質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。

Improper alphabetic constant. がでない?

- hak7a3 の投稿
はじめまして.初の投稿となります.

次のコードを W32TeX(2012/2/4付近のもの)のなかの pTeX で実行すると,通ってしまいました.

/* --- コード --- */

\newcount\foo
\foo`\A
\showthe\foo % 65
\foo`\AA % !?
\showthe\foo
\bye

/* --- 出力 ---*/

$ eptex test.tex
This is e-pTeX, Version 3.1415926-p3.2-110825-2.3 (sjis) (TeX Live 2012/dev/W32TeX)
restricted \write18 enabled.
entering extended mode
(./test.tex
> 65.
l.3 \showthe\foo
% 65
?
> 452.
l.5 \showthe\foo

?
)
No pages of output.
Transcript written on test.log.



この場合,Improper alphabetic or KANJI constant. が出るべきだと思うのですが,どうでしょうか?

ちなみに etex ではエラーになりました.一応,出力をつけておきます.

/* --- 出力@etex ---*/
$ etex test.tex
This is pdfTeX, Version 3.1415926-2.3-1.40.12 (TeX Live 2012/dev/W32TeX)
restricted \write18 enabled.
entering extended mode
(./test.tex
> 65.
l.3 \showthe\foo
% 65
?
! Improper alphabetic constant.

\AA
l.4 \foo`\AA
% !?
?
> 48.
l.5 \showthe\foo

?
[1] )
Output written on test.dvi (1 page, 220 bytes).
Transcript written on test.log.

** WARNING ** CMap has higher supplement number than CIDFont..が出た

- 浮亭 夢介 の投稿

ConTeXt(エンジン: euptex)のソースをコンパイルしたところ,

** WARNING ** CMap has higher supplement number than CIDFont: Ryumin-Light
** WARNING ** Some chracters may not be displayed or printed.

が出ます.生成されたPDFは正常表示されているようです.

何か設定ファイルが不十分なのでしょうか.[by W32TeX,Windows7]

Itemize環境で5以上の深さ(階層)で使いたい

- a a の投稿
始めまして。初めての投稿となります。
Itemize環境で5以上の深さの階層構造を作りたいのですが,皆さんが御存知の通り,4階層までしか出来ません。下の様に記述すれば,エラーが起きるわけですね。
\begin{itemize}
\item 1
\begin{itemize}
\item 2
\begin{itemize}
\item 3
\begin{itemize}
\item 4
\begin{itemize}
\item 5
\end{itemize}
\end{itemize}
\end{itemize}
\end{itemize}
\end{itemize}

なのでどのようにすれば,5階層以上を実現出来るのか,教えて頂きたく思います。希望としましては,ごく普通に皆さんが想像するであろう階層的文章表現を(多めに見て)10階層位実現出来ればいいなぁと思っております。
Itemize環境に拘らない何か別のアイデアによって階層構造を実現出来るかも知れません。マクロを用いて(?)または,TeX・LaTeX2εのソースを弄る事で実現する方法も在るかも知れません。どのような方法であれ,実現出来ればそれで構わないと思っております。宜しくお願いします。
参考と致しまして,LaTeX2εで作ったpdfを添付させて頂きます。こちらに,現在私が取り組んでいる数学の証明の一部が記述されています。これから,私がやろうとしている事を理解して頂ければ幸いです。


yatex 1.76で日本語モードが勝手に解除される

- しお しお の投稿
Windows 7 のMeadow 2.10 で yatex 1.76を使っているときですが,
日本語入力(ATOK)をしていて,
語尾に句点または句読点を最後に打って変換のためにエンターキーを押すと
日本語モードが勝手に解除されます.
これを止めるようにするにはどのように修正すれば良いか,
ご存じの方,教えて頂けないでしょうか?

TeX Wiki にも類似の不具合があるとの記述がありましたが,
同じ原因によるものでしょうか?

