縦書きにおけるuline--の振る舞いについて

縦書きにおけるuline--の振る舞いについて

- 北川 直樹 の投稿
返信数: 1

お世話になります。

LuaLaTeX + jlreqで縦書きをしており、波線を引きたく、「uline--」パッケージが提供するowaveを用いたところ、添付したpdfのように、波線が2本出力されました。

私個人としては縦書き時のbaselineが横書き時のそれとは異なることが原因ではないかと考えています。事実、JFM=jlreqvのdepthとheightを横書きのJFM=jlreqと同じ値にしたところ、この問題は解決しました。

しかし、この方法では組版全体に影響を及ぼしてしまいます。

そこで、縦書き時に波線が2重に表記されないようにする別のアプローチがあればご教授頂きたく、質問させていただいた次第でございます。

よろしくお願いいたします。

北川直樹

P.S. uline--パッケージに拘る理由は、オプションでusetype1を指定したときの波線のデザインが最も理想的なものだからです。

北川 直樹 への返信

Re: 縦書きにおけるuline--の振る舞いについて

- 本田 知亮 の投稿

uline--.styのコードだけ読んで一切実験しないで書いています

\setulinestrut{高さ}{深さ}

で高さと深さを指定すると調整できませんか

ただ,これで高さと深さを絶対的な値で指定すると フォントの大きさを変えたときにうまくいかないはずので そこを気にする場合はちょっと工夫する必要がありそうです.

デフォルトでは

\setulinestrut{.85\ht\strutbox}{.85\dp\strutbox}

に相当する設定が下線系マクロの初期化時に実行されていますので これでフォントの大きさに追随してるようです.