pTeX と pLaTeX の禁則ペナルティに以下の設定があります。
(これはそのまま upTeX / upLaTeX や LuaTeX-ja にも引き継がれている。)
\postbreakpenalty`\%=500
\postbreakpenalty`\&=500
\postbreakpenalty`%=200
\postbreakpenalty`&=200
これに関して中国のユーザの方から,これらは \prebreakpenalty の間違い
ではないかという指摘が来ました。私の勘違いでなければ,この指摘は妥当に思います。
https://github.com/CTeX-org/ctex-kit/issues/292#issuecomment-319646125
このコードはアスキー pTeX の最初から変わっていないはずなので,四半世紀にわたり
そのままだったのだと思います。何だか不思議な気分ですが,次のリリースでは
\prebreakpenalty に直そうと考えています。
https://github.com/texjporg/ptex-base/issues/5
もし何か意図があったとか,事情をご存知の方がいらっしゃいましたら知らせてください。
ご質問はこちらへ
質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。
質問: XeTeX での縦書き
- Akira Kakuto の投稿
以前は,例えば
% UTF-8 encoding
\documentclass[a5paper]{article}
\usepackage{fontspec}
\setmainfont[Script=CJK,Vertical=RotatedGlyphs]%
{KozMinPr6N-Regular}
\begin{document}
漢字のテスト。
\end{document}
で,縦書きのグリフが表示できていたと思いますが,最新のパッケージ
環境では表示できないので,試行錯誤で
\setmainfont[RawFeature={vertical},Script=CJK,Vertical=RotatedGlyphs]%
{KozMinPr6N-Regular}
とすると表示できました。
fontspec か,l3 の変更による影響でしょうか?
% UTF-8 encoding
\documentclass[a5paper]{article}
\usepackage{fontspec}
\setmainfont[Script=CJK,Vertical=RotatedGlyphs]%
{KozMinPr6N-Regular}
\begin{document}
漢字のテスト。
\end{document}
で,縦書きのグリフが表示できていたと思いますが,最新のパッケージ
環境では表示できないので,試行錯誤で
\setmainfont[RawFeature={vertical},Script=CJK,Vertical=RotatedGlyphs]%
{KozMinPr6N-Regular}
とすると表示できました。
fontspec か,l3 の変更による影響でしょうか?
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(現在の返信数: 1)
変更箇所に印を付けたい
- nori mori の投稿
お世話になります。
文書Aを作り、会議の後文書Aの一部を変更し文書Bを作るとします。会議の
参加者全員に文書Bを配布する場合、変更箇所を明示するために、右端に■など
の印を付けたいのですが、何かスタイルファイルなどございますでしょうか。
文書A
--------------
あいうえお
かきくけこ
さしすせそ
たちつてと
なにぬねの
---------------
文書B
--------------
あいうえお
かきくけけ■
さしすせせ■
たちつてと
なにぬねの
---------------
印は上記のように別れていてもいいですし、あるいは、縦にくっついて長く
なっていても構いません。(どちらかと言えば後者の方が望みです。)
印を付ける場所は、ふたつのファイルを比較して自動的に付けてくれれば
一番ですが、文書Bの作成者が自力で付ける方法でもあれば助かります。
よろしくお願い致します。
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(現在の返信数: 2)
現在のADVI
- I_like_Japanese_ADVI の投稿
初投稿になります。
現在ではタブー視されているようですが
Active DVI (Inria)について質問を投稿させていただきます。
私のPCでは32bit Debian9.0ベースのKonalinux4.0blackという名前の
Linuxディストリビューションを入れています。
この環境でWhizzytexを使いたいと考えているのですが、
ADVIビューアの日本語表示が上手く行かずに困っています。
具体的にはtexlive2017をインストールした上で
https://www.netfort.gr.jp/~dancer/column/whizzytex.html.ja
このサイトを参考にjpfonts.confを設定してテキストファイル test.tex
\documentclass{jarticle}
\begin{document}
日本語テスト
\end{document}
をターミナルでplatexコンパイルして advi test.dvi と入力すると
# kpathsea: Running mktexpk --mfmode / --bdpi 600 --mag 1+0/600 --dpi 600 min10
mktexpk: don't know how to create bitmap font for min10.
mktexpk: perhaps min10 is missing from the map file.
kpathsea: Appending font creation commands to missfont.log.