美文書5版ppcMacインストールでjarticleが使えない

- 天羽 優子 の投稿
院生のパソコンに、美文書5版の付属ディスクからインストールを試みて詰まりました。
powerPCでOSは10.5.8という、少し古い環境です。

texliveとbibunsyoを/usr/localの下に展開。
TeXShopをインストール。
内部設定のパスを、美文書p.349のラスト2行の通りに古いPPC Macの設定に。
詳細の設定も本の通りにやりました。設定を変えたので、TeXShopを一旦終了しました。
念のため、p2009/bin/powerpc-apple-darwin8.11.0のところにあるmktexlsrを実行してls-Rファイルも更新。

その後、
\documentclass[12pt, a4paper]{jarticle}
で始まる文書をTeXShopからタイプセットすると、jarticle.clsがnot foundだというメッセージが出ます。
まさかと思って確認したのですが、/usr/local/texlive/p2009/texmf/ls-Rに、jarticle.clsが書かれています。
jarticleをarticleに書き換えてタイプセットすると、documentclassの部分は通過するようですが、そのかわり、\begin{document}が無い、というメッセージが出て止まります。

p2009ではなく2009の方でもやってみましたが結果は同じでした。

同じファイルを、美文書5版のi386の方で使っている私の環境(Intel、OS10.6.8)でタイプセットすると何の問題もなくタイプセットできます。


次に、
¥documentclass[12pt]{article}
¥begin{document}

¥title{test}
¥author{test}
¥date{test}
¥maketitle

これはテストです。

¥end{document}

だけの小さなファイルをTeXShopで作ってそのままその院生の環境でタイプセットすると、testが3つ出力されますが、日本語の「これはテストです。」が出ません。

難しいインストールでもない筈なのにどうしてこんなことになるのかわからず、困っています。他のパソコンに美文書5版の付録から入れた時は何の問題も起きていないのに……。何からチェックしたらいいのか見当がつきません。どうしたらいいのでしょうか。

文章の右端が不揃いで出力される問題について

- クルエラ sakura の投稿
TeXファイルの雛形を用いてPDFを作成しているのですが
本文の左端は揃うものの、右端が不揃いになって出力されてしまいます。

レイアウト出力のコマンドや数値を改変してみたのですが、問題が解決されないので困っています。
何かよい解決策はありませんでしょうか。

以下TeXソースコード(添付ファイルに出力されたPDFを添付致します)

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

%%%%%%%%% 学会講演概要用 Format Ver.5.0 for LaTeX %%%%

%%%%%%%%% created by JE9EBX Jan.11,1997 %%%%

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

%

%Lasershot(Canon B406 G)で打ち出すときは、

%手ざしトレイをA4に合わせて用紙を裏返して

%文頭が右に来るようにして左はじにおいて下さい。

%本番の前に練習モードで文章が枠内におさまっている事を確認して下さい。

%全体的に印字がずれる場合があるので、事前に必ずテストをして下さい。

%全体的にずれた場合は、以下のoffset値を変えてみて下さい。

%(単位は cm です。)

%

%左右:\xoffset の値を増やすと左に、減らすと右に動きます。

%上下:\yoffset の値を増やすと下に、減らすと上に動きます。

%

\newcommand{\xoffset}{-1.0}

\newcommand{\yoffset}{0.0}

%

\newif\if本番 \本番false

%

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% 本番/練習 mode %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

%

% default では練習モードになっていて、preview もしくは印刷すると、

% 枠が出ます。この枠からはみ出さないように文章を入れてください。

% 実際に用紙に印刷するときは、必ず本番モードにして下さい。

% ^^^^^^^^^^^^^^

% LaTeX にかけると

%

% +----------------------+

% |本番ですか? (y/n) |

% | |

% |\本番= |

% +----------------------+

%

% と聞いてくるので、本番の時は必ず y[RET] とタイプして下さい。

%

%

\typein[\本番]{本番ですか? (y/n)}

\if\本番 y \本番true\fi

%

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

%

\documentclass[a4j,12pt]{jarticle}

\newlength{\simeispace}

\newlength{\esimeispace}

\newlength{\shozokuskip}

\newlength{\eshozokuskip}

\newlength{\kskip}

\pagestyle{empty}

%

\newcommand{\概要}[8]{</p><p style="margin-top:0px;margin-bottom:0px;margin-left:0px;margin-right:0px;text-indent:0px;">\put(0,24.28){\makebox(2.95,1.1){#1}}

