを読むことがなかったら、とても私のような初心者では、SILEのインストールまでは出来ても、実行に成功することは叶わなかったと思います。
本当にありがとうございました。
ただ、XQuartzを使わなくても、実際にはSILEは実行可能なのか、気になります。
若林様は、XQuartzとそのパスを通さなくても、SILEを実行されているのなら、その違いは何なのか、と思うところです。
SILEはVersion 0.9.3が出たのは、2015年10月9日で、この10ヶ月は新しい正規のヴァージョンは出ていないですが、開発者のSimonさんと主に協力者のalerqueさんの開発は継続されていることがわかるので、今後の進展に期待したいです。聖書を多言語で組版するにはTEX以外の新しい組版システムが必要だという開発動機があったことと推察しますが、日本語の組版も開発されているのが素晴らしいと思いますし、対訳組版が大事な文芸関係の文章(詩など)を作りたい研究者には、非常に求められる組版システムなのではないでしょうか。
SILEによる文書作成の説明が、今のところマニュアルくらいしかなく、初心者の私には使いかたを知るのがそもそも困難なところがあるのですが、サンプルなどを参考にしながら、これから文書作成に使ってみたいと思っています。
前田様、若林様、今回はありがとうございました。

きた やま への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿
きたやま様

若松です。
前回のコメントでXQuartz を使用していない様な、誤解を生じたらしいので
訂正のコメントです。
XQuartz については、きたやま様の質問の内容に書かれていたのなら、小生の
見落としですので、「XQuatz」 有りと言う事で、ご理解ください。
日本語組版については、小生は「横書き」(フランス語・ドイツ語・英語)の
最大4ケ国語の併記しか考えていないので、いずれ縦書きについても調べて見ようとは思います。
きたやま様のご活躍をお祈りしております。若松久仁光拝

追記
SILE は最新のHEAD版を変更して使用することにしました。





若松 久仁光 への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿
きたやま様
前回のコメントで書き忘れた事を追記しておきます。

SILEは基本的に「MacOSX10.7.5」で使用しています。
OSX10.11.6でも同一の環境を試したくて、El Capitain SILE 0.9.3を
整備し[ classes > triglot.lua ]使用して3ケ国語ので使用をしています。


OSX10.7.5は (SILE --HEAD)です。


OSX10.7.5 SILE で遭遇したのは「brew」でのリンクをしばしば
「--force」で再リンク指定をした事です。以上 若松久仁光拝

追記
(OSX10.11.6 ではパスを通した記憶はございません。念のため)
若松 久仁光 への返信

Re: SILE

- 若松 久仁光 の投稿
TeX フォーラムの皆様、いかがお過ごしでしょうか?

SILEのバージョンが新たに「0.9.4」に成りました。
丁度、今ファイルをダウンロードしインストールを済ませたところです。
未だ、テスト走行はしていませんので、どの様にバージョンアップがされたのか
楽しみです。
先ずは、ご報告のみにて失礼。若松久仁光拝