upLaTeX で otf パッケージの \propshape がうまくいかないようです。
\documentclass[uplatex]{jsarticle}
\usepackage[deluxe]{otf}
\begin{document}
ちょっとチェックしちゃった。
\propshape ちょっとチェックしちゃった。
\end{document}
! Font JT2/hmc/m/prp/10=upphiraminw3-v at 9.24683pt not loadable: Metric (TFM)
uplatex + otfパッケージ + deluxeオプション + \propshape を作成してみました。
upTeXのページ にてotfbeta v1.7b6のupLaTeX拡張 (Ver.0.14)として公開しました。
斎藤さんのplatexでの動作と同等になるよう意図しており、私が見た範囲では同等に動作しているように見えています。
しかし、私はヒラギノを持っていないので、本当の意味でのテストはできません。
テストにご協力いただけるとありがたいです。
また、以下の制限事項があります。
(1) 以下の文字はプロポーショナルではない。
〃〆 (JIS X 0208 (第一水準)に存在)
ヿゟゔゕゖㇰㇱㇲㇳㇴㇵㇶㇷㇸㇹㇺㇻㇼㇽㇾㇿヷヸヹヺ (JIS X 0213 (第三水準)追加文字)
glueテーブルの上限に引っかかってしまうため。
(2) 半角片仮名はサポートしていない。
これも、glueテーブルの上限に引っかかってしまうため。
お役にたてれば幸いです。
upTeXのページ にてotfbeta v1.7b6のupLaTeX拡張 (Ver.0.14)として公開しました。
斎藤さんのplatexでの動作と同等になるよう意図しており、私が見た範囲では同等に動作しているように見えています。
しかし、私はヒラギノを持っていないので、本当の意味でのテストはできません。
テストにご協力いただけるとありがたいです。
また、以下の制限事項があります。
(1) 以下の文字はプロポーショナルではない。
〃〆 (JIS X 0208 (第一水準)に存在)
ヿゟゔゕゖㇰㇱㇲㇳㇴㇵㇶㇷㇸㇹㇺㇻㇼㇽㇾㇿヷヸヹヺ (JIS X 0213 (第三水準)追加文字)
glueテーブルの上限に引っかかってしまうため。
(2) 半角片仮名はサポートしていない。
これも、glueテーブルの上限に引っかかってしまうため。
お役にたてれば幸いです。
早速のトライアルありがとうございます。
私の想定通りになっているようです。
upkanatest1.tex, upkanatest2.texは、斎藤さんのotfbetaの配布に含まれるpkanatest.texとpkanatest2.texを若干変更したものです。
platexとuplatexの両方でコンパイルできるようになっていて、uplatexのときに追加される文字のテスト(upkanatest1.texの後ろの方)を除いて、platexのときと同等になれば、まずは大丈夫であろうと思います。
linuxのようなMakefileが使える環境ならば、Makefileをご参照ください。もうすでにお使いと思いますが念のため。
OVP2OVF=wovp2ovf
は、確かにその方が標準的だと思いますので、後で差し替えます。
私の想定通りになっているようです。
upkanatest1.tex, upkanatest2.texは、斎藤さんのotfbetaの配布に含まれるpkanatest.texとpkanatest2.texを若干変更したものです。
platexとuplatexの両方でコンパイルできるようになっていて、uplatexのときに追加される文字のテスト(upkanatest1.texの後ろの方)を除いて、platexのときと同等になれば、まずは大丈夫であろうと思います。
linuxのようなMakefileが使える環境ならば、Makefileをご参照ください。もうすでにお使いと思いますが念のため。
OVP2OVF=wovp2ovf
は、確かにその方が標準的だと思いますので、後で差し替えます。
私のところでもエラーを確認しました。
otf.styを otfbeta-uptex-0.12付属のものまで戻すと make art がエラーなく終了します。
otf.styを otfbeta-uptex-0.13付属のものにすると make art が以下のエラーで落ちます。
! Too many }'s.
l.284 ^^I}
otf.sty に scale オプションを追加した際に何か失敗したかもしれませんが、まだ問題点を理解できていません。
> otf.sty における latex のコマンド
> \@ifundefined{a}{b}{c}
> が使ってあるところで
どうも、{c}相当部分の \if@enablejfam ... \fi で落ちるようです。
\@ifundefined{if@enablejfam}{%if disablejfam option is not available, do nothing.