\put(4.3,25.0){\parbox[t]{12.85cm}{</p><p style="margin-top:0px;margin-bottom:0px;margin-left:0px;margin-right:0px;text-indent:0px;">\setlength{\baselineskip}{.59cm}

#2}}

%\put(0.03,23.8){\makebox(16.8,23.8)[t]{</p><p style="margin-top:0px;margin-bottom:0px;margin-left:0px;margin-right:0px;text-indent:0px;">\put(0.03,23.8){</p><p style="margin-top:0px;margin-bottom:0px;margin-left:0px;margin-right:0px;text-indent:0px;">%\makebox(16.8,24.15)[t]{</p><p style="margin-top:0px;margin-bottom:0px;margin-left:0px;margin-right:0px;text-indent:0px;">\parbox[t]{16.7cm}{</p><p style="margin-top:0px;margin-bottom:0px;margin-left:0px;margin-right:0px;text-indent:0px;">\setlength{\baselineskip}{.59cm}

\hspace*{\shozokuskip}\mbox{\Shortstack{#3}}\hspace{\simeispace}

\mbox{\Shortstack{#4}}\\

\hspace*{1.7cm}\mbox{\Shortstack{#5}}\\

\hspace*{\eshozokuskip}\mbox{\Shortstack{#6}}\hspace{\esimeispace}

\mbox{\Shortstack{#7}}\\

\null\\

\kanjiskip=\kskip

\autospacing

\rightskip=0pt plus0.5cm

\setlength{\parindent}{.5cm}

#8}}}

%}

%

\setlength{\unitlength}{1cm}

\setlength{\textwidth}{17.5cm}

\setlength{\textheight}{26.0cm}

\setlength{\oddsidemargin}{-2.0cm}

\setlength{\topmargin}{-2.0cm}

%

\def\Shortstack#1{</p><p style="margin-top:0px;margin-bottom:0px;margin-left:0px;margin-right:0px;text-indent:0px;">\hspace{-.3cm}\begin{tabular}[t]{l}#1\end{tabular}\hspace{-.3cm}

}

\newcounter{szk}

\renewcommand{\theszk}{\Alph{szk}}

\newcommand{\szkmark}[1]{</p><p style="margin-top:0px;margin-bottom:0px;margin-left:0px;margin-right:0px;text-indent:0px;">$^{\setcounter{szk}{#1} \rm \theszk}$}

%%

\newcommand{\tdnmark}{$^{\rm o}$}

%%

%

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% rayout parameter %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

%

% 以下の数字を変えることによってレイアウトを変えることができます。

% 練習モードで確かめながら調節して下さい。

%

\setlength{\shozokuskip}{1.6cm} % 左はじから``所属''までの space

\setlength{\simeispace}{.1cm} % ``所属''から``氏名''までの space

\setlength{\eshozokuskip}{1.6cm} % 左はじから``英文所属''までの space

\setlength{\esimeispace}{.2cm} % ``英文所属''から``英文氏名''までの space

% For ASCII TeX

\setlength{\kskip}{.1cm} % 本文の全角文字間の space (いいかげんです)

% 一応 1 行 33 文字に合わせるために

% 設定しましたが、気にする必要はないで

% しょう。どっちみち半角には効かないし。

%

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

%

\begin{document}

%

\begin{picture}(16.9,25.4)(\xoffset,\yoffset)

%\put(0,0){L}

%

%以下を適当に変えて使って下さい。

%

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% 本文 %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

\概要

%

%講演番号......改行はできません。必要ないと思うけど。

%

{30pUSO-800}

%

%題目..........改行できます。

%

{ \LaTeX マクロについて}

%

%所属 .... \szkmark{1} で ``A'' が肩につきます。\\ で改行可。

% (空行では改行できません。)

% ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

{金沢大 理\szkmark{1}、自然\szkmark{2} 七尾短大 経営情報\szkmark{3}}

%

%氏名 .... \tdnmark で ``o'' が肩につきます。\\ で改行可。

%

{青木健一\szkmark{1}、鈴木忠雄\szkmark{2}、

\tdnmark 山岸芳夫\szkmark{3}}

%

%英文題目.........\\ で改行可。

%

{Japan Physical Society Abstruct \LaTeX~ Macro}

%

%英文所属...........\\ で改行可。

%

{Kanazawa Univ. , Nanao J. Col.}

%

%ローマ字氏名...........\\ で改行可。

%

{Ken-ichi Aoki, Tadao Suzuki, Yoshio Yamagishi}

%

%本文.........空行でも改行できます。

%

{</p><p style="margin-top:0px;margin-bottom:0px;margin-left:0px;margin-right:0px;text-indent:0px;">今回は講演概要の形式が大幅に変わったのでかなり大部分を変更いたしました。</p><p style="margin-top:0px;margin-bottom:0px;margin-left:0px;margin-right:0px;text-indent:0px;">とりあえず大枠から左右の向きにはみ出さないように気をつけました。</p><p style="margin-top:0px;margin-bottom:0px;margin-left:0px;margin-right:0px;text-indent:0px;">もちろん数式も</p><p style="margin-top:0px;margin-bottom:0px;margin-left:0px;margin-right:0px;text-indent:0px;">$$K=-\log Y-\sum_i \log (T^i+\bar T^i)</p><p style="margin-top:0px;margin-bottom:0px;margin-left:0px;margin-right:0px;text-indent:0px;">+\prod_i (T^i+\bar T^i)^{n^i_I}Q^I{\bar Q}^{\bar I},

$$

$$ Y=S+\bar S-\sum_i{\delta^i_{GS}\over 8\pi^2}\log(T^i+\bar T^i),

$$

$$

G=K+M^2\log(|W|^2/M^6)

$$

てな具合に入るし、絵も

\begin{picture}(15,5)

\put(5,2.5){\circle{1}}

\put(5,2.5){\circle*{.5}}

%

\put(7,2.5){\circle{1}}

\put(7,2.5){\circle*{.5}}

%

\put(6,1){\oval(1,1)[b]}

\end{picture}

てな具合に描けます。

ただし、{\tt $\backslash$table }環境や{\tt $\backslash$figure }環境、

{\tt $\backslash$verbatim }環境などは使えません。

(日本国憲法引用)

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

}

%

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

%

%

\if本番

\else

\put(0,0){\framebox(17.0,25.4){\null}}

\put(0.07,0.15){\framebox(16.86,21.75){\null}}

\put(1.65,22.49){\framebox(6.95,0.5){\null}}

\put(10.27,22.49){\framebox(6.73,0.5){\null}}

\put(1.65,23.08){\framebox(15.35,0.5){\null}}

\put(1.65,23.68){\framebox(6.98,0.5){\null}}

\put(9.47,23.68){\framebox(7.53,0.5){\null}}

\put(0.0,24.28){\framebox(2.95,1.1){\null}}

\put(4.13,24.28){\framebox(12.87,0.5){\null}}

\put(4.13,24.87){\framebox(12.87,0.5){\null}}

\fi

%

\end{picture}

\end{document}

Ruby 1.8.7 で convbkmk.rb を使用した場合に正常な PS ファイルが出力できない場合がある

- 匿 名 の投稿
Linux の TeX Live 2011 + tlptexlive で 以下のような LaTeX 文書を作成して convbkmk.rb で処理をしようとしました.
Ruby のバージョンは 1.8.7 です.

--------
test.tex
--------

\ifx\kanjiskip\undefined\else
  \ifx\ucs\undefined
    \documentclass{jsarticle}
  \else
    \documentclass[uplatex]{jsarticle}
  \fi
\fi
\usepackage[dvips]{hyperref}
\begin{document}
\section{テスト}
abc
\end{document}

$ platex test.tex
$ platex.test.tex
$ dvips -Ppdf -z -f test.dvi | convbkmk -e > test.ps

または

$ uplatex test.tex
$ uplatex test.tex
$ dvips -Ppdf -z -f test.dvi | convbkmk -u > test.ps

で処理をすると

convbkmk:213:in `check_parentheses_balance': encoding is not consistent (RuntimeError)

という RuntimeError の例外が発生し正常な PS ファイルが出力されませんでした.

platex の場合は -g オプションを指定すれば処理が可能でした.
uplatex の場合は -g オプションを指定すると

convbkmk:319:in `file_treatment': did not succeed in guess encoding! (RuntimeError)

という RuntimeError の例外が発生し正常な PS ファイルが出力されませんでした.

