質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。

listings環境下におけるインデント幅の変更について

- 内田 奏 の投稿
¥lstinputlistingを用いてソースコードを貼り付ける際,インデントの幅を小さくしたいのですがどのパラメータをすれば良いでしょうか.
それっぽいパラメータだと思ったbreakindentを指定しても変化がありません...

(e-pTeX) \pdfsaveposの有無で出力が変わる

- 阿部 紀行 の投稿
タイトル通りですが,\pdfsaveposの有無で出力が変わることがあるようですが,それってそういうもんなんでしょうか?

以下再現ソースです.
\documentclass{jsarticle}
\textwidth=5zw
\parindent=0pt
\begin{document}
あいうえ
\pdfsavepos
\hbox{\vbox{さしすせ}}かき
\newpage
あいうえ
\hbox{\vbox{さしすせ}}かき
\end{document}

結果は添付の通りです.一ページ目と二ページ目は\pdfsaveposの有無しか違わないので,結果は同じだろうと思ったのですが,一ページ目では二行目にある「え」が二ページ目では一行目に移りました.

ちなみにLuaTeX-jaでの対応するソース

\documentclass{ltjsarticle}
\textwidth=5\zw
\parindent=0pt
\begin{document}
あいうえ
\savepos
\hbox{\vbox{さしすせ}}かき
\newpage
あいうえ
\hbox{\vbox{さしすせ}}かき
\end{document}

だと同じ出力を得ることができています.

メールを受け取らない設定

- 宮沢 弘 の投稿
お世話になります。

現在TeXフォーラムのメールを受信していますが、受信設定を解除するにはどうしたらよいでしょうか?

jsarticle下でのslide形式における\subsubsection命令について

- Cmplstof B の投稿
もし既に報告されている事象でしたら申し訳ありません
普段pLaTeXを用いてスライドを始めとした文書作成をしています.
題名の如く,jsarticle下で,slide形式を指定し,その上で\subsubsection命令を行うと,勿論出力はされるし,連番や書体などは適切だとは思いますが,罫線が題に重なってしまい,全く使い物になりません.
slide形式の改変法など,どうかご教授お願いします.
使用しているのはVersion 3.14159265, TeX Live 2016/W32(更新を頻繁に行っているので恐らく最新)です.

platex error

- 松内 一雄 の投稿
角藤さんのw32texのインストールに関する質問です。

何度か過去に同じようにして(texinst*.exe)により違った環境(異なったOS、
異なったVersion)でインストールしていますが以下のようなメッセージが出たことは
ありません。

texinst2016.exeで w32tex を c:\w32tex にインストール後
test.texがあるディレクトリで
platex test
とすると
plates.exe エントリーポイントが見つかりません。
となり、
プロシージャエントリポイント is_cp932_system がダイナミックライブラリ
kpathsea622.dll から見つかりませんでした。

と表示されます。なお、c:\w32tex\bin にインストールされている kpathsea622.dll
のタイムスタンプは 2016/07/01 です。また、パスはc:\w32tex\bin に
通っています。
OSは Windows 7 です。

同じようなことを経験された人は居られませんでしょうか。

MacTeX 2015上で日本語の太字がヒラギノにならない

- Komiya の投稿
お世話になっております。
添付ファイルのように,MacTeX 2015をインストールしたiMac Late 2013上で
日本語の太字がヒラギノになりません。同じようにMacTeX 2015を
インストールしたつもりのMacBook Airでは太字もヒラギノになるのですが。

環境は
  • OS X El Capitan 10.11.4
  • TeXShop 3.65
です。よろしくお願いします。

改ページしたくないところで改ページしてしまいます。

- 宮沢 弘 の投稿
次のようなTeXのファイルを作ったのですが、1ページ目の余白が不自然に多くなってしまうので、1ページ目の終わりで改ページしたくありません。
\\*や\samepageを使ってみたのですが症状は治りません。どうしたらここで改ページしないようにできるでしょうか?

\documentclass[a4]{article}
\usepackage{amsmath, amssymb}
\usepackage{latexsym}
\usepackage{overcite}
\usepackage{amsthm}