Warning: file min10.600pk is not found
というエラー表示が出ます。
現在のLinuxではADVIビューアは日本語で使えないのでしょうか?
数年前までjarticleが使用可能であったことは確認できたのですが、
もし現在のLinuxでも可能な設定をご存知の方いらっしゃいましたら
方法を教えていただけると幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
現在ではタブー視されているようですが
Active DVI (Inria)について質問を投稿させていただきます。
私のPCでは32bit Debian9.0ベースのKonalinux4.0blackという名前の
Linuxディストリビューションを入れています。
この環境でWhizzytexを使いたいと考えているのですが、
ADVIビューアの日本語表示が上手く行かずに困っています。
具体的にはtexlive2017をインストールした上で
https://www.netfort.gr.jp/~dancer/column/whizzytex.html.ja
このサイトを参考にjpfonts.confを設定してテキストファイル test.tex
\documentclass{jarticle}
\begin{document}
日本語テスト
\end{document}
をターミナルでplatexコンパイルして advi test.dvi と入力すると
# kpathsea: Running mktexpk --mfmode / --bdpi 600 --mag 1+0/600 --dpi 600 min10
mktexpk: don't know how to create bitmap font for min10.
mktexpk: perhaps min10 is missing from the map file.
kpathsea: Appending font creation commands to missfont.log.
Warning: file min10.600pk is not found
というエラー表示が出ます。
現在のLinuxではADVIビューアは日本語で使えないのでしょうか?
数年前までjarticleが使用可能であったことは確認できたのですが、
もし現在のLinuxでも可能な設定をご存知の方いらっしゃいましたら
方法を教えていただけると幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
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(現在の返信数: 1)
TeXLive 2017 (Windows) の Ghostscript のエラーについて
- what_alnk の投稿
Imagemagick でPDFをPNGに変換しようとしたのですが,
magick: PDFDelegateFailed `GPL Ghostscript 9.21: Can't find initialization file gs_init.ps
というエラーが出て変換できませんでした.TeXLive 2016 のときはエラーはなく,普通に変換できていました.
Ghostscript は TeXLive 2017 に同梱されているものです.
Imagemagick のバージョンは ImageMagick 7.0.3-2 Q16 x64 2016-10-02,Ghostscript のバージョンは GPL Ghostscript 9.21 (2017-03-16) です.
gswin32c -h としてみると,
Search path: c:/gs/gs9.21/Resource/Init ; c:/gs/gs9.21/Resource ; c:/gs/gs9.21/lib ; c:/gs/gs9.21/kanji ; c:/gs/gs9.21/Resource/Font ; c:/gs/fonts ; c:/windows/fonts
となっており,C:\texllive\2017\tlpkg\tlgs から該当のディレクトリにシンボリックリンクを貼ってとりあえず動かしているのですが,この Search path は環境変数とかで設定するものなのでしょうか?
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(現在の返信数: 4)
MacのTexliveインストールの際のシンボリックリンクの貼り直しがうまくいかない
- 佐藤 太一 の投稿
こんにちは。
どなたかどうかよろしくお願いいたします><
Texwiki(https://texwiki.texjp.org/?TeX%20Live%2FMac#notefoot_2)に従って
ヒラギノフォントのシンボリックリンクの貼り直しまで来たのですが
$ sudo perl cjk-gs-integrate.pl --link-texmf --force
を実行した後に以下のようなエラーがでます。
cjk-gs-integrate: reading font database ...
cjk-gs-integrate: checking for files ...
cjk-gs-integrate: searching for Ghostscript resource
cjk-gs-integrate [ERROR]: Cannot get gs version ...
cjk-gs-integrate [ERROR]: Cannot run gs --help ...
cjk-gs-integrate [ERROR]: Cannot find Ghostscript, terminating!