この ps ファイルを ps2pdf で処理しようとすると

GPL Ghostscript 9.05: Unrecoverable error, exit code 1

となり正常な PDF ファイルが作成できません.

convbkmk.rb の 213 行目に

raise 'encoding is not consistent'

という行があり,この行を

#raise 'encoding is not consistent'

のようにコメントアウトすることで platex では -e または -g オプション,uplatex では -u オプションを指定することで
ps2pdf でエラーにならずに目次が文字化けしていない PDF ファイルができました.

write18の使い方

- 匿 名 の投稿
\write18の出力結果を直接.tex文書に取り込む方法はあるのでしょうか?いまは
\write18{ls>tmp}
\input{temp}
のような状態で,間接的に取り込んでいます。
上記の例だと直接か間接かであまり差はないのですが,例えばリースの残高の計算結果を
「西暦2012年6月分支払い後、残38回380,000円」みたいにしたいとき
(要するにタイプセットする時に自動計算する)

西暦%
\write18{date +%Y}%
年%
\write18{date +%m}%
月分支払い後、残%
\write18{ワンライナーコマンド1}%
回%
\write18{ワンライナーコマンド2}%


のようなイメージでできると、簡明直截かなと思っています。

algorithm中の文字の大きさの変更

- 青山 優貴 の投稿

\usepackage{algorithm}
\usepackage{algorithmic}
を読み込んで作業しています。

\begin{algorithm}
\caption{あいうえお}
\begin{algorithmic}
かきくけこ
さしすせそ
\end{algorithmic}
\end{algorithm}

とした場合,そのままだと\captionを含めた全体の文字が
\normalsizeになりますが,これを一括して\smallに変更するためには,
algorithm.sty,もしくはfloat.styの,どこに\smallを入れたら
良いのでしょうか。

ご存じの方,ご教授願います。

bxjsarticleと英語文献の書式

- taipapa の投稿
お世話になります.
最近は,Emacsのorg-modeで論文を書き,そこからコマンド一発で(latexを介して)pdfを出力することが多いのですが,英語文献の書式で問題が発生しましたのでこちらにお聞きすることにしました.
 使用しているのは,MacBook Pro, OSX 10.6.8, texlive 2011, xelatexです.文献用には,bibtex, reftexを使っております.
 documentclassをarticleにして英語で書く時は問題ありません.しかし,documentclassをbxjsarticle (http://zrbabbler.sp.land.to/bxjscls.htmlから頂きました)を使って日本語で書くとpdfの出力から文献の著者名のスペースが消えます.具体的には,以下の通りです.

 英語,articleでうまくいくとき
King A, Serena J, Bornstein NM, Markus HS, ACES Investigators. Does
impaired cerebrovascular reactivity predict stroke risk in asymptomatic
carotid stenosis? a prospective substudy of the asymptomatic carotid
emboli study Stroke. 2011;42:1550–5

 日本語,bxjsarticleでやるとこうなります.
KingA, SerenaJ, BornsteinNM, MarkusHS, ACESInvestigators. Does
impaired cerebrovascular reactivity predict stroke risk in asymptomatic
carotid stenosis? a prospective substudy of the asymptomatic carotid
emboli study Stroke. 2011;42:1550–5

つまり,King A, Serena J が KingA, SerenaJ と言う風にfamily nameとfirst nameの間のスペースが消えてしますのです.

全部articleでやれば良いのでしょうが,そうすると肝心の日本語が全て消えてしまいます...(^^;;;
何かうまい回避法はありませんでしょうか?アドバイスいただければ幸いです.