北川です.
そろそろ TeX Live 2011 が出そうですが,不足してそうな日本語関連のパッチを補ってみました:
(e-pTeX 関連ではないので,ここに投稿しています)
・xdvi の日本語化:ptexlive のものからほとんど変更なし
・updmap の「日本語対応」:updmap が shell script から perl へと書き直されたため.
・pMetaPost, SyncTeX for e-pTeX:W32TeX でのみ実装されていたので,W32TeX のソースから移植.
・pxdvi, dvipdfmx の \dtou プリミティブのサポート
# 適当に e-pTeX インストールスクリプトを流用して,コンパイルスクリプトを書きましたが,ひどい出来です^^;
報告ありがとうございます.
> updmap-sys --setoption kanjiEmbed hiragino
> ではフォントが埋め込まれない.
使っているスクリプト (all.sh) では,フォントを埋め込まない
設定にしていますが,これには kanjiEmbed の機能は使わず,直接
updmap.cfg に
> KanjiMap otf-noEmbed.map
> KanjiMap utf-noEmbed.map
> KanjiMap ptex-noEmbed.map
を追加しているためです.
e-pTeX や pmpost への修正もあるので,今日か明日にでも
e-pTeX のページ内に,新しいものを up します.
> updmap-sys --setoption kanjiEmbed hiragino
> ではフォントが埋め込まれない.
使っているスクリプト (all.sh) では,フォントを埋め込まない
設定にしていますが,これには kanjiEmbed の機能は使わず,直接
updmap.cfg に
> KanjiMap otf-noEmbed.map
> KanjiMap utf-noEmbed.map
> KanjiMap ptex-noEmbed.map
を追加しているためです.
e-pTeX や pmpost への修正もあるので,今日か明日にでも
e-pTeX のページ内に,新しいものを up します.
Mac OS X 10.6.8/Xcode 4.1の環境です。
autoconfは最新のXcodeでもSnow/Lionともに2.61とやや古く、エラーを吐くので、最新版をソースからmake、/usr/localに入れてこちらを先に探してくれるようにしました。
が、
Making check in pxdvik
Making check in squeeze
make[4]: Nothing to be done for `check'.
Making check in .
make[4]: Nothing to be done for `check-am'.
Making check in tests
make run_tests
のところで
libtool: link: gcc -Wimplicit -Wreturn-type -Wdeclaration-after-statement -Wno-unknown-pragmas -g -O2 -o run_tests run_tests.o test_dl_list.o test_string_list.o test_string_utils.o test_util.o ../libxdvi.a /tmp/texlive-20110628-source/Work/texk/kpathsea/.libs/libkpathsea.a /tmp/texlive-20110628-source/Work/libs/t1lib/libt1.a -L/usr/X11/lib -lXaw -lXmu -lXt -lSM -lICE -lXext -lXpm -lX11 -liconv
Undefined symbols for architecture x86_64:
"_FT_Set_Pixel_Sizes", referenced from:
_ft2_get_bitmap in libxdvi.a(ft2.o)
というエラーを吐いて止まります。freetype2をリンクさせるフラグが、ちゃんと渡らないようです。真面目に追究する程スクリプト類を読めないので、makefileが生成されたところで、freetype2を読むように手修正したmakefileに差し替えるというパッとしない方法で凌ぎました。が、ほぼ同じ環境でhtfsさんはうまくいっているようですから、私の環境固有の問題かもしれません。
ところで、そろそろteTeX/ptetex3というわけにもいかないかと思い、はじめてTeXLiveに手を出してみましたが、いやはや巨大ですね。
autoconfは最新のXcodeでもSnow/Lionともに2.61とやや古く、エラーを吐くので、最新版をソースからmake、/usr/localに入れてこちらを先に探してくれるようにしました。
が、
Making check in pxdvik
Making check in squeeze
make[4]: Nothing to be done for `check'.
Making check in .
make[4]: Nothing to be done for `check-am'.
Making check in tests
make run_tests
のところで
libtool: link: gcc -Wimplicit -Wreturn-type -Wdeclaration-after-statement -Wno-unknown-pragmas -g -O2 -o run_tests run_tests.o test_dl_list.o test_string_list.o test_string_utils.o test_util.o ../libxdvi.a /tmp/texlive-20110628-source/Work/texk/kpathsea/.libs/libkpathsea.a /tmp/texlive-20110628-source/Work/libs/t1lib/libt1.a -L/usr/X11/lib -lXaw -lXmu -lXt -lSM -lICE -lXext -lXpm -lX11 -liconv
Undefined symbols for architecture x86_64:
"_FT_Set_Pixel_Sizes", referenced from:
_ft2_get_bitmap in libxdvi.a(ft2.o)
というエラーを吐いて止まります。freetype2をリンクさせるフラグが、ちゃんと渡らないようです。真面目に追究する程スクリプト類を読めないので、makefileが生成されたところで、freetype2を読むように手修正したmakefileに差し替えるというパッとしない方法で凌ぎました。が、ほぼ同じ環境でhtfsさんはうまくいっているようですから、私の環境固有の問題かもしれません。
ところで、そろそろteTeX/ptetex3というわけにもいかないかと思い、はじめてTeXLiveに手を出してみましたが、いやはや巨大ですね。
ちゃんと tarball にするのは後にしますが,とりあえず添付した
xdvik-20110726-texlive2011.diff に差し替えてみたらどうなるでしょうか?
(古い xdvik-20100725-... は別の場所に退避させておいて下さい.
あと,scripts/unpack.sh の 13行目を
> zpatch 1 $TLSRCDIR/xdvik-????????-texlive????.diff
に書き換える作業が要ります.なお,scripts/scripts/ は手違いで
入ってしまったディレクトリなので,あったら消してもいいです)
xdvik-20110726-texlive2011.diff に差し替えてみたらどうなるでしょうか?
(古い xdvik-20100725-... は別の場所に退避させておいて下さい.
あと,scripts/unpack.sh の 13行目を
> zpatch 1 $TLSRCDIR/xdvik-????????-texlive????.diff
に書き換える作業が要ります.なお,scripts/scripts/ は手違いで
入ってしまったディレクトリなので,あったら消してもいいです)