}{%
\if@enablejfam%%% <<<=== ここが怪しい
\if@compatibility\else
\DeclareSymbolFont{mincho}{\otf@JYn}{hmc}{m}{n}
\DeclareSymbolFontAlphabet{\mathmc}{mincho}
\SetSymbolFont{mincho}{bold}{\otf@JYn}{hmc}{bx}{n}
\DeclareMathAlphabet{\mathgt}{\otf@JYn}{hgt}{m}{n}
\SetMathAlphabet{\mathgt}{bold}{\otf@JYn}{hgt}{bx}{n}
\jfam\symmincho
\fi
\fi%%%
}
otf.styを otfbeta-uptex-0.12付属のものまで戻すと make art がエラーなく終了します。
otf.styを otfbeta-uptex-0.13付属のものにすると make art が以下のエラーで落ちます。
! Too many }'s.
l.284 ^^I}
otf.sty に scale オプションを追加した際に何か失敗したかもしれませんが、まだ問題点を理解できていません。
> otf.sty における latex のコマンド
> \@ifundefined{a}{b}{c}
> が使ってあるところで
どうも、{c}相当部分の \if@enablejfam ... \fi で落ちるようです。
\@ifundefined{if@enablejfam}{%if disablejfam option is not available, do nothing.
}{%
\if@enablejfam%%% <<<=== ここが怪しい
\if@compatibility\else
\DeclareSymbolFont{mincho}{\otf@JYn}{hmc}{m}{n}
\DeclareSymbolFontAlphabet{\mathmc}{mincho}
\SetSymbolFont{mincho}{bold}{\otf@JYn}{hmc}{bx}{n}
\DeclareMathAlphabet{\mathgt}{\otf@JYn}{hgt}{m}{n}
\SetMathAlphabet{\mathgt}{bold}{\otf@JYn}{hgt}{bx}{n}
\jfam\symmincho
\fi
\fi%%%
}
以下の例と同じだと思います。
以下の場合,エラーになりますが,\kkkkktrue の場合はエラーになりません。
jarticle の場合は,\kkkkktrue でも \kkkkkfalse でもエラーになりません。
理由を教えてください。
%
% platex
%
\documentclass{article}
\newif\ifkkkkk
%\kkkkktrue
\makeatletter
\def\tttest{%
\ifkkkkk
\@ifundefined{if@enablejfam}{}{%
\if@enablejfam
\message{!!!}
\fi
}
\fi
}
\makeatother
\begin{document}
\tttest
\end{document}
以下の場合,エラーになりますが,\kkkkktrue の場合はエラーになりません。
jarticle の場合は,\kkkkktrue でも \kkkkkfalse でもエラーになりません。
理由を教えてください。
%
% platex
%
\documentclass{article}
\newif\ifkkkkk
%\kkkkktrue
\makeatletter
\def\tttest{%
\ifkkkkk
\@ifundefined{if@enablejfam}{}{%
\if@enablejfam
\message{!!!}
\fi
}
\fi
}
\makeatother
\begin{document}
\tttest
\end{document}
該当箇所は、otfbeta v1.7b5で修正されたものが、v1.7b6でv1.7b4以前の形に戻ってしまったようです。
otfbeta-uptexはそれに追従したため、こちらもv0.12→v0.13の際に元に戻ってしまいました。
もしotfbeta v1.7b5の修正でよければ、添付になると思います。
下記はotfbeta v1.6b6のreadme.txtから引用です。
【変更履歴】
v1.7b5-->v1.7b6(2013/11/17)
・scaleオプションの追加.[otf.sty]
(実装は,Z.R.さんのBXjsclsパッケージを参考にさせていただききました)
v1.7b4-->v1.7b5(2012/4/11)
・noreplaceオプション使用時で,\if@enablejfamが定義されていない場合,エラーとなる不具合を修正.Z.R.さんによる修正を取り込ませていただきました(上田さん,前田さん,山本さん,Z.R.さんあり
がとうございます).[otf.sty]
otfbeta-uptexはそれに追従したため、こちらもv0.12→v0.13の際に元に戻ってしまいました。
もしotfbeta v1.7b5の修正でよければ、添付になると思います。
下記はotfbeta v1.6b6のreadme.txtから引用です。
【変更履歴】
v1.7b5-->v1.7b6(2013/11/17)
・scaleオプションの追加.[otf.sty]
(実装は,Z.R.さんのBXjsclsパッケージを参考にさせていただききました)
v1.7b4-->v1.7b5(2012/4/11)
・noreplaceオプション使用時で,\if@enablejfamが定義されていない場合,エラーとなる不具合を修正.Z.R.さんによる修正を取り込ませていただきました(上田さん,前田さん,山本さん,Z.R.さんあり
がとうございます).[otf.sty]