質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。

改ページの前のページで段落の間に生じる空白行を避けたい

- ueki ichiro の投稿

Windows11の富士通ノートパソコンにTEX23年版をのせて論文をかいています。下記のプリアンブルで文中にスクリーンショット「欧文テキスト」のように\pagebreakを入れると、その前のページでスクリーンショット「欧文タイプセット」のように各段落の間に数行の空白行が生じます。これを避ける方法を教えてください。なおプリアンブルの{article}を{jsarticle}とすると空白行は生じませんが、それでは困ることがあるので{article}は変えられません。ドラッグ、ドロップのやり方を間違えましたが直し方が分かりません。判読していただければ幸いです。「高度」のところにもドロップしましたが拡大する方法が分かりません。

   植木

\documentclass[12pt,fleqn,b5paper,twoside]{article}

\setlength{\textwidth}{33zw}

\setlength{\oddsidemargin}{1cm}

\setlength{\evensidemargin}{-1cm}

\setlength{\topmargin}{-2cm}

\setlength{\textheight}{21.5cm}

\usepackage{amsmath}

\setcounter{page}{67}

\begin{document}

%E6%AC%A7%E6%96%87%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%20%281%29.png%E6%AC%A7%E6%96%87%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%88%20%282%29.png%E6%AC%A7%E6%96%87%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%88.png

%E6%AC%A7%E6%96%87%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88.png%E6%AC%A7%E6%96%87%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%88%20%281%29.png

添付 欧文タイプセット.png
添付 欧文テキスト.png

コンパイルしようとするとエラーが出ます

- 納税 ふるさと の投稿

tex初心者です。macOS Sequoia 15.1にMacTex 2024をインストールしました。そこからファイルを制作しタイプセットを押すと

/Applications/TeXLive/Library/texlive/2016/bin/x86_64-darwin/ptex2pdf が見つかりません。TeXShop は TeX のフロントエンドに過ぎず、別途 TeX 本体のインストールが必要です。TeX 本体がインストールされていないか、システムのアップグレードの際に削除された可能性があります。もしそうなら、TeX Wiki https://texwiki.texjp.org/?Mac の記述を参照して、https://tug.org/mactex/ から MacTeX / BasicTeX をインストールするなどの対応をとってください。

というエラー表示が出ます。何度か再インストールをしてみたのですがずっとこの表示が出ます。どのようにすれば良いのか教えていただきたいです。よろしくお願いします。

ページ表示

- Takashi threewells の投稿

初めまして。

LaTeX のページの表示で、1, 2, 3,… ではなくて、全体のページ数を N とすると 1/N, 2/N, 3/N,…, N/N と表示させたいのですが、どのようにすれば良いでしょうか?

どうぞよろしくお願いいたします。

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Texlive2024の環境を2024年10月以前の状態に戻す方法は?

- 若松 久仁光 の投稿
「日本語Lua(La)TeXのソースがコンパイルできなくなった」 2024年10月16日付の書込みを昨日読みました。 動作中の環境はMac OS Ventura 13.7.1 Apple M1 Max texlive 2024は(2024年04月07日導入。10月19日に属性が変更されています) 暫くLaTeX関連のファイルから遠ざかっていましたが、 念の為小生のMac環境でも発生していないか確認しました。 結果は、2024年10月08日迄コンパイル出来ていたtexファイルがエラーを出されました。 少し設定が異なるluaLaTeX用ファイル、 Spacemacs(Emacs28.2)「\documentclass{ltjsarticle}」、 BBEdit(15.1.2)「\documentclass[pdflatex,ja=standard]{bxjsarticle}」 でのコンパイルを実施していた物に1行2024年11月10日追記を実施」 当面のエラー回避の為、Mac TeX Live Utility.appでTexlive2023に環境を戻した所、 以前の様に問題が起きる事も無くコンパイル成立しています。 扨、此処からがお願いです。 Mac TeX Live Utility.appでバックアップを使用しての実施が 唯一の方法と読んだ記憶が有りますが、(幸いにも?) 一度も実行した事が有りません。 Texlive2024の環境2024年10月以前の状態に戻す為の手順を 御教授頂ければ幸甚です。若松久仁光拝

fleqnオプションとamsmath,cleverefについて

- たか ま の投稿

お世話になっています。

現在fleqnオプション下でamsmath,cleverefを利用しているのですが,別行立て数式中で\labelを利用した場合,ラベルの位置が少しずれてしまいます。

\documentclass[fleqn]{article}%
\usepackage{amsmath}%
\usepackage{cleveref}%
 
\begin{document}%
\begin{equation}%
a=b%
\end{equation}%
\begin{equation}\label{hoge}%
b=c%
\end{equation}%
\end{document}
 
コンパイルはTeXLive2024のLuaHBTeX1.18.0を使っています。
fleqnオプション,amsmath,cleverefをどれか一つでも外すと正常になるようです。
どなたかお力添え願えればと思います。

