local.conf はあってもなくても可です。最近はユーザのものを 上書きしないように、配布状態で local.conf.dist になっています kpsewhich --var-value=FONTCONDIG_PATH で表示されるディレクトリに fonts.conf があれば ok のはずです。 変数 FONTCONDIG_PATH の値が変更されていると、そこに fonts.conf が無い場合、エラーになります。 kpsewhich --progname=fonts --format=othertext fonts.conf として見つかるものが、配布物です。
教えて頂いた方法の結果は次の通りです．
(1)
C:\Desktop> kpsewhich --var-value=FONTCONFIG_PATH
c:/w32tex/share/texmf/fonts/conf
※ texmf と表示されてますが，これはなく， texmf-dist と思いますが．
web2c/texmf.cnf をみると
TEXMFMAIN = $TEXMFROOT/texmf-dist
FONTCONFIG_FILE = fonts.conf
FONTCONFIG_PATH = $TEXMFMAIN/fonts/conf
FC_CACHEDIR = $TEXMFMAIN/fonts/cache
となっています．
(2)
C:\Desktop> kpsewhich --progname=fonts --format=othertext fonts.conf
c:/w32tex/share/texmf-dist/fonts/conf/fonts.conf
※ この位置に fonts.conf は存在します．
参考までに自分のシステムでは
C:\w32tex\share\texmf-dist\fonts\conf
conf.d
fonts.conf
fonts.dtd
local.cond.dist
が存在しています．
(1) だめ C:\Desktop> kpsewhich --var-value=FONTCONFIG_PATH c:/w32tex/share/texmf/fonts/conf (2) 正しい web2c/texmf.cnf をみると TEXMFMAIN = $TEXMFROOT/texmf-dist FONTCONFIG_PATH = $TEXMFMAIN/fonts/conf これは明らかに FONTCONFIG_PATH が環境変数か、或いは 優先する texmf.cnf によって FONTCONFIG_PATH=c:/w32tex/share/texmf/fonts/conf に設定されていることを意味しています。環境変数で定義すると、 texmf.cnf より環境変数のほうが優先されます。 自分で変更した覚えが無くても、何かのインストールの際に 自動設定される場合があるかもしれませんから注意が必要です。