どうすればいいのか皆目見当つきません。
どうかよろしくお願いいたします><
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(現在の返信数: 4)
自分で追加したパッケージが読み込めない
- 天羽 優子 の投稿
パソコン Mac OS 10.12.5
TeX 美文書第7版よりインストール
1)ダウンロードしたパッケージファイルを,/Users/apj/extended-utf8というフォルダの中に入れて,TeXとは別に管理している。
2)/Users/apj/extended-utf8
を
/Applications/TeXLive/Library/texlive/2016/texmf-dist/extended-utf8
にシンボリックリンクする。……/texmf-dist でls -lを実行すると,
lrwxr-xr-x 1 root admin 24 5 16 02:04 extended-utf8 -> /Users/apj/extended-utf8
のように,確かにリンクが張られている。
3)対応するbinディレクトリに行って,./mktxlsrする
4)/Applications/TeXLive/Library/texlive/2016/texmf-dist/ls-Rファイルを確認。このファイルには,例えば次のような項目がある
./extended-utf8:
(中略)
eclbkbox.sty
(略)
つまり,シンボリックリンク先がちゃんと登録されている。
5)この状態で,
¥usepackage{eclbkbox}
を含んだソースファイルをコンパイルすると,
! LaTeX Error: File `eclbkbox.sty' not found.
というエラーが出て止まってしまう。
つまり,パッケージ本体は別の場所にあって,ディレクトリごと,mktexlsrが見てくれる場所にシンボリックリンクして,mltexlsrを実行してシンボリックリンク先をls-Rファイルに登録したものが,うまく読み込まれないということです。美文書第6版からのインストール&Mac OS 10.10ではこの方法で問題なく動いていたので,何がいけないのかよく分かりません。集めたパッケージセット本体は別の場所に置いておかなかった場合,TeXの再インストールで退避するのを忘れてインストールディレクトリごと削除するとせっかくのコレクションも消えてしまうので,うっかりやらかすと面倒なことになります。UNIXってシンボリックリンク先だろうがファイルの実体のある場所だろうが区別せずにアクセスしてくれるものだと思っていたし,これまでそのように動いていたのですが……こんな止まり方は初めてなので困惑しています。どうしたらいいのでしょうか。TeXの問題なのかMac OSの問題なのか切り分けできずにおります。どなたか解決のヒントを御存知ないでしょうか。
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(現在の返信数: 3)
LuaLaTeX-ja での全角疑問符
- でび まる の投稿
でびまると申します。下記の内容のファイルを
lualatex でコンパイルすると疑問符の後ろに
不自然な空白が挿入されるように見えます。
全角の感嘆符でも同様なようです。
試しに少し変更して platex/uplatex + dvipdfmx だと自然に見えます。
\documentclass[12pt]{ltjarticle}
\usepackage{luatexja-fontspec}
\setmainjfont[BoldFont=IPAexGothic]{IPAexMincho}
\setsansjfont{IPAexGothic}
\begin{document}
(?)
\end{document}
環境は Debian/stretch で
This is LuaTeX, Version 0.95.0 (TeX Live 2016/Debian)
なバージョンですが TeXLive2017
This is LuaTeX, Version 1.0.4 (TeX Live 2017)
でも同じようです。よろしくお願いします。
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(現在の返信数: 5)
箇条書きの項目の中で表をページの中央に設置する方法
- sk attack の投稿
箇条書きの項目の文(あいうえお)の途中に表を挿入し,そのあとに
文(かきくけこ)を続けたいです.例えば次のようにしました:
¥begin{enumerate}
¥item あいうえお
%ここから表
¥begin{table}[h]
¥begin{tabular}{|c|c|c|c|} ¥hline
す& き & だ & よ ¥¥ ¥hline
ば & か& や & ろ ¥¥
¥hline
¥end{tabular}
¥end{table}
%表おわり
かきくけこ
¥end{enumerate}
このままだと表がページの左に寄ってしまいます.これを
ページの中央に設置したいのですがうまくできません.ちなみに
\begin{center}
表
\end{center}
としても事態は解決できませんでした.
どうソースを書けばいいのか教えてください.
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(現在の返信数: 3)