Undefined control sequence のときの挙動

Undefined control sequence のときの挙動

- でび まる の投稿
返信数: 2

でびまる といいます。ひょっとすると既知かも分らないですが。

コマンドをミスタイプしてしまったファイルを LaTeX でコンパイルするとエラーで止まりますが、"I+正しいスペル" で復旧できます。ところが以下の様に AMS の gather (あるいは align でも)の中だと2回"I+正しいスペル"を入力しないと復旧できない様です。これは想定されてる挙動でしょうか。

例:

\documentclass[12pt]{article}
\usepackage{amsmath}

\begin{document}
\begin{gather}
  abc\qud d
\end{gather}

\end{document}

これに対するメッセージが

! Undefined control sequence.
<argument>  abc\qud 
                    d 
l.7 \end{gather}
                
? I\quad
! Undefined control sequence.
<argument>  abc\qud 
                    d 
l.7 \end{gather}
                
? I\quad
[1] 

の様になります。良く知られてたら申し訳ないのですがご教示いただければ幸いです。

でび まる への返信

Re: Undefined control sequence のときの挙動

- しっぽ 愛好家 の投稿
amsmath パッケージが提供するディスプレイ数式環境は,「数式番号が同じ行に収まるかどうか」の判定のために,
環境の中身を2回処理します.したがって,その手の環境の中の間違った箇所も2回処理されるので,
復旧も2回行うハメになります.
しっぽ 愛好家 への返信

Re: Undefined control sequence のときの挙動

- でび まる の投稿
でびまる です。

> 環境の中身を2回処理します.

あぁ、そういうことでしたか。ご教示ありがとうございました。