山形大学の TeX Live ミラーサイトを使って tlmgr を実行するとエラーが生じる

- ya ra の投稿

TeX Wiki の TeX Live のページ によると、7 つのミラーサイトが紹介されています。

この内、山形大学のミラーサイトを指定した状態で tlmgr を実行するとエラーが生じます。

環境

  • Windows 11
  • tlmgr および TeX Live

    tlmgr revision 71331 (2024-05-24 09:30:36 +0200)
    tlmgr using installation: D:/texlive/2024
    TeX Live (https://tug.org/texlive) version 2024
    

検証

検証として、7 つそれぞれのミラーサイトで以下のようにコレクション情報を照会するコマンドを実行してみました。

  • JAIST 北陸先端科学技術大学院大学 (石川県能美市)

    tlmgr info collections --repository https://ftp.jaist.ac.jp/pub/CTAN/systems/texlive/tlnet/
    
  • 山形大学 工学部/大学院理工学研究科/大学院有機材料システム研究科 (山形県米沢市)

    tlmgr info collections --repository https://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/CTAN/systems/texlive/tlnet/
    
  • KDDI総合研究所 (埼玉県ふじみ野市)

    tlmgr info collections --repository https://ftp.ne.jp/pub/ctan/systems/texlive/tlnet/
    
  • 理化学研究所 (埼玉県和光市)

    tlmgr info collections --repository https://ftp.riken.jp/CTAN/systems/texlive/tlnet/
    
  • jp.mirrors.cicku.me

    tlmgr info collections --repository https://jp.mirrors.cicku.me/ctan/systems/texlive/tlnet/
    
  • CTAN ミラー

    tlmgr info collections --repository https://mirror.ctan.org/systems/texlive/tlnet/
    
  • 日本語 TeX 開発コミュニティ

    tlmgr info collections --repository https://texlive.texjp.org/current/tlnet/
    

結果

山形大学のミラーサイトを指定したときのみ、以下のような実行結果が返ってきました。(ユーザー名は ASCII のみですが ■■■ に変えています)

$ tlmgr info collections --repository https://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/CTAN/systems/texlive/tlnet/
Locale 'Japanese_Japan.932' is unsupported, and may crash the interpreter.

D:\texlive\2024\texmf-dist\scripts\texlive\tlmgr.pl: checksum error when downloading C:\Users\■■■\AppData\Local\Temp\b36IA6hCn9\R7CD4Uzbxj from https://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/CTAN/systems/texlive/tlnet//tlpkg/texlive.tlpdb: digest disagree

これ以外のミラーサイトでは、期待通りコレクションのリストが表示されました。

知りたいこと

他のミラーサイトが使えることを踏まえると、私の使っている tlmgr に原因があるように思えないのですが、これを見た皆様の環境では再現されますでしょうか。

また、もしも私の tlmgr が悪いと考えられる場合は、解決方法を教えてください。


現状ではミラーサイトを山形大学とは異なるところに変更しているので問題ありませんが、山形大学側に問題がある場合は何かしらのアクションが必要なのでは?と思っています。

jlreq で hyperref の \nameref を使いたい

- M N の投稿

hyperref パッケージ(というかその中での nameref )を使って、節の名前を \nameref で参照したいと思っています。 しかしドキュメントクラスによっては、節の名前の参照が空白になってしまいます。

  • ltjsarticle: 英文字は使える。名前に日本語が入っていても使える
  • bxjsarticle: 英文字は使える。名前に日本語が入っていても使える
  • jlreq: 英文字だけでも日本語が入っていても、参照は空白になる
  • article: 英文字は使える。しかしそもそも全般的に日本語はだめ

lualatex で、jlreq クラスで使用したいと思っているのですが、解決方法はあるでしょうか。

% \documentclass{ltjsarticle}                       % 英字はよし。日本語もよし
% \documentclass[lualatex,ja=standard]{bxjsarticle} % 英字はよし。日本語もよし
\documentclass[article]{jlreq}                      % 英字もだめ。日本語もだめ
% \documentclass{article}                           % 英字はよし。日本語はそもそも全体的にだめ

% \usepackage{hyperref}
\usepackage[luatex]{hyperref}

\begin{document}
\section{test1}
\label{sec:test1}

節の名前を参照しています。 \ref{sec:test2} の「\nameref{sec:test2}」と \ref{sec:test3} の「\nameref{sec:test3}」です。

節の名前を参照しています。 \ref{sec:日本語のラベル} の「\nameref{sec:日本語のラベル}」です。

\section{test2 は日本語を含む節の名前}
\label{sec:test2}

\section{test3}
\label{sec:test3}

節の名前を参照しています。 \ref{sec:test1} の「\nameref{sec:test1}」と \ref{sec:test2} の「\nameref{sec:test2}」です。

\section{test4}
\label{sec:日本語のラベル}

\end{document}

Undefined control sequence のときの挙動

- でび まる の投稿

でびまる といいます。ひょっとすると既知かも分らないですが。

コマンドをミスタイプしてしまったファイルを LaTeX でコンパイルするとエラーで止まりますが、"I+正しいスペル" で復旧できます。ところが以下の様に AMS の gather (あるいは align でも)の中だと2回"I+正しいスペル"を入力しないと復旧できない様です。これは想定されてる挙動でしょうか。