\begin{document}
\begin{align}
c_2(\Lambda)&=-\frac{2}{3}\{\frac{1}{0!4!}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}\varphi_0, \Phi_4^{\mu})+\frac{1}{1!3!}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}\varphi_1, \Phi_3^{\mu}) \notag \\
&+\frac{1}{2!2!}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}\varphi_2, \Phi_2^{\mu})+\frac{1}{3!1!}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}\varphi_3, \Phi_1^{\mu})+\frac{1}{4!0!}\sum_{\mu=1}^3(P_{ f_{\mu}}\varphi_4, \Phi_0^{\mu})\} \notag \\
&=-\frac{1}{36}\sum_{\mu=1}^3(d\Gamma(k_{\mu})\Omega, \Phi_4^{\mu})-\frac{1}{9}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}\varphi_1, \Phi_3^{\mu}) \notag \\
&-\frac{1}{6}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}\varphi_2, \Phi_2^{\mu})-\frac{1}{9}\sum_{\mu=1}^3(P_{ f_{\mu}}\varphi_3, \Phi_1^{\mu})-\frac{c_0}{36}\sum_{\mu=1}^3(\varphi_4, d\Gamma(k_{\mu})\Omega) \notag \\
&=-\frac{1}{9}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}\varphi_1, \Phi_3^{\mu})-\frac{1}{6}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}\varphi_2, \Phi_2^{\mu})-\frac{1}{9}\sum_{\mu=1}^3(P_{ f_{\mu}}\varphi_3, \Phi_1^{\mu}). \label{eq:c2}
\end{align}
We have
\begin{align*}
\varphi_2&=2(H_0^{-1}H_1)^2\Omega, \\
\varphi_3&=-6(H_0^{-1}H_1)^3\Omega-3E_2(H_0^{-1})^2H_1\Omega, \\
\Phi_{2}^{\mu}&=\frac{2}{m}H_0^{-1}P_{f_{\mu}}(H_0^{-1}H_1)^2\Omega+\frac{2}{m}H_0^{-1}H_1H_0^{-1}P_{f_{\mu}}H_0^{-1}H_1\Omega \\
&-2c_0(H_0^{-1}H_1)^2\Omega-2c_1H_0^{-1}H_1\Omega+c_2\Omega, \\
\Phi_3^{\mu}&=-\frac{6}{m}H_0^{-1}P_{f_{\mu}}(H_0^{-1}H_1)^3\Omega-\frac{6}{m}H_0^{-1}H_1H_0^{-1}P_{f_{\mu}}(H_0^{-1}H_1)^2\Omega-\frac{6}{m}(H_0^{-1}H_1)^2H_0^{-1}P_{f_{\mu}}H_0^{-1}H_1\Omega \\
&-\frac{3}{m}E_2H_0^{-1}P_{f_{\mu}}(H_0^{-1})^2H_1\Omega-\frac{3}{m}E_2(H_0^{-1})^2P_{ f_{\mu}}H_0^{-1}H_1\Omega \\
&+6c_0(H_0^{-1}H_1)^3\Omega+6c_1(H_0^{-1}H_1)^2\Omega-3c_2H_0^{-1}H_1\Omega+3c_0E_2(H_0^{-1})^2H_1\Omega+c_3\Omega.\end{align*}
%\\*
%\samepage
Substituting them into (\ref{eq:c2}), we have
\begin{align*}
&c_2(\Lambda)=-\frac{2}{3m}\{\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}H_0^{-1}H_1\Omega, H_0^{-1}P_{ f_{\mu}}(H_0^{-1}H_1)^3\Omega)+\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}H_0^{-1}H_1\Omega, H_0^{-1}H_1H_0^{-1}P_{f_{\mu}}(H_0^{-1}H_1)^2\Omega) \\
&+\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}H_0^{-1}H_1\Omega, (H_0^{-1}H_1)^2H_0^{-1}P_{ f_{\mu}}H_0^{-1}H_1\Omega)+\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}(H_0^{-1}H_1)^2\Omega, H_0^{-1}P_{ f_{\mu}}(H_0^{-1}H_1)^2\Omega) \\
& +\sum_{\mu=1}^3(P_{ f_{\mu}}(H_0^{-1}H_1)^2\Omega, H_0^{-1}H_1H_0^{-1}P_{ f_{\mu}}H_0^{-1}H_1\Omega)+\sum_{\mu=1}^3(P_{ f_{\mu}}(H_0^{-1}H_1)^3\Omega, H_0^{-1}P_{f_{\mu}}H_0^{-1}H_1\Omega) \} \\
& -\frac{E_2}{3m}\{ \sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}H_0^{-1}H_1\Omega, H_0^{-1}P_{f_{\mu}}(H_0^{-1})^2H_1\Omega)+\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}H_0^{-1}H_1\Omega, (H_0^{-1})^2P_{f_{\mu}}H_0^{-1}H_1\Omega) \\
&+\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}(H_0^{-1})^2H_1\Omega, H_0^{-1}P_{f_{\mu}}H_0^{-1}H_1\Omega) \}
+\frac{2c_0}{3}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}H_0^{-1}H_1\Omega, (H_0^{-1}H_1)^3\Omega) \\
& +\frac{2c_1}{3}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}H_0^{-1}H_1\Omega, (H_0^{-1}H_1)^2\Omega)-\frac{c_2}{3}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}H_0^{-1}H_1\Omega, H_0^{-1}H_1\Omega) \\
&+\frac{c_0E_2}{3}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}H_0^{-1}H_1\Omega, (H_0^{-1})^2H_1\Omega)+\frac{c_3}{9}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}H_0^{-1}H_1\Omega, \Omega) \\
&+\frac{2c_0}{3}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}(H_0^{-1}H_1)^2\Omega, (H_0^{-1}H_1)^2\Omega)+\frac{2c_1}{3}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}(H_0^{-1}H_1)^2\Omega, H_0^{-1}H_1\Omega) \\
&-\frac{c_2}{3}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}(H_0^{-1}H_1)^2\Omega, \Omega) +\frac{2c_0}{3}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}(H_0^{-1}H_1)^3\Omega, H_0^{-1}H_1\Omega) \\
&+\frac{2c_1}{3}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}(H_0^{-1}H_1)^3\Omega, \Omega)+\frac{c_0E_2}{3}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}(H_0^{-1})^2H_1\Omega, H_0^{-1}H_1\Omega) \\
&+\frac{c_1E_2}{3}\sum_{\mu=1}^3(P_{f_{\mu}}(H_0^{-1})^2H_1\Omega, \Omega).
\end{align*}

