数年前に上田敏の「海潮音」をビルドしました。
最近、角川書店の「明治大正譯詩集」を入手しまして、詳細な『頭注』が付されているのをみてから、制作した「海潮音」にもこれを採り入れたいと思いましたが具体的な方法がよくわかりません。藤田眞作さんの「続LaTeX2e階梯・縦組編」を見ますと詳細な記述がありますが、jlreq.sty対応ではないので、そのままではうまく応用が(非力ゆえに)できません。jlreqのマニュアルをよんでも硬直した我が頭脳の理解範囲をこえています。
頭注、脚注いずれでも結構ですので、どなたか教えていただけませんか。
海潮音の冒頭部分のcodeと、例題として付したい注の内容textを添付します。
ページレイアウトですが、原稿では特に指定していません。高さは33zwとなっていますが、これは14ptという大きめの
文字を使った結果が1行33ptとなったわけで、希望としては、1行38から40ptぐらいで、そのおよそ三分の一が注にあてられたらと思います。本文と注の境のスペースは1.5ptぐらいが希望です。
よろしくお願いいたします。
「[本文と注の境のスペースは1.5zwぐらい]」については未見当ですが。
How to setup tochu (頭注) by jlreq.cls in the environment of vertical layout (縱書) ? #48 にある abenori on Jan 12, 2019 を参考に、ある程度ご意向に合いそうなように調整してみました。
今回の検証で加筆修正部分がわかる差分や、検証に用いたソース、 精製物の .pdf を参考にしていただくため添付します。
なお、いくつかある「Warning」については今回は検証していません。
なお、追証していただくためには、bxglyphwiki の設定などが必要です。 詳しくはソースを参考にしてください。
早速の回答をいただき、感謝します。
縦書きですので \sidenote を使うのですね。\footnoteが縦書きだと傍注になるように。
お陰様で、思い描いていたイメージどおりの結果が得られました。
毎度のことですが誠に有り難うございました。
それにしても、思い通りに組版することは、むずかしいものですね。
和田さんの環境ですと、proらしくCLIなのですね。
私はGUI派で、texworks愛用者ですので、ご教示いただいた内容を再現するのに、ちょっとばかり暇がかかり、その分返事するのに時間がかかりました。
GUIに拘る理由は、tex fies の収納directory の階層が深いため、current directory に到達するのに面倒な為です。home directory直下に置けばどうということもないのでしょうね。
それはさておき、ちょっと困った現象に遭遇しました。教えていただいた方法で『頭注』を試していましたところ、長い頭注があり、枠からはみだしてしまいました
『序』のページです。長い頭注の適当な箇所で次ページへつなぎたいのです。対処方法をお尋ねします。
縦書きですので \sidenote を使うのですね。\footnoteが縦書きだと傍注になるように。
お陰様で、思い描いていたイメージどおりの結果が得られました。
毎度のことですが誠に有り難うございました。
それにしても、思い通りに組版することは、むずかしいものですね。
和田さんの環境ですと、proらしくCLIなのですね。
私はGUI派で、texworks愛用者ですので、ご教示いただいた内容を再現するのに、ちょっとばかり暇がかかり、その分返事するのに時間がかかりました。
GUIに拘る理由は、tex fies の収納directory の階層が深いため、current directory に到達するのに面倒な為です。home directory直下に置けばどうということもないのでしょうね。
それはさておき、ちょっと困った現象に遭遇しました。教えていただいた方法で『頭注』を試していましたところ、長い頭注があり、枠からはみだしてしまいました
『序』のページです。長い頭注の適当な箇所で次ページへつなぎたいのです。対処方法をお尋ねします。
「 海潮音.tex」の冒頭にシェバング風の記述などを書き込んだ理由
- 私以外の人が検証する際に必要な情報だと思ったからです。
- シェバング風な記述は、「 ptex2pdf -l -u -ot '--shell-escape' 海潮音」だけでも良かったようですね。反省しています。
TeXLive 非標準のパッケージを使う際には、入手先 URL を記述しておいた方が良いと思います。
「 海潮音.tex」は lua を使って「フリーな「漢字字形共有サイト」である グリフウィキ を利用する」ための lua スクリプトの用意などが必要なので、そのような記述もしておいた方が良いと思います。
長い頭注があり、枠からはみだしてしまう
最初の頭注の案を反映させる時、最初は脚注部分おフォントサイズが大きかったり、 長さも10 文字分だったこともあり、 この現象が発生することは想像できていました。
これは、jlreq.cls を読んで解決策を考えてとのご要望だと思いますが、 今の所、私の力では妙案は思いつきません。
ですが再現これだけ長い注釈であれば、\sidenote \footnote \endnote などの活用するのは NG かな?
ご回答有り難うございます。tarticleでplatexを動作させた場合の頭注の事例と解しました。なかなか難しいcodeですね。ビルドし動作を確認いたしました。しかし私は八三歳の高齢者で、基礎知識が乏しく折角のご提案を応用することが難しいのです。
原稿tex fileは、およそ二〇〇ページの書籍原稿として、この『頭注」ないし『脚注」問題を別とすれば、すでに自家製本の書籍原稿として、私なりに一応完成したものなのです。縦書きuplatex、jlreq.sty(tate, bookオプションつき}で書いたものです。
頭注の枠からはみ出す問題は、解決は難問なのでしょうね。
原稿tex fileは、およそ二〇〇ページの書籍原稿として、この『頭注」ないし『脚注」問題を別とすれば、すでに自家製本の書籍原稿として、私なりに一応完成したものなのです。縦書きuplatex、jlreq.sty(tate, bookオプションつき}で書いたものです。
頭注の枠からはみ出す問題は、解決は難問なのでしょうね。