角藤先生のご尽力により,
xindy が ptexindy コマンドにより,日本語索引生成に利用できるようになりました.
xindy自体は高機能ですが,日本語索引を生成するという範囲内において mendex と
比べたとき,どのような違い(メリット/デメリット)があるのでしょうか.
突飛な質問ですが,宜しくお願いします.以下は ptexindy を使ってみた例です.
%% foo.tex (utf-8)
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\documentclass{ujarticle}
\usepackage{makeidx}
\makeindex
\begin{document}
ああああああああああああああ
\index{くみはん@組版}
\index{くみはん@組版 ! くみはんこう@組版工}
\index{くみはん@組版 ! くみはんてくにっく@組版テクニック}
\index{めりっと@メリット}
\index{でめりっと@デメリット}
\index{merit}
\index{demerit}
\index{\verb+\latex+}
\index{\verb+"@"!+}
\printindex
\end{document}
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Usage:
(1) ptex2pdf -l -u foo.tex
(2) ptexindy foo.idx
(3) ptex2pdf -l -u foo.tex
結果は添付の通りです.
ptexindy で使っている,xindy 用の module は,全く
実験的なものです。つかいものにはならないと思います。
xindy はよく知らないのですが,
今の module では,'読み' の部分が一意的でなければ
いけないようなので,(よみはひらかな限定)
\index{ほんだ@本田}
\index{ほんだ@ホンダ}
の場合,一つは捨てられてしまいます。このようなとき,
mendex とのポータビリティを捨ててよければ
\index{ほんだ本田@本田}
\index{ほんだホンダ@ホンダ}
のように書いておけば,ゴミを混ぜたおかげで読みの
部分が一意的になり,ptexindy は処理してくれます。
実験的なものです。つかいものにはならないと思います。
xindy はよく知らないのですが,
今の module では,'読み' の部分が一意的でなければ
いけないようなので,(よみはひらかな限定)
\index{ほんだ@本田}
\index{ほんだ@ホンダ}
の場合,一つは捨てられてしまいます。このようなとき,
mendex とのポータビリティを捨ててよければ
\index{ほんだ本田@本田}
\index{ほんだホンダ@ホンダ}
のように書いておけば,ゴミを混ぜたおかげで読みの
部分が一意的になり,ptexindy は処理してくれます。