\end{document}

MusixTeXでmtxファイルからdviファイルを作れない

- 栃折 成紀 の投稿

最新のW32TeX(m-tx.tar.xz, pmx.tar.xz を含む)をインストールしています。

https://texwiki.texjp.org/?%E6%A5%BD%E8%AD%9C#be2b0a4c

にしたがって mozart.mtx から mozart.dvi を作成しようとすると、

eptex mozart
の折に

! Font \eightrm=pplr at 8.0pt not loadable: Metric (TFM) file not found.
\mtxPalatino -> \font \eightrm =pplr at 8truept
                                                \font \eightbf =pplb at 8tru...
l.202 \mtxPalatino
                 
?

というエラーが生じます。

何が足りないか教えてください。

MacTeX 2015上のBeamerについて

- Komiya の投稿
お世話になります。
OS X Yosemite上で,美文書第6版のオンラインの付録プログラムを用いて
インストールしたTeX上で,Beamerで正常にスライドを作っていました。
OS X El Capitanが出て,時間が空いたので,OS Xをアップデートして,
MacTeX 2015を導入しました。すると,正常にタイプセットでき,
ヒラギノも使えるようになりました。しかし,Yosemite上で
作成したBeamerのTeXファイルをタイプセットし直すと,
`l.55 \end{frame}'などとエラーが出て,修正の仕方も分かりません。
MacTeX 2015の導入に伴い,Beamerが使えなくなったのかと考え,
美文書第6版に載っているBeamerのサンプルコードをタイプセットすると,
正常にPDFが生成されます。ならばと,そのソースファイルに加筆して
自分のスライドを作ろうと,\begin{frame} hoge \end{frame}
を追加すると,`\begin{document}'や`l.32 e s {3}{2}'
という謎のエラーが出ることがあり(必ず出るというわけではない),
解決できません。また,加筆の過程で必要なパッケージも導入していますが,
パッケージを入れると必ずエラーが出るというわけでもありません。
どうすればよいでしょうか。環境は,
・OS X El Capitan 10.11.4
・MacBook Air Mid 2011
・MacTeX 2015
・TeXShop 3.62
です。よろしくお願いします。

pLaTeX / upLaTeX最新版(2016/07/01)+ jsclasses + 特定のパッケージでのページサイズ設定の不具合

- 松浦 高志 の投稿
次の条件でdvipdfmxを用いてPDFに変換したとき,ページサイズが正しく設定されません.

1, TeX Live 2016の最新版のpLaTeX / upLaTeX(2016/07/01版)を用いる.
2, jsarticle.clsを用い,文字サイズを10pt以外に設定する.
3, 特定のパッケージ(graphicxパッケージやteubnerパッケージなど)を用いる.

たとえば

\documentclass[12pt]{jsarticle}
\usepackage{graphicx}

\title{dvipdfmxのテスト}
\author{テスト}

\begin{document}
\maketitle

テスト.

\end{document}

ではページサイズが17.5 x 24.75cmに設定されてしまいます.jsarticle.clsのオプションにa4paper,papersizeを加えても同じですし,さらにdvipdfmxオプションを加えても同じです.dvipdfmxの引数に -p a4 を加えても同じです.

teubnerパッケージの例は以下の通りです.

\documentclass[12pt,uplatex]{jsarticle}
\kcatcode`α=15
\kcatcode`ἀ=15
\usepackage{ucs}
\usepackage[utf8x]{inputenc}
\usepackage[greek,english]{babel}
\languageattribute{greek}{polutoniko}
\usepackage{teubner}

\title{古典ギリシア語}
\author{テスト}

\begin{document}

\maketitle

テスト.\selectlanguage{greek}ἀγαθός

\end{document}

2016年6月中旬頃のpLaTeX / upLaTeXの更新でも同様の現象が出ていたのですが,jsarticleのオプションにdvipdfmxを加えることで正しくページが設定されていました.