例:

\documentclass[12pt]{article}
\usepackage{amsmath}

\begin{document}
\begin{gather}
  abc\qud d
\end{gather}

\end{document}

これに対するメッセージが

! Undefined control sequence.
<argument>  abc\qud 
                    d 
l.7 \end{gather}
                
? I\quad
! Undefined control sequence.
<argument>  abc\qud 
                    d 
l.7 \end{gather}
                
? I\quad
[1] 

の様になります。良く知られてたら申し訳ないのですがご教示いただければ幸いです。

secnumdepth というカウンタがありました

- ut の投稿
以前、以下のようなご質問がありました:

 章立ての無い文集の目次を作りたい
 2024年 07月 16日(火曜日) 18:09 - ueki ichiro の投稿
 https://okumuralab.org/tex/mod/forum/discuss.php?d=3797

 目次を編集したい
 2024年 10月 8日(火曜日) 00:15 - ko yuki の投稿
 https://okumuralab.org/tex/mod/forum/discuss.php?d=3843

ご質問の当時にご回答出来ればよかったのですが、今ごろ思い出し
ての、タイミングをはずした書き込みになってしまいましたので、
新たなトピックとさせていただきます(すみません)。

見出しの番号を出すレベルを調整する secnumdepth というカウンタ
があることを思い出しました。この値を変更すると、見出しの番号を
どのレベルまで出すかをコントロール出来ます:

(1)book 系のクラスファイルで chapter 以下の番号を抑制する例

\documentclass{jsbook}

% jsbook.cls default:
% \setcounter{secnumdepth}{2}

% changed:
\setcounter{secnumdepth}{-1}

\begin{document}

\tableofcontents

\chapter{TOTO}
\section{foo}
\section{bar}

\chapter{TETE}
\section{baz}
\section{qux}

\end{document}

(2)article 系のクラスファイルで section 以下の番号を抑制する例

\documentclass{jsarticle}

% jsarticle.cls default:
% \setcounter{secnumdepth}{3}

% changed:
\setcounter{secnumdepth}{0}

\begin{document}

\tableofcontents

\section{foo}
\section{bar}
\section{baz}

\end{document}


【参考】TLC 2nd, p. 23/ TLC 3rd, p. 32

Table 2.1: LaTeX's standard sectioning commands

\part (in book and report): level -1
\part (in article): level 0

\chapter (only book and report): level 0

\section: level 1
\subsection: level 2
\subsubsection: level 3

\paragraph: level 4
\subparagraph: level 5


【参考】TLC 2nd, p. 24/ TLC 3rd, p. 34

2.2.1. Numbering headings

Numbering no headings
.....
For example, some documents have none of their headings numbered.
Instead of always using the starred form of the sectioning commands,
it is more convenient to set the counter |secnumdepth| to |-2| in
the document preamble.
.....

tcolorbox + run pdflatex でサブディレクトリーにあるファイルを使いたい

- tori tori の投稿

本投稿の最後に付けたファイルを以下のようなディレクトリー構成で保存したうえでコンパイル(pdflatex -shell-escape testtcb.tex)とするとエラーがでてコンパイルできないのですが、良い解決方法はあるでしょうか?

具体的には内部的に呼ばれるa/b/toBeIncluded.texのコンパイル結果が./toBeIncluded.pdfとして保存されるのですが、\mylistingでは./a/b/toBeIncluded.pdfを読み込もうとするので、

./testtcb.tex:26: Package tcolorbox Error: PDF file `a/b/toBeIncluded.pdf' not found.

とエラーになります。./toBeIncluded.pdf自体は問題なく生成されています。

  • ディレクトリー構成、a/b/*.texのファイル名、a/b/*.texの内容は変えずに解決できる方法でお願いします
  • pdflatexでの解決が望ましいですが、lualatexでも良いです
  • 本文、ファイル名ともに日本語は使わない前提でOKです
  • 必須ではないですがtoBeIncluded.pdf の場所はできればa/b/の中が望ましいです

よろしくお願いいたします。


% testtcb.tex
%
% Compile: pdflatex -shell-escape testtcb.tex

\documentclass{article}

\usepackage[utf8]{inputenc}
\usepackage[T1]{fontenc}
\usepackage{lmodern}
\usepackage[most]{tcolorbox}

\newtcbinputlisting{\mylisting}[2][]{%
listing file={#2},
title=\texttt{#2},
colback=red!5!white,colframe=red!75!black,fonttitle=\bfseries,
listing and comment,
pdf comment,
freeze pdf,
run pdflatex,
breakable,
#1}

\begin{document}
\mylisting{a/b/toBeIncluded.tex}
\end{document}

% a/b/toBeIncluded.tex
\documentclass{standalone}

\begin{document}
Hello World!
\end{document}